ベイビーわるきゅーれ 2ベイビーのレビュー・感想・評価
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勘違いしちゃった脚本のサムさ
アクションは相変わらず良し。
邦画の中では頭ひとつ抜けてます。
意味なく戦うのではなく、
各アクションに「アイデア」と「意外性」がある。
「女の子アクション」の分野では世界トップレベル。
伊澤彩織のキレがこの作品の宝。
しかし、それ以外は…全部クオリティダウン。
特に脚本(さらにいえば会話部分)。
前回妙に評価されちゃったから
監督が勘違いした、悪ノリに見えてしまう
(どう? こういうの面白いでしょ?)
みたいなセリフ回しが目立った。
この作品のもう一つの宝は高石あかりの可愛さ!
…なんだけど、この女優さんが自分の可愛さを
自覚しすぎてるのが鼻についた。
前作はキャラがみんな、
自分たちの「変」に無自覚だったからこそ
ズレが魅力として引き立っていたのに。
民放ドラマ女優の「コメディしぐさ」みたいに
なってしまったのは残念すぎた。
田坂役の人もさすがに今回はやりすぎだよ。
勿論その戦犯は演技を付けた監督だと思うけど。
それと「もう一つの主役は男性二人組」でやるなら
もう少し魅力的にする必要はあるんじゃないの?
「過去の掘り下げ」はやりたくないんだろうけど、
奇を衒ったキャラでなく、ひとひねりが欲しかった。
監督は、女の子のアクションには必ず
「ワンカット・ワンアイデア」をぶちこんでくるのに、
この男性キャラはもう少し頭を使った陰影がほしかった。
最後に、作品のスケール感をあえて下げたのは
どうなんだろうなあ。
二作目でやる必要あったのかな。
まだまだ全力投球する時期なのでは?
話を大きくせずとも別の方法で、
二作目も奇跡を起こしていたら
文字通り邦画の最前線に躍り出たんだけどな。
残念でならない。
とても良かった!
1なんだったん?!てくらい今回良かった
B級感も消えて掛け合いもマニアックな事言ってれば良いと思ってます?から見てて笑えたり、可愛い、て思えるものになってて◎
最後のバトルに行く前のジンワリ熱い感じ、無理だけど生きて仲間だったら最高では?の体育会系の敵役達のラストも笑える寂しさがありました。
一つあるとすれば敵役が最初は弱かったのにだんだん強くなっていく過程が欲しかったです。
次のは映画館で見ます!
前作よりも 更に面白い
阪元裕吾 監督(26才)の絶対に無さそうな世界観満載のバイオレンス ✕ アクション ✕ コメディの待ちに待った新作!
相変わらず緩急がスゲー。
どこまてアドリブなのか、どこまで脚本なのか分からないが緩い会話が人によっては微妙か?
私はドハマリ!
空手やってたり、ダンサーだったりする丞威:じょうい(兄ゆうり役)、濱田龍臣:はまだ たつおみ(弟まこと役)の2人は初めて知ったが この兄弟が主人公か?と思う位に細かく心情を画いてた。
前作『ベイビーわるきゅーれ』は事前に観てた方がモチロン良いが、後でも問題なしで それよりも有村架純と菅田将暉の『花束みたいな恋をした』を事前に観るのもお勧め!
※チラシの銃KRYTACやライフルが出て来ない?!(少し出てたが別の人)
※3作目が作られた!
ビジュ爆発
ベイビーわるきゅーれは1作目を観た時に度肝を抜かれて一発で虜になった。
まひろのコミュ力無ささがあまりなかったのが残念。
2人が完全に強いことが前提なのでどう展開するかワクワクした。
日常ではダラダラした自由気ままなバブリーな生活。
冒頭の大きなグラスのパフェを頬張る姿が良い。
あんなルームシェア仲間楽しそうだよね。
ジム滞納とかそういう世帯地味た理由で借金とか2人の計画性の無さがわかりやすくて本当バカ
そして、殺し屋は銀行に行くと銀行強盗がくるのはお約束だよね…フラグばっちりだよ。
ゆるーくぐっちゃんぐっちゃん殺す可愛い女の子達は最高。まひろの肉弾戦はやはりいい。
好敵手と認めて笑いあうも殺す側も殺される側もキッチリ。あくまでビジネス。
ビジネスなので、割り切り感も罪悪感もないし終わった後に餃子パーティーとか考える。
殺し屋しかできない2人だけど決して仄暗くなく、のほほんと楽しくじゃれあい、お互いを最強のバディと信じ文句言いながらビジネスをこれからも期待。
このイカれ具合が最高。
より笑いに振り切った良作
一作目より笑いに振り切ったなぁというのが、率直な感想。爆笑したり、ニヤニヤしたりしながら、素直に楽しめた。
仕事と生活が相変わらず取り上げられているが、リアリティより2人のユルさに共感したり呆れさせたりするような流れで、エンタメ映画としてやってみたいことはガッツリやるぞという気概のようなものを感じた。
中でも、「花束みたいな恋をした」があんなにフィーチャーされるとは。たっぷり尺が取られていて、大爆笑した。
まあ、みんな語りたくなる映画だし、自分も語りたいが、相手に関係なく喋り倒す渡辺哲をみて、「俺は渡辺哲みたいになってはいないか…」とちょっぴり反省。
映画全体の流れは、スポーツ系の物語のようではあったが、これはこれでありだと思う。
相変わらず、忘れらんねえよが衣装に使われているのもうれしかった。
そうした小物や小ネタの充実がうまい映画って、色々探す楽しみも増えて、やっぱり楽しい。
早朝に鑑賞したが、明るく一日が過ごせそう。
鑑賞動機:前作10割
劇場で見逃していたが…。スケールダウンと敵がそんなに強い訳ではないことを、どう捉えるかで評価がガラリと変わりますかね。ダラダラ日常とキレキレアクションのコントラストはいいです。個人的には虎vs熊猫、賭け将棋がツボでした。
まあでもやっぱり前よりももっとすごいのを、と求めてしまうのですよね。三作目も期待してます。
えげつないほどのアクションコメディ
こいつはすごい。
邦画でここまで洗練された戦闘描写があっただろうか?役者さんの運動能力はもちろんのこと、高度なカメラワークや音楽がそれを一層引き立てている。最後の決闘の場面は本当に衝撃だった。特に、気絶の表現が印象に残っている。こういう風に見せるやり方があるのか、と映画を撮る人間でも無いのに思ってしまった。
また、前回も思ったが、シリアスとギャグの変化のさせ方がいい。数分前までふざけていたと思ったら、急に深刻な雰囲気になったり、怒涛の展開に決して飽きることがなかった。至極垢抜けたギャグが、シリアスな展開によって際立っていた。「花束みたいな恋をした」を散々いじっていく所で声を出して笑った。邦画でこんな笑えたのって久しぶりじゃないか?少しのメタ的発言だったり、アクションの凄さは、ハリウッド映画を彷彿とさせるところがある。
しかし!!!!!!!
お笑いしてるシーンが多すぎないだろうか?もちろんセンスがいいし、2人の関係も素敵でずっと見ていられるという気持ちはある。ただ、せっかく他とは一線をかくようなアクションが撮れるのだから、それをもっと見せてほしかった。見たかった。ここだけが前回より評価が少し低い理由。
最後にちょっと批判してしまったが、総括としてはめちゃくちゃいい映画。まだ見ていないのなら、早く見た方がいい。
エモすぎ!!こっちも最高なんかい!
ゆうりとまことが最高過ぎでした。
ラストのアクションも良すぎ。5回くらい繰り返して観ちゃいました。近距離で銃ぶちまくるアクションかっこよすぎじゃないですか?大体のガンアクションって主人公が雑魚ども大勢を次々と倒しちゃうか、ボス級だと物陰からの撃ち合い→接近戦はすぐに銃を転がされてからの肉弾戦みたいなのが多い気がします。なのでめちゃ新鮮で最高でした。
あとは丞威さんかっけぇっす。定食屋での兄貴感が堪らない。あの会話とかずっと観てたかったす。
なんか井筒監督とかの映画で主役やってくれないかな。。。
最高過ぎて言うことありません。全人類と負け犬逆転リベンジもの好きにオススメです。
変わらないまま変えていく阪元監督の手腕
前作を初日、テアトル新宿で観たくらい気になってたこのシリーズ。第二弾は新生活で観れなさそうと諦めかけていたのだが、無事観れて良かった。ただ、「これっ!」と言うのと「これ…」というジレンマのサンドイッチ。ハードル上げすぎたかな。
恐らくそのダラダラ感と緩急が好きだったと思う。今作がそうじゃないのかと言われるとまた違うが、今作は随所がパッケージ化されていて、なんか枠にハマっているなと。つまり、起こるべくして会話が起きているというか。たぶんそれは2人がスキルを上げて若干社会に溶け込めるようになってきたってことだとは思う。個人の好みだとは思うが、もっとダラッとカメラを長回ししてても良かったと思うし、成長を感じられるようなパーツが欲しかった。
とはいえ、将棋をセクシーに打ってみたり、まひろがちさとに気遣いを出来ていたりと、JK殺し屋からの脱却を図った作風のアプローチは強く感じる。バディとしての空気を出しつつ、敵もバディで2ベイビー。ほんわかとした空気にピリッとアクションが効いてきて、メインディッシュをきちんと美しく魅せる手腕はさすが。やっぱり続きがあったら観たくなるし、もっとダラダラとしてシャキシャキ動く姿が好きなのだ。
今回のキャスティング、なかなかニクイ。丞威さんにアクションパートを託し、濱田正臣さんをバディにして、程良く対になる関係が魅力的。また、ギャルな中井友望さんといるだけ気になる安倍乙さんとか、いい塩梅で混ざっている感じがより作品が大きくなったとも感じさせる。
段々と固定パターンに見られてしまいそうな中でも、工夫とユーモアを玉手箱のように沢山魅せてくれる阪元裕吾監督。花束をヒールにしたからテアトル新宿で流せなかったのかな?笑。そんなことはないと思うけど、着眼点と作品の転がし方の上手い監督だと改めて思った。
互いを讃えあう殺し屋の姿に感涙
名作カルトアクション映画の続編。
ちさと&まことのお馴染みのコンビのゆるゆる日常ライフ、キレッキレのアクションは健在。
いやそれどころか日常パートは更に濃度マシマシ、アクションのバディ感も更にスピード感をアゲてます。
加えて本作は新キャラも非常に魅力的。
殺し屋アルバイトからの下剋上を夢見る兄弟、ゆうり&まこと。
この2人のドラマがとにかく深い。
殺し合いの末、互いを讃えあう殺し屋達。
ふいに訪れる奇妙な絆が愛おしく、思わず落涙してしまいました。
前作よりテンポが悪いのが気になりますが、それもファンサービス溢れる"マシマシ要素"によるものなので許容範囲。
なにより新ヴィラン、…いや新主人公の兄弟がたまらなく魅力的で、前作にない深い余韻を感じるエンディングに仕上がっていました。
更なる高みを目指した続編にも期待しています。
「広島死闘編」的な続編
レンタルビデオで視聴。
「仁義なき戦い」に対しての「~広島死闘編」的な続編という感じ。
というのも、主人公まひろとちさとの物語は前作で終わっていて、なので本作では彼女らの敵として現れる下請け殺し屋の兄弟の物語が本作の主軸になっているんだよね。むしろ、この二人が主人公と言っても過言ではないくらい。
対するまひろ&ちさとは相変わらずゆるゆる殺し屋ライフを満喫してるわけだけど、ところどころで見せる二人のアクションは、前作よりもキレキレだし、さらにアイデアも盛り込まれていて素晴らしかった。
そんな両者が相対するクライマックスのアクションは見ごたえがあるし、前半の日常パートでまひろのトレーニング描写がフリになっていて、クライマックスで回収される構成も良かった。ラストはそうなるだろうと予想した通りになるけど、そこまでの展開との落差で、彼女らが一般人とは違うと観客を突き放す演出も良かった。
中盤の日常パートはややダレ場もあったけど、総じて面白かったし、続編があるならまた見たい。
スケールダウン
今回もゆるいテンポのやり取りが可愛かったし、敵の殺し屋兄弟も良いキャラしてた。
特に丞威のアクション良かったな。
でも特に目新しいことはないし、スケールダウンは否めない。
次に期待。
っていうか、そろそろ絢寧、小玉百夏、武田利奈、山本千尋みたいなアクションに定評のある女優を起用した美女殺し屋コンビ同士の戦いが見たいな。
相変わらず弾は当たらないけど初代より好み
2023年劇場鑑賞25本目 優秀作 72点
ファン待望のゆるふわアクション映画の続編
結論、わたくしは今作の2の方が好きでした
今作を見て改めて初代を鑑賞しまいしたが、初代が劇場鑑賞当時よりもより面白く深く見れたのと同時に、好みは2だなと確信しました
簡単に初代と比較すると、アクションを特別進化させたというよりも、ユーモアやコメディの部分を伸ばして、戦闘シーンなどは前作は自分らよりも強い相手とぶつかるのに対して今作は横綱として迎え撃つ構図の違いかな
会話のユーモア笑いは今作も健在で、着ぐるみ脱いで花束みたいな恋をしたみた?みやいなシーンや、ニッチな内容を組み込むあたり、今作を鑑賞する層が邦画マニアで脇腹くすぐられた様な笑いの誘いが、監督我々のツボをよく理解しているなぁと感心しました
3も2024年公開が決まっているので、今度はどのベクトルを伸ばして観客を楽しませてくれるのか、4、5と年1の楽しみになれば嬉しいです
是非
もはや殺し屋ファンタジー
1よりシンプルな展開も、メリハリあってなおかつ、ユルかわ度が増していた。
衣装もお部屋も主人公らのギャップもとにかくカワイイ。
ラストの一騎打ちが見どころなのは当然として、
中盤、着ぐるみバトルがツボった。
あのなんだかガンダムっぽい画面といい、ポップな見た目でキレある動きといい、ぐっしょぶ。中の人もよく動けるなぁ、と感心するやら笑っちゃうやら、なんだかもっと見たかったかもしれない。
主人公2人のコンビネーションが、さらにぐっと固まった今回。
そういえばダーティペアなんてアニメも思い出しつつ、
そんなハチャメチャ展開をふくみつつで、
3があったらやっぱり見てしまうかもと期待している。
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