ハロウィン THE ENDのレビュー・感想・評価
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やらかしてくれたな・・・・
まずは、ジェイミー・リー・カーティスにアカデミー賞受賞おめでとうございます。
ジェイミー・リー・カーティスにとって「ハロウィン」はデビュー作品であり、ライフワークのような作品・・・
しかし、作らなかった方が良かったかな・・・前の2作は何だったんだよ・・・今回の作品って3部作品でしょ、お話に繋がりはありますが、前2作品はしっかり繋がっていますが、本作品だけはお話がちょっと脱線しているかな・・・
私は中学1年生、13歳の時、「ハロウィン」(1978)を試写会でみて、完結を56歳で見るとは思わなかったけど、こんな「ハロウィン」を見たかった訳でもないんだけどね・・・
結局、「ハロウィン」(1978)で、初めから続編なんか作る気はなかったのだから、あの作品で「ハロウィン」は終わりで良かったんだろうな・・・・
ヒロインのアンディ・マティチャックは綺麗な女優さんだね。
しかし、あの不気味で怖いブギーマン(マイケル・マイヤーズ)はどうしたんだよ・・・
結局、ENDなんて作っちゃいけないんだよ・・・・
これで何作作ったのか・・・・「ハロウィン」(1978)以外は、全て駄目作品だったな・・・・
主役交代
精神的にイヤなもの見せてくれます
悪意、悪の伝播、、、
オリジナルへのリスペクトを感じた続編3部作の完結編
ブギーマンとはマイケル・マイヤーズとは一体なんなんだろう、亡霊か魂か概念か実態か、半ば哲学ような物語にやっと決着がついた。
名作シリーズは続編を作ること以上に終わらせる事が非常に難しく、熱狂的なファン達を納得させる事は相当高いハードルになる。
そう言った意味でも続編3部作の最後にあたる本作は是非ジョンカーペンター自らメガホンを取って欲しいと思っていたが、結果的にはオリジナルからうまく継続させながら3作トータルで完結させたデヴィッド・ゴードン・グリーンで良かったと思った。
本作のキーパーソンであるコリーがブギーマンとは何者かをうっすらと示唆する存在になるのだが、アリソンが特にイケメンでもないコリーの過去を知りながら恋愛感情を抱いたり、弱ったブギーマンを奮い立たせる存在となったり、過去最弱のブギーマンだったりと不自然さは気になりつつも、シリーズを通し鑑賞者が常々思っていた「どうして倒したブギーマンから目を離すの」や「肉体を消滅させないからまた復活しちゃうんでしょ」というある意味お約束に対しての不満へしっかりと介錯してくれたことは潔良くすっきりとした。
ジェイミー・リー・カーティスさん長い間お疲れ様でした。
桜を見に日本へお越しの際はご案内申し上げますw。
Gotcha, 三度…ならず!?
ブギーマンが姿を消し、漸く40年の呪縛から解放されようとするローリーだが、不安定な青年コーリーと出会い…また、そんな彼がブギーマンと遭遇してしまったことから、またしても恐怖に包まれていくハドンフィールドの街だったが…といった物語。
長く続いたハロウィンシリーズの最終章。
冒頭、コーリーのいざこざを見せてからいつものテーマに入っていく流れは秀逸。思わずリズムをとってしまいそうになる。からの「あんたがやる?それとも…」はトリハダモノ。
ストーリー的には、ブギーマンとの最終決戦をガッツリと…というよりは、どちらかというと人間ドラマを中心に描かれている?感じか。
それ故、評価はかなり分かれそうですね。
個人的には一つの作品としては十二分に面白かったが、それでもやっぱりブギーマンが主人公の作品が観たかったかな~という思いもあるし、そして今回のブギーマン、ちょっと弱体化してる…??
いずれにせよ、何故サイコが生まれてしまうのかの物語、そして終盤に向けての連続殺戮の高揚感はたまらず‼流石にこれは終わりかな。…終わりですよね??
ラストバトルにもうひと盛り上がり欲しいと思ったし、ホームレスおっちゃんもうちょっとキーマンになって欲しかったし、ホラー的な怖さはそこまでなくとも、不謹慎ながらスカッとしてしまう場面も多く、なにより何度もゾクッとさせてもらえてよかった。
何が恐いって、前々作から4年、前作からも2年経っているということ。。
ホントに、まだ1年くらいしか経ってないイメージだったが…時の流れは早い。。
評価は分かれそうですが、とりあえず私はしっかり楽しめました。
また40年後とかに…流石にないだろうか?
色々と残念なシリーズ完結編
題名が”HALLOWEEN”なのに何故か日本では4月に公開されてしまう色々と残念なシリーズ完結編。
実は前作の【ハロウィンKILLS】を観るまでは私はハロウィンシリーズを観たことがなかったが、【ハロウィンKILLS】はハロウィン初心者の私でも十分に楽しめた作品であり、今でも気に入っている映画作品の1つであった。それも相まって今回の完結編をかなり楽しみにしていたのだ。
が、想像以上の出来の悪さに愕然としてしまったのである。
特に気になった点を3点ほど挙げてみた。
【1】まず映画が始まって1時間が経ってもマイケルは出てこない。ずっと町の闇やら恐怖やらがどーたらこーたらでグダグダ物語が続く。マイケルがやっと出てきたと思ったら惨殺シーンはかなり少なく、またすぐにグダグダモード突入する。
今回は本当に完結編なのか?と疑うほど全体的にグダグダ物語が続いていた印象だ。
またマイケルの惨殺シーンも本当に数えるほどしか無かったのは驚きだ。
やはりシリーズ全作品の中で最も人を殺す勢いが無ければ完結編とは言えないだろう。
【2】マイケルの後継者的な存在が現れて少しテンションが上がるも、その後継者も中途半端に死ぬ。
これは製作側が一体何をしたかったのか全く意味が分からなかった。観ている側はてっきり、マイケルも年老いたから、ヴィランもいよいよ世代交代か?と観ているこちら側が勝手に期待していたのがバカみたいだった。
【3】過去の作品から長らく登場してるお年寄りが無駄に出過ぎている。
これは前作の【ハロウィンKILLS】しかり、
最近の【スターウォーズ】や【ターミネーター】等でも良く見られる現象だが、過去の英雄のお年寄りが無駄に出しゃばりすぎてしまってる感が否めない。
やはりホラー映画(特にスラッシャー映画では)というのは若い子がキャーキャー叫びながら惨殺されるのが1番見ていて楽しいのです。
それがどれだけ過去に重要な役割を背負い、ストーリーの脈略上、現在においても必要だとしても、ご年配の方は正直観ていてしんどいのです。
※でも演技力は流石に超一流です。
とはいえこのハロウィンシリーズは過去何十年と続くホラー映画の代表作でもあるので、今回で完結とはいえ、おそらく数年後にはまたリブート作品が出る可能性は高いだろう(今回のハロウィンも一応リブート作品ではあるようだが、、)
そのときは過去の繋がりを一切断ち切り、容赦なく若者を殺しまくる、また新たな時代の”ブギーマン”を見てみたいものだ。
少し長くなりましたが以上です。
正統な続編シリーズの見事な締めくくりに号泣!
78年のオリジナル一作目に最大限敬意を表した今三部作はまさに正統な続編であるだけでなく、「ハロウィン」の世界観をさらに進化させ後世に残すべき名作シリーズとして価値を上げてくれたと言っても過言では無い。
ここ日本では海外に比べて悲しいくらい「ハロウィン」の認知度が低いが、今三部作によってそれは必ずや払拭されるものであると断言したいくらいだ。
この三部作を通して観てみると今シリーズの恐怖のテーマはマイケルマイヤーズのみならず、マイケルによって恐怖におとしめられたハドンフィールドの街に住む人々らの心の闇を描いている事だとわかる。
そうした街の住人のダークサイドをじっくり丁寧に描いていくドラマが映画の前半に展開されるが、それが伏線となり後半のクライマックスに見事に繋がっていき、マイケルとローリーの宿命の対決では目頭が熱く心が揺さぶられずにはいられない。
そしてこの三部作の最終章をどんな落とし前の付け方をしてくるのか、それは見事な結末で締めくくってくれた。
単に殺人鬼を出してバッタバッタと人を殺していくだけの安っぽいものとは完全に一線をひいたしっかりとしたドラマが描かれている事が今三部作が見事な出来である要因だと思う。
そして何よりもデビッドゴードングリーン監督が78年オリジナル一作目を大事にし超リスペクトしている部分も大きな要素であると言える。さらに今作ではジョンカーペンターの某作品のオマージュを感じさせる演出もありファンとしては至福のひと時であった。
今作でついにマイケルマイヤーズの物語は幕を閉じてしまったわけだが、今三部作で「ハロウィン」シリーズは確実にバージョンアップされたわけで、それゆえに今後容易に新たなリブート作は作れないだろうと、それ程よくできた三部作であったと言えるだろう。
ブギーマン1号2号
エンド、してた。
世界一強いお婆ちゃんシリーズ
残念ながらシリーズ1番イマイチ。
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