「【恋人から別れを告げる手紙が届き、青年は返事を書こうとするがどーしても物理的に書けなくて奮闘する姿を描いた小品。ラストはシニカルだなあ・・。】」破局 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【恋人から別れを告げる手紙が届き、青年は返事を書こうとするがどーしても物理的に書けなくて奮闘する姿を描いた小品。ラストはシニカルだなあ・・。】
ー ピエール・エテックスの台詞の無い短編悲喜劇。-
■ある男(ピエール・エテックス)のもとに恋人からの手紙が届く。
中には破かれた自分の写真が封入されていた。
傷心の男は負けじと別れの手紙を書こうとするが、なぜか万年筆やインクや便箋が上手く使えずに、どうしても書くことができない。
◆感想
・相変わらずに、センス溢れる独り芝居のコメディである。
・パントマイムなども得意としていたピエール・エテックスならではの、意思がある如き、文房具や机に翻弄される姿が、クスクス可笑しい。
<ラストの展開はシニカルだなあ・・。拳銃自殺するかと思ったら、拳銃はライターで煙草を吹かして、リクライニングチェアーに座ったら・・。
ナカナカの小品です。>
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