シング・フォー・ミー、ライルのレビュー・感想・評価
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100日後に歌うワニ
ワニが歌うという設定は面白いし、楽曲とそれを歌うショーン・メンデスの歌声は素晴らしかった!🐊
ただ肝心のストーリーは、話のゴールが不明瞭だし人間とライルの交流も凡庸で盛り上がりに欠けた印象
なぜライルが歌えるようになったかの背景を描いて欲しかった…
試写会で見に行きました!
誰かがどう思ってるかなんて一番どうでもいいことだ
本作はもあまりワニが歌う事にとららわれず、「人生において大切なものは何か」を気づかせてくれるヒューマンドラマとしてみるべきなのでしょうね。
舞台はニューヨーク。
ショーマンのヘクターは古びたペットショップで、魅惑の歌声を耳にします。歌っていたのはなんと、一匹のワニでした。 ヘクターはそのワニのライルを相棒にしようとしますが、ライルのステージ恐怖症が判明し、ショーは大失敗。
ヘクターは去り、取り残されたライルはたった一匹、 アパートの屋根裏に隠れ住むのでした。ヘクターが残していった音楽プレーヤーを握りしめて…。
長い月日が経ったある日、プリム一家がライルの潜む家に越してきます。一家のその少年ジョシュは、新しい環境に適応するのに苦労していました。この家に住むライルと同じく心に深い孤独を抱えていたのです。そんなある日、彼が新しい家の屋根裏部屋に住んでいる歌うライルを発見します。やがてふたりは、歌を通して心通じ合わせて親友になります。しかし、ライルの存在が邪悪な隣人、ミスター・グランプスに知られると、動物管理局に通報されてライルは動物園に押し込められます。
ライルの救出に向けて、ジョシュはヘクターを見つけ出し、協力を求めるのでした。
本作はそもそも歌うワニがいるなんてこと自体、フィクションとしてのリアリティは相当に緩いです。けれども登場人物たちも、作品世界の住人たちもワニが歌うことに何の驚きもしないのです。
最初の緊張して歌えなかったステージでも、衣装を着て二本足で立っているワニだけでも、じゅうぶんすぎる見物でしょう。それがなぜか他の人間のパフォーマーと同列に見られていること自体、とても奇異なことです。
ただ映画作品では、『パディントン』のように擬人化された動物キャラクターが活躍することで、失意の主人公が人間らしさや活力を取り戻すしていくことが、一つの定番となっているものと大らかな気持で鑑賞すべきなのでしょう。
曖昧になりがちな「人間らしさ」ですが、擬人化された動物キャラクターが頑張ることで、自然に共感できるものとして描きやすいと思います。
ただネタバレは避けますが、本作ではライルはミュージカル映画だからってスターにならなくてもいいという割り切り方に疑問を感じています。歌えるワニという最高のアイデンティティを持っていても、本人がやりたくないなら違う幸せを与えてあげるべきだというのも、最近の人権の尊重を受けた考え方ではあります。
でもねぇ、もし本当に歌えるワニがいたら、世間はほっとかないでしょう。たちまちライルの元へマスコミが押しかけてて、時の人いや時のワニとなることは必至です。あまりそこを突っ込みすぎると別な作品になってしまうので、これくらいにしておきます。
本作はもあまりワニが歌う事にとららわれず、「人生において大切なものは何か」を気づかせてくれるヒューマンドラマとしてみるべきなのでしょうね。
とにかく表情豊かなライルのかわいさ・魅力がハンパないです。家族で見に行けば、きっとお子さんには大受けする作品でしょう。『ラ・ラ・ランド』や『グレーテストショーマン』の音楽スタッフが手がけているだけに、楽曲も馴染みやすく感動できるメロディーでした。
歌ってる大泉洋は、特訓を受けてハリウッド本社のテストを受かっただけに、まずまずの歌いっぷりでした。
皆さんも、琵琶湖の岸辺に出かけたら、『ライル』の歌を歌いましょう。(琵琶湖には和邇という駅と地名があります。)
みんなで!
歌うワニと孤独な少年のハッピー映画。
『シング・フォー・ミー、ライル』鑑賞。
*声の主演*
大泉洋
*感想*
ミュージカルは元々苦手でしたが、結論から申し上げると、とても面白かったです!
売れないショーマンがたまたま立ち寄ったペットショップで歌うクロコダイルのライルを見つけてから物語が発展していきます。
最初のライルは小さかったけど、大人になったライルが想像以上にデカくて驚きました。あれだけ動いてたら、家が壊れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしました。(笑) でも、別の意味でヒヤヒヤしたのが隣人の男ですね。嫌味ったらしくて何かとプリム一家に変なことを言ってくるから、若干イラつきましたw
さて、話の軸となるのは、やはりワニのライル。あるきっかけでステージ恐怖症に陥ってしまったライルが、孤独の少年ジョシュと出会ったことで、ライルやその周囲の人々の変化が起こり始める。
いや!逆かも知れない、、
ジョシュがライルと出会ったことで、孤独だったジョシュがライルという友達にもなれたし、ジョシュの母親と父親は初めはライルのことをビビってたけど、ライルと交流していくうちに徐々に受け入れたのが良かったかも。まぁ、そりゃ当然か。家に突然、巨大なクロコダイルがいたら、誰だってビビりますww
あと、劇中に流れる曲はどれも素晴らしかったです。特に最後の盛り上がり方が良かったですし、大泉洋さんの歌唱力も素晴らしかったです。字幕版が気になってきました。
総じて、ハッピーな気分になれて面白かったです!大人になったライルがインパクトがあったけど、結構楽しめました。(^^)
心が軽く体も揺れる
子ワニじゃなく大人ワニ
喋れるワニかと思ったら歌えるだけだったとは。
予告編にも出てくる子ワニのころは可愛かったのに、そのパートはかなり少なかった。
そして大人になったワニと子供との触れ合いを中心に描くのだが、やはり大人のワニより子ワニのころのままで描いて欲しかった。そっちの方が親しみやすさが感じられた様に思えた。
子供とワニはかなり突拍子もない感じでの遭遇になるのだが、なんとなく友情が芽生える。その過程をもう少し丁寧に描いて欲しかった。
なのでラストの行動への布石が弱く感じられ心がほっこりする思いも生まれなかった。
絵本のようなストーリー展開
飲酒、喫煙、そして運転
どうやら、PG12の理由は未成年の自動車運転だそうで。全く、映倫の評価基準は訳分かりませんな。
元々見る予定なんて無かったが、時間が空いたので。これまた吹き替え版での鑑賞。本作に至っては、ほぼほぼ吹き替えしかない。字幕を上映している映画館は少なく、上映しているところでも、1、2回程度。そんなに大泉洋を推したいのか!?今年の紅白は司会が歌うことに決まってるのかな?
「ダンジョンズ&ドラゴンズ」は吹き替えがバッチリあってたんだけど、ミュージカルとなれば、やはり違和感あり。そもそもあまり上手くないというのもあるが、なんだかしっくりこない。こりゃ字幕で見るべきだったな〜...しくった。日本語となると急にダサくなる。大泉洋の歌唱は思った何倍も良かったのだけど、英語の方がカッコイイだろうなぁと思ってしまった。頼むから、選択肢はくれ!
ストーリーは至ってシンプル。だが、ワニのライルが家族の一員となったことで、家族全員が幸せに包まれ、成長を遂げていく姿は、見ていて心が浄化された。とても温まる。クッキングミュージカルにはテンション上がらずに居られないし、ジョシュに満開の笑顔が咲くのには思わず微笑んでしまう。上品で優しい作り。ミュージカルとはいいながらも、くどさが一切なく楽しめました。
若干テンポは悪いけど、ずっとライルとジョシュを応援したい!という気持ちからか、飽きること無く見られた。夜景やステージは美しく、輝かしい。人が生き生きとしている様子はもっと美しく、輝かしい。これからもずっと、2人には思う存分楽しんで欲しいなぁ。ライルにこんなに感情移入できるとは思ってもみなかったが、流石のCG力。段違いですね〜。
しかしながら、ラストは隣人が可哀想に思えてきた。ちょっとそれはやり過ぎだし、ご都合主義過ぎ。自分勝手なオチだな。別にそこにこだわる必要は無いのにさ。挙句の果てには猫も...。どういう関係だったのか知んないけど、ここまでする必要はなかったと思う。全然平和的解決になってないし。
なかなか良かったです。
ミュージカルは嫌いなジャンルだったのに、最近好きになりつつある。作曲家のレベルが上がったのでしょうか。大泉洋のこと美しい歌声を響かせるには、映画館が必要!ぜひ、楽しいライブ体験を。
曲は良い
結構評価が高めですが、久しぶりに面白さを感じない映画でした…
話の展開がどの場面も唐突すぎて全然入り込めないし、どのキャラクターにも共感も出来ず。
ライルと過ごすことで家族それぞれが解放される物語だけど、そこまで家族に影響させるような深みのある関係性は感じられず、影響の受け方も決して良い方向性とは思えず、心動かされるものは得られませんでした。
吹替えで見ましたが大泉洋の唄はオーディションで勝ち取っただけあって、実力はありますが心に響くかと言われるとそこまで説得力は感じられませんでした。自分がストーリーに入り込めなかったせいかもしれませんが。
ショーンメンデスの唄が聴きたくて字幕も観たいと思ってたけど、再び劇場を訪れようと思うまでの魅力は残念ながら感じられませんでした。
爆笑と号泣😆
見逃してはもったいない「ライル」。
こんなに楽しくてワクワクと胸躍る映画は久しぶりだ。なぜワニが歌っているのかという疑問は湧くが、そんな疑問を吹っ飛ばす圧倒的な存在感と面白さである。理屈ではなく、大きなクロコダイルが歌って踊るのを見るだけで楽しい。しかも冷酷な感じがある爬虫類のくせに情感たっぷりに歌い、ユーモラスな動きと表情で笑わせてくれる。この大きなギャップと小さな違和感が面白くないわけがない。楽曲がいいし、振り付けも楽しませてくれて、ミュージカル映画としては最高である。
ドラマも単純な内容ながらもとても共感できる。ライルを始め、ライルに関わる人たちは皆、孤独であったり個人的な問題を抱えている。それがライルと関わる中で、自身の問題を克服し幸せになっていくように見える。特にジョシュとライルの友情(?)は、心に残るインパクトがある。最後にライルが捕まって動物園に囚われてしまうのも物語上とても効果的だ。荒唐無稽なファンタジーで終わりそうなところを現実に引き戻してくれる。クロコダイルは本当はこんなに危険な生き物でいっしょには暮らせないと思い出す。しかしこれに対しても見事な解決策を用意して満足感のあるエンディングになった。
グレーテストショーマンやラ・ラ・ランドに引けを取らない見るべき作品である。
人見知りな歌えるワニの成長物語
Sing Sing Sing
字幕でも吹替でもどっちでも観れるなーと思い、上映回数の少ない字幕版をあえて選びました。ミュージカル映画は基本的に字幕が多いんですけどね。
シンプルなストーリーながら、歌の力とライルの躍動感が楽しく描かれていました。スタンダードなアメリカ映画ながら、成長していく過程は分かりやすかったです。
ライルの歌唱シーンは圧巻ものです。響き渡る美声に魅了されました。ヌルヌル動くライルが面白かったです。絵本よりもよりリアルになっているので、マジもんのクロコダイルが2本足で立って踊ってるのがユニークすぎました。
家族全員とライルが出会う事で、自身の抱えていた問題を解決して前に進んでいくというのはとてもポジティブで良かったです。特に父はレスリングでライルに勝利したあとに超前向きに生徒たちと向き合うという人の変わりっぷりには笑いました。マジシャンのヘクターはやはりショーのアイテムのひとつとしてライルを観ていますが、決してライルを責めることはないですし、守るところは守るし、息の合うコンビなので、この2人で大きなステージに羽ばたくシーンも観て観たかったなぁと。
騒音嫌いの隣人や、白くて綺麗なニャンコや、キレキレダンスを踊る同級生を一気に巻き込んで有名オーディション番組の舞台へと突き進み、ライルが自身の歌声を披露するシーンは胸熱でした。あの会場にいれたら心躍っただろうなと。
その後の裁判シーンは別にいらなかったかなぁ…と。変に大人びた事しないでも良いのではと。
残念というか映倫が頭おかしくなったのか、子供の運転シーンがあるだけで【PG12】指定にするのがよく分からなかったです。去年でも「でっかくなっちゃった赤い子犬」や「ゴーストバスターズ アフターライフ」も運転シーンのみで指定されましたが、教育のためというより、その指定でお客の足を遠ざけていくのはどうなのだろうと考えざるを得ませんでした。まぁライルが噛みちぎって…なPG12が観たくないかと言われると嘘にはなっちゃいますが笑
誰でも楽しめる良作でした。親子向けムービーならドラえもんにも引けを取らないと思います。夢の狭間で〜追いかけて〜♪
鑑賞日 3/27
鑑賞時間 12:00〜14:00
座席 L-10
字幕で観た
なんだろう?違和感が
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