「物を作る闇」零落 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
物を作る闇
竹中直人の映画は「無能の人」以来です。
漫画家に限らず、絵画や小説、物を作る人共通の悩みを
がっつり掘り込んだ映画です。
真剣に向き合えば向き合うほど他人を不幸にします。
プライドが高く傷つきやすい一番タチの悪い典型的なパターン。
それに絡む個人の思い出、、、早い時期に主人公のエゴを見切った女性像が猫目の女の子なんでしょうか。
出演者皆全力で良い仕事してます。
真っ黒い海のインサートが象徴的でした。
創作活動全般関わってらっしゃる方にお勧めです。
コメントする