ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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戦時中の覚悟の人間模様とゴジラの迫力
特撮は最高でした
秀逸な映画に仕上がっている
私は現在65歳。小学生のころリアルタイムでゴジラの新作を毎回見に行っていた。1970年前後。
あの頃は子供受け志向が強く少しコミカルになっていた。
その後、いくつかのゴジラ作品が発表されたが、心の中で違う、これも違うと思い続けていた。
ハリウッド版ゴジラが発表された時も見たがゴジラの面影はなくこれも違うと思っていた。
今回ゴジラ-1.0は極めて初代ゴジラを彷彿として見ていて涙が出てきた。
うれしかった。よくぞここまで作ってくれたかといううれしさ。
庵野のシンゴジラは手のひらが上向きで、動物の本能としてあり得なく見る価値もなかった。理屈っぽく能書きばかりで入り込めなかった。
ゴジラ-1.0はすべてにこれまでのゴジラを研究され、オマージュされていて、作るのに大変な努力をしているとわかる。
私は洋画8割、邦画2割の嗜好だがこのゴジラは素晴らしい。
恐ろしい映画でした…
ゴジラは米国そのものに見えました。また、広島県出身の私には典子が爆風に飛ばされる姿は、小学生の時から何度も8/6に習ったピカドンのシーン。その後の黒い雨も伴って言葉を失いました。
典子と浩一の最後のシーンで、典子がゴジラを倒した浩一に、「あなたの戦争は終わりましたか」と問いかけましたが、それは日本人に先の戦争が本当に終わったのかと問いかけているように聞こえました。そして最後のシーンで、「ゴジラ」はまだ蠢いていると…
ウクライナ、中東と米国が関与する紛争最中、また極東での緊張が高まる中でこの映画を日本のみならず米国と英国で公開することに恐ろしさを感じました。
今のところ、一般的には好評とのことですが、黄禍論を今も持っていそうな英米の高級情報担当者らが、どのように解釈するか…考え過ぎでしょうか…
ゴジラ映画の王道
主演の二人からの広がりとゴジラの迫力
朝ドラ『らんまん』の主演二人が本作でも共演しているということ以外には、あまり関心がなかったけれど、安藤サクラ氏、吉岡秀隆氏、佐々木蔵之介氏、山田裕貴氏が出演しているだけでも、期待感が広がった。ゴジラはやはり圧倒的な破壊力を発揮するのだけれど、人を食うわけではないようである。海中を泳ぐゴジラは、『コング vs ゴジラ』でもそうだった気がする。『シン・ゴジラ』は、ゴジラ自体の迫力場面が少なく、会議場面が多かった印象が強い。熱光線は、巨大戦艦をあっという間に破壊するのだけれど、機雷除去のための小舟や主役を破滅させることはなく、ぎりぎりの緊張感は演出していた。機雷除去の苦労に関しては、呉の大和ミュージアムの側にあるてつのくじら館の展示で学んだことがある。全般的に命を大切にしろというメッセージが強調されるとともに、小舟が巨艦の救援に駆けつける場面には、『ダンケルク』で、英独戦争での多数の漁船が駆けつけた場面を思い出した。戦闘機震電は、大刀洗平和記念館での展示では、本作での利用のことを秘密にしていたらしく、本作公開後に知ることになったが、空中戦の場面は意外に迫力がある。アメリカ占領下にもかかわらず、アメリカが介入しないという設定も興味深い。
生きる
このゴジラは人間目線から見ることが多くて絶望感を恐さを感じた。
あんなのが目の前に迫ってきたら逃げることもできずに無理だろって生きることを諦めるかも知れない。
逃げて生き延びたところであの戦後の時代に前を向いて歩くことができるだろうかと思考も停止するかも知れない。
終戦後、復興のときに突如として現れた未知の生物。一瞬にして不条理に奪われた命、変わり果てた街並み。
戦火を生き抜いたのになぜこんな目に合わないといけないのか。。。
ただただ怒りがこみ上げる。
でも、こんな絶望的な状況でも人は立ち上がる。目下に迫った未知の脅威を知っても立ち向かう。勝てる見込なんてゼロでも一縷の望みにかけて、命を懸けて立ち向かう。なんでこんな貧乏くじを。。。そんな思いを抱えつつ大切な人たちを守るために、戦争を生き延びてしまったから、犠牲になった命のために奮起する。
劇中で「生きて帰って来ることを誇りとしよう。」というセリフがあった。今自分たちができることを全うする。
生きるために戦うことを諦めなかった人たちの話だと思った。
戦争を経験していない私たちが生きてる今は、たくさんの生きたかった人たちの上にあることを忘れてはいけないし、命懸けで守ってくれたこの国を未来に繋いでいく責任があること、大変なこともあって本当に生きることをやめたい時もあるけど、命がある限り生き抜かないとと思った。
これぞゴジラの原点
浜辺美波がゴジラなみに不死身すぎる! ゴジラ映画ってほかの巨大生物と戦うか、シン・ゴジラみたいに闊歩するだけだったのが、本作は人を襲う、町を壊す、船を投げ飛ばす、ひたすら悪いゴジラなのが最高です。地球防衛軍どころか自衛隊さえない状態でどうやってゴジラを倒すのか、なるほどあれなら行けそうと参考になります(なんの?)脱出装置のミスディレクション(実は赤いレバーだと思ったら違っててあのまま玉砕か)も良かったです。「パシフィック・リム」を見たとき日本の技術ではリアルな怪獣映画は無理だよなと思いましたが、いつもまにかここまでの水準になってたのが感激でした。山崎監督ありがとう!
子ども向けの怪獣映画ぢゃない。60代以上の方には絶対にモノクロ版を推奨!!
怪獣映画なのに観客にお子さんが一人もいませんでした。庵野作も同様でしたが、あれはお子さんでも観れるレベル。本作はちょっとキツイかも。お子さん連れでは楽しめないかな。私はオッサン一人がベストでした。東宝の考えるゴジラ像、かなり変わっちゃったのかな。本作は海外でも受けているとのことですが、ゴジラフリークのアダルト相手でしょ?ここは商売。マーケティングが成功したのか?失敗なのか?データですぐにわかるでしょう。
ところでオッサン一人の本作。昭和30年代生まれのジイは、モノクロ版を観ればよかったと後悔しています。戦後すぐのことはわかりませんが、小さい頃は戦争で障害を負った方(片輪と言われていました)が怖くて堪りませんでした。誰もが貧しく道は未舗装でダイハツミゼットが走っていたことを覚えています。空の大怪獣ラドンをモノクロ映写で観ました。恐怖で両手で目を覆っていました。お若い方はどのように解釈するかわかりませんが、往年を知る方にモノクロ版はノスタルジーを味わえると思います。
本作は怪獣映画ではなく戦争映画でもなくヒューマンドラマですよね?ストーリーは期待を裏切ることなく予定調和なので、NHK朝ドラを2時間枠にまとめたといったものですかね。神木さん、青木さん、安藤さん、浜辺さん、佐々木さん、吉岡さん、山田さん、一コマ登場の名優含めて演技達者です。幼児役の可愛いお嬢さんも親御さんが頑張ったことが目に浮かびます。ジイはホントに心を奪われました。映画興行は1日の上映回数を考えて(将来放送局にセールスすることも含めて)ナンボですから仕方ありませんが、ゴジラが主役じゃないなら、登場人物の人生劇場を描くことにもう少し時間を割けたらベターであったかなと感じています。
ゴジラは悪。しかも頭も悪い。人類の敵。そこはシン・ゴジラと同じ。昔のような可愛げはまったくない。銀座四丁目、数寄屋橋辺り(だけ?)をボコボコにします。戦禍を免れた名勝も一瞬で灰となり3万人も殺傷します。戦後の東京を攻撃する理由がさっぱりわからんけど悪の権化。造形はカッコイイ!欠点を上げると、まず島上陸時の登場シーンがマヌケ。ジュラシックパークみたい。次に、出現する予兆があまりにもチープ。苦笑するレベル。最後に、海中のラストカットは不快。要らない。
40年ほど前になりますが、山崎監督入社前の白組さんとお仕事をご一緒させていただきました。青山事務所時代から活き活きとした印象を持っていましたが、このような作品に係るとは思いませんでした。素晴らしいエフェクト、ありがとうございます!
公開時期が悪かったか…
まず本作品自体は単体として見れば悪くない作品だと思います
只、今季の同時期の公開作品に意欲作が多かった為、相対的に評価が下がってしまいました
1:復員兵の「戦争は終わっていない・戦後は続いている」といった心象に力点を置いた作品かと思いますが、かなり主人公の一人目線に寄った表現が気になりました
序盤の説明臭い導入部分からひたすら敷島浩一にフォーカスをあてた演出が続くのですが主人公以外の人物の「戦後観」についてはほぼ表現されずに終わります
相棒である大石典子の戦後は「両親は生きながら焼かれそれでも、生きろと言いました」で終わりですか?
橘宗作の戦後は「特攻再志願の願い」だけでこれほど煽られて罵られても「自分の判断が間違っていたと飲み込んでまで、「生きろ」」とまで言わしめる程、変われますか?
映像作品である以上この辺りは伏線挿入とその回収までをわずかにでも描いてほしかったとと思います
「観客がそれぞれの考えで補完・想像してもらいえれば」というのものとは違う浅さや妥協が薄ら影って集中出来ませんでした
典子が吊られた列車から落下しなくても、爆風で吹き飛ばされなくてもゴジラの最恐さは表現出来たはずです、それを他の表現に割くなり作品自体の長さを伸ばすなりは出来たのではと感じます
(正直な感想としては限られた時間枠に収めざるを得ない為に「ゴジラ」と「心理描写」の狭間で調整に苦労された結果だとは感じます)
2:「怪獣映画」ではなく「ヒューマンドラマ映画」である
上述のとおり本作は主人公の心理描写の演出に力点を置いている為、「ゴジラの活躍とその演出」を期待している方々は異なった視点で鑑賞する必要があり本作の脚本と意図を感じにくくなる・距離を感じるといった感想になるのではないかと思います
また本作の主題・脚本であれば登場するのは「人知の敵わぬであろう未知の絶対的な存在」であればよいのであって「ゴジラ」である必要性はほぼ無いといってよいかと思います(エンディングで新たなゴジラの幼体となる生命体が生まれそうな伏線は有りましたが)
結果として、ゴジラ作品である以上年齢制限は設定したくないという狭間での葛藤が見て取れました
バッドエンド流行りの昨今、ハッピーエンドは見終えて幸いですがエンドロール途中で席を立つ方々が多かったのが印象に残った次第です
生きる力を与える
世界的に有名になったゴジラ。
そのゴジラをどう扱うのか?そして第二次世界大戦後の日本を舞台に描くゴジラとは?ワクワク感を持って観に行った。
敗戦のどん底からもがき苦しみながら生きようとする人々と、戦争により心に深い傷をおった主人公。
そんな状況でも徐々に復行に向かう東京に上陸するゴジラ。その圧倒的な力により破壊される街並みを描き、それでも抗うことを諦めない人たちの想いが心に響く。
主人公たちの自己犠牲を厭わない姿とそれでも生きようとする人間の力も感じさせる。
そのドキドキ感と最後の切り返しは素晴らしかった。
ゴジラ立ち泳ぎ得意?
めちゃくちゃよかった。大迫力の映像と、戦争と決別した者たちがゴジラに立ち向かっていくストーリー。
冒頭かなりヌルッとゴジラが登場するのだがもう少し不気味にもったいないぶって登場してくれよと思った。もったいつけた演出の後に登場のテーマ?と合わせてゴジラが現れるのが個人的にめっちゃ好きだから。その後海でゴジラと再度遭遇するシーンでも流れなかったな。ゴジラが人間を咥えては放り投げを繰り返してて、あー人を食ったりはしないんだと思った。なんか進撃の巨人で巨人が人間食うのは生きるための栄養補給じゃないってことをなぜか思い出した。
だけど後で銀座の街に現れたときにゴジラのテーマが流れてグッときた。復興してきた銀座の街が理不尽に蹂躙されるシーンであのテーマが流れる方が、絶望感マシマシで効果的だった。ゴジラが銀座の街を破壊するシーンは圧巻の大迫力だった。ちなみにあの音楽と共にゴジラの「カォォオオン」っていう甲高い鳴き声を聴くのが好きなんだけど、今作は聞けず寂しかった笑
特攻から逃げたことと、大戸島でゴジラを撃てなかったことで敷島の後ろめたさが積み重なって、後半命を捨てにいく伏線かなと思ったがそのとおりになったな。。
神木隆之介の顔、肌、歯がキレイすぎて、ボロ屋の生活の中で神木隆之介の顔面というアイテムだけ浮いていたwこれは仕方ないのかな?この辺もメイクで効果つけられないのだろうか?
ゴジラの熱線の凄まじい威力でキノコ雲ができたり、黒い雨が降ったり、艇長が政府の箝口令をこの国のお家芸と皮肉ったり、『聞けワダツミの声』よろしく作戦名が「ワダツミ作戦」だったり、先の戦争を想起させる要素が随所にあった。しかし、後々作戦立案段階で、下の者が元上官に意見したり、元上官が元部下?にありがとうと言ったり、極めつけが学者さんの演説と震電の脱出装置で、『戦争で死に損なった者たちの戦いだけど、過去の軍部のやり方は踏襲しない。命を無下にはしない』ってところがくっきり強調されていたと思う。
山田裕貴演じる小僧が船に乗せてもらえず、ヤケになって特攻するんじゃね?と予想したが、援軍を引き連れての登場だったので、『意地は通すけど無茶はしない』というナイスで激熱な展開だったと思う。小僧を取り巻く状況に関しては、俺も戦争行って手柄を立てたかったとか、逆に俺はお前らと違って実際に戦争行ったんだ、みたいな実戦経験マウント合戦が当時本当にあったのかもなぁと想像させる奇妙なリアリティがあった。
ゴジラって海で浮力で浮いてるんですかね?鯨みたいな感じ?立ち泳ぎですかねw?急激な水圧の変化が肝だから800mくらいで一度止まった時点で効果半減で引き上げる意味あんまなくね?と思ってしまった。鯨と同じ肺呼吸だったらずっと沈めとけば窒息で死ぬよね?沈めるときは周りの海水を押し退けて浮力を下げることが肝だと思ったんだど、あの映像だとジェットの噴射で無理やり沈めたみたいだったな。いずれにせよ結構科学的な方法でゴジラに立ち向かっていて嬉しい展開だった。冒頭から深海魚がゴジラに押し上げられて?水圧の急変化で死んでしまって打ち上げられるって描写が伏線になってたのか。あの現象は実際の釣りでもあるし面白い着眼だなと思った。
典子が生きてましたって展開必要だったかな?時系列的に不自然なような。。ゴジラが銀座を襲ってから撃退まで10日前後?くらいでその間にろくに捜索もせずに葬式挙げたってこと?というか熱線の衝撃くるとき自分も敷島を押すのと同時に一緒物陰に飛び込めたよね?などなど思ってしまった。
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