ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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物語はベタだけれども
物語は昭和の純情でベタですが、見どころはゴジラであって、むしろベタでいいんでしょう。2時間退屈しませんでした。「あれが、ゴジラ」浜辺美波がよかったです。
難を言うと、小さい頭で体を立てて歩くゴジラの造形は、昭和の図鑑の肉食恐竜のような古さを感じました。いまどきの肉食恐竜は頭を低く下げて歩くように描かれますから。
アカデミー賞受賞で話題にならなければ見ずに終わったかもです。
娯楽としては楽しめた
山崎監督率いる白組の特撮部分はアカデミー賞を取っただけありエンターテイメントとして万人に楽しめる内容になっていたと思う。人間ドラマは相変わらずのくさくわざとらしい山崎映画という感じ。ゴジラの出現する部分は良かったが、他の人間ドラマが薄っぺらくせっかくのふれ込みの敗戦後の日本がどう立ち上がるのかという復興にかかる話がただのお祭り騒ぎのように思えて上手く描けてないと思った。主人公の心情の描き方や周りの人々のドラマ、演出なども物語がきちんと描けていないので上手くいっていない。
昔のゴジラ映画のように監督と特技監督を分けて、人間ドラマをきちっと描ける人が監督になって、特撮は特技監督が作った方が良い出来になったんではないだろうか。
プラマイプラス!
途中???と言う場面もあったが、ゴジラとの戦いや人間ドラマ、最後まで良かったとおもう。
戦争が終わらない…あの頃の日本にはそんな人がいっぱいいたんだろうな。
みんな、若者に国を託して命をかけて……
映像が凄い
終戦直後という時代設定がよかった。
話自体は王道というか、むしろベタというか、大衆の好きなものを全部詰め込んだような内容でちょっと不満。
ヒット作にするにはこれぐらいの話がいいのかもしれないけど、都合よくやりすぎかなと思う。
生物として棒立ち状態で移動するのが不自然でリアリティに欠けるように感じて、個人的にはあまり怖くなかった。
映像はさすがに凄かった。
視覚効果賞のノミネートだったのは納得
アカデミー賞受賞に盛り上がってるなか観に行ったけどストーリーや役者陣の演技には・・・という感じだったので視覚効果賞での受賞というのは納得。
船にかかる波(水)の視覚効果は確かにすごかった。
ただ役者の演技はなんだか今一つの印象。
佐々木蔵之介さんってこんな取って付けたような演技だったっけ?山田裕貴くんはいつもこういう役ばっかりだな。安藤サクラさんはこういう役はイマイチだな、ある男の方が自然な演技で良かった。という感想。
吉岡さんと浜辺さんは悪くなかった、というか想定通りの演技。
あきこ役の永谷咲笑ちゃんが一番名演技ですごかった。
後半これで実は典子が生きてたりしたらさすがに興ざめだけどそんなわけないよなと思いながら見ていて敷島が乗る飛行機の整備が終わって説明しているシーンあたりからジワジワ嫌な予感がしてきて澄子さんのところに電報が届いたところで、あぁ・・・と思い病院に駆け付けたところで最大の落胆。
あの爆風で飛ばされて生きてるは嘘だし、時間経過も分からないけど数日しか経ってなくてあの程度なら軽傷すぎて意味わからないし数か月経ってるならまだ骨折治ってないのも変だし映画はフィクションではあるけどさすがにもう少しリアリティーが欲しかった。
なんでもハッピーエンドが良いとは思わない。
エンドロールに橋爪功さんが載ってたのか見損ねたのでどのあたりで出たのかだけサブスク配信されたら確認したい。
ぜひ映画館でみてほしい
ゴジラを見るのは初めてですが、感動と迫力でとても見ごたえがありました。新参が見るにはちょうどいい気がします。
戦争の終盤から直後という時代設定、血の繋がりが無い他人同士が家族になるのは、当たり前でない生活を表していて良い。
1番の要は娘役かもしれない。子役っぽい演技感がなく、普通の女の子。だから泣いたり笑ったりする仕草にとても共感できる。
他人同士が普通の幸せをただ願い暮らす中で、ゴジラが現れる。
このゴジラの描き方があまりにも巨大で恐い存在であり、そこがより、戦争から立ち直ろうとする人達に追い打ちをかけ、その対極した2つのバランスがとても上手く表現されていました。
この迫力はぜひ映画館で見てほしい!
ゴジラと戦う時に、今やらなければというメッセージがよく出てくる。
そうやって戦ってくれた過去があり、今の私たちがいる。それがこの映画で伝えたかったことだと思う。
高度成長期が終わり、これから日本の行く末も分からないなか、私たちはこれまでと同じように、誰かがどうにかしてくれると期待している。
でも蓋を開けてみれば、政治家の裏金、増税、物価上昇。何も変わらないのではないか。
戦ってくれたという事実だけが、私たちを支えている。そして私たちは大切なもののために、これからも戦う。
誰かではなく自分が、でなければ未来は続かない、そう改めて思いました。
日本の街並みはコレですよ!!!
今までハリウッド映画で日本の街並みが中国なのか東南アジアなのか、これ日本ちゃうだろって景観が不満だった
日本なんてこんなもんでいいだろジャップ?ハァン?世界はそんなとこ拘らないんだよハァン?みたいな見下し感がハリウッド映画の日本のシーンには溢れてました
日本の街並みはコレだよハリウッド映画さん
ゴジラ襲来の同じ状況ならすぐに原爆を投下しようとする外国映画と真逆で、知恵で解決しようとすることは日本人として胸を張りたいストーリー
戦中は無駄遣いしていた命を大事にしようじゃないか
特攻するつもりの敷島に橘が生きて帰れと伝えていたところ、グッときました
泣けました
命の償いは命で返すものではない
生きろ
登場人物が生き生きしていたのも戦後の必死に生きようとしているのが伝わりましたし、誰もが絶望的な状況に立ち向かおうとする表情に希望がびんびんと感じられてワクワクしました
あの作戦実行時は一緒になって応援に力が入りましたし、敷島が戦闘機でゴジラを攻撃するシーンはかっこ良かったです!トップガン鑑賞後でも戦闘機に乗ってみたいなんて思わなかったので意外なポイントでした
音楽の使い方がかなり良く!あのシーンでテーマがずんとかかるとゾクっとしました
渡辺謙の時のゴジラのハンスジマーだったか?あれはだいぶ消化不良になりましたので
エンドロールの終わり方も良かったです!
観ていて恐怖を感じさせるゴジラでしたし、要素のバランスも良かったと思いました
ビームを出すゴジラの正面シーンはトドメを刺されました
ゴジラ映画の中では1番大満足です
橋爪功さんが銀座にいたのがちょっと吹きました
初めてのゴジラ
姉妹で育ったせいか、特撮物に縁がなく興味もなかったのですがアカデミー賞につられて遅ればせながら鑑賞。
面白かったです!
話の筋も好みで満足度が高かったです。
個人的には俳優さん達の大袈裟だと言われている演技も気になりませんし、逆に安藤サクラさんの普段通りにボソボソ喋る演技の方がこの映画にはあってないように思いました。
ただ、こういう映画を普段まったく観ないのでゴジラが出る度、あっ、ソフビ…となってしまい(もちろんちゃんと本格的なんでしょうが)、イマイチ没頭できませんでした。
こんな私にはそもそもゴジラを観る資格がないのかも(泣)
観ないと損
アカデミー賞を獲得した作品で
ゴジラ作品NO.1の最高傑作だと思います!
映像加工も素晴らしく本当にいいです。
役者さんの熱演演技やゴジラの躍動感。そして客まで伝わってくる緊縛感など、本当に得るものがたくさんでした。
これは観ないと損よ!!
評価もマイナスワンしました
・視覚効果に関するアカデミー賞はわかる。日本アカデミー賞の大賞を獲るのもまあわかる。日本アカデミー賞の脚本賞だけはないでしょ!?
・ラストの敬礼でブチギレてしまった。一応調べてみると、戦争相手への敬意を示す意味で敬礼をする場合もあるというのでちょっと納得。ただ、そういう意味で言うと「自分の中で戦争が終わっていない」という神木隆之介が敬礼をするのならわかる。戦後ということを考慮しても「死なないんですよね?死なないんなら戦争よりマシか!」というやり取りをした後なので、神木隆之介以外の登場人物からすると、『ゴジラ=戦争』ではないんじゃないかと思ってしまう。強いて言うと『ゴジラ=災害』なのかなあ。
・人間ドラマだる過ぎでしょ。あんなに物事はっきり言う浜辺美波が『好き』という言葉だけは言わないの何??ALWAYSシリーズと一緒じゃん。2年住んでるんでしょ??おままごと??その時代に擬似家族である必要あるかなあ。
・浜辺美波が「私は絶対に生きなきゃいけない」とはっきり言うのに、銀座のシーンで神木隆之介を突き飛ばして自分は爆風に向き合うのが… せめて手を引っ張るか、タックルして二人で生きようとするべきでは??
・結局反戦なのか戦争賛美なのかよくわからないまま終わってしまった。「戦争に行かなかったことは幸せ」なんだよね??どっちでも良いけど、軸は欲しいかな。葛藤してる感じもないし。
・放射能に関する被害は目配せ程度にしてるからこそ、ハッピーエンドのように見えて実はこの後…とも思える余韻があったように思う。浜辺美波の首筋の傷は、放射能というよりゴジラの再生能力の継承?ならなおのことハッピーエンドじゃないのかも。何で生きてんねんは野暮。
・エンドロールのラスト、監督の山崎貴で文字が止まってゴジラが近づいてきた足音の後の吠える演出のナルシズム。潔い。
・今回の映画がベストアクトですっていう役者1人もいなくない?佐々木蔵之介とかこんなに下手くそ(に見える)だったか??強いて言うと個人的には苦手な浜辺美波が良かったけど、「シン・仮面ライダー」の方が綺麗に撮れてたように思う。
・これテレビでやる片手まで観ても良いドラマじゃないからね?全部思ったことセリフで言うじゃん。
・ラストのスローモーションの後の神木隆之介の登場遅くない??もうスローにする意味なくない??
・ゴジラとは何なのかは描くつもりがないのは良かったかも。怖い存在だとざっくりしていて、ゴジラ自体を研究するつもりがない感じ。
・ゴジラを深海に沈めてまた引き上げるっていう作戦、ワンピースでなんとなく聴いてて面白いと思ったけど、それまでの海中戦のゴジラは律儀に立ち泳ぎしてたんだな〜と思うとゴジラ可愛い。
・ゴジラの演出やゴジラ像は疑いようもなく良い。もっとゴジラを出してほしかった。ゴジラとは何かを描かないからなおさら。
・ゴジラが街に現れた時、基本的にカメラが下から見上げるアングルが凄い良かった。
・電車の中から見るゴジラ、ヘリコプターから観るゴジラ、どれも良かった。
・とにかくゴジラが良いので観る価値はあったと思うし、ゴジラパートはまた見たいと思うから、そこだけで3.0つけれるんだけど…まあそこからマイナスワンで。
シン・ゴジラよりも良い
作品としては
前作のシンゴジラよりも良作ですよね
個人的にはこっちのほうが好きです
気になるのは
佐々木さんとかの芝居や演出がやや説明的すぎる所
先読みできちゃうでしょ?
そういう所がアカデミーでも受けた理由なんだろうけど
怖いゴジラだったーーー
評判が良かったので鑑賞しました。
とにかく、ゴジラが怖かったです。
シンゴジラが大好きなのですが、
こちらのゴジラの方が怖かったです。
何というのでしょう・・・無敵感と
絶望感を与えてくれるほどでした。
アカデミー受賞前に鑑賞していたのですが
受賞を知った時はうれしかったですね。
さて、本作の特殊効果以外はどうだったのか?
ってとこだと思いますが、うーむ、完璧な
だれでも楽しめるエンターテイメント作品なの
でしょうね。
起承転結がしっかりあって、ラストもすっきり。
鑑賞中のポップコーンとジュースが進みますよね。
けど、僕は好きになれなかったんですよね。
そんな馬鹿な!なラストはもちろん、あまりに
うまくいきすぎるヒューマンドラマ部分が。
こんな話なら描かない方がまだましだと・・・。
ハルマゲドンみたいな、インデペンデンスデイ
みたいなわかりやすい命がけ&ファミリー
ストーリーはゲップ出ちゃうんです。
どうもこの監督さんの作品がいまいち
好きになれないところなんですよねー。
ゴジラシリーズ最高傑作
謎の防衛隊も出ず、人々の犠牲、建物の破壊もリアル!戦後の戦艦、廃棄や調達可能状況も調べ上げてある!素晴らしいの一言!ゴジラシリーズ最高傑作!あえて贅沢を言うなら朝鮮、中国、ロシア、アメリカにも上陸させてメチャメチャに破壊、殲滅もしてほしいかな…
すごい怪獣映画で強烈な反戦映画!
アカデミー賞獲りましたね!素晴らしい!
遅まきながら劇場に足を運びました。
座席に体を埋めて本編が始まってすぐに、ぐいぐいと引き込まれて行きました!
「怪獣映画」ではあるのだが、時代背景が終戦後間も無くの設定で映画の冒頭、特攻から帰還する零戦の着陸シーンから始まる。この時点で「上手いな」と思いました。ゴジラは水爆実験から生まれた言わば戦争の申し子。「怪獣映画」ではあるのだが強烈な「反戦映画」に仕立てられているのだ。
戦地からの引き上げ、焼け野原、戦争孤児も戦後生まれの私も含むほとんどの日本人には活字や記録映像で知識としてしか知らないのだが、真に迫る映像に釘付けになる。
そして配役がまた実に素晴らしい。今回個人的に、良かったと思うのは佐々木蔵之介さん。
実にいい「男」を演じていました。純くんも!本当にいい俳優さんになりました。
田中美央さん、今回初めて知りました。
あの駆逐艦雪風の艦長役!ぴたりとハマってました!
渡辺美波さん、「アルキメデスの大戦」のお嬢様ですね。
田中裕貴さん、昨年の某国営ドラマでいい味出してましたが今回も良かった。
なんと言っても監督の山崎さん!
私と同年代、いや同い年。^^
アカデミー賞の受賞スピーチで「スターウォーズと未知との遭遇を見たことがこの道に入ったきっかけです!」と話されていましたね。私たち世代では本当に「あの夏!あの衝撃!」って感じです。山崎さんと言えば「永遠の0」「アルキメデスの大戦」に登場する大日本帝国海軍の艦艇のVFXが本当に素晴らしかったですが今回も雪風などの映像は凄すぎて一時停止してディテールを観察したくなりました。(笑)
ゴジラと言う「怪獣映画」+「反戦映画」+「駆逐艦雪風の活躍」とオジサンの心を鷲掴みにしてしまう3点セットは今までに見たことのないエンターテイメントとして非常に完成度が高い仕上がりとなり日本男児の血が騒ぐ映画となっていた。それと同時に電化製品、自動車、アニメ、ゴジラという日本の主要な輸出産業としても改めてアメリカ、ハリウッドでも見事に認められた訳だ。
今回足を運んだ劇場は最近オープンした札幌はすすきのにあるCOCONO SUSUKINOのTOHOシネマズにて鑑賞。なので上映前のマナー啓発動画で「鷹の爪団」が見れるかと期待したが登場しませんでした。(笑)
映画が終わりエンドロールが終わったところで拍手を送ったと当時に劇場内に次々に拍手が湧き起こり、隣に座っていたご婦人に声をかけらた。お子さんが「白組」で働いていらっしゃるとの事で「拍手してもらったと伝えます!」とおっしゃって頂きました!
劇場に足を運んで見た何本目の映画になるのでしょうか?
見てた作品の関係者の方が偶然にも隣の席にいて声をかけていただくなんて物凄い確率ですよね!?本当にありがとうございました!
まだ本作を見ていない「おとな男子映画部」の諸兄、次の休みはゴジラへGOだ!!
久々にゾクゾクした映画
IMAXで鑑賞して大正解でした。
前情報を何も入れずに観たため、舞台が戦後であることや海が主な戦場であることが分かり、「シン・ゴジラ」とは全く異なる方向性に驚きました。(何だかんだ似てしまうのかと思ってました)
美波ちゃんの見せ場を作るためか、電車にぶら下がるシーンは少し滑稽でしたが、最後まで緊張感のある映像美と音声、演技でした。
もう一度観たい!
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