「割り切りの良さに好感。」ゴジラ-1.0 こっこさんの映画レビュー(感想・評価)
割り切りの良さに好感。
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実際面白かったし、傑作です!
ストーリーを、大袈裟と云うか国家レベルの話にせず、あっけない敗戦で“未だ《自分自身の戦争との決着》が付いていない男達とゴジラとの熱い戦いの記録”としてキッパリ割り切ったので、(若干の都合の良さは有りましたが)素晴らしいゴジラ映画になっていたと思います。
風呂敷を広げ過ぎず、ゴジラと男達の戦いにテキパキと集中していたのが、何処か清々しさすら感じる出来上がりになっていたと思います。
ただ、ただ…、やっぱり金に物を言わせて、と云うと失礼ですがw、本物をフルに使って国家がゴジラと戦う壮大なスケール感の有った、アノ庵野作品には勝てなかったかなとも、ちょっと思いました。
ただアチラは《大災害映画》の趣きも有りましたから、「両者を比べて作品の優劣と云う意味」ではなく、予算の掛け方の違いなんだと言っても良いんですけどね…。
それから、物語上そんなに必要が無かったとは言え、浜辺美波ちゃんの出番が少なかったのはやや残念。
それと、ゴジラに驚く市民の中に橋爪功さんがひょっこり映ってたのは『カメオ出演』だったんですかねw…?
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