「メカデザイン、色彩構成、シンプルな舞台、美学のあるグロ」M3GAN ミーガン CZさんの映画レビュー(感想・評価)
メカデザイン、色彩構成、シンプルな舞台、美学のあるグロ
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メカデザイン、色彩構成、シンプルな舞台、美学のあるグロ。どれも目に楽しく…
特にミーガンというAIロボは執着か使命感かその危ういポリシーが醸し出す独特の魅力が最高だった。
ずっと見ていたいような不思議な感覚、ケイディがミーガンから離れると狂いそうになるのがよくわかった。
しかしどうだろう、無責任に引き取り、ブチギレながら自分のコレクションをカッターナイフでこじ開けて与え、対話を放棄し、得意分野で勝負とばかりに子供にロボをあてがった本人はほんの数分の対話でケイディの信頼を取り戻し、殺人AIと化したミーガンを2人でボコボコに。
ミーガンを愛する者は一人もいなかったのか?
なんだか悲しいようで、その干渉には浸らせてくれないし。
あんなに怪しい魅力たっぷりだったのにチャッキーみたいになっちゃうし。剥げちゃうし…愛してた子供をクソガキ呼ばわりしちゃうし…
あくまでAIロボはめっちゃ怖いエネミーって言いたいだけの映画だった。
なんかもっといくらでもテーマ乗せられるとこあったと思うんだけどなぁ。
こうするなら感動するような歌を歌わせたり、きれいな瞳にしないでほしかった。
そしてジェマの考えなしはお咎めなくて草…
途中まですごく好きな映画になりそうだったので残念だね。
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