ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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浜辺美波強すぎw
ゴジラが東京に来て電車咥える時とかも一人だけ車内に残ってるし、いきなり放り出されても鉄パイプに掴まれるのもすげぇと思った。そこまではいいとして。
ちょっと気に食わなかったのは最後に浜辺美波が生き残ってたってとこ。
正味あれだけふっとばされて、どこも欠損もなく(片目は見えないかもしれないけど)生き残れちゃうなら全員生き残るくね?って思っちゃった。
でも「生きる」っていうテーマ(?)の伏線回収のためには必要だったのかもしれないけど、素人目線的には生き残ってるのは不自然に感じた。
それで0.5だけ下げたけど、それ以外は何も観てて不自然に感じなかったしクッソおもろかった。
アキちゃん可愛い❤︎
ゴジラ映画は大昔にやった
vsモスラ
vsキングギドラ
みたいなの以来で、
全く観るつもりが無かったのですが…
少し前にとても悲しい出来事があり
『生』と『死』について考えては落ち込む日々で
なんか食に関しても興味ないし
生きる気力が湧かないけど何とかしなくちゃ…
と思っているところに
・戦後の日本
・ALWAYSの山崎監督
これ以上ない悲惨な設定で
一体どんな映画を作ったのだろうと思い鑑賞しました。
結果、観て良かったです。
おばあちゃんや
亡くなった大切な人たちの言葉を思い浮かべながら
ずっと泣きながら観ていました。
『命を粗末にしすぎた』
戦争経験者はみんな口を揃えてそう言っていました。
親族に特攻で亡くなった方もいました。
(もちろん私は存じ上げませんが…)
『戦争経験者でないことは幸せなこと』
本当にその通りだと思いました。
国のために死ぬなんて、あってはならない。
戦争が終わり、もう新しい時代が始まっている。
そんな時代が移り変わっていく様を観ているようでした。
劇中に素敵な台詞が沢山ありました。
最後の橘の『生きろ』には
涙腺崩壊してしまいました…
戦争を必死に生き抜いて、
ゴジラにめちゃくちゃにされても
最後まで生きようとする人達に励まされました。
敷島は臆病で頑固で否定的で甲斐性なしで、
見せ場なしかと思いきや最後の最後で決めましたね。
典子いなくてもまだアキコいるのに…とか思いましたが、
死ななくて良かったです。
典ちゃんもな…
アキちゃんは可愛いすぎる。
あんなにちっちゃいのにお芝居が出来るなんて…!
アドリブもあったのかもしれませんが、
ちゃんと持ってた絵を渡して、凄い!って思いました。
ゴジラは最初ちっちゃくて驚きましたが、
だんだんデカくなっていくんですね。
一度海の奥深くまで沈めて、海上まで浮かばせた後に、
最後の熱線を放とうとした時のゴジラの表情は、
ホラー映画より恐ろしかったです…
恐怖を感じれるリアルな怪獣シネマ
カメラのアングルやワークが俊逸で、怪獣物の中でも特に恐怖を感じれる貴重な映画。
特にゴジラの尻尾がいかに凶悪な凶器かをうまく表現できており、従来のゴジラ映画とは明らかに一線を画す仕上がり。
また人間を残忍に殺すところも、今までのゴジラ作品と異なる。
3Dなら、なお迫力ある映像が期待できたのが残念。
また昭和の戦後の匂いをリアルに表現しており、また戦争帰りの兵士の心理描写もリアルで、その時代に十分浸れる作りだ。
あと大日本帝国兵器マニアにとっては垂涎もの。
重巡の高雄、幸運艦として有名な駆逐艦雪風や試作で終わった戦闘機の震電が画面所狭しと登場する。
怪獣ものの映画としては、昨今の作品の中では最高の出来です。
邦画にがっかりしたことのある人に観てほしい…!
数年前、大作!!と謳われた作品を観た時に、
CGもしくはVFXの、ハリウッド映画とのあまりの差にがっかりしてしまい、それ以降またがっかりするのが嫌で邦画はほぼジブリ作品しか観てきませんでした。
今回たまたま気になるレビューを見つけたので、少し期待感を持って観に行きました。
結果、期待を大きく上回る映画でした。
今日本ってこんな映画作れるの?!と興奮しながら観ました笑
同日にマーベルズも観たのですが、
そもそも世界観が違うので比べるものではないですが、マーベル作品を観た後に観ても見劣りせず、興奮すらできたことに感動しました。
私のように、かつて邦画のCGやVFXにがっかりした経験のある人にはぜひ観てほしいです!!
ストーリーについてはあえて詳しく書かないことにしますが、色々な感情が湧き出ました。
戦争経験者の祖父母はもちろん、日本のために戦ってくれた方たちのおかげで今こうして平和な日本で暮らせてるんだな…と改めて感謝の念を抱きます。
とても重いテーマの中で、ヒューマンドラマがあり、映像にもストーリーにも全力を感じました。
※全体的に昭和の雰囲気もある俳優さんを集めたのかな、という印象でしたが、
主演のお2人が現代っぽいというか、小綺麗すぎるかな…という点だけ少し気になりました。
個人的に安藤さん、青木さん、遠藤さんの存在感に引きこまれました。
戦争とゴジラ
まず人間パートはゴミ。のっけから特攻とか戦争の重みが感じられない演技。
あれは最初に撮ったのだろうか?
よくあれでOK出したね。まあたぶん演出が悪いんだろうが・・・。
カメラや編集の間とかも悪くて全然緊迫感がないよ。
あと最初のゴジラの出し方が雑すぎ。
(逆に最後つっこむとこは尺長すぎ)
演技が一番良かったのは子役の子で、泣きの演技(声?)が素晴らしい。
あと、吉岡さんとか蔵之介さんとかはいつも通りな感じではある。
それから海軍の偉いやつ? (太ってる人)はまあ良かったと思う。
あとのよく出てくる人はもう少し演技を考えようね。
でも山田さんは頑張った方かもしらんが。
主演の隆之介さんは最後ゴジラにいく流れのところはまだよかったよ。
あとは・・・(;´・ω・)
神木さん、安藤さん、渡辺さん、この辺りは頭で考え過ぎなのかもね。
誰かがもっと追い詰めてあげればよかったのかも。
まあ、それはどうなんだ? 時代的に( ;∀;)
テーマは良かったと思う。
戦争とゴジラの怖さをリンクさせてる感じとか。
それを乗り越えるみたいな。
音楽がやっぱいいのね。怖さを引き出してる。
ゴジラを倒す作戦もいいよね。グッドアイディア。
脚本の骨子はそれなりにいいんだと思うんだが・・・。
VFXはイイ。。かなり健闘してる。
ゴジラの背中飛び出すやつはちょっと笑った。
あれはちとやりすぎ感ある。
男の子受けを狙ったのか? なんか生物っぽくない。
最後、あの子が生きてんのもなんか、すごい。あれで生きてんのすごい。
まあファンタジーだからなあ。いいのか。
でもギャグ的なゴジラではないんよな。
「生きて、抗え。」というテーマの重み
映像迫力、音楽、俳優の皆様の演技……全てが素晴らしかった。
なにより、死は美談ではない。生きて未来を歩むのだという一貫したテーマが、戦後、戦争を生き抜いた人々のドラマだからこそ重みを増す。
見る前は、「戦後にゴジラ?平成でもアメリカでもあんなに苦労したゴジラを、全て失った日本で何ができるのか」という不安も映画を見て一気に吹き飛びました。
核分裂で動くゴジラが、戦後の日本にやってくるというなんとも残酷な皮肉。
ただの怪獣ではなく、戦後の人たちが見たゴジラはもっといろんな風刺もあるのではないかと勝手に解釈してしまう。
恐ろしさもありながら、神様のような神秘さもあり、"畏怖"という言葉がしっくりくるあのゴジラはやはり日本映画だからこそ出るものだと改めて感じました。
ゴジラのテーマが流れた瞬間鳥肌が止まらず、大袈裟かもしれないが「日本人に生まれてよかった」と心が叫んだ。
シン・ゴジラももちろん良かったし、全く別ベクトルのゴジラなので比べるのも野暮だが、人間ドラマが重なるゴジラはこんなにもいいのかと感動しました。
最後のなんとも不安な終わり方にもゾクゾクした。
ゴジラは滅びない。それを私たちは嫌というほど知っている。
今までのゴジラ映画では一番良かったかもしれない
日本のVFXを舐めていました。。
これならハリウッドにも引けは取らないでしょう😀
ゴジラのクオリティは当然だけど、戦後荒れた世界もセットを造ったのかのように
自然に出来上がっていた。
特に海で暴れるゴジラはすごい表現力で自然な感じと迫力があった。
また戦後の日本という設定はとんでも兵器とか出てこないので、
ゴジラの強さが圧倒的すぎて勝てる感がゼロ。
その中でいかにして倒すか?は困難さを醸し出していたと思う。
そしてその戦い方も今までで一番説得力のある戦い方だったと思う。
まあ作戦が単純な分その後の展開は読めちゃったのは愛嬌かな。
また物語もこれまでのゴジラ映画の中でも一番しっかりしていて、
敷島のどうしてもゴジラを倒さなければいけないという心情、生きていては申し訳ない気持ち、死んではならない気持ちなど説得力があった。
なので最後の敷島の特攻シーンは監督もどっちにするか悩んだのではないだろうか?
多分続編があるんだと思うけど、それがあるかないかで主人公の運命も大きく変わるし、
映画の悲壮さも全く違うものになったかなと思う。
僕個人としては徹底的に暗く終わって欲しかったけど、まあ、怪獣映画で
そういうのは求められないだろうなあ。。。
熱線を銀座で吐いたシーンはめちゃめちゃ怖かったよ〜。
あとラストの船がいっぱい出てくるシーン、あれはいらなかったな。
あれがあると一気にB級感出てくるし、あのパターン嫌い😅
迫力◎、人物描写は、、、
公開後2週間程経過し鑑賞。
レビュー見てもずーと高評価のまま。批判する人も少なく、期待大の状態で挑むことに。
これまでのゴジラシリーズのゴジラとは迫力が格段に違いますね。何というか、、、猛獣感が半端ないです。「ゴジラがこっちを見ている感」すごくあり、恐怖を感じられる描写です。
そして、何より銀座破壊のシーンは映画史に残る襲撃シーンなのではないでしょうか。人がいとも簡単に亡くなる無慈悲さとアクションのバランスがちょうど良い加減です。
もう少し、街が襲われるシーンを見ていたかったな、、。
浜辺美波さん、やはり可愛かったですね。ただし、戦後復興と浜辺さんのエレガントさがどうしてもマッチしているとは思えませんでした。
これは好みが分かれるとこですが、俳優陣も著名な方が多すぎて、現実味が少し薄れた感が否めませんでした。(まあ、現実ではないのですが)
ラストシーンは良く、涙が出そうになりましたが流石に無理があるよな、、。
ゴジラ、海へおかえり
ゴジラを『ジョーズ』の巨大ザメのように人類が対峙する正体不明の怪物として描こうとしたのはわかるし、VFX映像は会心の出来だったが、ストーリーはせっかくよい食材を揃えたのに肝心なところで調理の方法を間違えたような作品だった。
ラストは、あれはゴジラに戦闘機をぶつけるんじゃなくて、主人公・敷島がゴジラを攻撃せずにちょうどナウシカが王蟲を導くようにゴジラを彼の棲みかへと帰すべきではなかったか。
そうすることで敷島が1945年に大戸島でゴジラを攻撃しなかったことに別の意味が生まれるとともに、彼が徹底して“不戦”を貫くことがこの映画の放つメッセージを決定的なものにしただろう。
「特攻」というものが見せるスペクタクルが映画的に「絵」になって観客にカタルシスをもたらすことは理解できる。しかし、元海軍の男たちの海の“祭り”として描かれる「わだつみ作戦」同様に、「この国と愛する家族を守るため」という美名の下に行われる「特攻」という有害な男らしさの発露はここでは結局のところアメリカとの戦争の「敗戦」へのリベンジとして描かれているに過ぎない。負けたのが悔しい、次は絶対に勝つ、と。
撮影の順序は逆だが、朝ドラ「らんまん」で一つ一つの植物の名前にこだわり「雑草という名の草はない」と語る主人公を演じた神木隆之介をあえて特攻隊の隊員として描くのならば、戦闘機一機一機にはそれぞれ名前のある生きた人間が乗っていたこと、彼らは自機とともに生きて帰ってくるべき存在だったことをこそ強調しなければならなかったはずだ。
大戸島でゴジラが人間を襲ったのは恐怖に駆られて整備兵の一人が銃撃したからだし、ゴジラが敷島たちの乗る機雷を爆破する木造船を襲ったり東京で大暴れしたのは米軍の原爆実験で被爆したことへの怒りだった。
ならば憎むべきは戦争だし、核兵器だろう。この映画の中でゴジラの口に戦闘機をぶつけて倒すことは真の問題解決ではないはず。
爆弾を積んだ飛行機で目標に突っ込んで自爆することは、戦争を否定することにも核兵器の存在やその使用を拒否することにもならない。
かっこいい軍艦やゼロ戦、実戦に間に合わなかった幻の戦闘機に夢中になるのはせいぜいプラモデル制作の中だけにとどめておいてもらいたい。
1954年の“初代ゴジラ”の精神を受け継ぐ物語を描くつもりなら、戦争や特攻という非人道的行為を自分自身の不全感の解消に利用することなどやめて、永遠に海の底へ沈めておくべきだ。
ゴジラという怒りの化身を生み出したもの──それは私たち人間の中にこそある。
VFX最高!
素晴らしかったです。
勝手に樋口監督のシン・ゴジラの続編みたいなイメージを持ってしまっていたんですが(またゴジラ?と思っていた)、全然違いましたね。
樋口監督の現代にゴジラが現れたらという話ではなくて、ALWAYSゴジラとでも言える(吉岡秀隆も出てるし)本気のゴジラ映画でした。何よりゴジラの造形やVFXが素晴らしい。シン・ゴジラはあちこちにVFXのアラが目立ちましたが、この映画は細部までよく描けてます。さすが山崎監督。VFXの技術では絶対に敵わないと思っていたハリウッド映画にも、このクオリティなら対抗できるかもしれないと思いました。
震電のアイデアもよかったですね。実戦には使われなかった(間に合わなかった)お尻にプロペラを持つ独特の形の戦闘機ですけど、こんな形で活躍させるとはやるなぁと思いました。
音楽やエンドロールなど昔のゴジラをリスペクトしているのも良かったです。
シン・ゴジラと対照的なつくり
シン・ゴジラとは、対照的なつくりの映画である。
シン・ゴジラは、総理大臣以下の政治家や官僚が右往左往する様を絡めながら、徐々にゴジラの恐怖を煽るが、この映画は、いきなり強烈な殺戮シーンがあり、しかもシン・ゴジラでは見せなかった死体が並ぶ。
何故か東京を目指すゴジラを如何にしてやっつけるかというのは、シン・ゴジラと同じ。極めてシンプルなストーリーなのだ。
ドンデン返しが2つある。
整備した戦闘機震電でゴジラに特攻をかけた主人公浩一は、話の流れで玉砕するかと思いきや、際どくパラシュートで脱出するのだ。かつて仲間を見捨ててゴジラから逃げた浩一を罵倒した整備士橘が、浩一を助けるのである。
もうひとつは、ゴジラから身を挺して浩一を守り、爆風に吹き飛ばされて、死んだと思ったヒロイン典子が生きていて、死地から生還した浩一と再会する。チト都合が良すぎるような気もするが、後味は悪くない。
驚いたのは、アキコ役の永谷咲笑ちゃんの演技である。たどたどしいセリフが可愛いし、泣くべきシーンでは、顔を歪めて泣くのである。どうやって演技をつけたのかしら。
ゴジラは、完全には死んでいない。深海で再生しつつあるシーンで映画は終わる。続編を予告しているのである。
この映画は、初代「ゴジラ」へのオマージュである。即ち、反戦映画であり、反核映画である。音楽も伊福部昭サンのものを一部使っており、上質なエンターテイメントに仕上がっている。旧軍人の敗戦トラウマの払拭がテーマになっているが、決して軍国主義を礼賛している訳ではない。
なのに、某新聞の映画評では、見当違いの批判を繰り広げている。バッカじゃなかろーか。
台本に動かされた最新CGのゴジラ、人物たち
立川シネマシティの爆音上映で2回鑑賞しました。
まず良かったと思う点。
最新のCG技術で製作されたゴジラ、迫力や緊迫感が半端ない。
ゴジラが出てくるシーンは常にドキドキしっぱなし。
放射熱線出る前の背びれが伸びるとことか、あーヤバいヤバい!ムリ死ぬ!感しかなくて最悪で最高でしたね!
そして音楽!収まるべきタイミングにビタっ!とハマって最高に気持ちよかった!
思わず「キター!!そうそう!コレを観に来たんだよ!」と叫ばずにいられなかった。
あとは俳優たちの迫真の演技。
戦争を抉られたメンタルの表現が自分のメンタルにもダメージを通しました。
目の前で戦友が死んでいく状況の体験、実際はあれ以上なんだと思うと、無慈悲な力での殺し合いはやっぱりよくないものです。
安全圏からしか言えないのがもどかしいですが、世界は平和であって欲しい。
次は悪かったと思う点。こっちのが長いです。
ゴジラも人物も物語の都合よく動きすぎ。自然な必然性がない。
まずゴジラが何を目的に太平洋のど真ん中から日本を目指していろいろぶっ壊しに行ったのかが不明。
野生のクマに動機を求めるのか?と反論がありそうですが、クマには食い物を探すという必然性があります。
生きるためなんです。でも今回のゴジラ、日本に何をしに来て、なんでそんなに執拗に日本を狙うのでしょう?
上の必然性のなさに気付いたのは、嫁といっしに2回目を観て(嫁は1回目)、感想を話し合っている時だったんですが、
初見の時点でも違和感はありました。
最後の作戦実行時、ゴジラは作戦の想定外の行動を取り、事前に攻撃する予定だったポイントを予定より早く通過してしまいました。
この後、神木くん演じるパイロットが戦闘機を使って海に誘導しようとするんですが、なんやかんやでうまくいってしまいました。
想定外の行動を取ったゴジラがなんでそこでまるで尺の都合でもあるかの如く、都合よく海まで行ってくれちゃってるの?
ってなりました。
人物は人物で、やっぱり物語の都合よく動きすぎです。
初見で正直言って「こりゃひでえ」ってなったのは、多分この作品をあまり高く評価したくないと思ってる方なら
みんなそうだと思いますが、パイロット生き残りと「ノリコさん探しました…見つかりましたよ…!」のくだり。
パイロットに操作説明してる時に明らかにペイルアウトの手順を説明してそうな動きをしていて、
まさか生き残ったりせんやろな?と思って予想通りだった時、「これ、嫁に勧めても大丈夫だろうか…」と思いました。
電報のくだりもそうです(自分は初見ではあまり気にしてなかった)。
ノリコさん生きてました、は特にひどい。
あれほどの爆風を喰らってなぜあの程度の怪我で済んだんでしょうか?必然性が無さすぎます。
おそらくこの映画最大の蛇足です。これに喜ぶのは演者のオタクだけだと思います。
この映画のボリュームゾーン世代は最後に生き返らないと・生存してないと納得がいかないのでしょうか?私が歳を取っただけ?
必然性のなさ・都合の良さは他にもあります。
太平洋戦争終戦直後、旧日本軍の兵器は米軍に片っ端から接収されていて出てこないはずだと思うのですが、
いいタイミングでフィリピン?から帰ってきた艦艇やら、戦闘機に搭載するのにちょうどいい爆弾やら、
戦闘機やら戦車やらがズラズラと揃います。もう少し苦労してもいいのでは?あと、そこまで準備大変そうなら、
米軍・ソ連軍を登場させてもええんちゃう?ってなりました。そっちの方がまだ必然性や夢があったのでは?
準備のトントン拍子感から、「これ、戦争直後が舞台である必然性がないよね…」となりました。
今思えば、冒頭のノリコさんがパイロットの家に転がり込んでそのまま居着くところから、登場人物の
行動の必然性のなさに気付くべきだったのかもしれません。
何十年も前、かつて栄えていたインターネットの掲示板で、ゴジラ映画に対するこんな感じの見解を見かけ、
それ以来、この言葉を胸に向き合うようにしています。
「ゴジラ映画の人間ドラマパートは休憩時間、クオリティを求めてはならない」
この心の準備ができていたからこそ、台本の都合よく動く話に対して都合よく目をつぶり、ゴジラの恐怖に
向き合うことができました。なので評価は⭐️3つです。
前提なしで細かいところを気にすると、楽しめません!
それだとおそらく⭐️1つだし、奥様に一緒に観に行こうなんて絶対誘いません。
この前提で言っても、ゴジラが出てくるシーンだけは本当に最高だった!
シンゴジラでかなりハードルは上がってしまってましたが、期待以上のゴジラ映画でした。
ゴジラパートだけはほんとに素晴らしかった!!
2回目の鑑賞では途中をスキップしてゴジラが出るとこだけを繰り返し観たいレベルでした。
シークバーが欲しい。
映像は満点 設定とテーマが、、、
映像は文句なく満点で素晴らしく、銀座でゴジラが自らの熱線によるキノコ雲を見上げるシーンは圧倒的な力の描写に自然と涙が出た。
IMAXと4DXSCXで鑑賞して、特に4DXの方は至福の映像体験だった。
それだけで本当は他の要素がどうでもかまわないくらいなのだが、やはり見過ごせない点が2つ。
①米軍はなぜ軍事行動を起こさないのか。
ゴジラがはっきり姿を現していない段階なら「ソ連を刺激する」という理由もまだ分かるが、占領していて自分たちもいる土地に上陸して破壊しているのだからソ連どうこう言っている場合ではないだろう。
ゴジラが破壊した銀座は、初代ゴジラの時とは訳がちがう。アメリカによる占領中であり、銀座のすぐ隣の有楽町にはGHQの司令部があってマッカーサーがいるのだ。アクションを起こさないはずがない。
本来ゴジラ退治のメインになるはずの米軍を黙らせておくなら、それ相応の設定が無いと成り立たない。
②反戦? 戦争肯定?
パッと見は反戦のメッセージを入れている様に見えるが、よく見ると反戦ではなく無謀な戦い方を国民に強いた戦時中の日本政府への批判と感じる。
だから無理な設定でも米軍を出さず、国民(民間)の力でゴジラを倒すストーリーにしたのではないか。
登場人物達の行動理由は「戦争をしてしまった事の反省」ではなく「戦争で活躍出来なかった事への未練」だと思う。
戦争で成し遂げられなかった思いを、ゴジラを倒す事で晴らしている様に見えてしまった。
海外公開での反応が気になる。
とはいえ、典子の生還の理由と首筋のアザがゴジラ細胞による物なら次作もまた観てみたい。
ゴジラ-1.0はゴジラではない!ヨジラだ!!評価も-1.0なツッコミ映画
安定の山崎貴品質、ツッコミどころ満載で、ナンデヤネンとツッコミながら観る分には楽しめるかなー。
車両から海に落ちて命拾いしたヒロインが次の瞬間には銀座の街をゴジラに追われているとか😂
そこを助けに来た主人公が見つけるとか、どんな確率だよーとか😂
海に一気に沈めて浮上させて、急激な圧力変化でゴジラを殺す作戦なんだけど、
浮上させる途中で止まっちゃう。
仕方なく軍艦で引っ張りあげようとするんだけど、そこに漁船が集まってきて皆で引き上げるという。
いや、ロープ沢山つなげてる段階で時間経ちすぎて急激な圧力変化になってないから。
引き上げる意味ないって😂😂😂
最後にヒロイン、あれで生きのびてるとかありえる!?😂
ゴジラが好きな人が作ったゴジラ映画ですね
素晴らしく完成度の高い、最高のゴジラ映画でした!
シンゴジラも後を続けられるような終わり方にしていたので、そちらで続ける事も出来たのでしょうが、東宝としては原点に戻ることを決め、山崎監督に初代ゴジラのリメイクで最初オファーしたのだと勝手に想像しています。しかし、初代ゴジラですと、山崎監督がテーマとしたい特攻の否定とは合わないので、少しずらしたのだと思います。山崎監督は恐らく特攻をテーマにした過去の映画で色々と彼らの手記等を調べたのでしょう。無駄死にを強いられた人たちや、生き残ってしまった人たちの無念を、この映画で終わらせたかったのかなと思いました。
この映画は随所で、ゴジラに深いリスペクトを持ち、軍事や昭和20年代のマニアが作ったということが見て取れます。きっとずっと見たかった画を描いたのでしょうね。震電・・・というのが面白い所で、それだけのマニアなら震電があの任務に不向きとご存じのはず。それでも、震電を出したかったんだ、という所が、マニアらしくて私は好きです。
ラストシーンの病室ですが、悲劇的でしたが感動しました。ゴジラの放射能火炎で出来たキノコ雲や黒い雨から見て、恐らく、あの2人はこの先長くは生きれないでしょう。自分たちの命を犠牲にして、あの幼子に希望を繋いだ。そういう場面と取りました。
他にも褒めたい点がたくさんあるのですが、キリがないのでこの辺で。
残念な点(-0.5分)は、主要キャストの何人かがあの時代の人に見えなったこと。ですが、今の日本人は血色が良すぎるので、こればかりはどうしようも無いと思います。
最後に一言。作品の完成度は人間ドラマもしっかり描けているマイナス1の方が高いと思います。それでもやっぱり自分はシンゴジが好きで、また見返しちゃうんだろうな。
ツッコミどころばっかでくっそつまらなかったです
ゴジラ映画じゃなくてやっすい人間ドラマの映画ですね、これ。
ゴジラメインじゃなくて人間メインでしかも口頭説明。言わんでも目で見てるんだからわかるわ。
しかも展開にツッコミどころありすぎるし、集中できませんでしたよ。
口の中に機雷という大きな異物が入ってきてカラカラいってるのに吐き出しも呑みこみもしないのはロボか?神経無いのか?、電車から海に落ちたと思ったら次のシーンじゃゴジラの前の逃げる群衆の中にいるヒロインはゴジラの前にワープでもしたの?速度的に無理でしょ、ロボットみたいに背びれがしっぽの先からガコンガコンと上がって一気に全部下がって熱戦を吐き出す機械みたいな動きは何?中心に炉心があるだろうになぜしっぽの先端から光る?、海神作戦では途中で浮き輪壊して浮き上がらなくなったゴジラの前で悠長に応援の船と駆逐艦をロープでつなぐのは急いでも数十分程度じゃ無理だろ、浮き輪噛み千切れるのになぜゴジラは暴れない?シーンカットすればいいってもんじゃねえだろ時間考えろよ、爆風でおっそろし勢いで吹き飛んだのに無事な女性はG細胞か?ただのご都合主義か?散々探しただろうにどこにいた?、震電とゴジラがかち合ったのってどこなんですかね?今まで街中に出没してたのにいきなり数件しか家が無く後は田んぼ畑の田舎でシーンカットしたと思ったら海のそば、戦闘機に気を取られた?ワイヤーとボンベが絡まってきてるのになんでその場で立ち泳ぎしてるの?高雄戦の時に見せたあの素早い泳ぎと動きはどうした?、体の中心にバカでかい炉心を持っていて核融合し続けているはずのゴジラがあの程度の高圧と急減圧で人間みたいに膨れる?脆すぎない?
パっと思い出した違和感があるシーン書いたから時系列バラバラですけどマジで集中できなかったですね、ツッコミが頭の中を駆け巡って、なぜそうなるかとばかり考えてましたよ
シーンをカットするのは良いんですけどね、カットされたシーンで変わった部分がどれだけ時間がかかるかとか考えちゃうわけですよ
特に緊迫した海神作戦のシーンとかね、何隻もロープで強固に繋ぐ時間が数分なわけないしゴジラ暴れないの?ってとこでもう緊迫感ゼロでしたわ
人間ドラマシーンはもうどうでもいいですわ
「ゴジラ見に来たんだけどなー何見せられてるんだろうなー」って感じで内容も薄っぺらくてセリフも説明口調で感動した名セリフもなく記憶にも残ってない
唯一残ってるのは最初のほうのシーンで隣に住んでたおばさんが自分は子供無くしたのに何でお前はのこのこ帰ってきたんだって激昂するシーンですね、あそこは感情がのってて良かったですけどすぐ赤ちゃんにほだされたのはちょっと段階とばし過ぎじゃないかとは思いました。空襲と関係なく栄養失調や病気で亡くなったとかなら代わりの子供への愛情の注ぎ先となったって納得しますけどあんなに恨んでいたのにすぐ手のひら返しはなんなんだろう?
必要な過程のシーンがカットされたとともにそのシーンに必要な時間もカットされたのが違和感爆発したとこかなーって思ってます。
ご都合主義は良いんだけどご都合主義のジャンルがコメディというかギャグマンガの世界なんですよね、閉まるドアにギリギリ入れたとかギリギリ気づけて避けたとかじゃなくて、いやありえないだろ!ってツッコミ入れるタイプのご都合主義。
VSシリーズみたいに定期的に何度も見たいってならない、二回目はレンタルとかじゃ絶対借りず金曜ロードショーとかでならここがおかしい等と家族で議論しながら見るかなってくらいの映画でした。
ファイナルウォーズの時に通販で販売していて買っってもらったゴジラの映画全集?DVDボックス?で2000年前後の作品から見直して昔は良かったなって年とった爺みたいなことしようかと思います。
オブラート無しの感想
なんでこんなのが絶賛されてるかマジでわからん、ゴジラとして最底辺のマグロ食ってるゴジラの映画のほうが映画としてはまだ面白かったよ。
万人受けするストーリー
「シンゴジラ」のように驚きや想像を超えてくるようなことはありませんでしたが、普通に面白かったです。主人公神木隆之介君の演技が素晴らしく、ゴジラ中心と言うよりも、神木くんのストーリーと言った印象で、「シン」よりも万人受けするストーリーだと思います。ただ欲を言えば、ゴジラの凄さが伝わってこないというか...「シン」で圧倒的な破壊力と、今まで感じたことのないような神々しさを目の当たりにした後なので、そこは物足りなさを感じました。
結末で評価を分けているようですが、私は浜辺美波生存には賛成、ゴジラ再生には反対です。
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