「役者さんは良かった……あと小説は読むべき」マッチング ギャルに憧れを抱く陰キャさんの映画レビュー(感想・評価)
役者さんは良かった……あと小説は読むべき
私個人は佐久間くんのファンと言うこともあり、星は3つ付けさせていただきました。
映画の内容は☆2.5かそれ以下かな。。。
というのも、とにかく伏線が回収されない。
謎が謎のままなことが多かった。というのが主な理由ですね。
なぜ、トムくんはあれだけの人を殺したのか。
まだ影山さんは輪花ちゃんの周りを皆殺しにして、苦しませたかったという明確な理由があるのでいいのですが、トムくんに関しては明確に描写されていないため、多少モヤモヤが残りました。
あと、お母さんが手紙をもらってニヤッと笑った理由もわかりません。
あのシーンを入れるなら、絶対に赤いドレスの女性は節子じゃなきゃおかしいです。ニヤッとする以外の表情ならいいのに(心配そうな表情とか)。ミスリードですらない。ただ、は?となった。
(ちなみに小説だとこのシーンでお母さん(赤いドレスの女)は記憶がハッキリしないらしいので、輪花ちゃんのことは覚えていない。)
また、輪花ちゃんが吊り橋効果でグラグラ揺れすぎです。
そんなよく分からない男信用するなよ……アパート?!行くの!?警察が信用出来ないって言葉に納得しちゃうの!?と思ってたら案の定、危険な目に遭う。んで、今度はストーカー男を信用しちゃって恋しちゃう。ってさすがにありえないと思う。
あと個人的にはグロ描写が多くて気持ち悪くなりました。
恐竜映画とかのがよっぽど安心して(?)観られます。
叫び声も刺して切り裂く音も怖いし気持ち悪かったです。(殺人がメインなのでしょうがないのかもしれませんが。。。)
全員情緒不安定すぎてこっちも不安な気分で終わりました。
ただ、アパートで吐夢くんが輪花ちゃんの手を引いて逃げるシーンはかっこよくて佐久間くんに惚れ直しました。
(それくらいしかいい印象ない。。。)
あと斉藤由貴さんをキャスティングした方は天才だと思います。
あの方はいつまでも綺麗でため息(私のが何回りも歳下ですけど)。
そしてあの演技力、愛に飢えてる狂った女のようにも、愛を知らず幼いまま成長できずにいる少女のようにも見える……
他の人含め本当にキャスティングは最高。
✂︎------------------キリトリ線-----------------✂︎
小説を読むと謎が解けるので面白かったです。
でもやはり、小説を読めば読むほど、なぜこのシーンを入れなかったんだろうと思う場面が多かったです。(上映時間の問題はしょうがないにしろ)