ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
全1357件中、301~320件目を表示
THE昭和の映画
遅ればせながら見てきました。
ちょうどいい人数の登場人物、
ベタな予想通りの展開、
キャラに合った配役、
絶対に死なない主役達、
The昭和といった映画でした。
ゴジラは本当に怖くて、思わず童心に帰って、「頑張れ、ゴジラやっつけろ!」と思ってしまいみした。
どうしても気になったのは、他の人も指摘していましたが、海の中をゴジラが歩いているように見えて、めちゃくちゃ深い海だったというところです。
まさに『ゴジラ』。
前提として
・日本の『ゴジラ』シリーズだと、初代、1984年版、『シン・~』を視聴済。
・山崎貴監督の他作品だと、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『永遠の0』『寄生獣』及び『~完結編』を視聴済。
めっちゃ面白かった。まさに『ゴジラ』。
まずはマジで戦後であること。終戦直後である。
今作の"ゴジラ"は、"戦争"という象徴で出現。これが見事なまでに登場人物の心情とマッチする。そういえばゴジラって、いつも何かの象徴として出てこれる器量というかシンプルさがある。
人間ドラマパートとゴジラパートのバランスだが、今作は人間サイドが多め。戦争によるPTSD(しかもこれがゴジラと重なる)、もう一度戦いに行こう、死にに行こうとする男たち、それを止めたくても止められない女性と子供たち。家族の物語でもある。
男どもの感覚は狂っている。どうして自分は生きているのか、早く死にに行かなくては……戦後の空気感とこの傷跡はめちゃくちゃ痛い。特に敷島である。いや本当に痛々しいし、狂っていくのがキツイ。
それをどうにかぶち壊すために、ゴジラを殺しに行く。物語の目的が非常に分かりやすい。
ゴジラ殺害作戦も分かりやすかった。実演があると分かりやすいね。あと痛々しかった。ゴジラの傷跡が生々しく、まさに"殺し合い"を観ていた。
ゴジラのデザインは人間っぽさと凶悪さ、そこにかっこよさがあった。足太め。別形態もあるよ!
ついでに言うと、今作ゴジラの生態(というかスキルというか……)がグロかっこいい。生物としての格の違いを見せられた。
放射熱線は物足りなかったけど、スタイリッシュさと特大エネルギーは感じられる。あと、痛々しい。それもそうか、生物の次元を超えた兵器のような行動だもんな。反動はある。
でもそれがまたカッコいい。表情も悪役で人間臭い。孤独な強さとカッコよさ。
そしてストーリー。何が何でも「生き抜く」ことをテーマにしている。戦後に間違いなくマッチしてるし、登場人物の成長や変化にもつながっていく。シナリオも比較的綺麗でとっ散らかってない。ただ、ゴジラによってもたらされる絶望感(物足りない)と、とどめの一撃の演出(くどい)が微妙だった……
そういえばVFXがめっちゃ良かったな……。ゴジラの足元に人が居るんですよ……ゴジラのサイズはそこそこなのが妙にリアルで、人が潰され消し飛ばされていくのも妙にリアルで……そういう恐怖はしっかりと表現されていた。船上での邂逅とか、焦りが半端ない。ゴジラに会ったら確実に「これ生きて帰れる?!」ってなる。
ゴジラってそういう存在だよね!
しかしラストの伏線が残念過ぎた……タイトルの意味まで受け取り方変わっちゃうじゃん……残機かよ……
小言をいくつか言ってるけど、面白いのは間違いない。面白かったし、クオリティも高かったからこそ、気になるところがいくつかある感じ。
ゴジラを好きな人はもちろん、ゴジラに興味が無い人も是非観てほしい。ゴジラ史に刻まれた新たな分厚い1ページ。そんな作品。
カッコ良かった!そして感動した!
とても良い作品でした!
幼い頃に映画館で観ていたゴジラとは違い、今回の作品はゴジラ対人。
今回はゴジラが悪役で、明らかに勝ち目のない戦いに諦めないで挑んでいく人の姿や、戦後の中生き残ってしまった事への後悔や苦悩を乗り越えていく姿に感動しました。
またゴジラがカッコいい!歩く姿も昔の様にノシノシとゆっくりな所がいいし、熱線をはく姿もカッコ良かった!!
やっぱり日本のゴジラはいいね👍
BGMのかかるタイミングが良かった
ゴジラ♪がかかるタイミングが良かった
時代背景に合ったメッセージ性がよかった
子供の演技が良かった
浜辺美波の「え?」というセリフ
佐々木蔵之介の「これからはお前たちに任せた!」みたいなセリフは言わなくても伝わった
言わないほうがかっこいい
印象的なシーンは特になかった
おお、震電!!
11月3日(祝)公開初日に観ようとしたが、TOHOシネマズ池袋でネットの席取りが遅れたらIMAXもATMOSも良い席がもうないから普通版(シアター6 H-13)で見る。初日の池袋12:20の回は最前列位しか空いていなかった。
1954年版の「ゴジラ」へのリスペクト満載だ。「M:I」がラロ・シフリンなように、やっぱり「ゴジラ」は伊福部昭。かかるタイミングが抜群だ。
CGも邦画にしては上出来、ゴジラの造形も良いね。浜辺美波もトム・クルーズしてたし。最新兵器も米軍も出て来ない終戦後の日本と言う時代設定が良かった。
個人的には神木隆之介が震電で飛ぶのがツボだった(格納庫で映った時、思わず「おお、震電」と声が出てしまった)。
隼、鍾馗、飛燕、疾風、五式戦、零戦、紫電、紫電改、雷電、これが全部判る人は震電 で興奮します。
浜辺美波のクビの黒い跡は何?
娘に「ゴジラ−1.0」を推しておいたら見て来て「良かった、泣けた」と言っていた。初代ゴジラの話をしていたら、その後1954年版ゴジラを早速アマゾン・プライムでレンタルして観たらしい。
ウチにあった初代ゴジラの録画ビデオは、松村光生さんが東京国際映画祭で来日していたデビット・クローネンバーグにインタビューする時にゴジラ好きの息子へのお土産に私のビデオを「ゴジラの逆襲」と2本持っていったのを思い出した。松村光生氏ももう亡くなった。「デッドゾーン」をファンタでやった時の話です。
「ゴジラのビデオ持ってない?明日クローネンバーグにインタビューするんだけど息子がゴジラ好きらしいのでお土産に持っていきたいんだけど」
「ゴジラとゴジラの逆襲、2本あるけど」
「頂戴!」
「じゃあクローネンバーグのサイン貰って来て」
ファンタスティック映画祭のパンフのクローネンバーグのページにサインして貰ったけど、昨年の引越でそのパンフは行方不明だ。
追記:公開から2ケ月以上経過しての投稿なのでネタバレ有りにしていません。マイナスカラーは別途レビューしました。本作はアカデミー賞視覚効果賞にノミネートされました。
個人的に2023年1番面白かった
まずゴジラが怖い←ここがほんとに良かった
人を噛み殺したり踏み潰したり 恐ろしさを感じた
山崎貴にしかできない怖さ シン・ゴジラも好きだけど、個人的にはマイナス1の方が好きかなぁ
とにかくゴジラの光線、熱線、建物類の崩壊の迫力がえぐい 映画館で見なきゃ損する
これで低予算なのがすごい アカデミー賞も獲れたし
話も難しくなく、神木隆之介と浜辺美波の演技がとっても素晴らしかった
個人的に2023年最高傑作
50年振りのゴジラ
小学生の頃みたゴジラのストーリーは覚えていませんが何作か見たのは間違いありません。
今回の映画は予想に反してストーリーがゴジラより人間に重きを置かれて予想外に素敵でした。
白黒というのも見るまでは抵抗がありましたが
時代背景的がより伝わり効果的でした。
50年前と比べて素晴らしかったのが音響効果です。
公開後半で見ましたが映画館で見られて本当に良かったです。エンドロール最後が後味最高です。
戦時中の覚悟の人間模様とゴジラの迫力
遅ればせながら友人からゴジラは凄いと聞いたのでミッドランドスクエアへ来た。
今までの怪獣映画のイメージではゴジラは人類の味方的な位置付けだったが、今回は違う様だ。いきなり戦時中の様相から入ったので違う映画を観ている感じに思えたのだが迫力が凄まじかったな。
主演の神木隆之介は特攻隊の生き残りの役で、昔から天才子役と言われていた様に今でも素晴らしい演技力だったな。浜辺美波も熱演だったが、意外に早く消えてしまったな。不気味なラストシーンは-1.0の所以かな。戦時中の覚悟の人間模様とゴジラの迫力が相まってお薦め通り秀作だったよ。
特撮は最高でした
巨大化したゴジラの特撮は良かったし、海を泳ぎ迫ってくる場面はリアルで素晴らしかったです。
ただ、神木隆之介はあの役とは違うような気がしました。神木隆之介自体は昔から好きな俳優ではあるのですが、ちょっと違うかなと。
秀逸な映画に仕上がっている
私は現在65歳。小学生のころリアルタイムでゴジラの新作を毎回見に行っていた。1970年前後。
あの頃は子供受け志向が強く少しコミカルになっていた。
その後、いくつかのゴジラ作品が発表されたが、心の中で違う、これも違うと思い続けていた。
ハリウッド版ゴジラが発表された時も見たがゴジラの面影はなくこれも違うと思っていた。
今回ゴジラ-1.0は極めて初代ゴジラを彷彿として見ていて涙が出てきた。
うれしかった。よくぞここまで作ってくれたかといううれしさ。
庵野のシンゴジラは手のひらが上向きで、動物の本能としてあり得なく見る価値もなかった。理屈っぽく能書きばかりで入り込めなかった。
ゴジラ-1.0はすべてにこれまでのゴジラを研究され、オマージュされていて、作るのに大変な努力をしているとわかる。
私は洋画8割、邦画2割の嗜好だがこのゴジラは素晴らしい。
ゴジラ映画の王道
ストーリーとしては、ゴジラ映画の王道を行く。
木造船の場面が一番怖かった。
ジョーズや白鯨の様に、木造船で立ち向かって欲しかった。その方が恐怖感max。
それにしても、神木くんと美波ちゃんは絵になる。
先が読めても、感情移入できます。
生きる
このゴジラは人間目線から見ることが多くて絶望感を恐さを感じた。
あんなのが目の前に迫ってきたら逃げることもできずに無理だろって生きることを諦めるかも知れない。
逃げて生き延びたところであの戦後の時代に前を向いて歩くことができるだろうかと思考も停止するかも知れない。
終戦後、復興のときに突如として現れた未知の生物。一瞬にして不条理に奪われた命、変わり果てた街並み。
戦火を生き抜いたのになぜこんな目に合わないといけないのか。。。
ただただ怒りがこみ上げる。
でも、こんな絶望的な状況でも人は立ち上がる。目下に迫った未知の脅威を知っても立ち向かう。勝てる見込なんてゼロでも一縷の望みにかけて、命を懸けて立ち向かう。なんでこんな貧乏くじを。。。そんな思いを抱えつつ大切な人たちを守るために、戦争を生き延びてしまったから、犠牲になった命のために奮起する。
劇中で「生きて帰って来ることを誇りとしよう。」というセリフがあった。今自分たちができることを全うする。
生きるために戦うことを諦めなかった人たちの話だと思った。
戦争を経験していない私たちが生きてる今は、たくさんの生きたかった人たちの上にあることを忘れてはいけないし、命懸けで守ってくれたこの国を未来に繋いでいく責任があること、大変なこともあって本当に生きることをやめたい時もあるけど、命がある限り生き抜かないとと思った。
3回目です!!
本日、マイナスカラー見に行きました。カラーで二回見ましたが、モノクロも本当にいいです。3回目なのに、最後まで集中して見られましたし、涙も出ました。
もしかしたら、ゴジラ映画の中で最高傑作化も!!
全1357件中、301~320件目を表示