「ゲーム実況見てるような楽しさ」ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 木花咲耶さんの映画レビュー(感想・評価)
ゲーム実況見てるような楽しさ
失敗も成功もあって最善手ではないけど精一杯は尽くしてるのがよくわかるストーリー。たまたま、とか都合がいいとかのご都合主義やら説明のかけらもなく実行されるアイテムによる強化とか前提とされる知識が必要なように見えるが、本当に必要な知識はただ一つゲームには突然強くなるアイテムが存在すると言うことだけ。そしてそれくらいはほぼ全ての
視聴者が共有してるので楽しむのに支障はない。もちろんより詳しい人にはより楽しめるような表現も用意されてて、ゲームの映画化としては視聴者の求めてるものを理解してる人たちがちゃんと監修してるってのが伝わってくる。ドリフトターボとか。
でもなあ、マリオ兄弟にもちゃんと家族と生活があるんだな、ってのが賛否両論ありそう。なんでもないただの一般人が機会と成長に恵まれて英雄になるってのは王道だけど実のところマリオにそこはそれほど求めてないってことに気づいた。
序盤のビル工事のところはレッキングクルーかな。解体しようぜ。
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