ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーのレビュー・感想・評価
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プリンセスはルイージ
子供の頃に初めて触れたマリオ、おじさんのイメージがあったが大人になってから観ると彼らが若者だったことに驚く。
おもちゃ箱みたいな、愉快な映像が楽しい。
おちゃめなマリオ、クールで強いピーチ姫、お兄ちゃん大好きなルイージ。
自己肯定感高いキノピオやメンヘラぴちょんくん(名前がわからない)など濃すぎるキャラクターも愉快だった。
プリンセスはルイージだよ、という感想を見かけていたがなるほどと思った(´∀`)
なんとなくダラダラ〜ッと冒険活劇が始まるので、明確な事件、そして逼迫した救出劇!みたいなものが一個あるとさらに楽しめたのでは…と感じました。
とはいえ、横スクロールアクションやマリオカートなど、ゲームへのリスペクトと愛が山盛りに感じられてよかったです!
Nintendo Entertainment System
「そこまで思い入れがなくても、盛り上がる」という強み
マリオのゲームは、クリアした作品はあまり無いが、そこそこの作品は人生どこかしらで遊んできている。なにせクリアまでしてないので、キャラに思い入れも無く、またマリオというゲームが人生の青春と結びついているわけでもない。
それでも映画を見て「これこれ!」と盛り上がる。そういう作品だと感じた。
そもそもマリオのゲーム自体、マリオが好きだから遊ばれているわけではなく、「面白いから」「盛り上がるから」という理由でプレイされているように思う。
それはマリオがその軸からブレずに35年40年かけて築き上げた、マリオブランドだろう。
この映画は、そのマリオブランドの「大人から子供まで皆そこまで思い入れがあるわけじゃなくても、おもしろい、盛り上がる」を体現してるいようだった。
昨今は、強い思い入れがある、熱烈な想いがある、といういわゆる「推し活」によって売り上げを伸ばす手法が、なんなら消費活動の主流と言えるくらいになっている。そんな中で「特に思い入れは無いけど、なんか盛り上がる」というブレないマリオブランドのコンセプト通りのような映画が生まれているのは興味深いし、そしてそれが成功しているのは間違いなく、そのコンセプトと期待を裏切らずにやってきた35年40年の月日があってこそだろう。この作品が当たったからと言って、他作品ではこの成功は模倣出来ない。
「なんでアイテムがブロックに入ってて、それがあちこちに点在しているんだろう?」
「なんでブロックが道のように一列に並んで、宙に浮いているのだろう?」
「なんで土管に入るとワープするのだろう?」
そんなことを考える人には、向いていない映画かもしれない。
そんな事は気にせず、目の前の敵をふみつけ、いいアイテムを手に入れ、ジャンプしながらゴールを目指す。それがワクワクする。
そんな人には、向いている映画だと思う。
可もなく不可もなく
映像はきれい、迫力もすごい。マリオはなんだかなあって複雑だった。
GW日曜朝、激込みの映画館。
チケット購入、発券、チケット見せるのにも全部長蛇の列。
道行くおばあちゃんが「こんな混雑は初めてよ~!」と叫んでいた。グッズなんて見れたもんじゃない。
出口混雑を避けるためか終わる前に退出していく人が何人かいたが、エンドロールの途中+すべてのエンドロールが終わった後にミニおまけ映像がそれぞれあるので、興味のある方は最後までたたないほうがいいと思います。(ただ、おまけ映像なので見なくてもいいと言えばいい映像だと思います。)
映画作ってるのミニオンの会社だったのか~。どうりで。キャラも表情もミニオン。
ピーチ姫の表情がめちゃめちゃ怖かった。確かにミニオンに出てきそうな動きだと思う。
映像がびっくりするほど綺麗。すっごい技術が詰め込まれてると感じた。
マリオワールドの世界だと思ったらマリオは現実世界の人で異世界に行く設定。
ブルックリンはどこか暗く、ちょっと夢がないスタートで、昔の古いアメリカ映画を連想した。
マリオはみんなのヒーローであってほしかったので情けないマリオはなんだか複雑な気持ちだった。
戦闘シーンや運転シーンなどすっごい迫力。
酔っちゃうくらい。子供は楽しかったみたい。
ゲームやり込んだ人とかマリオにとても思い入れのある人、そういった人はあちこちにちりばめられた小ネタがとても楽しいと思う。自分は知識がないため小ネタが全く分からなかった。アメリカンなマリオがなんだかなあって複雑だった。
日本生まれという事に誇りを持つ作品
楽しい!!
とにかく楽しい!!!
これを観てる時間が凄く幸せ!!
「これがエンターテインメントだよなー」
ってシミジミ感じる。
日本公開前に全世界で1000億円突破。
ディズニーアニメ作品を超えた。あっという間に。
とんでもないひげおやじだ。
そのひげおやじの生まれは日本・京都。
あのピコピコファミコンのキャラが
こんなに世界で愛される事になるとは。
日本の政府は韓国と違い
世界に向けた母国の文化繁栄にお金を使わない。
なので企業ががんばるしかない。
(まーでも国が動いたらセンスなくてこんなにはならないけどね)
そんな環境から生まれた世界一のひげおやじ。
マリオの初期から知ってる身としては
サントラ聴いてるだけで涙出て来ちゃいます。
「良かったなぁ」って思っちゃって。
(私が元ゲーム業界ってのもありますが)
そんな昔からのファンも喜ばす
細かいディテールがたくさん!
ファミコンやゲームキューブや
気付いた人は笑える要素盛りだくさん!
良い映画です。本当に。
絶対的に映画館がお勧め。
私はもう一回観に行きます。
あ、エンドロール後、ヤバいので席を立たないでね!
(IMAXレーザーGT3Dにて)
スーパーマリオブラザーズを知っているのなら
ピーチ姫が強くて可愛かった
マリオが映画の歴史を変えた
マリオの映画と言えば90年代のアレが黒歴史として語り継がれている。当時の失敗からなのか任天堂の映画と言えばポケモンと相場が決まってしまった。しかしここに来て満を持してのリベンジ。ファミコン時代から追っかけていたファンとしては嫌な予感がしていたが、全米での大ヒットとの触れ込みで一気に期待が膨らむ。
率直な感想としてはこれぞエンタメの真髄と言ったところ。まずファミリー映画の醍醐味としては子供のみならず親世代も楽しめることである。任天堂の制作陣が拘ったポイントはまさにそこだろう。レトロゲームの懐かしいネタが散りばめられていたり、ゲームを映画化するとこうなるのかという驚きがいい意味で予想を裏切ってくれた。
前半は少し現実世界の世知辛いシーンが多く退屈ではあった。自分の中でのイメージと違う主人公像に戸惑ったが、そもそもマリオとルイージはゲーム内ではどういう人物なのか語られることはほとんどなかった。なるほど、後から思い返すとゲームでは説明できないことを映画でできるからなのかと納得した。また、ゲーム中では単なる移動手段にしかすぎない「土管」が映画ではかなり不気味な要素を孕んでおり、新しい使い方だと思った。
さて、そんな不安も中盤からは見どころの連続で一気に眠気も吹き飛ぶ。往年の少年マンガ全盛期のような修行のシーンやライバルとの一騎打ち、クライマックスは必殺技のWキックという熱い展開も必見である。よくもまあ90分という尺の中にこれだけ詰め込めたな、という内容の濃さである。個人的にやはり一番の見どころはトレーラーでもあったカートバトルのシーン。完全にマッドマックスであり、ここだけ見ても十分に楽しめる。マリオ作品の使える要素を惜しみなく散りばめ、原作ファンも唸る出来と言える。
海外では評論家の意見が思わしくないようだが、渋い顔をして言う下馬評はそもそもナンセンスである。そもそもファミリー向けの映画に下手な小細工は不要なのだが、物足りなさを感じる人はそもそも楽しんでいる部分が違うのである。ネット上ではポリコレに配慮していないとか政治的な主張がないからだ、と言われているがそうではないだろう。
アンパンマンのような単純な勧善懲悪もので最後にヒーローが悪を倒して終わり、という一本道のストーリーなので結末は容易に予想できる。しかし観客が望むものは結末ではない。本当に重要なのは予想を裏切る楽しい展開の連続なのである。評論家はそもそもゲームをプレイしておらずキャラクターやお約束の展開を十分理解していないのだろう。
それでも原作とは違いピーチではなくルイージが誘拐されてしまうところや、中年兄弟の厳しい労働環境など最近の世相に配慮したかのような表現は子供向けとは思えない内容もある。強い女性という点ではピーチの勇ましい格闘シーンやバイクでのシーンはとても魅力的でよかった。
スマブラ以降のこの設定の変更だと思われるが、どちらかと言うとピーチはお姫様というより師匠といったところ。これが意外にもハマり役で、この映画のシナリオに完全にマッチしており当時の判断は英断だったと言える。一方のルイージはまるでヒロインというか、よく考えれば何故中年兄弟が仲良く寄り添っているのかも謎である。ある意味LGBTではないか…?
とまあ見るからにゲームの販促とUSJの宣伝を兼ねているのは確かではあるが、だからこそ下手に捻らず原作に忠実でファンに寄り添った内容であるし、勿論新規ファンも大きく開拓できる。単なる宣伝ならこんな話題になる作品にはならないだろう。エンタメビジネスとはそもそもそういうものであり、それの何が気に食わないのか。
ファンを楽しませるのが一番であって観客に自分たちの存在を認めさせることではない。それを理解した任天堂とユニバーサル・スタジオのタッグは、まさに全ての思惑が一致しており決してブレることはない最強のワンチームとなった。今後は任天堂のさらなる映画業界への進出に期待したい。個人的には次回はカービィを映画化し、デデデ大王に表現の自由に挑戦して欲しい。
ストーリーはともかく面白要素満載
満足!
評論家からは評判が悪いとのうわさを事前に聞いてました
ポリコレ要素が云々言ってる人は論外として、映画としての完成度に言及するのは、この作品に限っては ”野暮” ってもんです
この作品は映画であって映画でなく、ゲームを実直にスクリーン展開したものであり、旧来のマリオのゲームファンが素直に待ち望んでいたものにしっかりと答えてくれた作品で、面白かったとか感動したなんて感想が沸くものではなく、劇場から出てきた時の感情としては「満足した」が一番近いのではないでしょうか?
ゲームの世界がスクリーンに広がって、いつも聞いてたあの曲がかっこよくアレンジされて、いろんな小ネタが満載で、胸いっぱいに満足感で満たされました
ただね、出だしでいきなりスターが出てきて、え?もしかして最後これで決着ついちゃったりしないよね?と心配してたらその通りになっちゃって、最後にスカッと感が出たのも事実だけど、スターはキラーですらポコッって勝っちゃう核兵器級のアイテムだからそれでフィニッシュしちゃうのって映画としてどうなのよ?
あ、いや、映画として批評するのは野暮でした、すいません・・・
どこかでノコノコが無限upしてる(させられてる)シーンがあるかなぁ、って期待してたけど、残念ながらそれはなかった
ベンチのとこで往復運動はしてたけどね
あぁ、楽しかった
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