スパイを愛した女たち リヒャルト・ゾルゲのレビュー・感想・評価
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タイトルなし
ストーリーの重厚さにまず打たれる。でも、この俳優だと、そんなにみんなに愛されたカリスマ性はわからない。魅力のある人だった、みんなに愛されたことはわかる。
花子とオット夫人は魅力的。
中国でロケしてるから、本当に植民地っぽいし、日本の風俗が全部変。言葉も。かなり直された苦労を思う。特に女性の着物がおかしすぎ。
それにしても、あんなにアル中で大事故をする人間がスパイとして信用されるわけがなく、人として甘すぎると思う。
彼が抱えていたストレスがかなりのものだとしても。あまり知的な大物には見えない。ただの酔っ払い。
vol10.30分くらいのところ。日本の将校が煙草を吸うときに、目の前に裕仁と書いた写真と字の箱から取り出している。これだけはありえない。当時、天皇は直接見ても触ってもいけない神であり、こんなマスコットみたいな扱いはありえない。あまりに無知な映画。
専門家の友人は、この映画は史実的にはむちゃくちゃだと言ってた。
とはいえ、彼の賢さ、スマートさは、物語の中で描かれ、最終的には花子を愛して、信念に生きて彼は幸せだったのかも。
大崎は倒錯的。変なキャラ。
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