映画レビュー
アクションシーンは多め
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原題MUNITIONS HIJACKING CASEは「軍需品ハイジャック事件」、ミサイルを輸送中の武器商人リーの一団をテロ組織が襲撃、リーは殺されミサイルは奪われるが、リーと同乗していた潜入捜査官ウェンがミサイルの発射装置のアタッシュケースを持って逃走、装置を奪おうとするテロ組織、なんと警察も指名手配、苦難の逃亡劇が始まります。
邦題はサンドラブロックの話題作デンジャラス・ビューティー(2001)に便乗したのでしょう。確かにワイルドなのは主人公の元特殊部隊の潜入捜査官ウェン(マイケル・トン)、ビューティは同僚のジョアン(カイ・ディエ)のことでしょう。リーの娘で警察官のニエン(ジャン・ヤーマン)もウェンを助けます、似たような年頃の女優さんなのでジョアンかニエンかちょっと紛らわしいシーンもありました。
どうにも合点のいかない敵役設定、テロ組織が敵役というより、かって対応部隊だった軍の
チョンション将軍が任務を外されたことに逆恨みして政府転覆を企むのだから軍と警察の内輪もめの様、将軍が裏にいることは早々にネタバレですから見どころは、多勢に無勢のウェンたちが果たしてミサイル攻撃を阻止できるのかでしょう・・。普通の対テロ・アクション映画ではネタギレなので捻ったのでしょうが軍相手に戦うなんて無謀ですね。延々アタッシュケースを持って逃げますが、即座に発射装置を壊すか、処分してしまえば良いのにとイラつきました。まあ、アクションシーンは多めですので退屈はしませんでした・・。
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