「アカデミー賞に伊福部音楽・最後の敬礼の意味」ゴジラ-1.0 やーまんさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー賞に伊福部音楽・最後の敬礼の意味
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10回目の鑑賞でアカデミー賞獲得を記念して初めて投稿。
祖父が昭和ゴジラシリーズの音楽関係者であった事から、小さい頃から身近にゴジラがいる環境(私はVS世代)で育った為、今回の受賞は感無量でした。
受賞時のゴジラのテーマには感動しました。
伊福部先生最高です!
肝心の映画は、他の方々も書いているが、久しぶりに恐怖の存在であるゴジラが描かれており、合わせて神々しさも表現されていた。
随所に流れる伊福部音楽はこれぞゴジラ映画という締まりを感じました。
また、今回所々に初代ゴジラのオマージュがあるので、初めてゴジラを知った方にはぜひ「初代ゴジラ」も観ていただきたいです。(包帯を巻いた神木隆之介さんも宝田明さんと重なってかっこよかった。)
最後の敬礼の意味が・・・とのレビューが多々あったが、「ゴジラ自身も人間の原爆によって生まれた存在であり、彼もまた被害者である事から鎮魂の意味合いを込めて自然と敬礼していた」と小説版に描かれている通り、ゴジラも戦争の被害者の一つと考えて観るとまた違う感情を抱くかもしれないですね。
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