「ミニシアターの思い出‼️」銀平町シネマブルース 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
ミニシアターの思い出‼️
映画監督の夢が破綻し、一文無しで故郷の町へ戻ってきた青年・近藤‼️そんな近藤がミニシアターを経営する梶原と知り合い、アルバイトすることに。そこで知り合った様々な人間模様‼️結論から言えばもっと面白くなった、もっと感動させることが出来たんじゃないと思わされた作品‼️ミニシアターに集う映画好きな人々、しかもそこで上映されてるのが「カサブランカ」「第三の男」「風と共に去りぬ」といった往年の名作ときたら、我々映画ファンにはヨダレが出そうな題材なんでしょうけど・・・。主人公の同僚のスタッフや、年老いた映写技師、売れない役者、売れないミュージシャン、映画監督を目指す中学生、そして映画好きのホームレスなど、登場人物たちのキャラ描写がイマイチ掘り下げ不足で物語に入り込めなかった。そもそも主人公にしても、助監督の自殺が原因で映画監督を辞めたという事になってるんですが、結局なぜ助監督が自殺したのか、明確な理由は提示されず、奥さんと別れることになったいきさつも曖昧なままでイマイチ感情移入出来ないまま終わってしまった。もう少し時間をかけて主人公をはじめとする登場人物一人一人に奥行きを持たせたほうがよかったのではないでしょうか❓でもホームレスがやってる "良い映画を見終わった後は合唱" はいいなぁと思ったし、題材自体は魅力的なので、星1つおまけ‼️
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