ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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特撮ものってこれでいい。
大満足。ストーリーは正直、残り半分くらいでハッピーエンドが見えた笑。伏線?も分かりやすく落としてたし笑。ただ平成ゴジラ世代に小学生だった自分からすると、昔わくわくして見てたゴジラってこれなんだな。って。最初の悪役の絶望的な強者感。でも最後は絶対倒すことが分かってる勧善懲悪、ハッピーエンドの予定調和。最近のアニメや映画のストーリーって凝ってるものが多くて、それはそれで面白いんだけど、なんか妙に大人びてる感があった。特にシン・シリーズは昔見た特撮ものってこれじゃない感があったのよね。いつからだろうストーリー考察とか流行りだしたの・・・技術がどんどん進んで映像がリアリティ化され、同時にストーリーにもリアリティを求め初めて・・・そもそもファンタジーだもの、矛盾があってもいいじゃない。終わったあとの爽快感。予想通りのハッピーエンドの幸福感。子供向けの純粋な説教感笑。特撮の根幹ってこれだよねって思える作品。
残念…(ネタバレあり)
絶賛する気満々で観たけど、残念ながら「細かいこたぁいいんだよ!」とはならなかった。
「人生最高の作品」「今年No.1」と言う方は普段何観てるのでしょう。
■ドラマパートが学芸会。せっかくVFXが良いのにぶち壊し。例えば市民有志の集会の場面でも演技がわざとらしくて盛り上がれない。勿論最後まで泣きようがない。54年版のが遥かにセンスがよい。
■反戦メッセージもそこだけセリフっぽい異物感。今の時代から役者に言わせてるような。なんでも言葉にすればいいってものじゃない。
■GHQが介入してこない理由が足りない。かといって稲川素子事務所の白人モデル達の安い演技を見ずに済んでホッとしたのも正直なところ。
■青木崇高が機内の座席を見る変な間(ま)で、特攻させないとわかる。
■浜辺美波のあっさりな退場で、逆に死んでないとわかる。
■浜辺美波の電車のデッドレコニング状態は失笑だし、後の流れに無理あり過ぎ。彼女の職場に神木が駆けつけるほうが自然。
■安藤サクラの無駄遣い。
■神木隆之介、こんなに演技下手だった?皆上手い役者のはずなのに下手に見えてしまう。
わかり易さはキッズも観るからしょうがないが、わかりにくい=面白くないと考える倍速で観るような今の若者対策もあるのかと考えてしまう位。鑑賞後に語れるのが首の黒い紋様位ってどうなの。
あ、でも「敷島」という名字は巧いなと思った。
監督やっぱ保守だよね。
嫁さん大絶賛!
夫婦で見に行きました。
USシネマのADMIXで見たので通常より音響精細さが高かったと思いますが、やっぱり大画面大音響は大迫力で見応えのある映画でした。
嫁さん大絶賛でした。とてと感動した様で、なんでも日本人全員が見た方が良いとかなんとか(笑)
総じて素晴らしかったですが2点ほど残念な点が、、、
①震電の自爆レバー説明の後の引き画でXX装置説明匂わすシーンは不要かと、、、自分の中でちょっと盛り上がりに欠けてしまいました。
②ラスト、アキコの母代わりの典子と再開でアキコの無関心表情はどういうこと?主人公以上に嬉し泣きして抱き付くだろ普通、、、って思いますが、典子のクビの痣や典子自身も大怪我のせい以上に再開の反応が薄くこれはゴジラ細胞に感染して粉々になって死んだ身体が復元されて生き返ったからアキコが典子を別人と感じた故の無関心無表情の演出だったのかな?今は分からないですね(^_^;
映画館で見た方が良い作品と思いました。
映画館で見て良かった!沢山感動しました!
戦後の意味
生きるのはしんどい、でも生きないといけない、未来のために。
このメッセージを伝えるために誰もがしんどく生きていた敗戦後の日本を舞台に選んだのだろう。
しんどさは視点や立場によって異なってたけど印象的だったのは3つ。
「自分だけが生き残っててしんどい」「いなくなってほしくない人がいなくなってしんどい」「国も世界も自分を守ってくれなくてしんどい」そうすると何のために生きればいいのかわからなくて、生きるのをやめたいが発生する。
そんな中でも劇中では明子のためにシキシマは生きて抗うことを選択。
まさにコピーの「生きて抗え」これそのものだった。
エンドロールの最後にゴジラの足音が近づいてきて観客に咆哮を放つ。自分に対して「生きて抗え」と叫びかけられたIMAXの音圧でそのメッセージから逃げ場なく包み込まれた。
(タイミング悪すぎて一部削除)
令和の現代に新宿で鑑賞した味わいは以上。
映像作品としては没入感を絶やさない役者の演技とVFX、エンタメに媚を売らないBGMとストーリー、大満足でした。
ただどうしても民間人の理科の実験的殲滅作戦はシン・ゴジラのオマージュ的で尚且つ身体の内側からの爆撃に弱いというのはベタだった。特攻隊としてのトドメが必須だったのはわかるが。
それを差し引いてもど傑作の★4。
見に行ってよかった!
今年一番の映画でした!
レイトショーで大人1500円かけて見に行きましたが、期待通りの内容で2時間あっという間に終わりました。
ゴジラと人間ドラマは半々くらいでした。ゴジラは原子力の破壊力、戦争や自然災害といった人間に対する脅威みたいなものなのかなと思いました。人間にはまだ理解できない、制御不能な存在なので恐ろしく感じました。最後のシーンではゴジラの肉片のようなものが再生していて、これは人間が一度理解できたことでもまた更に新たな謎が生まれたり、終戦してもまだ火種は残っている?ということなのかな。
ストーリー自体は分かりやすい構成でしたが、色々考察できる味のある作品でしたー。
ゴジラの破壊描写は最高
ゴジラ描写は一億点。これまでありそうで無かった絵が見られたことの満足感が高い。原爆雲背景のゴジラ、ゴジラに追われる船等。最初の島はなんか普通のモンスターみたいだったけどね。なんで噛むの? やっぱ日本が破壊されると、より身近な光景が破壊されるとアガリますね、Cgで迫力あるしね。欲を言えばもっと見たかったよ、予算の限界か…そう考えるとシンゴジのほぼ動かないのは1つの解なんだなぁ…
人物描写は悪くはないけどめっちゃ良いわけでもない…コンビを朝ドラに重ねて見てしまうのでは、という懸念は全く不要でしたね。神木さん演技めちゃうま。同一人物とは思えん。主人公をあの情けない、自分が何より大事で煮え切らん小心者にしたのは良かったと思う。浜辺さんも良かったよ!ただ、主人公はじめ皆の心情が全体的によくわからんかったかな…終盤まで覚悟ガンギマリな神木くんがああも簡単に生きる方へシフトするかな(青木さんに言わせるのは良かったけど)、とか最後の助っ人達もこんなん好きでしょ?てだけな感じ。佐々木さん、そこは喜んで良いのか?あとそんなチンタラ引き上げたら効果なくなるよね(よくわからん新化学兵器じゃなくて説明を持たせたのは良かった!作劇上の問題。)
政府(+米軍)が全く役に立たないのとか、ゴジラが熱戦で象徴的に破壊するのが国会とか、明らかに政府を当てにしすぎるな、俺たちで何とかしようぜ、というメッセージもありそう。良く言われる「ゴジラは皇居を破壊しない」ですけど、今回も描写は無かったね。でも浜辺さんがすくわれるのはあれお堀だよね?なんか意味あるんかな…
ゴジラさんまだ生きてますよ、は良いとして、浜辺さんの最後のうなじとか、神木くんも黒い雨にあたってるし、彼等の行く末は暗示されてる。頑張って生きても結局、でもだからこそ、最後まで醜くも生きる、というのが本作のテーマか。ただ、そうすると最初の神木くんのように、何かを捨てて生きるのを選ぶことが賞賛されて然るべきと思うんだけど、そんな描写はなかったなぁ
文句をタラタラ言いましたが、ゴジラ描写は5億点なので、見られて良かったです!令和でも、色んな監督さんに撮ってもらうと良いね、ゴジラ。
ミリタリーオタクで良かった(泣)
正直ゴジラシリーズはほぼ未修なので、オマージュ等に気付くことはできませんでした。日本映画特有のわざとらしい人間ドラマも正直見飽きた感じでした。
…が、ミリタリー描写がロマンに溢れていて、素晴らしすぎます!!これだけで他のモヤモヤ帳消しです!!
シンガポールから回航されてきた高雄をはじめ、大戦を生き残った雪風、響、欅、夕風等の艦艇がそれはもう動きまくる。雪風と響の作戦運動シーンは特に良かったです。堀田艦長もかっこいい。
そしてなんといっても今作の目玉は震電。予告でも出て来なかったので完全にサプライズでした。史実では革新的な設計ながら試作で終わり、実践配備されることはなかったというロマン機体。これを撮るためだけに撮った映画なのでは?と言いたくなります(笑)
1カットしかありませんでしたが国会議事堂をバックに射撃するチト車も良かったです!
神木隆之介君が女々しすぎた点など、脚本関係の不満は色々ありましたが、架空戦記映画として最高の出来でした。この時代にこのような映画が観れることにただただ感謝です。シンゴジラと並ぶ近年の日本映画の傑作です。
あー、ミリタリーオタクで良かった!
山﨑貴に作家性がある事を実感した
山﨑貴ってやっぱ作家性が強い監督だったんだな。
作家性があるってあんまり言いたくないしそれは好きなものではないんだけど、間違いなくある。
それは、YouTubeチャンネルの「blackhole」でちらっと「ゴジラ−1.0」の話題が出た時に、チャット欄などで「山﨑貴だから特攻兵が出てきそう」的な事をいって柳下さんも「ありそう〜」と言うような感じの事をお喋りしていたのだが、まさにそういう事だと思う。
しかしそれは、時にギャグやミームになってしまうものでもある。例えば最後の敬礼…などは完全にギャグに見えた。
CGは良いけど、子供のCGだけがすごい気になった…。顔が明らかに違和感…。
途中、ヒロインが死んだ時は「山﨑監督、成長したな…」と感心したが、電報の件でいろいろわかってしまい、しかも最後病室での姿があまりに綺麗すぎてガッカリした。ゴジラの熱線は明らかに原爆の描写だったのだから、それをくらったらもっともっとひどい事になっていないとおかしい。それを描写して初めて戦争を描けたと言えるはず。
この映画では確かに反戦を言葉では誦じているが、肝心の人の死が描けてない。
過去の作品からみてきて、やはり通底して山﨑貴は昭和や戦争を美化している。いくら口で言ってもファンタジーでしかない…という作家性になってしまうのだ。
あとは、瀬戸内に暮らす者としては、波の描写が気になった。波が少ない瀬戸内海でも、風の強い日やタンカーが通ったあとは、体が跳ねるくらい揺れる。あんな小舟でゴジラに遭遇したら、落っこちるくらい揺れる。
問うのはタブー?
ハリウッド版で観た数作のゴジラ作品では、「なぜ?(生まれた理由と目的)」の部分が強調され描かれていますが、日本版ではそこはすっぽり謎のままなんですね。
自然現象や自然災害は、確かに神々が起きた理由を教えてくれるわけではなく、人が自ら学んで得た知識による導きがあるから、ゴジラも『自然災害』と捉えるならそれが正解かもしれません…。
シン・ゴジラより良かったとはいえ、もう少し自然な動きが欲しかったので⭐️半個減点ですが、あのぎこちなさもゴジラ映画の醍醐味だったりするのでしょうか?
今時のCG慣れした若者層の目にはどう映るのか…ちょっと心配(笑)。
とはいえ、ゴジラ映画としても、ひとつの戦争映画としても面白く観られました。
個人的に山田裕貴、やっぱり良いですね〜
画面に出てくるとワクワクします。
もっと個人的には、海面からギリギリ顔だけ出すゴジラがお風呂に入ってぬくぬくしている姿に見えて可愛かったので(本人?本獣?は敷島たちの船を追尾中)、そんなソフビ人形が欲しいと思いました〜。
アヒルの代わりにお風呂に浮かべたい…いや、沈めたい(笑)
ゴジラ観賞で感動の涙が止まりません
ゴジラを映画館で初めて観ました。
ゴジラが主役だから他の出演者を気にせずいたので出てくる豪華役者たちにビックリしました。
皆んな好きな役者で嬉しかったです。
当然ゴジラがメインなはずなのに、大人の?男の?熱いドラマに涙が止まりませんでした。
神木くん演じる敷島浩一は特攻隊の生き残り。
生きることに対する苦悩からゴジラと対峙するまでの気持ちや表情の変化に感動して涙が出てしまい今まで以上に神木くんの演技がとても素晴らしかったです。
「死んでは駄目です」「誰かが貧乏くじを引かなきゃならない」「いやオレだって仲間でしょ!」
「生きて帰ってこい」等々の台詞や演技に一々感動してしまいました😢
映画館で観るゴジラは大きく…当たり前なんだけど街の建造物に対して怖しいほどデカい。
咆哮や地響きの足音、火炎放射シーンは迫力が凄かった。
特に銀座を破壊するシーンはかなりの恐怖です。この銀座の逃げ惑うシーンでは橋爪功さんもチョイ役で出るんだ…と思ったけどエンドロールには名前がなかったので見間違いだったのかしら?
それとも、そっくりさん?誰か教えて〜!
映画館ではゴジラ生誕70年ということで過去の作品のチラシが貼ってありました。
恐らくゴジラ史上一番面白く最高の作品になってるのではないかと思います。
この様な巨大生物の映画は映画館で見るべきだと思いますね。
ゴジラのテーマソングも有名で知っているのにオーケストラの演奏がかっこよかったです。
エンドロール後の足音には心臓バクバク感じて、また自作を期待してしまいました。
今年最高の傑作映画だと思うので、多くの方々にハンカチ持って観て頂きたいです。
DolbyやIMAXで観るのがお勧めですね。
あえて悪く言うならアニメみたいなゴジラ映画
まず、素晴らしいゴジラ映画でした。シンゴジラの後に作られた日本のゴジラとして間違いなく最高だと思います。
正直なところ、シンゴジラの後にゴジラ映画ちゃんと撮れる監督が日本にいるのかな?位に思っておりましたので、恵まれてると感じました。
神木さんの演技が凄い。覚悟決まってない時の顔と、覚悟決めた後の顔が全然違う。いつの間にこんな良い俳優さんになったのだろう?ラストの敷島が電報受け取った時の憑き物落ちたかのような変わり様も良かった。
浜辺さんも凄い。自分は妻ではないのだと口にした後の台所のシーン、メチャクチャ背中でノリコの立場と心を語ってましたね。その後が伴侶として最高過ぎた。あなたが背負ってるものを私にも分けて下さいとか言えるこんな良い伴侶いるかな?そのノリコが爆風に消える姿はとてつもない喪失感があった。そして遺影でトドメ刺された。
なので艇長と敷島が居酒屋で争うシーンとかも凄く良かったです。今さら何を、何でノリコを嫁にしなかったんだ!って怒鳴りたくなる気持ち強く分かりますし、敷島の心の地獄がそうさせているのも凄く伝わって来ました。
そしてラストハッピーエンドのようで、浮かれてたらノリコの首筋に被爆の跡?どす黒い痣の様なものがチラッと見えたので、あの家族にはこの後別の戦いがあるんだろうな…としんみりとして強い不安も感じました。それだけ登場人物に感情移入してたんでしょうね私。
が!この映画の良くない所の源でもあるんです。それがタイトルのアニメみたいな映画って表現になります。登場キャラ全員アニメっぽい。俳優さんの演技力の問題じゃなくて監督の味付けの問題ですよねこれ。
動きも喋り方も全部アニメの絵みたいで、そのセリフいる?とかその表情ここでいる?とか、何でそんな叫ぶ様な話し方してんの?とか、凄く余計なものを全体に感じたのです。
庵野監督は全体的にアニメっぽいけどドラマはごく僅かしか放り込んで来ない、ただし放り込まれたドラマはアニメっぽくない。僅かな所作で表現してます。振り向くとか、震えるとか、当たり前の行動で表現してくる。
対して山崎監督はほとんどドラマで構成してるのに要素が全てがアニメっぽい。セリフと所作全てがアニメでリアリティが薄い。そこがマイナス1.0。素人には分からん映画の技法なのかもしれませんけどね。実際私の敷島やノリコへの感情移入は凄かった。
海底に沈んだゴジラに不穏な変化が起きてただならぬ空気漂わせましたけど、ノリコの首の黒いのでもう十分不穏ですよ。そう言う所も描きすぎの今時のアニメっぽい。なんなら主人公に敷島って名付けてる所も。
でも本当に素晴らしいゴジラ映画だと思いましたので満足感高いです、オススメですね。
All ways3丁目のゴジラ
ゴジラminus one 観ました。
まさかゴジラで泣きそうになるなんて思いませんでした。
主役の神木隆之介くんと浜辺美波ちゃんは朝ドラで夫婦役をやってましたから。
神木くん扮する 敷島 が特攻から逃げ、ゴジラから逃げてしまった結果両親や整備兵を殺してしまった負目をなだめる浜辺美波扮する 典子に涙しました。(ベタやけどね。)
シン・ゴジラが神作だったから、かなりハードルが上がってしまいましたがそれでも今作品はゴジラ映画の傑作の一つだと思います。
あと私は旧日本軍オタクな少年時代を過ごしたので、四式中戦車や局地戦闘機 震電が活躍したのには大興奮したしだいです。
山崎監督には是非 連合艦隊 のリメイクをやって欲しいですね。
兎に角 観ろ と言いたいです。
最後の対ゴジラ作戦中に伊福部氏のテーマ曲やキングコング対ゴジラのテーマ曲が流れて来た興奮を是非味わって欲しいです。
ゴジラ映画ファンなら大興奮な作品です。
明日また観に行こう。
三丁目のゴジラ見参!!吐く放射熱線は史上最高の威力に感銘。もはやゴジラ波動砲!
イェ-イ 日本全国 季節が秋から真夏に逆戻り~
アッツイヨ 27度近くあったり・・・夏っすね。
そんでもって 秋の紅葉なんてさらさら程遠くムリムリ。
逆戻りは 映画も同じだった・・・
今日は期待の作品 「ゴジラ−1.0」 鑑賞です。
マイナス 1.0ですよ、マイナスって戻るって事で。
(目の視力検査みたいっすね)
1954年3月1日、ビキニ環礁でアメリカ軍により行われた水爆実験が
実際に行われた。
その年・・・
第1作目:1954年11月3日、監督:本多猪四郎さん、特殊技術:円谷英二さんによって製作され公開された。
あれから70年の時を経て、我々はこの作品の原点がいかなる事であったかを知る必要があるのでしょう。
そう思うのです。
初めてそれを目撃し認識と恐怖を覚えた事実は、
戦後敗戦した日本の人々が水爆実験を目の当たりにして感じた事と
重なって捉えられたと思う。
敗戦から復興し立ち上がり社会的地位確立に向けた日本人の心が、
もう一度戦争に引きずり込まれないか、確りとやり直せるのかを
この映画の中に垣間見たのではないでしょうか。
監督、脚本:山崎貴さん
敷島浩一:神木隆之介さん(特攻隊の生き残り、自己の戦争責任を問う)
大石典子:浜辺美波さん(親も家も無くなったが子供を預かる)
明子:永谷咲笑さん(大石に託された子供)
太田澄子:安藤サクラさん(主の近所の主婦、明子の面倒見てくれる)
橘宗作:青木崇高さん(戦闘機の優秀な整備士)
秋津淸治:佐々木蔵之介さん(木造掃海艇船長)
野田健二:吉岡秀隆さん(兵器開発者、博士)
水島四郎:山田裕貴さん(戦争には行けなかった世代)
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70年と言う節目に初心に戻ると言うことは良いことですね。
そんな映画の内容になってました。
神木さんに浜辺さんの夫婦象も良いでしょう。
”屍人荘の殺人”で共演してたのを思い出しましたわ。
子役の永谷さんも 愛らしくとっても良い感じでした。
いつか 戦争物を新製作し残すときは、今の彼等でまた撮ってくれたらと感じます。
・ゴジラを捉えるアングルや、放射熱線が今まで見た事ないぐらいより強力で破壊的に感じました。そこは凄く良かったです。
前半のジョ-ズのあの名ワンシ-ンを模した作戦も 十分楽しめましたわ。
特にあそこのシ-ンでゴジラが泳いで追いかけてくる所ね。
マジで ゾクゾクしたわ。実際なら追いついてコテンパンなんだけどね。
ここの攻撃のやり口は ジョ-ズ似だったけども思考したなと思います。
・ゴジラが銀座で暴れた場面。大石達の群衆を追いかけて来るんだが
あの群衆のパニックの中で 敷島が彼女を見つけ出すのは不可能と思う。
間一髪 彼を突き放し、彼女は凄まじい瓦礫の波と一緒に流されて行方不明になるのだが、普通に考えて 死ぬよね。ラスト登場であんなケガ程度で助かるとは思えないかな。
まあ イイケドも。
・ゴジラが電車咥えて~ 車両ちぎれて~ 大石の決死のダイビング~
ハハハ、ミッションインポッシブルですな コレは。
よく出来てましたヨ。
・ちょっとな~と思えた作戦が、
東京湾~相模湾に海底1500mまでフロンガスで一気に沈めて、
そして一気に浮上させる作戦ですかね。
アレは 思いつきは分からないでも無いが、無理ですよ。
相手を知らな過ぎと思う。
特に浮上時 トラブルで800mで停止。すかさず他の皆の船の力を借りて
ワイヤ-上げするんだが そんな時間は何処にあったんだ??
めっちゃ疑問。時間かかるしゴジラ暴れるやろうww。
と言うわけな そんなこんなの 上映125分はアッと言う間でした。
戦争、敗戦復興メインという所やゴジラの怖さ、
そして 最後の戦闘機の突撃作戦・・・
ハッとして涙する所もあり 感動した次第です。
今、ホットな邦画話題作!
是非 劇場へお越し下さいませ。
IMAXで深夜に鑑賞。オヤジおひとり様が多くてちょっとびっくり。 ...
IMAXで深夜に鑑賞。オヤジおひとり様が多くてちょっとびっくり。
ストーリーも設定も思い切り破綻してますが、怪獣映画らしい高揚感があって、僕は好きです。セリフ攻めのシンゴジがまったく体に合わなかったので、どちらかというとこっちに軍配。だって怪獣映画ですから。
サクラさんの無駄遣いだけど、蔵之介さんとともに、居てくれてヨカッタです。
ゴジラ自体は、ハリウッドに影響受けたのか、下半身デブになってるのはちょっとなんだかな~。
海上での攻防など素晴らしいCG技術を見せながら、わざわざ飛行機や電車の墜落シーンに特撮を入れているのはオリジナルへのリスペクトでしょうか。嫌いじゃなかったです。
おもしろかった!!
ゴジラ映画として、どうなの?
とかいうご意見もあるかもしれません。が!私は本当にぶっちぎりでよかったと思います。
戦争のお話だったかな?とゴジラ映画だと忘れそうにもなりましたが、それでこそゴジラの存在が際立つというか。ゴジラに与えられる救いようのない絶望感が深まるというか。
人間ドラマあってこそ、人間社会がしっかり描かれてこそ、それをとんでもない圧倒的過ぎる力で踏み躙るゴジラの恐ろしさがますます浮き彫りになるのだと思いました。
どちらにせよ最終的にはゴジラを攻略するのですから、その過程のハラハラ感も人間を大切に描いてこそあるのだと感じました。
怪獣対怪獣になるとまた別ですが、今回は対人間ですし、ゴジラのカッコよさも存分に描かれ、いい塩梅だったと思います!!
ハリウッドのゴジラも、地球上の最新鋭の武器集めましたみたいなかんじでスケールが大きくて大好きですけど、戦後の力もない日本が最新の技術もないなかで(その時代の最新技術はありますが)めいっぱい力の限り立ち向かうのもよかったです。
アメリカのゴジラは、親子の絆を描かれれば描かれるほど、薄っぺらくみえますけど。そういうのいいんで。みたいに。
でもやっぱり自分は日本人なんだなと。日本の家族愛、友情みたいなのは胸熱でした。俳優さん達の演技もよかった。
ゴジラで最もワクワクするのが尾の方から青い光が上っていき、閃光を放つ一連のシーンです。なんかピコンピコンて尾の部品が立ち上がるのはいらんかったけど、キレイな青い光に多少焦らしもあり、想像を超えていく破壊力。たまらなかったです。
ゴジラで遊ぶな
上映中に叫びそうになった映画は初めてだ
今は帰りの電車だ
だが興奮が治らん
楽しくてじゃない。怒りで、だ。
ゴジラで遊ぶな、山崎貴
ゴジラをモンスターとして描くな
ゴジラを軽々しく殺すな
震電や雪風や46センチ砲を出したいのは分かる
だが他でやれ
四式戦車?シャーマンじゃないのか
整備兵は他にもいるだろ
少なくとも震電の整備兵を必死に探せ
どいつもこいつも浜辺美波を途中で殺すな
そしてなぞに生き返らせるな
大衆居酒屋の大将どこいった
カッターや木造船が決死作戦に急に割り込むな
あんなのはスターウォーズEP9のクソ展開でもう十分だ
茶川を出すなら三丁目のスピンオフにしろ
永遠のゼロと同じ音楽使うな紛らしい
ジョーズがやりたいなら他でやれ
インディペンデンスデイがやりたいなら他でやれ
着陸した零戦は爆装解除だろ、なぜ爆発する
ゴジラの存在は極秘?なんでそのまま家に帰れる
アキコは頼んだ?金だけ渡せばいいと思うな
銀座で核爆発?ならなぜみんなそのまま東京にいる
至近距離で機雷爆発?鼓膜が破れ眼球が飛び出るぞ
あの敬礼は?なんだ急に
とにもかくにも
少なくとも真面目に作れ
採点は-1.0でも高すぎる
もう一度言う
ゴジラで遊ぶな
らんまんとまんぷくと三丁目の夕日と永遠の0
細かいストーリーより脅威の対象としてはゴジラをしっかり作り上げているVFX技術の凄さを感じた映画でしたー
素晴らしい映画をありがとうございましたm(_ _)m
らんまんを直近迄視聴していたので主役お2人のセリフ等何だか違和感を感じ、まんぷく再放送をまさに視聴している最中なので安藤サクラさんのきっぷのいい江戸言葉にも違和感。三丁目の夕日での吉岡さんをどうしても重ねてみてしまい渾身の作戦も失敗するのではないかと心配になり永遠の0の突撃シーンを重ね合わせざるを得ないラストシーンを思い出した。何だかいろんなドラマがフラッシュバックしてしまい折角のヒューマンドラマ性にイマイチ入り込めなかったのは残念です。ただど迫力でリアリティいっぱいのゴジラは必見です。
間違いなく今年最高傑作映画の一つ
旧軍兵器vsゴジラというだけでアガる!登場シーンのカメラワークも秀逸で、いちいちカッコいい。それでアップになっても邦画でよくある(なんならシン・ゴジラでも隠せてなかった)CGらしい粗が全然無いのだから凄い。
役者さん達の演技が過剰というが、むしろアレくらいの方が分かりやすいし、見ていて感情移入しやすいので丸。そのおかげでゴジラがまぁ怖い怖い。ちゃんと怯えて逃げ惑うもんだから相当恐ろしく映る。
過去作オマージュも多く、クォリティの高さも相まって新規も歴代ファンも楽しめることは間違い無いでしょう!
ただ、ちょっと説教臭いシーンも無いではないかな〜という印象。特に旧軍、政府の体質について語るところとか。
総じてレベルが高く、シン・ゴジラの造り出した大きすぎる「壁」を超えた映画といえるでしょう!
全645件中、521~540件目を表示