ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
全645件中、421~440件目を表示
けっこう面白かったです!!!
ゴジラの顔がサイコーにイケメンで格好良かったです!!!!!熱線放射するシーンなんかめちゃくちゃ格好良い!!!もっともっと大暴れするゴジラを見たかったです!
神木くんの演技も格好良くて良かった!!
時代背景的に政府主導ではなく民間主導の軍事作戦になることは納得だけどやっぱ国難レベルで政府や自衛隊も総動員の大騒動を期待して行くと少し物足りない気もするかな。恐怖感や絶望感はそこまで感じなかったです!
主人公の心情にフォーカスしたストーリー部分はてっきり玉砕して終わるかと思ってたのですっきりしたハッピーエンドになって良かったです!
てか「やったか!?」系のセリフ何回あった??
言う度にそれ言うな!って突っ込みを抑えられない笑
ゴジラの造形は本当に格好良くてずっと見てられる。
戦闘機に周りグルグルされて何じゃ…?てなってるゴジラと戦闘機に釣られて頑張って泳いで追いかけて来るゴジラと作動した浮き輪に囲まれてるゴジラが可愛くて好きです!!!
圧倒的な迫力が
ゴジラは、今まで多くの人にリメイクされたりしてきた作品。
そんな中ゴジラが生まれた始まりの物語として今回の作品でした。
ゴジラの迫力は、すごいなと感じました。
VFXが得意な監督ならでは、凝った作りリアリティがすごくて怖いと感じました。
物語のストーリーも主人公が挫折を味わいながらもめげずに困難に向かっていく姿がとてもよかった。
主人公と一緒に暮らす女性の浜辺美波さんの演技も素晴らしいと感じた。
何よりも子役の子の何でもないような雰囲気を出しながらもちゃんとした存在感がすごいと感じた。
最後の島で出会った整備士とのやり取りがグッときました。
ゴジラも70歳
まさかの戦後の人間模様とゴジラを密接に描くとは。アメリカ版ゴジラ監督のギャレス・エドワーズもこのように創るとは興味津々だった感じも見受けられる。
ゴジラが上陸して登場する。人々を投げ飛ばして
いくが血のシーンや残虐なシーンが直接無い。
山崎貴監督が意識して製作したのだろう。
ALWAYS三丁目の夕日にゴジラを取り入れた短い
シーンがあったが相当な時間と労力を使ったらしい。かなり入念に創っている。
CGも逞しさを押し出すのに大活躍。
俳優の方々のバランスも良かった。
ここで終幕なのかと思いきや、続編もあるっぽい
感じも演出されているのも上手。
ただゴジラの造形、頭の部分はもう少し大きくても良いのではと思ったのは私だけだろうか?
次回作も楽しみして待ちます。
ゴジラ-0.1
ネタバレだらけなので未鑑賞の方は注意してください。
内容重視派です。ですのでストーリーは残念です。
ゴジラの出来はとても良かったです。(が、実はゴジラの映画は初めてなのでよく分からない。背中のトゲだけ大きすぎる、手がオシャレ?体のバランスがイマイチ?とか思ったのですがもとを知らないので評価分かりません。)
それより話しがせっかく神木隆之介君がいい演技をしても気持ちを引っ張る時間がないので、何故こっちの気持ちになったのか?やっぱりそっち?と右往左往。浜内美波ちゃんと2人が好きになる過程もなくどうして好きになったのか?も分からない。何故生きるのか意味も不明。
完全なネタバレですので以下注意
敷島は最後に戦闘機に乗る前に脱出法を聞いてたのかー?!乗る前まで思い詰めてたし、サクラにお金渡してたので本気で突っ込む?と思ってたのに。何故?とか後で思ってしまった。神木隆之介君の知らないうちに密かに引っ張ると脱出する装置を付けてて欲しかった。知ってたのお??と残念。ならそっちに気持ち持ってく部分も欲しいよね。
サクラも山田裕貴も無駄遣いした気がする。
もったいない。
吉岡秀隆は演技も声も好きじゃないのでおいとく。
ゴジラだけ見たい人にはいいです。
CGすごいし。
そちら重視の方どうぞ。
最初は少し泣けるし、ドキドキはします。
浜内美波ちゃんが電車に一人だけ宙吊りもかなり陳腐だったなあ。
凄く気に入った方ごめんなさい。
個人の意見です。
演技上手いっぽい人たちが上手いっぽい演技をしてる朝ドラゴジラ
ネット世間に溢れてきたネタバレを踏むのが恐ろしくてとっとと見てきた。
が、ネタバラされたからどうという映画ではなかった。
ドラマ部分はNHKあたりでやったら叩かれるんじゃないかと思える作り。
ホントはできそうな俳優たちが「演技上手いっぽい感じ」で台本をただ撫でてる。
名優と言われてる人たちを揃えておけばみんな騙されるのか。
ゴジラがいなかったら成立しないんじゃ……。
VFXに予算がかかるからあとはつないどいてね、という意味なのだろうか。
「つまらない」というほどではないけれどいろいろ辻褄軸がズレてる。
泣かそうとしてるのが見えるから先も読めちゃうし。
60年代以降のゴジラ映画のようにドラマ部分がすごくテキトーならかえって諦めが効くけど、そうでないので消化不良。
伊福部の音楽をでっかい音で聴きたかっただけ、な人は大いに満足できるだろう。
世界にいくつあるかわからない映画音楽の中でも屈指。
ここぞ!というタイミングで流れ出せば血は湧き肉も躍る。
やはり音楽を必死で勉強してきた人たちの書く音楽には素晴らしいプロの技が散りばめられている。
劇中音楽は古関裕而。
正面顔がお茶目なゴジラ、手?前足?が長い、てか令和の時代にあれが手に見えちゃマズいんでね?とも思う。
それでもゴジラが出てきて恐怖を煽られればサイコー!
少々出番が少なくないですか?私はもっと見たいです。
※ゴジラが人を咥えるのは違反だと思う。
※太平洋の水爆実験的なものがない時代なのでゴジラ登場の背景はお茶を濁してある。
四丁目の服部さんとこは景気良くぶっ壊されてて羨ましい。
零戦を敷島さんは「れいせん」と呼んでたな。
どちらでもいいらしい。
震電が飛んでるところ、空中からの映像じゃなく地上から低空飛行してるところを見たかったです。
まあそんな帝国海軍残党映画でした。
折角の映像が勿体ない
映像に関しては日本もここまで来たか、と思えるくらい良かったです。ただ、残念ながらストーリーや演技、キャストなど他の部分に関してはイマイチでした。
キャストに関しては私が元々、神木隆之介さんと、吉岡秀隆さんが苦手なので演技に対する正当な評価ではなく私情が多分に含まれいるとは思いますが、役に成り切れていなように見えました。特に吉岡秀隆さんは、どんな役をやっても同じにしか見えません。なので、全然緊張感が伝わって来ないです。
演出については、演技やセットのせいもあるのかも知れませんが、戦争に敗れたところへゴジラの本土上陸という最悪の状態も関わらず、悲惨さというか悲壮感が伝わって来なかったです。そのせいもあってか、映像は凄いのですがハラハラ、ドキドキは出来なかったです。
また、ハラハラ、ドキドキ出来ないと言えば、終盤の電報が安藤サクラさんに届いたシーンで、浜辺美波さんが生きているのが見え見えだし、飛行機の整備士が神木隆之介に操作の説明をしている途中に音声がカットされた時点で、神木隆之介さんが脱出できるのが分かってしまい、ラストもあまり感動出来ませんでした。
という訳で映像はとても良かったのですが、物語としてはあまり楽しめず残念でした。
追記〉
私は映画を観て感情移入したいタイプなので、主要キャスト、特に主人公に魅力がないと楽しめないという事が本作を観て改めて分かりました。
日本映画史上に残る大傑作
時代設定が良い。敗戦の焼跡に戻って来る神木隆之介の演技が泣ける。
焼跡から始まる映画では仁義なき戦いに匹敵する出だし。戦争のトラウマに重ねてゴジラによってもたらされた屈折を神木は見事に演じる。ヒロイン浜辺美波のはかなさに泣けた。家族、生命とは何だ。
安藤さくらが日本女性のたくましさ、気高さをそえる。最初から泣けた泣けた。
これは五味川純平の人間の条件に並ぶ反戦映画だ。日本人にしか出来ない大傑作である、
シン ゴジラを超えた大傑作である。
生きるということ
作品内で主人公は特攻を回避し、ゴジラの撃退の契機を逃し仲間を皆殺しにしてしまった。自分が生きたいと言った感情の現れだ。
ゴジラに会心の一撃を与えるにあたって、特攻をしようと英断した主人公だが、最終的には生きながらえる。彼の信頼する整備士の粋なはからいで、見事脱出するのであった。
このように作品中では、戦争で命を軽視しすぎた日本軍への怒りがあらわになっていた。今回の撃退作戦では死傷者を出さないと言った目標にも、命を重んじようとする姿が浮かび上がる。
核兵器を使う非人道さ、命の大切さなど、戦争の時に軽視されていたものが重要視されていて、風刺的な内容でもあった。
Dolby Atmos上映だったが、ゴジラの咆哮や破壊音、爆発音が館内の空気を震わせ、映画館ならではの臨場感を味わえた。
永遠のゴジラ
さっそく
観てきました。
ゴジラ映画
全作内外問わす
鑑賞済です。
正直
前半結構
退屈です。
中盤〜終わりまでは、
盛り上がりますが
何故か
「永遠の0 パート2」
観ているみたいで
ゴジラ映画観てる
感じが全く
しません。
作曲家のひとが
同じもあります。
同じような曲
あります。
ただし
映像
文句なしです。
また第1作めと
比べると
戦争体験があるひとと
ないひとが
大戦を 題材に
するとこんなに
お花畑になってしまう
んだと思いました。
(最後の敬礼は、
誰に対して??)
主人公生きてますし
ヒロインは、
スーパーマン並の
生命力。
う〜ん。
神木隆之介氏が
悪い訳でなく
主人公が
岡田准一氏なら
もっと
凄い映画に
なっていたかも!?
興業的には、
世界含め
成功すると思いますが
マニアは、
騙せないかなと。
最高峰の映像技術でも物語は平凡
70周年記念と「シン・ゴジラ」を踏まえてかなりハードルがあがります。ところがこのハードルを軽く飛び越えた映像です。時代を1940年代にすることで、ゴジラと背景、街並みにズレがでにくく、最新鋭の兵器、乗り物、銃器も登場しないことでよりゴジラの恐怖を盛り上げています。ただただ残念なのは物語です。主人公がゴシラに襲われそれで遺恨を残し、数年後再びゴジラが現れ、遺恨を晴らすべくゴジラ退治をするという展開。これはゴジラならずともモンスター映画では王道の展開です。一般人ではリアリティがないから、特攻隊の戦闘機パイロットの生き残りという設定。肝となるのはゴジラ駆除方法ですが、第1作ゴジラ
では液体中の酸素破壊剤「オキシジェン・デストロイヤー」で窒息死、シン・ゴジラは血液凝固剤で凍結。今回はとなると水圧で退治と最もショボい計画。そもそも海でゴジラは立ち泳ぎしてるのですかと疑問に思います。沈めて圧をかけて、それで足りなかったら急速浮上して圧を弱めて留めを指す。結果船でゴジラの上げ下げで故障。最後は特攻作戦と安易な結末。主人公の恋人が死んでいません、生きてました。みんなめでたしめでたし。そして海中に沈むゴジラの遺体がドクドクして終わりでした。映像が凄すぎなので余計に落胆しました。
死ぬのは簡単、でも人もゴジラも生きている。
人の生死は戦争だけではないと思わせてくれる内容です。
ゴジラの出現により人は生きること、死ぬことの意味を改めて実感したのではないかと考えてしまいます。
戦争には負けたけど人は復興のために生きている、死ねばそこで終わり、楽になるだろう、でも、自ら死を選ばない、死にたくないからだ。
ゴジラの出現で他国が我関せずというところは現実味があって、でもこれ外国だったら絶対、他国に救援を求めて支援しない国をボロクソに責めるんだろうなあと思ってしまったわ。
ゴジラは破壊神のような存在だけど、見方を変えれば再生の神ともいえるのではと思ってしまいました。
戦争、ゴジラの出現によって生きることに絶望した人が生きることを再び渇望し抗っている姿には「人間って、そういうものだ」と思うのです。
改めて戦争を体験した人は強い、戦争よりはまし、生き残るかくりつがあるだけでも。
今がどん底だから、人は弱くみえてもそうじゃない、絶望に近い状況の中でも希望を見出そうとしている。
ラストには色々と問題は残っています、放射能に汚染されたのは建物、土地だけではありません、人もです、被爆した人は生き続けることができるのか。
ゴジラは一旦退場しますが、死んだとも思えません、再び姿を現すようなラストに、そのときはもっと強くなっているのかもしれない。
人は、そのとき、どんな選択をするのか。
怪獣映画なのですが、現在の海外、戦争のある現代、考えてしまう映画です。
首の。。。
ゴジラ生誕70周年、日本で製作された実写版ゴジラの30作目にあたる本作。
VFXの第一人者、山崎貴氏が監督・脚本を務める。
「ALWAYS 続 三丁目の夕日」の
冒頭でもゴジラ出て来ましたよね??
遂に、山崎ゴジラ降臨です!!
とは、書いていますが、実は、ゴジラ映画は庵野監督の「シン・ゴジラ」しか観た事がなく。。(たぶん)
そして、ゴジラよりも庵野作品が観たい!という動機だった。。
ゴジラより早くエヴァ撮っておくれよ!って気持ちの方が強かったあの頃w
でも楽しめましたけどね♪
なので、脱線しましたが、東宝が世界に誇るゴジラ先輩を、そもそもわかっていない素人で、申し訳ない( ; ; )
今回、予告もフライヤーもカッコ良かったので、ちゃんとゴジラを体験してみたくて行ってきました♪
終戦直後の東京にゴジラ出現!!
なんて、どんだけ悲惨なのよ泣 と思いましたが、敷島(神木君)の戦争はまだ終わっていなかった。
戦争で死ねず、トラウマに苦しみながら自分を恥じている敷島。
今度こそ逃げずに懺悔の気持ちで?
守るべき者のために?
死を選んでしまうのか?!
生きて、抗うのか?!
人間ドラマとしても骨太であり、ドラマチックでもありました。
敷島と、
水島(山田君)橘(青木さん)
野田(吉岡さん)秋津(蔵之介さん)の関係性も丁寧に描かれており、このチームでなければゴジラに立ち向かえなかったと思います。
ただ、
戦後から立ち直っていく人間を描き、ここに軸を置いている?からか、
ゴジラの出番がやや少なく感じてしまいました。
ゴジラは神々しく、迫力も充分だったので、もっと「破壊神」ぷりを観たかったです。
そして、ラスト前の、典子
(美波ちゃん)の首元のあざは被曝?!
でもあの凄まじい爆風に吹っ飛ばされても生きていた。。
片眼が隠されていたのも意味がある?!
もしかしたら、、、再生能力のある
ゴジラの影響で?!?!
などと、1人妄想が止まりません(°▽°)
ゴジラ初心者なので、、、
すません。
ゴジラはそ〜ゆうんじゃないから!
とか怒らないでください_:(´ཀ`)
あと、伊福部昭さんのテーマ曲がいいタイミングで流れるのがアガりました! ٩( ᐛ )و
ややつめが甘い箇所もありましたが、
初見でも理解できる作りだったし、
感情移入できるキャラがいるので、ゴジラ初心者でも楽しめると思います。
ラストは。。。
ゾクゾク♪私は良かったです♪
恐怖とやさしさ
感情を大きく揺さぶられ、非常に満足度の高い映画だった。
初めは、恐怖感が強かった。ゴジラに対する恐ろしさ、人が簡単に死んでいく恐ろしさ、人が他人のことを思いやれない戦争の恐ろしさ。
戦争が終了してからは、敷島が典子・あきこと暮らすようになり、心が温まるシーンが挟まれた。また、戦後処理の仕事に付き、秋津・野田・水島と出会い、そこでも人間の温かさを感じられた。
やさしい雰囲気を感じられたと思った直後、ゴジラが銀座に現れ、恐怖に突き落とされる。
恐怖とやさしさの間で心が何度も揺さぶられた。
学者:野田健治役の吉岡秀隆さんがとても好きになった。
吉岡さんの醸し出す優しい雰囲気が、新生丸隊の雰囲気を明るくし、場面を明るくしていたように思う。全体的な印象は優しいのだが、ゴジラ討伐の作戦会議の時などには、芯に持った熱い心が見えて、野田健治という人物に非常に惹かれた。
<なぜゴジラは沈むのか>
海神作戦において、ゴジラの周りに気泡を発生させることで海底深くまで沈めるが、その原理が分からなかったので調べてみた。
物体を海水に浮かせるためには、浮力という上向きの力を発生させる必要がある。浮力は、物体が押しのけた海水の量に応じて発生する。
物体の周りに気泡を発生させると、押しのけた海水の量が減ることになり、物体はより深く沈まなければ浮くことができなくなる。
一度完全に沈んでしまえば、物体が押しのける海水の量は一定になるため、物体は沈み続けることになる。
従って、気泡を発生させ続ければ、物体は沈み続ける。
(参照:名古屋市科学館 ぶくぶくタンク)
また、空気の泡に覆われた鉄球が水に沈むと、水の抵抗が激減するという研究もある。
(参照:Gigazin 空気の泡に覆われた鉄球が...)
ゴジラを深海へ一気に沈められたのは、浮力が小さくなるとともに、抵抗が激減したからであると考えられる。
ゴジラのアニバーサリーを無駄にしないでほしい
ゴジラシリーズのファンです。
見ようかどうか迷っている人は、サブスクに来るのを待つことをオススメします。同じお金を払うのであればもっといい作品を見るべきです。
僕が一番感じたのは、「とにかくセリフと演出がダメ」ということでした。終始セリフや演出が陳腐で安っぽく素人レベルです。僕は冒頭5分で、「あ、駄作だな」と思うレベルでした。
ワダツミ作戦の会議のシーンで、元軍人達が団結するシーンなどは、セリフやノリがあまりに軽々しく、戦争経験者への配慮やリスペクトが全く感じられなかったのも非常にマイナスポイントです。舞台が戦後直後という点についても、服装や身の回りのものをそれっぽくしたセットで明らかに現代のノリや口調でドラマが繰り広げられており、時代背景の取材や作り込みが浅すぎると感じました。
ドラマパートが多いのは全く悪いことではないのですが、平成モスラ3部作や平成ガメラ3部作、仮面ライダークウガ、シンゴジラなど、いい特撮作品はドラマパートもとてもセンスがあり、出来がいいです。特撮作品のノウハウがない製作陣だったとしても、それ以外のドラマパートすらいいものが作れないのはいかがなものかと思います。
ゴジラ以外の怪獣も登場するなら怪獣バトルさえ面白ければ文句は無いのですが、そういう映画でも無いのだからドラマパートはきちんと作って欲しかったです。
一方、展開や基本的な起承転結は悪くないので、内容にガバガバなところはありますが、話自体はつまらなくはないです。
ゴジラのシーンはアメリカ版には劣りますが、迫力があり、ラストでゴジラを討伐するワダツミ作戦のシーンはよかったと思います。ただ、ガスでゴジラを沈めるならもう少し初代のオキシジェンデストロイヤーのシーンに寄せるなど、リスペクトは欲しかったなと思います。
主演の神木隆之介さんの演技はとても好印象で、ラストシーンで感動できたのは8割が神木さんの演技の力だと思います。
役者さん達はそれぞれの役に合っていたと思いますし、演出を別の方に担当してもらえていればもう少し良作に仕上がったと思います。
次回作を匂わせるラストでしたが、制作するのであれば製作陣の見直しをしていただきたいところです。
三丁目の夕陽の監督がゴジラ作るとこうなるのね
【ネタバレ有り】ゴジラ-1.0
三丁目の夕陽の監督がゴジラ作るとこうなるのか⁉️
NHKの朝ドラ(昭和初期の設定ね)が延々と続く(感じ)。
ゴジラが登場する雰囲気なんて微塵も無し。ところが急にNHK朝ドラが終了し場面転換‼️ゴジラが(なんとゴジラ誕生の大戸島で...)大暴れ。そして主人公ゴジラさんは足早に幕外に去る。NHK朝ドラが再開。三丁目の夕陽の舞台セットで恋愛ドラマが続く...。映画って、a:ほのぼのファミリー向け恋愛映画、b:手に汗握るSFとかアクションとかスペクタクルとかジャンル分けされてるやん。それが消化されずに時間を区切って混在して出入りする、なんともカオスな創作世界を過ごす観客の僕は。東宝はゴジラと云う巨大な知的財産を未来永劫に活用すべく①シンゴジラの、日本🇯🇵政府の圧倒的支援を受けた、中国🇨🇳や北朝鮮🇰🇵からの侵略に防衛の重要性を国民に啓蒙する...其れには大人も納得するリアリティ実現すべく圧倒的な機材物量投下路線以外をも選んだ。そう!第二の収益確保すべく②三丁目の夕陽の監督に、ほのぼのファミリー向け恋愛映画ゴジラの制作を依頼したんやろな。本家の①と若干リアリティと科学&物理学の考察には無理はあるが②の別のNHK朝ドラ好きそうな甘口カレー好き観客層向けと、二つの路線で延々とゴジラ資産が生き続ける感じ。①と②が並行して「続編」を出し続ける予感。
しかし、今回の②のエンディングは予想外に圧巻で、延々と続いた伏線を回収してはる。想像した普通の予定調和とちゃうかった。僕の目に👀うっすらと涙が浮かんだもん。
#ゴジラ-1.0 #ゴジラ #映画 #東宝
ゴジラは逃がしてはくれない
子供の頃に初めてゴジラの第一作目を観た時は、トラウマになるほど怖かったことを覚えている。
あの一作目を超えるゴジラ映画にはまだお目にかかったことがないが、今回の作品は原点回帰というべきか、戦後の日本が舞台になっているということでかなり期待感があった。
終戦間際のある島に、特攻から逃れた敷島の操縦する零戦が不時着する。
そこで敷島は島の伝説となっているゴジラに襲撃される。
島には整備兵しかおらず、ゴジラに零戦から砲撃出来るのは敷島だけだった。
しかし恐怖のあまり敷島はゴジラを撃つことが出来ず、島の整備兵は橘ただ一人を残して全滅する。
敷島は戦場から逃げ出したという負い目を感じたまま帰国する。
空襲によって焼け野原になった東京で、敷島は成り行きから赤ん坊をつれた典子と共に生活することになる。
明子と名付けられた赤ん坊は戦災孤児であり、典子とは何の繋がりもないらしい。
やがて敷島は米軍が残した機雷の撤去作業の仕事に就き、典子と明子を養っていく。
少しずつ復興していく東京と、人並みの生活が出来るようになった敷島。
しかし敷島は夢の中でゴジラの陰に脅かされ続ける。
彼の中ではまだ戦争は終わらない。
やがてアメリカの核実験によって異常な変化を遂げたゴジラが再び彼の前に姿を現すことになる。
やはり初代ゴジラが恐ろしかったのは、ゴジラの出現と人間の死がしっかりと結び付いていたからだろう。
東京を焼き尽くすゴジラと犠牲者の姿が今でも鮮明に脳に焼き付いている。
今回のゴジラもやはり原点回帰というべきだろう、かなり恐ろしかった。
カメラのアングルも秀逸で、機雷を乗せた木製の船を追いかけるゴジラの姿はトラウマレベルだ。
そしてゴジラが暴れれば暴れるほど、確実に多くの人の命が奪われるのだということを痛感させられる。
復興した銀座の町をゴジラがあっという間に破壊する姿はショッキングだ。
典子は敷島を庇ってゴジラの熱線による爆風で吹き飛ばされる。
またしてもゴジラを前に何も出来ずに敷島は打ちのめされる。
彼は復讐のためではなく、明子の未来のためにゴジラと戦うために再び空を飛ぶ決心をする。
この映画のテーマは、とにかく生き延びることだ。
冒頭の敷島は生きるために特攻から逃げ出したのだが、いたるところで命を粗末にしたあの戦争に対する強い反発のメッセージを読み取ることが出来る。
ただあまりにも戦争色が強くなり過ぎて、かなりデリケートな作品になってしまったようにも感じた。
米軍がソ連との緊張状態もあり手助け出来ないという設定はリアリティがあるのかもしれないが、一国の滅亡の危機に政府ではなく民間の団体が立ち上がるというのはさすがに無理があるだろうと思った。
そしてゴジラとの決戦が、他国から侵略された時に国を守るために戦う日本人の姿と重なって見えてしまった。
もっとシンプルに町を蹂躙して焼き尽くすゴジラの恐怖を描いても良かったのではないか。
作品としてはとても面白かったが、ゴジラシリーズに思い入れがあるだけに色々と気になる場面があった。
ビルの屋上でレポーターがゴジラによって破壊される町の様子を実況し、やがてゴジラの餌食となる構図は初代ゴジラにも観られたが、あまりにもゴジラの動きに躍動感があり過ぎてコメディと紙一重だったように思う。
それはゴジラが咥える電車の車両に取り残された典子が手すりにぶら下がる場面もだ。
ひょっとしたらそれも狙いなのかもしれないが、ゴジラの動きはあまりダイナミック過ぎない方が恐怖感が滲み出ると思った。
そしてお馴染みの伊福部昭のテーマ曲も、今回の作品のテイストなら使わなくても良かったのではないかと感じた。
もちろんあのテーマ曲が流れればテンションは上がるのだが。
面白いものを作ろうという制作者の気迫が伝わってくるだけに、色々と惜しい作品だと思った。
登場人物を絶望に叩き落とすような展開が続く作品だが、最後は思わぬハッピーエンドが待っている。
と思わせておいて、やはりバッドエンドを予感させるカメラアングル。
そして続編を期待させるゴジラの復活。
やはりそう簡単にゴジラは逃がしてはくれない。
なるほど
SF超兵器無しで、
化物を駆除するお話
時代背景とゴジラを、
上手くミックスさせ、
なかなかの出来映え。
絶望・救い・悲しみありで、
かなり面白かった。
過去作のオマージュかな?って
シーンも所々にあった。
納得はするが、満足ではない。
備忘録的に、書く。
特攻を、自分の意思で回避するのはいいのだが、
目の前の整備兵を守らないのは、あり得ないと思ってしまう。なんかの破片で腕がやられて、引き金が引けない
くらいにしてほしかった。
銀座に、上陸するのはいいけど、どこ通って銀座なのか?
突然出会って、ビックリだぜ!
出会ってから、2人で逃げてもいいのに。
続く
なんで、⭐️4つ、かというと、ところどころ
えっ?と思う展開があり、そこで冷めてしまったのだ。
例えば、
安藤サクラの、敷島と対面場面に、なんか違和感がある。
自分は、家族失い、敷島家もみんな死に、
近所の知り合いの子供が戦争に行った。が、死んだと思っていた近所のガキが無事に帰って来たら、あんな言い方で責めるのか?
逆に喜ぶと思うんだけど。
お米をあげる優しさとのギャップに使ったとしか思えない。そこで、えっ?と思って少し冷めた。
あと、お金と通帳を置いて出て行った時の
手紙にも、えっ?となった。
「自分にもしなんかあったら、アキコをよろしくお願いします。コレは、少しでも生活に役立ててください。」
かなー?安藤とアキコ、両方に感謝の意味も込めて
置いていくものでは無いのか?
あと、敷島の家でみんなで集まった場面に、なんで
安藤一緒にいないんだよー!いないなら、
一言、いつもお世話になってるひとは、来れませんでしたって、言わせるぐらい、いないと不自然だ!と思う。
浜辺が、もしG細胞で、爆風から回復したのなら、
他にも助かって人たくさんいるはず。
だって肉片散らばってんだから。
そうすると、ゴジラゾンビだらけ。
日本人とゴジラのハーフがいっぱいで、
展開的に、純粋日本人と、ゴジラ日本人の共生
が、社会的問題になる。
なんか仮面ライダーブラック的展開もできそう。
ゴジラブラックだな。
ゴジラ日本人は、死なないから、火の鳥的展開も出来る。
是非、楽しい続編作ってほしい。
パンフは880円ではなく、1,100円だった・・・。
以下ネタバレ
「監督 脚本 VFX 山崎貴」が強調されている予告編だったので
「ゴジラ-1.0」の銀座のシーンは
VFXだらけの100%加工映像の箱庭的な印象が強くなり、
「今見ているのはCG加工映像でしょ」ノイズが多めでしたから
「監督 脚本 VFX 山崎貴」の
VFXの文字を今回はひっこめていれば、
模型特撮かも・・・という
特撮ワクワクがあったのになと思いました。
(電車の急停車シーンは停止表現が雑だった。)
鑑賞後に見た
「ゴジラ-1.0」宣伝番組では、
序盤の島のシーンはクレーンを使って撮影していたので、
「監督 脚本 VFX 山崎貴」を強調しなければ、
「今見ているのはCG加工映像でしょ」ノイズなく、
驚くことができたのかも・・・とも思いました。
「今見ているのはCG加工映像でしょ」とわかっていても、
海上ロケの役者を加工した映像の
木製の船の機銃と機雷でゴジラと戦うシーンは迫力あったので、
(機雷の扱いが雑でしたが・・・)
銀座のシーンも
街並みは屋外の模型にして、リアルな日光で撮影して
驚かしてほしかったなと思いました。
模型っぽい処理の震電の旋回シーンは
「王立宇宙軍」の戦闘機のシーンを
再現しているような既視感が楽しめ、
少しテンション上がりました。
また農村を歩くゴジラのシーンはフレッシュでした。
最後のボンベを使った作戦は
段取りの表現を端折っていたので、
もう少し、ボンベのセッティングをカッコよく
見せていれば、作戦実行のシーンも
テンション上がるのに・・・と思いました。
(ジャンプカットで漁船と駆逐艦があっという間に結ばれている表現と
豪勢な食事してそうな元海軍将校役は失笑)
ドラマパートは
神木隆之介の無表情がリアルで
いろんな作品の印象がある役者なのに
「ゴジラ-1.0」のキャラクターとして
存在感のある顔演技だなと思いました。
(神木隆之介の衣装が小奇麗なのと
タイミングよく銀座にやってくるご都合シーンは少し萎えた。)
CMの印象がある
佐々木蔵之介の船長も
漁船に乗っているときは、
「ゴジラ-1.0」のキャラクターとして
存在感があり、
「木製の船の機銃と機雷でゴジラと戦うシーン」は
この二人の演技のおかげかもと思いました。
その他のメイン役者さんは
芸能人感があり、
タレントノイズ強めでした。
昭和の戦争の実体験がない制作者が
昭和の戦争の実体験のない観客にみせるための
映画が嘘くさくなるのは仕方のない事ですが、
タレントノイズ多めの役者が大げさな芝居を演じると
つくりものフィクション感が強まってしまい、
その点、
現代を舞台にした「シン・ゴジラ」のほうが
緊張感と臨場感があったなとも思いました。
そして、
「ガメラ2 レギオン襲来」の立ち去るガメラへの敬礼は熱い敬礼でしたが、
「ゴジラ-1.0」のラストの敬礼は「なんで敬礼してんの?」と思いました。
そのほか、
パンフは880円ではなく
1,000円だろうなと思って売場に行くと
1,100円だった・・・。
全645件中、421~440件目を表示