ネイビーシールズ ローグ・ネイションのレビュー・感想・評価
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ワンショット撮影が売り
ポーランドの孤島、黒島はアメリカ軍が借り受けたテロリストの収容所、そこに囚われている囚人をアメリカに移送する為に情報分析官の女性と数人の特殊部隊の隊員たちがヘリでやってくる所から物語は始まります。男は医療機器を製造輸出している実業家らしいが核爆弾をワシントンに持ち込んだテロリストの一員らしい、爆弾の仕掛けた場所を聞き出すために男をワシントンに連れてゆく?、なら収容所で口を割らせばいいと思ったが、どうやらワシントンには身重な彼の妻が人質にされており、それを使って口を割らせる魂胆と言う。
移送寸前に一台のトラックが収容所に侵入、トラックは警備兵により止められたが荷台からテロリストが登場、あっというまに収容所は壊滅の危機、原題のOne Shotは一撃の意味もあるが本作の戦闘シーンをワンショットの長回しで撮っていることの誇示でもあるらしい。
邦題はトムクルーズの「ミッションインポッシブル・ローグ・ネイション(2015)」からとったのでしょう。
たしかにワンショットの長回しだが手持ちカメラで兵を追うだけだから臨場感はあるが自慢するほどのアイデア、出来には思えません。
第一、テロリストは孤島にどうやってやってきたのか、トラック一台に乗れる人数は限られているのに映像ではやたら多くて辻褄が合いません。
全滅かと思われたところで応援部隊がヘリで来島、囚人をヘリに乗せたところでThe END、果たしてワシントンのテロは食い止められるのかは続編でのお愉しみと言うことでしょう。
要するに稚拙な長回しの戦闘シーンだけが見せ場のB級映画でした。
設定が悪すぎのひとこと
いやネイビーシールズって、米軍特殊部隊の中でもトップの存在じゃないすか。海軍を代表するトップ部隊。その活躍を描く映画なら普通、「敵地奥深くへの潜入(特殊スキル駆使)」「頭脳派だが残忍な敵テロリストとの頭脳戦」「特殊潜航艇+リブリーザー/砲塔搭載ボートを吊り下げる特殊ヘリ/偵察ドローン/等の特殊兵器がこれでもかと登場」とか思うじゃん。わくわく要素として。だが本作にはこれらはまったくない。
主役側はネイビーシールズ設定だが、特殊部隊らしい描写は全くない。それどころか見てるとただの間抜けで、味方同士で延々怒鳴り合ってるだけ。まともな指揮系統も戦闘戦略もない、烏合の衆。敵のがよっぽど有能に見える謎の脚本で大笑い。それに敵にしても実は有能でもなんでもなくて、ただ内部で揉めてないだけ主役側よりマシという情けなさ。
しかも特殊部隊らしい活躍は全くしない。捕虜移送任務に赴くがそこで襲撃を受け、以下ずーっとその中でうろちょろ逃げてるだけ。「ネイビー(海兵)」シールズなのに海関係の活躍すら皆無。どんだけ低予算なんだよとしか思えない。
まともな脚本家と戦闘アドバイザー雇いなよとしか言えない映画。
ショッカー!!
テロリスト集団に襲われた秘密基地で、狙われた証人を守りつつ、必死に防戦する特殊部隊隊員達の活躍を描く物語。
閉ざされた秘密基地での攻防は、とても魅力的なシチュですね。主人公やネイビーシールズの隊員以外に、基地の隊員を巻き込んでの攻防は緊迫感と迫力があり画面に引き込まれます。
ただ、終盤に、主人公が無双し始めて興味が半減。
また、アクション映画で繰り返し同じコメントをしますが、相手の人数設定をしっかりと決め、鑑賞者にもわかるようにして欲しいです。これが不明瞭だとショッカーのモブ戦闘員がワラワラ出てくる・・・そんな感じがして、緊迫感が大幅に下がってしまいます。
私的評価はやや厳しめです。
これまた、邦題がバカすぎる!
よくあるストーリーだけど作品としては悪くなかった。
無駄なBGMがなく緊張感があり見応えあった。
仲間や女性があっさり殺られるのも現実感が出てる。
なのに…『邦題がバカすぎて損してる』映画に仲間入り。
もう今の時代無理矢理邦題付けなくてもいい!
原題そのままで、意味は検索すれば分かるし!
ホントにこんな作品の質を蔑める事は即刻やめてほしい。
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