「レイティングはG指定」ゴジラ-1.0 ジョンスペさんの映画レビュー(感想・評価)
レイティングはG指定
売れっ子の山崎貴監督の映画は13年前のキムタクヤマトしか観たことがない自分が偉そうに言うのもなんだが、シン・ゴジラが庵野節なら本作はいつもの山崎節で、ツッコミ入れながら観るのが正解な山崎貴映画である(と思われる)。
誕生から70年でゴジラ映画はアニメも入れると国内外で40本近い作品が作られてるそうだし、大ヒットで世間の評判も悪くないようだし、こんだけ多くの人がレビューを寄せていてご都合主義すぎとか展開読めすぎとかリアリティなさすぎとか否定的な感想も出尽くしているしで、それらもろもろを考えるとこれはこれでいいのではと思えてきた。敗戦直後の時代設定は純粋におもしろそうだったのと、あの高度での浜辺美波の鉄棒→飛び込みには爆笑させられた。
白組出身の山崎監督は深く考え唸らせるような人間ドラマより、とにかくVFXでいろいろやりたい監督で、きっとひねくれたところのない素直で憎めない人なのだと思う。だからと言って本作鑑賞後、監督の作品を積極的に観に行くかというと疑問だが、Wikipediaによればナウシカを実写化したいと思っているそうなので、作られたら観ちゃうような…。ハヤオが許してくれるのかわからんけど。
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