「映画を愛する人と街と温もりと哀愁」銀平町シネマブルース サスペンス西島さんの映画レビュー(感想・評価)
映画を愛する人と街と温もりと哀愁
2023年劇場鑑賞12本目 傑作 79点
ムービルにて舞台挨拶付きで鑑賞した作品
鑑賞から1年近く経過してからのレビューですが個人的にどんどん評価が上がっている作品で、個人的にはまった川っぺりムコリッタの映画にまつわるものにスポットを当てた感じで、今作も感動しました(心が動いたという意味)
中島歩、発声に抑揚がない感じとか、モデル上がりだとかで二台目東出感あるけど邦画ミニシアター好きとしては昨今御用達で、彼が出演している作品はまあハズレがないし何でもできるからすごい。あの着ぐるみの撮影のシーン笑えたなぁ、二枚目が顔隠してツーモア演じるのはずるいよ
城定監督といえばピンク映画のイメージでしたが、今作はど直球のヒューマンで、脚本のいまおかしんじも邦画ミニシアターで名作ばかり輩出しているので安心して見れました
終始あの街と人々から滲み出る温かい雰囲気が心地よく、観客ももちろん映画や映画館が大好きなわけだから皆が登場人物だと錯覚するような没入感
キャストも絶妙で片岡礼子や宇野祥平、中島歩に吹越満、注目の平井亜門や小野莉奈などみんな随所に光っていました
薄っぺらいけど、映画っていいよなあぁ
是非
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