ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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今までのゴジラ映画では一番良かったかもしれない
日本のVFXを舐めていました。。
これならハリウッドにも引けは取らないでしょう😀
ゴジラのクオリティは当然だけど、戦後荒れた世界もセットを造ったのかのように
自然に出来上がっていた。
特に海で暴れるゴジラはすごい表現力で自然な感じと迫力があった。
また戦後の日本という設定はとんでも兵器とか出てこないので、
ゴジラの強さが圧倒的すぎて勝てる感がゼロ。
その中でいかにして倒すか?は困難さを醸し出していたと思う。
そしてその戦い方も今までで一番説得力のある戦い方だったと思う。
まあ作戦が単純な分その後の展開は読めちゃったのは愛嬌かな。
また物語もこれまでのゴジラ映画の中でも一番しっかりしていて、
敷島のどうしてもゴジラを倒さなければいけないという心情、生きていては申し訳ない気持ち、死んではならない気持ちなど説得力があった。
なので最後の敷島の特攻シーンは監督もどっちにするか悩んだのではないだろうか?
多分続編があるんだと思うけど、それがあるかないかで主人公の運命も大きく変わるし、
映画の悲壮さも全く違うものになったかなと思う。
僕個人としては徹底的に暗く終わって欲しかったけど、まあ、怪獣映画で
そういうのは求められないだろうなあ。。。
熱線を銀座で吐いたシーンはめちゃめちゃ怖かったよ〜。
あとラストの船がいっぱい出てくるシーン、あれはいらなかったな。
あれがあると一気にB級感出てくるし、あのパターン嫌い😅
迫力◎、人物描写は、、、
公開後2週間程経過し鑑賞。
レビュー見てもずーと高評価のまま。批判する人も少なく、期待大の状態で挑むことに。
これまでのゴジラシリーズのゴジラとは迫力が格段に違いますね。何というか、、、猛獣感が半端ないです。「ゴジラがこっちを見ている感」すごくあり、恐怖を感じられる描写です。
そして、何より銀座破壊のシーンは映画史に残る襲撃シーンなのではないでしょうか。人がいとも簡単に亡くなる無慈悲さとアクションのバランスがちょうど良い加減です。
もう少し、街が襲われるシーンを見ていたかったな、、。
浜辺美波さん、やはり可愛かったですね。ただし、戦後復興と浜辺さんのエレガントさがどうしてもマッチしているとは思えませんでした。
これは好みが分かれるとこですが、俳優陣も著名な方が多すぎて、現実味が少し薄れた感が否めませんでした。(まあ、現実ではないのですが)
ラストシーンは良く、涙が出そうになりましたが流石に無理があるよな、、。
ゴジラ、海へおかえり
ゴジラを『ジョーズ』の巨大ザメのように人類が対峙する正体不明の怪物として描こうとしたのはわかるし、VFX映像は会心の出来だったが、ストーリーはせっかくよい食材を揃えたのに肝心なところで調理の方法を間違えたような作品だった。
ラストは、あれはゴジラに戦闘機をぶつけるんじゃなくて、主人公・敷島がゴジラを攻撃せずにちょうどナウシカが王蟲を導くようにゴジラを彼の棲みかへと帰すべきではなかったか。
そうすることで敷島が1945年に大戸島でゴジラを攻撃しなかったことに別の意味が生まれるとともに、彼が徹底して“不戦”を貫くことがこの映画の放つメッセージを決定的なものにしただろう。
「特攻」というものが見せるスペクタクルが映画的に「絵」になって観客にカタルシスをもたらすことは理解できる。しかし、元海軍の男たちの海の“祭り”として描かれる「わだつみ作戦」同様に、「この国と愛する家族を守るため」という美名の下に行われる「特攻」という有害な男らしさの発露はここでは結局のところアメリカとの戦争の「敗戦」へのリベンジとして描かれているに過ぎない。負けたのが悔しい、次は絶対に勝つ、と。
撮影の順序は逆だが、朝ドラ「らんまん」で一つ一つの植物の名前にこだわり「雑草という名の草はない」と語る主人公を演じた神木隆之介をあえて特攻隊の隊員として描くのならば、戦闘機一機一機にはそれぞれ名前のある生きた人間が乗っていたこと、彼らは自機とともに生きて帰ってくるべき存在だったことをこそ強調しなければならなかったはずだ。
大戸島でゴジラが人間を襲ったのは恐怖に駆られて整備兵の一人が銃撃したからだし、ゴジラが敷島たちの乗る機雷を爆破する木造船を襲ったり東京で大暴れしたのは米軍の原爆実験で被爆したことへの怒りだった。
ならば憎むべきは戦争だし、核兵器だろう。この映画の中でゴジラの口に戦闘機をぶつけて倒すことは真の問題解決ではないはず。
爆弾を積んだ飛行機で目標に突っ込んで自爆することは、戦争を否定することにも核兵器の存在やその使用を拒否することにもならない。
かっこいい軍艦やゼロ戦、実戦に間に合わなかった幻の戦闘機に夢中になるのはせいぜいプラモデル制作の中だけにとどめておいてもらいたい。
1954年の“初代ゴジラ”の精神を受け継ぐ物語を描くつもりなら、戦争や特攻という非人道的行為を自分自身の不全感の解消に利用することなどやめて、永遠に海の底へ沈めておくべきだ。
ゴジラという怒りの化身を生み出したもの──それは私たち人間の中にこそある。
VFX最高!
素晴らしかったです。
勝手に樋口監督のシン・ゴジラの続編みたいなイメージを持ってしまっていたんですが(またゴジラ?と思っていた)、全然違いましたね。
樋口監督の現代にゴジラが現れたらという話ではなくて、ALWAYSゴジラとでも言える(吉岡秀隆も出てるし)本気のゴジラ映画でした。何よりゴジラの造形やVFXが素晴らしい。シン・ゴジラはあちこちにVFXのアラが目立ちましたが、この映画は細部までよく描けてます。さすが山崎監督。VFXの技術では絶対に敵わないと思っていたハリウッド映画にも、このクオリティなら対抗できるかもしれないと思いました。
震電のアイデアもよかったですね。実戦には使われなかった(間に合わなかった)お尻にプロペラを持つ独特の形の戦闘機ですけど、こんな形で活躍させるとはやるなぁと思いました。
音楽やエンドロールなど昔のゴジラをリスペクトしているのも良かったです。
シン・ゴジラと対照的なつくり
シン・ゴジラとは、対照的なつくりの映画である。
シン・ゴジラは、総理大臣以下の政治家や官僚が右往左往する様を絡めながら、徐々にゴジラの恐怖を煽るが、この映画は、いきなり強烈な殺戮シーンがあり、しかもシン・ゴジラでは見せなかった死体が並ぶ。
何故か東京を目指すゴジラを如何にしてやっつけるかというのは、シン・ゴジラと同じ。極めてシンプルなストーリーなのだ。
ドンデン返しが2つある。
整備した戦闘機震電でゴジラに特攻をかけた主人公浩一は、話の流れで玉砕するかと思いきや、際どくパラシュートで脱出するのだ。かつて仲間を見捨ててゴジラから逃げた浩一を罵倒した整備士橘が、浩一を助けるのである。
もうひとつは、ゴジラから身を挺して浩一を守り、爆風に吹き飛ばされて、死んだと思ったヒロイン典子が生きていて、死地から生還した浩一と再会する。チト都合が良すぎるような気もするが、後味は悪くない。
驚いたのは、アキコ役の永谷咲笑ちゃんの演技である。たどたどしいセリフが可愛いし、泣くべきシーンでは、顔を歪めて泣くのである。どうやって演技をつけたのかしら。
ゴジラは、完全には死んでいない。深海で再生しつつあるシーンで映画は終わる。続編を予告しているのである。
この映画は、初代「ゴジラ」へのオマージュである。即ち、反戦映画であり、反核映画である。音楽も伊福部昭サンのものを一部使っており、上質なエンターテイメントに仕上がっている。旧軍人の敗戦トラウマの払拭がテーマになっているが、決して軍国主義を礼賛している訳ではない。
なのに、某新聞の映画評では、見当違いの批判を繰り広げている。バッカじゃなかろーか。
台本に動かされた最新CGのゴジラ、人物たち
立川シネマシティの爆音上映で2回鑑賞しました。
まず良かったと思う点。
最新のCG技術で製作されたゴジラ、迫力や緊迫感が半端ない。
ゴジラが出てくるシーンは常にドキドキしっぱなし。
放射熱線出る前の背びれが伸びるとことか、あーヤバいヤバい!ムリ死ぬ!感しかなくて最悪で最高でしたね!
そして音楽!収まるべきタイミングにビタっ!とハマって最高に気持ちよかった!
思わず「キター!!そうそう!コレを観に来たんだよ!」と叫ばずにいられなかった。
あとは俳優たちの迫真の演技。
戦争を抉られたメンタルの表現が自分のメンタルにもダメージを通しました。
目の前で戦友が死んでいく状況の体験、実際はあれ以上なんだと思うと、無慈悲な力での殺し合いはやっぱりよくないものです。
安全圏からしか言えないのがもどかしいですが、世界は平和であって欲しい。
次は悪かったと思う点。こっちのが長いです。
ゴジラも人物も物語の都合よく動きすぎ。自然な必然性がない。
まずゴジラが何を目的に太平洋のど真ん中から日本を目指していろいろぶっ壊しに行ったのかが不明。
野生のクマに動機を求めるのか?と反論がありそうですが、クマには食い物を探すという必然性があります。
生きるためなんです。でも今回のゴジラ、日本に何をしに来て、なんでそんなに執拗に日本を狙うのでしょう?
上の必然性のなさに気付いたのは、嫁といっしに2回目を観て(嫁は1回目)、感想を話し合っている時だったんですが、
初見の時点でも違和感はありました。
最後の作戦実行時、ゴジラは作戦の想定外の行動を取り、事前に攻撃する予定だったポイントを予定より早く通過してしまいました。
この後、神木くん演じるパイロットが戦闘機を使って海に誘導しようとするんですが、なんやかんやでうまくいってしまいました。
想定外の行動を取ったゴジラがなんでそこでまるで尺の都合でもあるかの如く、都合よく海まで行ってくれちゃってるの?
ってなりました。
人物は人物で、やっぱり物語の都合よく動きすぎです。
初見で正直言って「こりゃひでえ」ってなったのは、多分この作品をあまり高く評価したくないと思ってる方なら
みんなそうだと思いますが、パイロット生き残りと「ノリコさん探しました…見つかりましたよ…!」のくだり。
パイロットに操作説明してる時に明らかにペイルアウトの手順を説明してそうな動きをしていて、
まさか生き残ったりせんやろな?と思って予想通りだった時、「これ、嫁に勧めても大丈夫だろうか…」と思いました。
電報のくだりもそうです(自分は初見ではあまり気にしてなかった)。
ノリコさん生きてました、は特にひどい。
あれほどの爆風を喰らってなぜあの程度の怪我で済んだんでしょうか?必然性が無さすぎます。
おそらくこの映画最大の蛇足です。これに喜ぶのは演者のオタクだけだと思います。
この映画のボリュームゾーン世代は最後に生き返らないと・生存してないと納得がいかないのでしょうか?私が歳を取っただけ?
必然性のなさ・都合の良さは他にもあります。
太平洋戦争終戦直後、旧日本軍の兵器は米軍に片っ端から接収されていて出てこないはずだと思うのですが、
いいタイミングでフィリピン?から帰ってきた艦艇やら、戦闘機に搭載するのにちょうどいい爆弾やら、
戦闘機やら戦車やらがズラズラと揃います。もう少し苦労してもいいのでは?あと、そこまで準備大変そうなら、
米軍・ソ連軍を登場させてもええんちゃう?ってなりました。そっちの方がまだ必然性や夢があったのでは?
準備のトントン拍子感から、「これ、戦争直後が舞台である必然性がないよね…」となりました。
今思えば、冒頭のノリコさんがパイロットの家に転がり込んでそのまま居着くところから、登場人物の
行動の必然性のなさに気付くべきだったのかもしれません。
何十年も前、かつて栄えていたインターネットの掲示板で、ゴジラ映画に対するこんな感じの見解を見かけ、
それ以来、この言葉を胸に向き合うようにしています。
「ゴジラ映画の人間ドラマパートは休憩時間、クオリティを求めてはならない」
この心の準備ができていたからこそ、台本の都合よく動く話に対して都合よく目をつぶり、ゴジラの恐怖に
向き合うことができました。なので評価は⭐️3つです。
前提なしで細かいところを気にすると、楽しめません!
それだとおそらく⭐️1つだし、奥様に一緒に観に行こうなんて絶対誘いません。
この前提で言っても、ゴジラが出てくるシーンだけは本当に最高だった!
シンゴジラでかなりハードルは上がってしまってましたが、期待以上のゴジラ映画でした。
ゴジラパートだけはほんとに素晴らしかった!!
2回目の鑑賞では途中をスキップしてゴジラが出るとこだけを繰り返し観たいレベルでした。
シークバーが欲しい。
映像は満点 設定とテーマが、、、
映像は文句なく満点で素晴らしく、銀座でゴジラが自らの熱線によるキノコ雲を見上げるシーンは圧倒的な力の描写に自然と涙が出た。
IMAXと4DXSCXで鑑賞して、特に4DXの方は至福の映像体験だった。
それだけで本当は他の要素がどうでもかまわないくらいなのだが、やはり見過ごせない点が2つ。
①米軍はなぜ軍事行動を起こさないのか。
ゴジラがはっきり姿を現していない段階なら「ソ連を刺激する」という理由もまだ分かるが、占領していて自分たちもいる土地に上陸して破壊しているのだからソ連どうこう言っている場合ではないだろう。
ゴジラが破壊した銀座は、初代ゴジラの時とは訳がちがう。アメリカによる占領中であり、銀座のすぐ隣の有楽町にはGHQの司令部があってマッカーサーがいるのだ。アクションを起こさないはずがない。
本来ゴジラ退治のメインになるはずの米軍を黙らせておくなら、それ相応の設定が無いと成り立たない。
②反戦? 戦争肯定?
パッと見は反戦のメッセージを入れている様に見えるが、よく見ると反戦ではなく無謀な戦い方を国民に強いた戦時中の日本政府への批判と感じる。
だから無理な設定でも米軍を出さず、国民(民間)の力でゴジラを倒すストーリーにしたのではないか。
登場人物達の行動理由は「戦争をしてしまった事の反省」ではなく「戦争で活躍出来なかった事への未練」だと思う。
戦争で成し遂げられなかった思いを、ゴジラを倒す事で晴らしている様に見えてしまった。
海外公開での反応が気になる。
とはいえ、典子の生還の理由と首筋のアザがゴジラ細胞による物なら次作もまた観てみたい。
ゴジラ-1.0はゴジラではない!ヨジラだ!!評価も-1.0なツッコミ映画
安定の山崎貴品質、ツッコミどころ満載で、ナンデヤネンとツッコミながら観る分には楽しめるかなー。
車両から海に落ちて命拾いしたヒロインが次の瞬間には銀座の街をゴジラに追われているとか😂
そこを助けに来た主人公が見つけるとか、どんな確率だよーとか😂
海に一気に沈めて浮上させて、急激な圧力変化でゴジラを殺す作戦なんだけど、
浮上させる途中で止まっちゃう。
仕方なく軍艦で引っ張りあげようとするんだけど、そこに漁船が集まってきて皆で引き上げるという。
いや、ロープ沢山つなげてる段階で時間経ちすぎて急激な圧力変化になってないから。
引き上げる意味ないって😂😂😂
最後にヒロイン、あれで生きのびてるとかありえる!?😂
ゴジラが好きな人が作ったゴジラ映画ですね
素晴らしく完成度の高い、最高のゴジラ映画でした!
シンゴジラも後を続けられるような終わり方にしていたので、そちらで続ける事も出来たのでしょうが、東宝としては原点に戻ることを決め、山崎監督に初代ゴジラのリメイクで最初オファーしたのだと勝手に想像しています。しかし、初代ゴジラですと、山崎監督がテーマとしたい特攻の否定とは合わないので、少しずらしたのだと思います。山崎監督は恐らく特攻をテーマにした過去の映画で色々と彼らの手記等を調べたのでしょう。無駄死にを強いられた人たちや、生き残ってしまった人たちの無念を、この映画で終わらせたかったのかなと思いました。
この映画は随所で、ゴジラに深いリスペクトを持ち、軍事や昭和20年代のマニアが作ったということが見て取れます。きっとずっと見たかった画を描いたのでしょうね。震電・・・というのが面白い所で、それだけのマニアなら震電があの任務に不向きとご存じのはず。それでも、震電を出したかったんだ、という所が、マニアらしくて私は好きです。
ラストシーンの病室ですが、悲劇的でしたが感動しました。ゴジラの放射能火炎で出来たキノコ雲や黒い雨から見て、恐らく、あの2人はこの先長くは生きれないでしょう。自分たちの命を犠牲にして、あの幼子に希望を繋いだ。そういう場面と取りました。
他にも褒めたい点がたくさんあるのですが、キリがないのでこの辺で。
残念な点(-0.5分)は、主要キャストの何人かがあの時代の人に見えなったこと。ですが、今の日本人は血色が良すぎるので、こればかりはどうしようも無いと思います。
最後に一言。作品の完成度は人間ドラマもしっかり描けているマイナス1の方が高いと思います。それでもやっぱり自分はシンゴジが好きで、また見返しちゃうんだろうな。
ツッコミどころばっかでくっそつまらなかったです
ゴジラ映画じゃなくてやっすい人間ドラマの映画ですね、これ。
ゴジラメインじゃなくて人間メインでしかも口頭説明。言わんでも目で見てるんだからわかるわ。
しかも展開にツッコミどころありすぎるし、集中できませんでしたよ。
口の中に機雷という大きな異物が入ってきてカラカラいってるのに吐き出しも呑みこみもしないのはロボか?神経無いのか?、電車から海に落ちたと思ったら次のシーンじゃゴジラの前の逃げる群衆の中にいるヒロインはゴジラの前にワープでもしたの?速度的に無理でしょ、ロボットみたいに背びれがしっぽの先からガコンガコンと上がって一気に全部下がって熱戦を吐き出す機械みたいな動きは何?中心に炉心があるだろうになぜしっぽの先端から光る?、海神作戦では途中で浮き輪壊して浮き上がらなくなったゴジラの前で悠長に応援の船と駆逐艦をロープでつなぐのは急いでも数十分程度じゃ無理だろ、浮き輪噛み千切れるのになぜゴジラは暴れない?シーンカットすればいいってもんじゃねえだろ時間考えろよ、爆風でおっそろし勢いで吹き飛んだのに無事な女性はG細胞か?ただのご都合主義か?散々探しただろうにどこにいた?、震電とゴジラがかち合ったのってどこなんですかね?今まで街中に出没してたのにいきなり数件しか家が無く後は田んぼ畑の田舎でシーンカットしたと思ったら海のそば、戦闘機に気を取られた?ワイヤーとボンベが絡まってきてるのになんでその場で立ち泳ぎしてるの?高雄戦の時に見せたあの素早い泳ぎと動きはどうした?、体の中心にバカでかい炉心を持っていて核融合し続けているはずのゴジラがあの程度の高圧と急減圧で人間みたいに膨れる?脆すぎない?
パっと思い出した違和感があるシーン書いたから時系列バラバラですけどマジで集中できなかったですね、ツッコミが頭の中を駆け巡って、なぜそうなるかとばかり考えてましたよ
シーンをカットするのは良いんですけどね、カットされたシーンで変わった部分がどれだけ時間がかかるかとか考えちゃうわけですよ
特に緊迫した海神作戦のシーンとかね、何隻もロープで強固に繋ぐ時間が数分なわけないしゴジラ暴れないの?ってとこでもう緊迫感ゼロでしたわ
人間ドラマシーンはもうどうでもいいですわ
「ゴジラ見に来たんだけどなー何見せられてるんだろうなー」って感じで内容も薄っぺらくてセリフも説明口調で感動した名セリフもなく記憶にも残ってない
唯一残ってるのは最初のほうのシーンで隣に住んでたおばさんが自分は子供無くしたのに何でお前はのこのこ帰ってきたんだって激昂するシーンですね、あそこは感情がのってて良かったですけどすぐ赤ちゃんにほだされたのはちょっと段階とばし過ぎじゃないかとは思いました。空襲と関係なく栄養失調や病気で亡くなったとかなら代わりの子供への愛情の注ぎ先となったって納得しますけどあんなに恨んでいたのにすぐ手のひら返しはなんなんだろう?
必要な過程のシーンがカットされたとともにそのシーンに必要な時間もカットされたのが違和感爆発したとこかなーって思ってます。
ご都合主義は良いんだけどご都合主義のジャンルがコメディというかギャグマンガの世界なんですよね、閉まるドアにギリギリ入れたとかギリギリ気づけて避けたとかじゃなくて、いやありえないだろ!ってツッコミ入れるタイプのご都合主義。
VSシリーズみたいに定期的に何度も見たいってならない、二回目はレンタルとかじゃ絶対借りず金曜ロードショーとかでならここがおかしい等と家族で議論しながら見るかなってくらいの映画でした。
ファイナルウォーズの時に通販で販売していて買っってもらったゴジラの映画全集?DVDボックス?で2000年前後の作品から見直して昔は良かったなって年とった爺みたいなことしようかと思います。
オブラート無しの感想
なんでこんなのが絶賛されてるかマジでわからん、ゴジラとして最底辺のマグロ食ってるゴジラの映画のほうが映画としてはまだ面白かったよ。
万人受けするストーリー
「シンゴジラ」のように驚きや想像を超えてくるようなことはありませんでしたが、普通に面白かったです。主人公神木隆之介君の演技が素晴らしく、ゴジラ中心と言うよりも、神木くんのストーリーと言った印象で、「シン」よりも万人受けするストーリーだと思います。ただ欲を言えば、ゴジラの凄さが伝わってこないというか...「シン」で圧倒的な破壊力と、今まで感じたことのないような神々しさを目の当たりにした後なので、そこは物足りなさを感じました。
結末で評価を分けているようですが、私は浜辺美波生存には賛成、ゴジラ再生には反対です。
B級に振りきれたならば
うん。良いところもあった…よな。
出し惜しみせず早めに姿を現すゴジラ。
ゴジラが神のように描かれていない点。
ゴジラが現れた理由を説教臭く説明もしないところ。
得体の知れない悪として描かれているあたり(褒めている)。
飛んだり跳ねたりしない下半身しっかりめのビジュアル。
最後はちゃんと−1.0だったことちゃんと思い出させるところ(回復は早過ぎるが。オキシジェン・デストロイヤーじゃなきゃ死なないんだからやむなし)。
元艦長の田中さんのカリスマ性と若者役の山田さんの自分も行きたいって演技。
そう…良いシーンもあったはず…。
けれど…
何度もたまたま助かる神木隆之介。
銀座でたまたま浜辺美波に会えちゃう神木隆之介。
ゴジラの咥えた電車から落ちても生き延びちゃう浜辺美波。
最後はゴジラの細胞がうっかり影響して?生き延びちゃう進化版浜辺美波。
機雷撤去の人が大役を任されちゃうくだり。
実はなんか凄い博士な吉岡秀隆。(暇なのか?割と飲み会にも来てたけど。)
いや、まぁまぁ。
ハリウッド映画みたいなご都合主義もよし。映画だもん。
脱出装置に電報の相手。
先が読めちゃうのもまぁ…良い。謎解き映画じゃないもん。
が…やはり…。
ダメだ…。
安っぽいセリフと演技が山盛り過ぎて…。
気にしないふりをしてもそこが気になってしまう。萎える。集中を削がれる。
特に佐々木蔵之介と吉岡秀隆が目も当てられない…。激安設定に激安演技。彼らは役者として出るメリットあったのかな…?酷過ぎ。
いっそB級映画に振り切った脚本だったのならいざ知らず。
そうやって冷静にさせられると、見たくなかったダサいゴジラもひたすら気になってくる。
人ひとりをピンポイントで咥える器用なジュラシックパーク的ゴジラ。
の割に急に?何故か?一台の戦闘機に気を取られて?ボンベにまんまと囲まれちゃうおバカゴジラ。
視聴者にわかりやすく顔出して犬かき泳ぎするゴジラ。
超合金の変身みたいに背びれがシャキーンと順番に飛び出すゴジラ。
あぁ…ダサい。。
唯一、伊福部昭の音楽は無条件で最高。
高揚感。絶望感。
カッコ良すぎる。
世間の評価ほどは乗れなかったという印象
面白かったけど、周りの人ほど絶賛とはいかないですね。映像や役者陣の演技は本当に素晴らしかったんですが、脚本や演出に関しては正直微妙な部分が多く、なんでここまで皆が大絶賛しているのか、私には分からなかったですね。正直「いつもの山崎監督作品」って感じで、良い点と悪い点が同じくらいある映画だったと思います。
・・・・・・・・・・・
第二次世界大戦後、戦争を生き残ったが家も肉親も喪った敷島浩一(神木隆之介)は、盗みを働き男たちから追われていた大石典子(浜辺美波)から突然赤ん坊を託される。その赤ん坊は典子とは血の繋がりが無く、戦火の最中に見知らぬ女性から託された子だという。敷島と典子と赤ん坊は本当の家族のように生活するが、戦争が終わってからも敷島は、戦争中に謎の巨大生物「ゴジラ」に襲撃された事件をトラウマのように思い出すのだった。
・・・・・・・・・・・
映像は本当に素晴らしかったです。ゴジラの造形や戦闘描写は120点だったと思います。山崎監督の過去作『アルキメデスの大戦』でもそうでしたが、海の上の戦闘描写は大迫力でした。ゴジラの放つ熱線の威力もすさまじいビジュアルで、「こんなん勝てっこない」と絶望感を与える描写としては最大限の働きをしていたと思います。
役者陣も素晴らしかった。
私の推し俳優である神木隆之介・浜辺美波・山田裕貴がそろい踏み。彼らの演技は(好きな俳優さんと言う贔屓目はあるだろうけど)文句のつけようがないほど素晴らしかった。個人的には浜辺美波をもう少し可愛く映して欲しかったけど、戦火の中を辛うじて生き延びてきた女性役なので、あんまり綺麗にし過ぎると設定とのミスマッチが起こりそうなので、映画的にはこれが正解なんだろうなぁ。
しかし、正直映像と演技以外の部分に関しては正直イマイチでした。特に脚本と演出は結構酷いものだったと思います。
具体的に言えば、「あ!あれはなんだ!?」→「ゴジラだー!」っていうパターンと、爆破ドカーン→「やったか!?」→やってないってパターンがあまりに多過ぎることですね。一本の映画の中に似たようなセリフや演出が多くて、何だか白けてしまいます。演出の引き出しが少なすぎてワンパターンで単調なんですよ。
あと、これはラストのネタバレになるんですが、安直なハッピーエンドやめてほしいです。死んだと思ったら生きてましたって展開、マジで萎えるからやめてほしい。死んだままにしてくれてた方が映画としては綺麗に纏まっていたし、蛇足のような続編匂わせも私は不快に感じます。
あと、完全に個人的な不満点ですが、スタッフロールで監督の名前が画面中央でピタッと止まるの、監督の自己顕示欲の強さが滲み出ててちょっと苦手です。
映像が綺麗なのは日本最高峰のVFXスタジオである白組の功績が大きい(山崎監督もVFX関わってるけど今回メインは監督脚本だ)し、役者陣の演技は当然役者陣の演技力によるものなので、この映画の面白いと言われている部分って、ほとんどは山崎貴監督の功績によるものではないと私は考えています。やっぱり脚本や演出などの監督の本業である部分は「いつもの山崎貴監督」だなあと、観ていて思いました。脚本だけでも実力と実績のある別の方にお願いすれば、多分もっと面白い作品になった気がします。
まさか泣くとは
ハッキリ言って興味なかった、観る気もなかった。
だが久々に休暇を取れた金曜日、趣味を堪能しないわけにはととりあえず劇場に行ったらこれがマイルールの「待ち時間が一番少ない作品」だったのだ。
「らんまん」の夫婦が再び共演するから、じゃあ観ようと。大好きだったので、もうホントそれだけ。
いやいやいやビックリ面白かったわ。
佐々木蔵之介の日本に対しての台詞も沁みた。
戦後の設定なのにさ、今も変わってないよね…
私はね、亡くなってないと思ってたよ典子。
本当に良かった。これで3人で家族になれるね。
安藤サクラも登場シーンは嫌な奴かと思ったけどお米をくれたときに不器用な優しさと子どもが好きなことが伝わり、ずっとあったかくて良い人だった。
青木さんもあのとき島で暴言を吐いたり、殴ったりしたけど良い人で、本作には嫌な奴がいなかった。
観て良かった。
ってかラスト…
あとさ、橋爪功出てなかった??
ゴジラのテーマソングは怖いな
ゴジラの怖さを凄くリスペクトされて作られた作品ですね。テーマソングがそのまま使われていて怖さ倍増って感じです。とても面白かったし怖かった。
まぁドラマの方はパターンちゃぁパターンなのですが、しかし民間でやってしまおうってかなり無理な設定ですな。そこだけマイナスポイント。
シンとはちがう切り口でよかったです。
しかしジョーズといいゴジラといい音楽 音響でこれだけ怖くなるんやなぁ。
エンディングの足音だけでまた怖くなった。
"VSシンゴジラ"
鬼才と秀才の全面対決。
前作のシンゴジラは、未知の巨大生物に対して人類全員で立ち向かうという群像劇であり、ゴジラ作品としてはまさに"異色"だった。中でも、「スクラップアンドビルドでこの国はのし上がってきた。今度も立ち直れる」というセリフは未だに鳥肌が立つ名セリフだと思う。
あのシンゴジラを超える作品は出来るのかという疑問の中で、今回メガホンを取った山崎貴監督ならきっと凄まじいゴジラ映画を撮ってくれると思っていた。
alwaysや永遠の0などで名高い巨匠(自分は"邦画の本流"と呼んでいる。)で、VFXの技術で言えば日本第一の監督。描かれる世界観では、エモーショナルでありながらも要所要所でエキサイトなシーンをうまく組み込んだ人間ドラマが紡がれる。
まさにがっぷり四つの対決。互いのカラーを全面に押し出して、もはや比較のしようもないのだが、やはり前作のヒットを考えたときに今作との比較はせざるを得ないと考えられる。ここで無理矢理ではあるが、両作を比較してみる。(庵野秀明派と山崎貴派で評価は二分されると思うと、何だかワクワクする🤭)
私は今作に軍配を挙げたい。
以下に何点か理由を述べるが、私は大の山崎貴ファンなので、いくらか偏った評価が混ざってることもありうるので、もし参考にならなければ読み飛ばしてもらって構わない。
①ゴジラのビジュアル・迫力
VFX技術で言えば日本第一の監督である山崎貴監督。今作ではその技術が遺憾なく発揮されて、国民全員が納得する"あの"ゴジラのビジュアルが見事に作られていた。シンゴジラではストーリーよりまずゴジラのビジュアルが疑問視される意見が多かったように思うが、今作ではそれは無いだろう。日本のゴジラ、本家本元のゴジラのビジュアルというのをやはり国民は期待していると思うし、山崎貴監督は見事その期待に応えた。
また、ゴジラの迫力もやはりすごかった。3段階に分けて段階的にゴジラの迫力や恐怖感が劇場全体を飲み込んでいく。海で小舟を追いかけるシーンや電車を持ち上げて浜辺美波が宙ぶらりんになるシーン、銀座の街を練り歩くシーン、黒い雲に向かって咆哮するシーンなど、数え上げればキリがないほど多くの名シーンが生まれていた。
そして何より、ゴジラの迫力を倍増させるあのBGM(by伊福部昭)がここぞというタイミングで効果的に使われていた。ゴジラ映画の本流を我がものにした最高の演出である。
②テーマ設定
ここは比較すること自体間違っているとも思われるかもしれないが、あえて考えてみたいのには訳がある。
ゴジラ第1作は終戦から6年経って作られた。終戦とゴジラとはまさにゴジラ誕生以来から切っても切れない関係なのだと思う。それをゴジラ誕生70周年に再び終戦後のゴジラ出現を描いた今作は、第1作に対するリスペクトを感じさせる。
また、現代日本のゴジラを描くことも確かに面白いと思うが、あの終戦直後の日本で表現しきれなかったゴジラを今になって最新の技術を用いて描くことの歴史的重要性やその困難さを考えると、今作で終戦直後の時代が選ばれたことはかなり挑戦的だった思う。私はその果敢な姿勢に対して山崎貴監督に万雷の拍手を送りたいと思うのである。
シンゴジラでは現代日本に現れたゴジラが描かれていた。だからこそあそこまで大量の兵器や機械、技術を用いて、全人類挙げてのゴジラ撃退をすることができた。確かにそこには緻密で細部にわたる表現が尽くされていた。しかし果たしてそれは全世代に受け入れられたと言えるだろうか?難しい単語が並べられて、セリフが聴き取りにくいという難点をシンゴジラは抱えて世に出されたわけだが、そこに観客は十分に感情移入することができるだろうか?
その点今作は、全国民が一度は学んだ終戦直後という時代を描いており、人間一人一人の葛藤や人生が描かれたものだったため、より多くの観客の共感をえることができるだろう。
さらに個人的な意見を述べさせていただけるならば、今作で描かれていたのはあくまで人間の生命であり、ゴジラはそれを引き立たせる存在であったに過ぎないと考えている。ゴジラよりも神木隆之介が前面に出てくるという、かつてない怪獣映画になったのはこの点が1番大きいと考えている。
③ストーリーや俳優陣
批判を承知であえて言わせていただけるならば、シンゴジラにはストーリーは無かった。庵野秀明が作った世界がバン!と打ち出されて、そこで行われるゴジラの破壊行動や対ゴジラ作戦の模様が描かれていたものであって、作品に一本筋を通すようなストーリーはなかった。ただこれはシンゴジラが群像劇であり、人類とゴジラの対決を全面に描いたものであるから、こうした描き方を悪く言うつもりはない。
問題は観客が作品に対して何を期待しているかである。観客が求めているのは、「ゴジラの迫力や恐怖、そこからゴジラに立ち向かう勇気を映画と一体になって感じること」、すなわち共感でないだろうか。
この点、ストーリーは簡明でわかりやすく、神木隆之介は最高の演技を見せてくれた。今作の主役として、観客を映画に引き込む最大の媒体としてうまく機能した。また、特攻から逃げた優秀なパイロットという、ありそうで無かった人物像だからこそ観客は自らを投影して、神木が演じる敷島の人生とともにストーリーを全身で受け止めることの出来る、そんな映画になっていたと思う。
神木隆之介の演技自体は、自分は良かったと思う。怯えや絶望、覚悟といったさまざまなな感情を、観客に納得させる表現で表していた。特に目や全身を使った震えなどの点には注目して欲しい。
また、浜辺美波や安藤さくら、そして山崎貴監督作品では常連中の常連である吉岡秀隆など脇を固める俳優陣の演技はもう何も言うことは無い。(「海賊と呼ばれた男」に出てた俳優がかなり多かったと思う。いなかったのは堤真一くらいじゃないか?)
一言言わせていただけるなら、脇役陣があまりにも豪華すぎて、主役の影を多少薄めたのではないかとも思うので、もっと無名の俳優女優陣を起用した方が、より神木の演技に集中させるという意味で良かったのではないかと思う。
確かに今作は何点か疑問点もあった。
ゴジラを倒すための戦力がシンゴジラに比べてあまりにも少なすぎることが一番大きな疑問だと思う。
これについては次のように反論したい。
すなわち、インターネットがなく情報の流通が現代よりも遥かに遅かった時代にあって、意思疎通を意思疎通を図ることが難しかったということである。
そのことが冷戦期のソ連に配慮したアメリカの行動や日本の行動につながった。あの戦力では不十分、というのじゃなくて、「あの戦力しかなかった」というのが正しい表現だと思う。
また、セリフが臭い、という批判もあるだろうが、個人的にはあまりセリフの臭さは感じず、仮に臭かったとしても、むしろ人間臭さを出す上でも良いセリフが多かったように思える。
ハリウッドでは「モンスターバース」という世界観が作られて、日本のゴジラがハリウッドに奪われてしまったのではないかと悲しんだのはもう遠い昔のこと。今作は、(シンゴジラと共に)ゴジラを再び日本のものとして奪還した記念すべき映画である。今作とシンゴジラの対決無くして、ここまでゴジラが最強コンテンツになることはなかっただろう。個人的には、シンゴジラがあったからこそ、今作はそれを上回る興行収入を得ると予想している。「本家本元」という大変な重責を負いつつも、観客の期待に応え、いやその期待以上のものを生み出した山崎監督やスタッフ、そして俳優女優陣に感謝。
映像は良かったけどね。
他の方々も書かれてる通り、映像は素晴らしいものがありました。VFXって言うんですか?CGと何が違うのか私にはわかりませんが、迫力ある映像は純粋に楽しめました。あと、音響も。クライマックスシーンにゴジラのテーマをよい音響で聞くと、安っぽいストーリーを忘れてワクワクしてきましたね。
ただ、そう、ストーリーは激安です。
訳のわからんただの民間人が集まって、ゴジラ退治って、なんじゃそりゃ?って感じ。そんなにヒマなんかい、あんたら?って思うし、そもそも船や武器のカネは誰が出してんだよ?とツッコミたくなった。
あと、あまりにも都合の良く見つかる軍用機。
そして何より、ラストシーン!
まさかと思うけど、あれで感動する人がいるとでも??あのラストを考えたのは誰なんですかね?中学生の学芸会かよ!って叫びたくなりました。
怪獣映画のストーリーにガチャガチャ言うな!と怒られそうですが…最近の邦画のストーリー、どんどん劣化してますよね。
ストーリーって、そんな予算がかかるもんじゃないんだから、もう少し頑張って欲しいよな…って思った次第。
こんな激安なストーリーじゃ、ゴジラも怒りだしますよ。
純粋に良かった。
良かった。そしてシンプルでわかりやすかった。
更には、最後に「典子さん」が生きていたのが良かった。これだけでコンマ5加点です。自分はハッピーエンド&大団円のストーリーが好きなので。やはり悲しいことは少ない方が良いです。
映画的には、多少、人間ドラマ部分での言動に力が入りすぎていた感もありますが、戦争直後なのだからそうなのかも?(自分は戦後の遙か後の生まれなので、戦争直後のことはよくわかりません)
今、ウクライナで戦争、イスラエルで戦争 or テロが起こっていますが、やはり戦争はよくないですね。かつて『戦争とは爺さんが始めて、おっさんが命令し、若者たちが死んでいくもの』と大橋巨泉さんが発言したようですが、できることなら戦争を起こした人だけで戦地で戦って欲しいです。この映画の中では戦争の悲惨さも描かれていて、自分的にはタイムリーでした。
以下、余談です。
①自分の記憶の中では、ゴジラは人類の味方だった記憶が強いのですが、シンゴジラといい、今回といい、最近はゴジラと人類との対決が続いていますね!
②シンゴジラでは政治意思決定の迷走を、今回は戦後の混乱をテーマにしたようですが、次回はどうなるのでしょうか? ストーリーを作る人もそろそろ大変そう。
③「敷島さん」の操作する「震電(後ろにプロペラがあるのがちょっと奇異に感じました)」の爆弾の安全解除の赤いレバーが、実は脱出装置の起動スイッチかと思ったのですが、スイッチはちゃんと別にありましたね! ここだけは予想を裏切られました。
<主な基準(今後のためのメモ)>
4.5 観て良かったと感じた映画
4.0 おすすめできる映画、何かしら感慨を感じる映画
3.5 映画好きなら旬なうちに見てほしい映画
3.0 おすすめはできるが、人により好みが分かれると思われる映画
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