「たまには駄作もある」クリード 過去の逆襲 おっちょさんの映画レビュー(感想・評価)
たまには駄作もある
ロッキーがいないクリードの世界
いよいよ新世界の突入だと
胸を躍らせて鑑賞しました
マイケル•B•ジョーダンのやりたい事、表現したい世界は
とにかくセンスが良く、スタイリッシュ
家族の姿もカッコいいし
撮影セットもカッコいい
ボクシングの世界って泥臭いはずなのに
ジムも、練習風景もカッコいい
そのせいか、ストーリーに深みがなく
キャラに全く情が移らない
デイムをヴィランとして引き立たせるなら
もっと邪悪な部分を描くべきだし
親子の愛を際立たせたいなら
メアリーが注いだ愛をもっと詰め込むべきだった
ドラゴがスパーリングパートナーに付き合ってくれたなら、こんな胸熱シーンはないはずなのに
もっとパートを割くべきだったし
なんだかクリードがカッコいい事だけを描いた作品だった
ロッキーファンはもう不要とばかりの作り方に
色々と不満が残る
付け加えて
無観客の「夢想モード」の表現も
かなり「???」と思わせる演出でした
もう一回、クリード3を観る人なんているんだろうか?
っていうくらいの出来でした
スタローンだって、ロッキー5のような
結構な駄作を作ったこともあるので
次回作に期待したいと思います
ただし最後に見たアニメは何???
監督/指揮の立場なら
なにやっても良いのかな?
アマチュアだって、もう少し面白いストーリーを思いつく
意味不明な10分を返して欲しいくらいでした
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