「体感アトラクション」ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
体感アトラクション
お馴染みのテーマ曲に乗せて、めくるめくスーパーマリオ・ワールドが展開。
ファミコン&スーファミ・DSなどの『マリオ』で遊んだことのある世代には、ご褒美みたいな映画化でした。
ここまでゲームの映像化が上手くいっているのも珍しい。
感覚で言うけど「面白い」というより、「楽しい」んですよこれ。
『マリオカート』要素もあったし、3Dは活きていたし。
とはいえ、見終えて心に何かが残るような深さはなし。
ストーリーはあまりなく、展開もご都合すぎて雑ですから、使い捨て感が満載ではあるものの。
でも、ゲーム世界に入って「体感」するみたいな出来で、そりゃアトラクション的に楽しめるでしょう、と。
その没入感に私が最初に観た3D IMAXは悪くないけども、実のところ4DXが一番向いているかも、とか思ったり。
ちょびっとゲームと違うのは、ピーチ姫が最初から攫われず、途中で捕まる展開なのと、ピーチ姫が武闘派ってとこかな。
口調は丁寧だけど、ヤンキー風味で先頭に立って戦う姫w(でもかわいい)
ラストの戦いのステージはゲームっぽくなかったけど、現実世界で家族や元同僚に馬鹿にされっぱなしでは話が成立しないですから、ああしたのかと納得。
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