ベイビーわるきゅーれ 2ベイビーのレビュー・感想・評価
全167件中、141~160件目を表示
ちさと✕まひろ、日本中が恋をしたあの2人にまた会える!正当にパワーアップ!! 坂元裕二らしさも感じる会話シーンも然ることながら作品の内容自体も続編らしく
テーマは"恋"?主人公最強コンビ以外のキャラクターにも前作以上に尺を割かれ、スポットが当たっている気がした。けど、やっぱり主人公2人をもっと見ていたかったなって、純粋に出番もっと増やして欲しかった気もしてしまった。とにかくあと2人が好きだからこそ!! 見ていると地球上でこんなにかわいい生物いるのかって思う(特にまひろ! ウィーザー、バズコックス、ライドとバンT)。2人の掛け合いやり取り見ているだけで愛おしさ溢れてめちゃくちゃ癒やされる。髙石あかりのビジュ爆発しているにも関わらず(だからこそ?)圧倒的コメディエンヌっぷり、伊澤彩織の普段のゆるふわコミュ障役から圧倒的キッレキレアクションっぷり。
この監督の作品は相変わらず会話が自然体で、タイムリーなものすぐ拾って採用したり目の付け所とかも最高で、おもしろく笑えてついついクセになっちゃうみたい。そういう意味で、本作の中で言及されている"阪元"大先生・坂元裕二さんと通ずる部分も案外あるかも。定食屋さんの〇〇円の壁ってめちゃ分かる。
勝敗を分けたのは社会(への)不適合さ。拳を交えれば友達になれたかもしれないのに住む世界が違うかった。中学時代バスケ部でブイブイ言わせていた2人組じゃこの世界の頂は難しかったか。『花束みたいな恋をした』みたいなキラキラした"普通"を経験していそうな?もちろんこんな稼業しているわけだから、なにか大きなキッカケ・躓きがあったに他ならないだろうが。にしても結局デート誘えなかったのが切なくて…。
『ワイスピ』などと並び恐らく最も市民権を得ているであろう邦題『バッドボーイズ2バッド』。もしかするとオリジナルの方は「too bad」という意味合い・ニュアンスと掛けているのかなと思ったりもするけど、そうすれば本作のタイトルは「to Baby」と掛けてもいいかもしれないと思えた。パズドラすらヤル気しないときでもこれなら見れそう。お疲れ様です!
殺し屋が人殺しを禁じられて日常をゆるく過ごす辺りなんかは『ザ・ファブル』と似ている。…なんて思ったら、阪元裕吾監督にはメジャーで成功した先には、いつか岡田准一師範代とこういうアクションコメディ撮ってほしいなと思った。岡田くんには日本のアクション映画を更新していってほしいと切に願っているけど、別に原田眞人監督(『ヘルドッグス』)だけじゃなくて、阪元裕吾監督とも組んでみてほしい。ぜったいおもしろいから!今でこそ貫禄すごいけど、元々クドカン作品でコメディ演技はお手のものなわけだし。
P.S. 兄弟が死体を見つける川辺、『グリッドマン・ユニバース』実写パートと同じ場所?そりゃ日本の限られた場所で、許可や画的にも撮影にもってこいのロケ地があったとすれば、色々な作品で使われまくっているだろうから被っても何も不思議じゃないのだけど、流石に同じ公開日で2本続けて見たので。もっとどうでもいいこと書くと最後の歯磨きのシーンで歯ブラシが今使っているものと一緒だったかも。あ〜定食屋行きたいっすね
明るい殺し屋
若い女の子なのに、一流の殺し屋である二人。普段の会話や生活は、本当に殺し屋?と思わせるけど、いざ戦いとなると凄い動きをしますね。パート1は見てないけど、楽しめました。ネットで探して見ます。
髙石あかり異次元の演技
第一作が面白かったから楽しみに待ってて「でも、上げすぎたハードル越えられなくてガッカリするんだよな」と思いながら観たら越えてきた。すげえよ。
オープニングは丞威と濱田龍臣から始まるんだよね。ここは「いや、あの二人から始めなよ」と思ったんだけど、まあ良かったね。
それで髙石あかりと伊澤彩織が出てきて、まったりパートが始まり。まったりパートがとにかく面白いね。たまにはさまるアクションもレベルが高くて良いけど、今回はまったりパート押しでいってもいいくらい面白かった。
殺し屋協会と絡むところは全部面白い。殺し屋っていうそもそもアウトローの世界に規則があって、それをネタにあれこれやるの面白い。作品がそもそも「普通のJKが殺し屋だったら」っていうギャップから始まってて、そのギャップをうまく使ってるの。
《花束みたいな恋をした》をパクって遊ぶシーンはスゴイね。良くこんな脚本が書けるなっていう。
そして今回は、二人の内面はほぼ描かれないんだよね。その分、水石亜飛夢を描いてくる。前作では淡々とした面白さを出してた水石亜飛夢だけど、今作ではメインキャラ。これはうまい。絡んでくる中井友望もいい。
ラストはもう分かってるけど伊澤彩織と丞威のアクション。ここはキッチリ締めて良かった。
まったりシーンでは髙石あかりが「天才か?」ってぐらいうまいね。すごいよ。それを受ける伊澤彩織が演技がそんなに得意じゃないところがまたいい。このコンビは大発見だね。
殺し屋とギャルっていうギャップも発見だったし。
二人を狂言回しにして、周囲の人物を描く手法にしたから、いくらでも続編作れる。大発見を活かし続けられるね。
ラストシーンも銃声だけで、どこを撃ったか明確にしなかったのもいい。
場合によっては丞威と濱田龍臣は生きててもいいもんね。
敵がどんどん味方になっていくジャンプ方式もやれる。
これは「3」が出るのも間違いないね。
髙石あかりと伊澤彩織の二人が年齢を重ねてしまうとやれない作品だから、どんどん続編を作っていって欲しいな。
楽しかった!
( メアド忘れてアカウントにログインできなくなったので、新たに作り直しました。前の名前もアガサです。)
第一作もユルいのにアクションは一流の迷作でしたが、今回は改めて第一作をアンプリファイドした楽しい作品です。
2人のダラダラした会話も楽しいし、登場人物の会話がいちいちユルい。(笑)
第一作では少し荒かったお二人の撮り方も、今回はちゃんとお綺麗に撮れてます。ビジュ爆発です。(笑)
ぬいぐるみの中での会話も可愛いし、バトルも可愛い!
今回は死体処理の方の大公認もあって、のびのび戦ってます。
弱々の兄弟があんなに強いの?とか言ってる人いますが、この冗長だけどリアルなアクションがこの監督なんです。アクションが肝で、後のコントは正直付け足しです。(笑)
情け容赦無いラストもいかにもです。
青春映画じゃないんだから、そう来るよな、と思いました。
この監督が好きでないとついていくのか辛い部分もありますが、私は好きです。
黄龍の村もそうですが、楽しいアイデアはかなり買えます。ハリウッドでお金をかけてリメイクしたら爆売れするんじゃないですかね。
定食
爆発的人気を誇ったベイビーわるきゅーれの続編。
殺し屋組織に所属している女の子たちが繰り広げるゆーるい日常と圧倒的なバトルアクションのギャップにやられた人だたくさんいたと思います。
そんな作品の続編が早くも登場。
今回もゆる〜く、時に熱く戦う展開に釘付けでした。2なんで、抜群のスケールアップ!!爆裂アクションとはならず、あまり変わらないけれど見応えのある続編になってるのがとても良かった!!変な派手さを目指すわけでも無く、それでいて見たかった続編!って感じが最高でした。
先日ラジオ出演されていた監督がお話しされていて、あえて無理に変えなかったと言う事をお話しされていてなるほどと。こういうパターンの続編でしっかり面白いクセになる展開になるってのはすごい。ベイビーシリーズが今後どんな感じになっていくかを示すには最適な一作だったと思う訳です。
ビジュ爆発、なんとも楽しいけれど切ない話。
今回の宿敵がバイト殺し屋兄弟。
丞威さんと、濱田龍臣さんのコンビにハマれるかどうかでこの物語に引き込まれるかどうかが関わってくると思うのですが、個人的に野心丸出しのブラザーコンビにびっくりするぐらい引き込まれました。
その2人から映し出されるプロとバイトの違い。
だらだらしてる様に見えて一流。
仲良しこよしにみえてプロフェッショナル。
そんな2組プロとバイトのガンアクションと近接戦闘は見応え半端なかった!
前作の予習もあればいいと思いますが、それよりも菅田将暉さんと、有村架純さんの大人気映画を見て行くとより物語を深く理解?できるのでかなりオススメです。
この流れならこれからまだまだ続編出てきそうな感じになってますし、長寿シリーズになってもおかしくなさそうな魅力に溢れた作品でした。
少女は卒業しないで出演してた中井友望さんが出てて、良いキャラしてたので次のシリーズでも出てきて欲しいです。
前作通り(いやそれ以上?)の打撃の迫力と日常会話のゆるさ
前作は単館系の映画館でのみ上映していたが、本作は大きいシネコンでの上映もあることに驚いた。しかも1番大きなスクリーンでの上映もある。なんか感慨深い。無理をしてでも大きなスクリーンで鑑賞するでしょ!
待望の続編だったから当然期待値は高かった。でも、前作通りのゆるい日常生活と迫力のアクション。伊澤彩織の打撃スピードは相変わらずだし、高石あかりも前作以上のアクションを見せてくれた。銀行強盗のシーンもいいが、やはり最後の決闘シーンが最高。ラストのラストの格闘シーンは、こんなピンチの描き方もあるんだ!と心の中で唸ってしまった。昔の不良漫画のような、戦った者同士だけが通じ合う感覚みたいなものが出てくるのも面白い。それくらい4人のアクションは魅力的だった。その中でも伊澤彩織のアクションは本当に素晴らしい。もっといろんな映画で観たい。
もちろん2人のゆるーい会話も前作通り(いや、それ以上か)。2人が交わす、なんてことない会話にニヤニヤしてしまう。伊澤彩織が着ているロックTシャツも少し気になるところ。阪元監督の趣味なんだろうか。そして今作はサブキャラのゆるーい会話を増やしてくるんだから抜け目ない。死体処理班との会話を気に入っていた自分としてはなかなかいい展開。
前作を観たときには続編の可能性が低そうな感じだったから本作の公開を知ったときには驚いてしまったが、今回は違う。これはもう一作いける!ぜひ!楽しみに待ちたい。
2作目だからってあなどれない面白さ
阪元裕吾監督の最新作が公開と聞いたので、必ず観ようと思って、公開三日目の日曜日に観た。今回も阪元裕吾監督&脚本らしい、シュールな笑い、ぶっとんだ言動が垣間見れて、さらに、編集のテンポもよくて、約100分、飽きない展開、中だるみもなく、あっという間にエンドロールでした。
阪元裕吾作品の定番のような最後の1対1の肉弾戦、格闘場面も今回も迫力ありました。まひろが倒されて、相手が勝ったところからひと工夫ありましたね、えって感じの工夫が。
ベイビーわるきゅーれの初回作がおもしろくて、2作目ってどうしても初回作を超えられないことが多いけれど、初回と同じくらい面白くて、2作目にしてはかなりの出来栄えではないかと思った次第です。
あと、個人的に将棋をたしなむので、将棋のシーンを取り入れられてて、賭け将棋ってあまり巷でみないけど、あんなこと実際あるのかな。ちさとの思わせぶりな感じは笑えたし、映画シーンではあっさり勝負つくけど、将棋は逆転のゲームだけに賭け将棋ってレベルが拮抗するとかなりスリリングではないかなって思った次第(余談です)。
"お笑い6 : アクション4…な、印象…"な映画
前作と比べてお笑い要素多めな印象でした。
主人公2人のアンニュイなやりとりが、「まだ続く?」と思った場面がちらほら…。
でも、アクション場面は見応えあり!
お暇なら、どうぞ!笑
*パンフレットは、前作のパンフレット同様CD付きです。無くならないうちに、どうぞ!笑
*関西では、今回、割と大きめの劇場で観る事が出来て良かったです。前作は、シネマート心斎橋だけ?だったので良かったです(この劇場、観客のマナーが悪くて嫌いなんですよね)。
コントが長い…
(後半で内容に触れますのでご注意下さい)
オープニングからタイトル辺りまでは激アゲ。
前作は、会話もボソボソして聞き取れなかった部分も多かったが、今回はそんなコトはない替わりに、会話の過剰リアクション(特にあかりと濱田龍臣)がすごく気になった。
中盤のドラマ部分が総じて「コント仕立て」なので、その後の延々と続く様々なコントがどうにもノれなかった。特に掃除屋の田坂が絡むシーンは途端に冗長になる。
むしろ私には前半10分と後半10分だけで良いと思えてしまった。
私は特に前作でのまひろのアクション・体術に惚れてしまったクチなので、主人公二人のイチャイチャを楽しみたい方とは印象が異なるという感じなんだろうとは思うが、今回はちょっとイチャイチャの分量が多くて気持ちが離れてしまった。
そしてお待ちかねの最後の格闘。
これもなぁ…。
その前まで相手が格下であるコトを散々描いて来た上でのラストだし、特に丞威演ずるゆうりの格闘の強さを事前に示すシーンも少ないので、ワクワクは半減してしまった。
全体通して、前作のいろいろな楽しさがもう今回は「お約束」として再現されていくんだけど、その分前作に溢れていた「こんなの始めて…♥️」的な喜びがなくて残念。
ま、私が事前の期待値を上げ過ぎたんだとは思うけど。
映画としては「好き」。でも望んでいた「面白い」ではなかった。
「新しい学校のリーダーズ」の歌う主題歌はカッコいいです。
帰りに即買いしました。
2人が帰ってきた事だけでOKなのです
待ちに待った続編です!
映画の内容は前作のほうが自分好みですが、そんな事はどうでも良くて、また2人を観られる幸せを噛みしめています。
こんなに愛が溢れた映画はなかなか無いので、たくさんの方に観てもらいたい作品です!
最高です!
派手なアクションシーンと笑が多目の満足度高目な作品。 本年度ベスト!!!
1作目がメッチャ面白かったので本作は多少の不安はあったけど、1作目を上回る感じの満足感!
このシリーズ、大好きです!
オープニングで前作のシーンの映像が流れ懐かしさと共に期待値が上がる!
本作は殺し屋と殺し屋の戦いがメイン。
着ぐるみ同士の戦いはサブ(笑)
殺し屋協会でアルバイトで生計を立てる、ゆうりとまこと兄弟。
収入も少なく、ちさととまひろの座を奪う為、2人の殺害を計画するストーリー。
だけど、ゆうり兄弟よりちさと&まひろの行動が毎回上回っている感じがカッコいい!
相変わらず、ちさと&まひろが緩い。
この緩さも前作を上回った緩さ(笑)
2人の仲良し度が上がっている感じか微笑ましい。
アクションシーンは前作以上に凄い。
伊澤彩織さん演じるまひろの接近戦が凄すぎる!
戦いのシーンで2人の信じ合う感じに胸熱!
死体処理班に新たに加わったのは中井友望さん演じる宮内茉奈。
プリンを食べるシーンが可愛い。
定食屋の娘のさくら。
気になる感じで調べたらグラドルの安倍乙さんと知る。
とりあえずインスタはフォロー(笑)
殺し屋同士の戦いの設定がとにかく良かった!
2組の殺し屋が生活に困った感じを軸にして、定食屋での「○円の壁」は自分的には本年度の流行語大賞(笑)
大好きな作品。
菅田将暉&有村架純さんの映画のくだりもあって好感度アップ(笑)
まひろがフィルマークスのユーザーだったのも好感度アップ(笑)
続編を臭わすラストも良かった!
本作は是非!
シリーズ化を望みます( ´∀`)
ゆるさが心地いい
前作がとても好きだったので今作も期待して観賞。
可愛い殺し屋2人のゆるくおバカな日常は相変わらず楽しい。
でも、さすがに賭け将棋は実力の要素が強すぎてギャンブルとしてハマるものなのかとは思った。なんだかここらへんから今作に違和感を感じ始める。
この作品の1番の見どころといえばアクション!
すごいアクションではあるのだけど前作と比べるとスケールダウン感が否めない。コロナの影響もあるのだろうけど、ここを1番期待していたので少し残念だった。
そして最初雑魚だった殺し屋たちが主人公2人に匹敵するくらいに戦いの中で強くなっていく。
このせいで主人公たちが弱くなったような感覚になり前作にあった爽快感が損なわれてしまったように思える。観ていてやきもき。
そして主人公たちと殺し屋が殺し合いをしていく中で仲間意識のような熱い感情が芽生えていく描写がある。
今作の特徴として、アルバイト感覚で飄々と殺しをしていくというのが売りなので、この描写はちょっと違和感。
しかし賛否は分かれるかもしれないが、最後しっかりと締めてくれたので色々違和感や残念なところはあったけど、観てよかったなと思える作品に仕上がっていたと思う。
阪元監督の到達点
知っている俳優が一人も出てないのに、とてつもなく面白い映画がたまに出てきて、「カメラを止めるな!」、「メランコリック」、「サマーフィルムにのって」、そして昨年が「ベイビーわるきゅーれ」でした。続編ってふつうは敵がより強大になるものでしょう。弱くなってどうする?! その割りにクライマックスの肉弾戦は互角の戦いで、お兄さんは強いのか弱いのかよくわからない。中盤のギャグパートが長すぎて中だるみする。そんな非難をする人は阪元監督の過去作を知らないのです。無駄に血しぶき、無駄に死体の山、ストーリーがあるんだかないんだか。それがよくぞここまで成長なされた阪元監督。1作目はまぐれではないという水準で2作目が作られ、新宿ピカデリーの大きなスクリーンで、おバカな二人が見られて満足です。配役クレジットのいちばん最後がウルトラマンジードの濱田龍臣くん。たしかにこの中では彼がいちばん大物ですがちょっと胸熱でした
違和感
42本目。
1作目は観てないけど、確かラジオで宇多丸が、高評価してと思い鑑賞。
ピストルの音、ショボッ、でも何か面白そうから始まったし、アクションもまあ悪くはないと思うけど、芝居が合わない。
普段と殺し屋との、ギャップでかなとは思うけど、でもなあと思ってしまう。
観進めていくうちに、何か違和感と言うか、これじゃない感が強くなる。
プラスイメージでスタートしたせいかと思うけど、もっとフラットな状態で観るべきだったかなと思い、その辺は若干加味してかな。
焼肉定食vsアジフライ定食
殺し屋の下請けの仲介人から仕事を貰っているバイト扱いの殺し屋兄弟が、正規のクルーを殺せば昇格出来るという噂を聞いてちさととまひろに挑む話。
4年前に1度だけ行った殺し屋協会のジムの会費がーとか、保険がーと始まって、掴みのアクション&コメディ要素をみせていく。
ゆる〜くコミカルにいきたいのはわかるけれど、きぐるみからの流れは流石にダルい。
1つ1つのネタは悪くないけれど、積み重なると流石に弛みまくりだし、将棋なんかはもうオチが見え見えだしね。
そしてやっと動き出したら今度は処理係が…テンポ悪過ぎ。
メインストーリーも、ほぼ雑魚扱いの格下〜ずだった兄弟が急に強くなっちゃったのか、ちさと&まひろが大したことなかったのか、なんのハンデもないのに急に良い勝負になってしまって説得力に欠けるし、もうちょい上手く練って欲しかったかな。
待望の続編ではあるが、スケール・ダウン感は否めない
前作同様、女子2人のゆる〜い日常とキレッキレのアクションのギャップを楽しめるし、「ジョン・ウィック」のような殺し屋協会の設定も活かされている。
ただし、今回の敵は、どう見ても格下のアルバイトで、前作と比べると見劣りがするし、ラストのガン・ファイトと近接格闘戦は、さすがに見応えがあるものの、相手がいきなり強くなったという違和感は拭えない。
主人公が謹慎処分を受けている間の、一般社会への不適合ぶりにしても、グダグダ感が強すぎて、弾けた感じが物足りない。
せっかく続編を作るのなら、回を追うごとにスケール・アップしている「ジョン・ウィック」を見倣ってもらいたかったと思うのである。
それから、人を殺すことに対して何の躊躇も葛藤もないドライさこそが、このシリーズの魅力ではあるのだが、ラストの兄弟への仕打ちについては、疑問を感じざるを得なかった。
せっかく良い味の出ていたキャラクターだっただけに、今後も活用する手があったのではないかと、少しもったいない気がするのである。
全167件中、141~160件目を表示