「是非映画館で観ましょう。」ゴジラ-1.0 marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
是非映画館で観ましょう。
もう何年も前に他界した父母は昭和一桁で、父はかろうじて赤紙はもらわない若さだったのでその後、高度成長期を走り抜けた世代。
母は学生時代、近くの軍需工場に学業そっちのけで毎日働きに行ったことをよく聞かされました。日本にそんな時代があったこと、まるで夢のようですか、昨今の世界情勢を見ていると恐ろしくなるばかりです。
そんなこともあり映画も戦争ものはあまり積極的には観てこなかったのでクリント・イーストウッド監督のニノが株をあげたあの作品も観ていませんでした。なので戦中戦後舞台ということで観に行くこと少しためらっていました。
とはいうもののここにも何度か書きましたがが個人的理由から土曜日(今回は祝日の金曜日)朝イチ観られる作品の中から選んでの鑑賞ということで「お前の罪を自白しろ」と天秤にかけ単に上映時間の早さで選択。何しろ封切り初日の初回上映7時30分に朝6時前起きで行ってきました。
これも何度か書いてますが名古屋の朝イチ上映回は大体客数が数えられるのが一般的なのに、今日は半分くらいの席が埋まっている状態。しかもほとんどが自分より先輩方ばかりで思わず若造になれた気分でした。さすがに1954年ゴジラの初登場をライブで観られた年代ではないもののキングギドラくらいからは現役だったと思われる諸先輩たちばかりでした。
※キングギドラをググってみるとwikiには「特撮映画に登場する架空の怪獣」とのこと。架空でない怪獣もいるらしいです。
ここからが本題ですが、何しろ着ぐるみではないゴジラの大迫力はさすが山崎貴監督・VFXの凄さに圧倒されっぱなしでした。そこに時代背景も相まってなかなか奥深い物語となっていました。正直ツッコミどころはたくさんありますが、もともと空想特撮物が全て辻褄が合うわけないので特に気にせず楽しめる作品でした。
もちろん主演お二人の緊迫した演技には感心ですが、今一番美しい女優さんと確信する浜辺美波さん、今回も綺麗でした。よかったです!また神木隆之介さんも『千と千尋』の坊の頃からやるな!って思ってましたし(ホントか?)『ノイズ』の時とは違って生きてくれてよかったです。
また三丁目や寅さんシリーズでは頼りなさげな吉岡秀隆さんの曲者ぶり。また重要な役どころので青木崇高さんがよかったですね。あと山田裕貴さんも絶対的に素晴らしいバイプレイヤーですね。
エンディングは(ゴジラファンには怒られると思いますが)顔が吹っ飛んでもジャムおじさんが新しい顔を焼いてくれたら復活しそうだなって思いました。
戦時中の設定はともかく最新VFX を劇場の大画面・大迫力で観られることをお勧めしたいと思っています。なんだかレビューにならなかったなぁ。毎度のことですが。
返信コメントをありがとうございます(´∀`)
『ラーゲリ〜』良さそうですよね。
私も同じ様な理由で観ていません。。。
戦争ものは『戦場のメリークリスマス』以来かもしれません。。。
そう!そんなんですよ〜コングと闘うやつが心配になりますよね!
なんか走ってるし…💦
私は基本的に戦争映画が苦手で、オスカー取ったり、評価の高い作品でも人と人が殺し合うというコンセプトがどうしてもダメで…
ちゃんと生きることこそ正しいと教えてくれた、敗戦昇華作品だと感じました。
ゆ〜きちさん
コメントいただきありがとうございます。年末年始太平洋戦争時代の題材が続きましたが本当に今こそじっくり観て考えないとと思いました。これからも素敵な作品で素敵なレビューよろしくお願いします。
Mさん
フォロー&コメントありがとうございます。坂本くんは夏に会いましたがまだまだ元気で働いていますよ。ただ甲子園ネタの取材はお断りされているそうです。
山田裕貴さん、本当にいい役者さんですよね。東邦高校出身でお父さん元プロ野球選手!余談ですが東邦高校で甲子園準優勝一年生ピッチャー、バンビ坂本は小中同級生でした。(古すぎてわからないでしょう!)『ヒノマルソウル』もよかったです。もっと詳しく書きたかったのですが、まさに地元贔屓になりがちなのをちょっと心配してしまいました。ニノの『アナログ』もよかったので食わず嫌いはやめて観てみたいと思います。
山田裕貴さん、ほんとにいい俳優さんですよね。地元贔屓があるかもしれませんが、他の俳優さんならパッとしない役でも彼ならそこにいるだけで華やかになりますよね。
イーストウッドのニノの映画良かったですよ。