ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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初代とGMKを観てからだと尚更楽しめるかも
圧倒的!そして‥圧倒的!!
あっぱれでした。
純粋な評価としては星は4くらいかも知れないが、「好き」ポイントで星5にさせてください。
観る前にこの内容を予測した人はいないと思うけど、観終わった時には「こういうのが観たかったんだよ!」と思わせられたのは初めてかもしれない。「わかっている」人が作った作品だと素直に感じた。
思えば第1作以外、すべてのゴジラ映画はまさに「ゴジラ映画」になってしまっていたことを、本作は教えてくれた。これは「一般映画」であり「戦争映画」でもあった。 冒頭、「なんでこんな主人公?」と感情移入できなかったが、ストーリーが進むにつれて「これは彼の物語でもあるのだ」と納得できた。
一つだけ音楽について。伊福部音楽を使うタイミングも素晴らしかったが「モスゴジ」と「キンゴジ」のテーマは不要。今後も使うならメインテーマだけにした方が締まる(モスラやキングコング、ラドンが出るなら別)。
予想以上の出来でした!!
CGはよかったが
普通の映画。セリフもお話もカメラアングルも目新しいものがない。7年前にシン・ゴジラという革新的な作品があって、その後にこれを出す意味がわからない。
全てが予想通りに進むのでわかりやすくはあるが、定食屋の定番メニューみたいなものでまるで引っかかりがないから一度見れば十分である。
主役の神木さんの演技は物足りなさが残る。恐怖や悲しみの表現に息を切らせたような仕草ばかりするのがいかにも芝居じみていて違和感。もっと自然にできないものか。
相手役の浜辺さんの方はまあ普通。配役を知らずに見たので、最初は誰だか分からなかったが。銀座のOLの制服を着たときのようなピシッとした格好の方が似合うタイプだとは思う。
ゴジラのCGは高品質でそこは素晴らしい。ハリウッドゴジラみたいに暗闇でごまかさずに見せたのは良かった。
最後のガスによる沈下作戦でゴジラが大人しくなすがままになっているのは、それまでの暴れ様からすると変である。シン・ゴジラでも似たようなシーンがあったけど、そんなところだけ真似してどうすると思ったりして。
最も自分が気になった部分は、朝ドラみたいな人情ドラマが頻繁に入ること。パニック映画のスピード感は損なわれるし、そこまで時間を割く必要性が感じられない。個人のドラマを強調したせいで、対ゴジラに結束して戦う日本海軍というテーマとどっちつかずになっている感もあり。
この映画は、マニアックなこだわりを突き詰めた結果、わかりくさもあったが見ごたえのあるものになっていたシン・ゴジラに比べると一段落ちる印象。消化が良すぎて見た後で何も残らないのである。
序盤、中盤、終盤、このゴジラ怖いと思うよ
いやー凄い!w映画の大画面で観ると、ゴジラの凶悪な顔が迫ってきて大興奮。
他のゴジラ映画と比べてしまったらアレですけど、今回のマイナスゴジラは、「舞台装置としてのゴジラ」という感じがしなかったです。
シンゴジラの様な魔改造され過ぎて生きてる感じがしなくなったゴジラとも違うし、アメリカのプロレスゴジラって感じもしない。本当に人間という存在を憎んでいる怪獣という凶悪さがこれでもかと伝わってきました。
鑑賞中に、最近の怪獣映画を観てて(何か不満だな)と思っていた事の正体に気付いたのですが、人間の兵器が重要視されていなかった事です。兵器はまるで雑魚敵、やられ役の爆発要因に成り下がっており、活躍の場面があまり無かったのですが、ちゃんと今回は例のBGMと共に大活躍します。戦艦達が躍動している山崎貴のゴジラをみんなに見て欲しいな。
これはハッキリ言って映画館の大スクリーンで観るべき映画!未鑑賞の方は是非映画館まで!
時代設定に号泣よ
この時代設定という事はまったく前知識になかった。
神木隆之介と浜辺美波のらんまんペアでやるというのは知ってた。
で、これがどーにもこーにも 万太郎とお須恵ちゃんに思えてしまって最後まで「まんたろー」が拭えず。
最初の特攻の部分から青木崇高に憎まれつつ復員して自分の家を探して安藤サクラに会って浜辺美波に赤ん坊押し付けられて、で一緒に住み始めて 佐々木蔵之介や吉岡秀隆や山田祐樹と一緒に仕事始めるところは、もう十分に面白いのでゴジラ出て来なくていいからこういうメンバーでこのままの話で良くない?って思う程 皆さん素晴らしい。
その後やっぱり GODZILLAなので 大怪獣は出てきて
もうどこもかしこもぺちゃんこのぐっちゃぐちゃ。
そこからが 胸アツストーリーの始まり。
もとの海軍の生き残りを集め、みんなで国を守ろうっていうところからラストのラストまで ずっとハンドタオルがおとも。
山田祐樹はいったい どこに来るんだろ。
このままあきらめるってことはないわけで、、、。
まさか飛行機の後ろからひょっこりはん になって来ないよねーと そればっかり心配してしまった。
違うなら違うと、先に知ってたら落ち着いて見られたものを。
青木崇高って 出て来ると絶対泣く場面なんだよね。
面白かったわーー。
怪獣映画としてはまあまあ。それよりテーマに打ちのめされます。新海3部作に似ているかも。
ストーリーとしてはご都合主義展開です。ゴジラの出没と主人公の動きが一致するところとか、主人公と疑似家族になるヒロインの存在そのものや銀座での出来事などです。その他、あまり整合性が取れていない強引なストーリー展開でした。加えて設定上の問題は、恐らく兵器などの性能とか駆逐艦のスピードとかいろいろありそうです。
が、それを許容できる人にとっては、怪獣映画であると同時に国防と家を守るということと自分の命を深く考えさせる映画となっていました。特に国を守るための意義については、シンゴジラが官僚側だったのに対して、民主主義において国を守るとはどういうことか?という話になっています。
主人公の周囲の出来事がご都合主義転嫁なのは、そのテーマを深掘りして行くために必要だった、ということは十分読み取れると思います。
もちろん、核兵器、自然災害、大規模事故のような理不尽な破壊の象徴としてのゴジラは、現代日本においては特に東日本大震災のアナロジーとしても見ざるをえません。戦後と大災害。そして海外の戦争と我が国の国会に想いを馳せる人も多いでしょう。そういう含意は幾層にも折り重なって非常に深い作品でした。
正直涙ぐみました。後半の主人公の気持ちの変遷に乗っかると、何か胸にジーンと来ました。
怪獣映画としての出来は、ゴジラの身体の設定とビジュアルは良かったです。ただ、銀座の破壊だけで終わってしまったのはちょっと物足りない気はしました。結果としてゴジラの恐怖が主人公視点のパーソナルな水準で終わってしまいました。
国がなぜ動いてくれないんだ?というイラだちをもうちょっと観客も同調できる作りだったらなあ、と思います。一応戦後の状況に絡めてGHQと国の動きは設定がありますけど。
それと小僧…坊主でしたっけ?と漁船です。まあ、やりたい事も含意もわかりますが、あそこはちょっとドラマもビジュアルも弱かった…というか下手するとギャグになってしまいました。
ゴジラは背びれの演出は凝っているんですけど、ちょっと時間かけすぎで間延びしたかなあと思います。あとゴジラの立ち姿がちょっと人間っぽくて滑稽な感じはありました。
映画館の画面で大音量で見るとスゴいという感想でしょうが、これをテレビやパソコンで見ると、それほどでもないと思います。兵器の造形も作り物感がありました。そこは過大評価にならない方がいいでしょう。
ただ、テーマ、含意は非常に優れた映画だと思います。
話の構造は全然違いますが、非常に大きなテーマで新海誠氏の「君の名は。」を含む災害の3部作とテーマは重なってきます。
もちろん象徴的なのは結末です。災害と向き合いつづけてきた我が国において、どこまで悲劇を描くかですね。命の無常を考えた場合、本作の主人公は告白できずにいたことをどう思ったでしょうか。その後悔こそが共通項かなと思います。
終戦の真ゴジラ
今まで劇場で観たゴジラでは、ストーリー,特撮共にダントツに出来がいい作品です。まず、太平洋戦争末期から終戦直後に時間軸を戻したのが成功の一因です。敗戦と言う前代未聞の災厄を経験しながらも生き残ってしまった者達が、自分達の『終戦』のためにゴジラと言う絶対的存在に捲土重来の戦いを挑む姿に胸アツです。変にチャかしたり笑いを取ったりせず、日本人でないと描けない王道的なゴジラの復活が嬉しいです。元特攻兵の葛藤や焼け跡で寄り添う人々の人情や希望のドラマ部分もしっかりしているし、ゴジラに対してSF的な新兵器でなく、残された兵器と物資や人員で難題に取り組むのも好感が持てます。(マニアックですが震電にはシビれました)まさに山崎貴監督の今までのフィルモグラフィーの総決算とも言える作品でした。役者では、神木隆之介は屈折した感じがいいし、浜辺美波もまさに正統派ヒロイン。脇をかためる役者さん達もいい感じでした。
シン・からの
「夢淡き東京」を聴きたくなった
迫力ある
過去最高のゴジラ映画です❣️
ゴジラファンとして
今まで観た中で一番好きな作品です。
なんと言ってもエンターテイメント性が素晴らしい👏
「三丁目の夕日」でも驚かせてくれた
昭和の戦後間もない時代背景
「永遠の0」や「アルキメデスの大戦」での戦闘機や大海原を進む戦艦の迫力
そして
この二作品でも描かれるドラマ性と
同レベルとも言って良い人物描写も
今までのゴジラ映画には無い
ドラマティックな作品となっています
芝居のリアリティよりも
登場人物の心情に共感出来るので
有り得ないような偶然や奇跡も
あって良いんです。
だからこそ
この作品の映像美や
ゴジラの圧倒的な存在が更に恐ろしく
際立っているように思えます。
初期のゴジラ映画を彷彿とさせながら
更に奥行き深く美しく響き迫ってくる
音響にも感動
そしてエンドロールの素晴らしさ
最後ゴジラの咆哮には
迫力に胸が震えました✨
山崎貴監督これまでの集大成と言える
映像作品であり、ゴジラ愛に満ち満ちた「ハリウッド !これが本場のゴジラだ!見てみィ‼️」と世界に発信して欲しい作品。ファンならずとも必見です。
今までとは違うゴジラ映画です
ゴジラ映画は人とゴジラとの戦いを主軸に描かれてきましたが、
今回は「-1.0」の部分が描かれた映画
戦時中、戦後の日本人達が、どの様の苦悩を抱え生き何に光を見出して生きていたのか。
もしその時代の日本にゴジラが現れたら人はどう生きるのか?
ゴジラ対人間では無い物語なので、特撮以外の映画として見て面白い映画になってます。
あと、日本映画のVFXの陳腐な感じからハリウッドとかに追い付いて来たかと思える出来栄えでした。
正直今まで多くの映画を観て来ましたが、どう見ても作り物とわかるVFXしか無かったので、
ゴジラ-1.0でのVFXの作りは良かったと思います。
今までのゴジラ映画の手法+VFXがうまくマッチしてて、日本の特撮映画感が残しつつVFXで描き切れない部分を補完していて映画の作りも良かったです
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