マッチングのレビュー・感想・評価
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マッチングアプリあまり意味ないような
サプライズを重ねると驚かなくなる
要素詰め込みすぎでミスリードも多く、ラストで二転三転四転するのですが、もはや意表を突くことだけを目的になっていて、もはやサプライズとして機能してません。
まあ、ほとんど予測の範囲内ですし、動機や目的が描かれてないので「で、だから?」という気にしかなりません。
「僕はストーカーだけど、あいつは人殺しだ」は悪い意味で印象に残る名台詞で思わず吹き出してしまいました。
こんな名台詞を裏切る展開は良くない。
土屋太鳳さんと斉藤由貴さんの存在感は良かった。
佐久間大介さんも佇まいが独特でいいので、今後作品に恵まれるといいですね。
PSYCHO✕FAMILY
公開二週目でお客さんはやや少なめでした
土屋太鳳さん定番のいかにもお芝居ですよって感じがする演技のおかげ?で悲しいシーンも哀しい感じもしなく、むしろコメディーっぽく感じてしまいますが、慣れてくるとこれが割と心地よいのです
ジャンルは
・絶対怪しい登場人物が真犯人
・猟奇的な殺し方についての解説が全くない
・犯人を思わせぶるような行動をしていた同僚は単なるモブ
という感じなのでミステリーではなく、ホラー作品もしくは、土屋太鳳さんが主演した累っぽいイメージで見に行けば間違いないです
ピンクのジャケットがお似合いです
いい意味で裏切られた
連続殺人事件の犯人を予想しつつ、おおよその想像通りの展開が繰り広げられ。と、思ってたらまあ裏切られました。山場を越えてホッとした瞬間に映画館内のそこかしこでドリンク飲む音が聞こえて、だよね。となるなどしました。しかしその先に待ち受ける展開に、いやもうやられた。その線は無いと思わされていた。そう「思わされていた」ことに気づくのです。主人公の輪花にいつの間にか同調してしまっていた自分が甘かった。そこが面白い。内田監督の仕掛けと、実力派俳優たちのお芝居に引き込まれあっという間の110分でした。
映像と音楽による得体の知れない怖さが底辺を支えているところも好きです。
ぜひネタバレ拾う前に見ていただきたい作品です。
そして、映画を観たら監督書き下ろしの小説を読んで見て欲しいと思いました。
「2秒が凄い」
何度でも観たくなります!
目の前にいるのは本当に真相なのか
内田監督は面白いカットを作りました。
1.危険を象徴するの「赤」
2.輪花座る時 左側の赤い服を着ている女性と一人女の子という絵が映っています。普通に親父と娘の生活ですが このようなカットは輪花は母親の愛を望むという連想が思われやすいですが 結局そうじゃなかったです。でも輪花の成長を経歴する様々な写真は母親はある時期にいなくなったのは監督から伝えたいポイントだと思います。
3.十字架の象徴 つまり贖罪することです。死体の顔は痛める十字をつけています。そして セツコはいつも十字架というネックレスをつけています。十字架は罪を持っているという感じがあります。更には 25年ぶりにセツコさんを会った後マリアはキリストを抱えるというカットが映って 宗教から罪の重さを伝えようかなと考えさせます。
4.最後に輪花さんはトムに会って真相を知りたい時に 「green」という植物のバックを持っているそうです(笑 実に幸せになりたいですね
最初からトムと出逢って涼しい顔の見た目で悪い人であり 逆に影山は頼もしい人と思いました。しかし あの黒い髪型を見るとあの息子はトム以外の別人の可能性もあります。真実を迫りつつ その親の罪からの痛みを子供への影響は深く考えさせます。そして インタネットの発展しながらその一方で人々の距離が短くなります。その相手はどんな人か全然わからなくて危険性があるのは確かに深刻な問題だと思います。
映画の逆転から考えると目の前のことは本当に真相なのかという問題が浮かび上がりました。
以上は個人の主観的な考えです。もし 不愉快な気持ちを与えさせられると誠に申し訳ありません。
タイトルから想像した話とは違ってました。
タイトルから推察して、マッチングアプリをきっかけにして事件に巻き込まれる主人公と思っていました。
ところが、マッチングアプリで出会ったカップルが次々と殺されていく連続殺人発生が冒頭の話でした。主人公はウエディングプランナー唯島輪花。恋愛は長続きせず、かつて片思いの彼氏の結婚式を担当するという複雑な気持ちとなります。そんな唯島輪花を勝手にマッチングアプリに登録してしまう同僚。するとかなりの相性度の高い男性永山吐夢が現れます。ところがどこか怪しげな人物にドン引きしてしまいます。この人物からはじまるサスペンスとなるかと思いました。ところが話は別の方向に拡がります。唯島輪花の両親の話になります。母親はなぜいなくなってしまったのか。父親あてにかかってきた謎の女性は誰なのか。この謎が解き明かされた時、衝撃的な過去が判明します。登場人物がそれぞれ絡み合った関係となっています。かなり練られた話でした。ただ、冒頭のマッチングアプリカップル連続殺人の話が置き去りとなります。この犯人は誰?動機は?ということについてはモヤっとさせています。これも不気味さの演出でしょうが、ここもはっきりさせてほしかったです。見ごたえは十分ありました。
知った後に面白さが増す
ミステリーと軽いホラーが好きなら是非。
殺人の描写自体は若干のグロでファンタジック。
けれど監督のインタビューなどを読むと謎解き殺人事件としてのミステリ映画ではなく、普通の人が持つ二面生、狂気の断片を描きたいサイコスリラーとのことで、なるほど納得。
SNSが発達してきていい事を言ったらいい人、と評価されるが本当にそうだろうか?と問いかける内容。
映画も8割以上過ぎたところで、淡々とオセロを盤からひっくり返されたと思いました。
話のゴール地点は予測できているのに、裏切られる。
ストーリーに錯覚効果のようなものがあって、演者側がそれを悟らせない演技がいい。
主演の太鳳ちゃんの演技が見どころ、佐久間さんも雰囲気が出ていて、金子さんはクレバーな役者さんだと感じる。他に杉本哲太さん、斉藤由貴さんもキーマンとしてとても良い。
カメラカットや効果も、二転三転する話に反して淡々としていて見やすい。
ご都合主義的かな?と思う場面があったので、原作を購入。小説で詳しい描写があり、深みが出ますが割愛。おもしろかった。
素直なミステリー映画
予想を裏切る事なく、真っ直ぐに展開していくミステリー映画😁
斉藤由貴さんが怖くて良かった。
最後のストーカーの笑みが安っぽい🤣こういう所がこの映画を象徴している。
サスペンススリラー時々微笑
物語はある程度展開が読めるが、その読みをさらに展開して進んでいく。登場人物が複雑に絡んでいくけれど、必要最低限の描写でも無理なく観ていられる。最後まで観たところで、あの場面はどうしてだろう?何で?と疑問が浮かんできて考察の始まり!この映画を観た誰かと語りたーい!となる。
登場人物のひとりであるストーカーはただ不気味なだけではない。言動が世間やあらゆるものとズレてることでクスクス笑えるシーンがいくつか散りばめてあり、なぜか愛おしく思えてきてしまう。
また、役者たちの新しい一面を発見できるエンターテイメント作品。
マッチングにマッチングしてみた
いろんな人に見て欲しい。
今までこのジャンルの邦画をあまり見ていなかった私ですが、とても見やすかったです。
話が二転三転するけど、ストーリーを追えなくなることもなく理解しやすい。
(話を理解するために頭のキャパを占領され過ぎない程よいバランスなのでそれでは疲れない感じ。)
ただ感情のジェットコースター感が凄いですが。
最後見終わった後もずっと映画の内容を考え続けてしまいもう一回、もう一回、と何度も見たくなるスルメのような映画でした。
一度は全くネタバレを見ず見て、内容自分で消化したり、ネタバレや考察や小説を読んでからもう一度見てほしい。
複数回みると毎回違う角度から楽しむ見方が出来る映画です。
最後の最後まで本当に面白かった。びっくりした。
グロさは少ないけれど、内容(メンタル的な意味で)と「音」のエグさはあるので、小学生以下は、一度親が見てから見せるか判断した方がいいかと思います。
彼らのこれからが気になる
比較的序盤に大まかな展開は読めますが予想通りと思ったら、え?そっち?というような展開が何回かあり楽しめました。
ストーリーは初心者向けのサスペンスといった感じですが、キャラクターが魅力的でもっと彼らの心情が分かったら良かった。
吐夢の一方的な言動がたまにコミカルだったり、輪花のドン引き顔だったりちょっとクスッと出来ました。
映画鑑賞後、
アプリ婚連続殺人事件の犯行動機
輪花の父親は自殺か他殺か
何故真実を知ってもなお輪花に固執するのか
大きくこの3つが疑問で残りました。
気になったので小説を読みましたが、ほぼ小説に書かれていました。
小説を読まなければスッキリしない映画が良い映画なのか、そうでは無いのかは分かりませんが
個人的には映画で魅力的に感じたキャラクターがより深く鮮明になって、もう一度映画を観たくなりました。
もしかしたら続編の為の序章なのかも?
輪花と吐夢のこれからが気になります。
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