「【多くのミニシアターを愛する方に観て貰いたい作品。】」銀平町シネマブルース NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【多くのミニシアターを愛する方に観て貰いたい作品。】
― 私の居住区である名古屋でも、近年2館が休業になってしまった。これは配信の普及及び、それにより客足が遠のいた結果である。
配信は、私も頻繁に観るし、否定する積りは全くないのだが、劇場で観る映画の余韻は可なり違う事は否定できない。ー
◆感想
・内容は、予定調和的であり、予想通りに進むのであるがこれが面白いのである。
・ホームレスのオジサンが、月に2回は劇場で栄華を見る事を生き甲斐としている姿など、映画を愛する者にとって、映画館で観る映画の大切さを見事に伝える作品である。
<今作は、私が頻繁に足を運ぶ西三河の映画の殿堂「刈谷日劇」や偶に行く長野県の日本最古の映画館「長野相生座・ロキシー」などを想い出させてくれる作品である。後は京都の「京都シネマ」「出町座」かな。
あとは、ヤッパリ「伏見ミリオン座」だよね。ここは、上映している作品のフライヤーもそのまま置いてくれているし、愛知が誇るミニシアターなんだよね。
ミニシアターで観た映画って、何故か記憶に残るし、そもそもミニシアターがある都市って、文化の素養が深いと思うんだよね。
そのようなミニシアターが存続出来る都市って、文化的民意が高いと思うんだよね。
今週末も県内のミニシアターに足を運ぶよ。だって、ミニシアターで観た映画って何故か座席の硬さも含め、記憶に残るからね。>
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