「今年初めての⭐︎5…⭐︎」ゴジラ-1.0 ☆ムーミンさんの映画レビュー(感想・評価)
今年初めての⭐︎5…⭐︎
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今年初めての⭐︎5の映画。
もう、冒頭から引き込まれてしまった。
特攻から逃げた神木隆之介演じる敷島浩一が整備部隊が逗留する島に着くシーンから始まり
その後は、全く無駄がなく早いストーリー展開で映画の世界。
山崎監督と白組が作り出したゴジラがすごい!の一言。
上映前のTVの特番で、監督がゴジラ愛を語っていらしたが その言葉に相応しい作品に
なっている。
正直、「シン・ゴジラ」が面白かったので 若干の不安を抱えながらの鑑賞だったけど
自分には今回のゴジラの方が良かった。
ゴジラ自身のVFXも、「シン・ゴジラ」より格段に進んでいるように思われたし、
何より山崎監督の脚本がただの特撮だけでなく、あらゆるキャラクターに各々のドラマを
感じさせる配役になっていて、怪獣映画の枠を超えて戦後の日本と今ある危機を
リンクさせた内容に感じた。
神木隆之介の演技が素晴らしくて、脇を固める佐々木蔵之介、吉岡秀隆、青木崇高など他の方達も
ピッタリ。
敷島浩一が特攻だったというフラグがラストに回収されていくところなど息詰まるシーンが続いて
感動する。
ヒロインの浜辺美波が早々に退場してしまい、エッ???と思ったがこちらも最後にホッとする
展開に(ただ、これは賛否ありそう…)。
兵器マニアの人達には、ゴジラに対抗する武器が機雷や機銃だったりするのは物足りないもしれない
が、それを上回るドラマを秘めた作品だと思う。
Dolby Cinema の時間が合わなかったので、通常上映で見たが、行けたら今度はDolbyで見たい。
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