「一番の破壊力は、伊福部昭のゴジラテーマ音楽だと再認識。」ゴジラ-1.0 mac-inさんの映画レビュー(感想・評価)
一番の破壊力は、伊福部昭のゴジラテーマ音楽だと再認識。
23年は神木隆之介と浜辺美波の年だったと思ってしまった。けっこう面白かった。
思わず「すえちゃん!」って呼びそうになった。
この20年の中でのゴジラ映画で好きなのは、
金子修介の「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」と「シン・ゴジラ」。出来はやはり「シン~」の方が大差でいいけど、金子の「ゴジモスギドラ」は、「アルマゲドン」ばりの面白さで、ベタなラストも好き。
「シン~」は着眼点が良かった。ただ一回こっきりの手法だと思う。
今回の「-1.0」の方が、今までの「ゴジラ」映画らしい。原点回帰とも違うけど。今回のやり方なら、今後も何度もできると思う。その意味では正統的「ゴジラ」映画。
丁寧にリアルに作られていて、見ていて楽しいし、圧倒的で怖いゴジラは魅力的。
ドラマ部分は、いい話だったけど、ちょっと私は好みでないかも。私は「シン・ゴジラ」のクールさの方が好きかも。
山崎貴のシナリオ・演出はどこまでも「三丁目の夕日」。その点が好きかどうかが分かれる。(私は「三丁目~」はいいけど、「ゴジラ」での演出は違うかなと)
一番の破壊力は、伊福部昭のゴジラテーマ音楽だと再認識。この音楽がないと盛り上がらない。
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