非常宣言のレビュー・感想・評価
全295件中、181~200件目を表示
すごい熱量の機内のパニック!機内上映は無理ですね。
基本密室(機体)ものなのだが、外の世界で七転八倒(文字通り)する刑事役のソン・ガンホの熱演とでバランスとってもらえててよかった。じゃないとこの尺で見る方の体も持たないわ。しかし外の世界も中の世界も360度パニックする場面でのカメラワークには酔いました。ストーリーのプロット自体は案外単純で、劇中人物たちと同目線で事に当たれてよかった。実は〜、過去に〜の逸話もまあひねりなしで、それはそれで伏線の回収に置いてきぼりを作らないという意味ではよくできた脚本。
とにかくグッときたのは、いわゆる「NIMBY(Not In My Back Yard)」的分断が機内でも世界(アメリカとアメリカに右へ倣えの日本)でも韓国国内でも起きてしまって、そんな中、「みんなに迷惑かけるくらいなら自分が犠牲になりましょう」という同調圧力(本人たちは扇動されている意識はなく美談)が発生してしまうことの哀しさ、でした。
模倣犯が出ないことを祈ります。
なかなかの力作
時間が有ったので、見てきました。
正直、毎度言うようですが、韓国映画はもう凄いとしか言いようがない・・・・
本作品もそうですが、映画自体にギュッとぎっしりとアイデアとお話(緊迫感なども含め)詰まっている気がするけど、邦画はまだまだスカスカと言う印象がある。
本作品は、韓国映画にありがちな、シリアスモノでも、コメディタッチのようなモノが追加されているけど、本作品には、そう言った要素がなく、全編通して緊迫感が有って良かったかな・・・
最初から最後まで、何度かの状況変化や緊迫感、また、お涙頂戴まで有った・・・
一番関心させられたのが、飛行機が失速するシーン・・・これがまた大変に本物ぽく出来ていると言うか、ここまで撮れる韓国映画はもはや凄いとしか言いようがないよな・・・
アメリカや韓国は、国上げて映画に協力する国だから凄いんだろうな・・・
お話の中で、日本は酷いよな・・・凄く酷いよな・・・見ていて、日本が嫌いになるかと思った(笑い)
2時間15分位ある映画でしたが、最初から最後まで奇想天外な内容に大変に楽しめた。
細菌テロ
Pandemic
コナンは総集編だったので、実質こちらが新年1発目の新作映画。韓国映画は常に高水準を叩き出してくれるので、今作も期待しながら鑑賞。
中盤あたりまでの1人目の感染、そこからの感染拡大、飛行機内パニック、地上との連携がとてもスリリングで、ハラハラドキドキしながら観ていました。感染した瞬間にわかる恐怖、直後にやってくる死、目から口から噴き出る血、密室な空間だからこその恐ろしさが素晴らしかったです。
ただ、後半家族愛が怒涛の勢いで盛り込まれたり、日本とアメリカが着陸を受け入れない描写を入れたり、よくよく考えたら全員血を噴き出してもおかしくないんじゃないかなと思うレベルで口を塞いでたり塞いでいなかったりと、現実味のあった前半とは違い、ややファンタジーになってしまったのが残念でした。日本がとんでもない戦闘機で威嚇してきたのはギャグかと思って笑ってしまいました。
格差だったりをエコノミーとファーストクラスで表現しているんだとは思いますが、あっさりしているのでそういえば…レベルなのも前半の良さも相まって惜しかったです。役者陣は全員魅力的でした。特にイム・シワンの嫌なやつっぷりがまた良いです。
日本人としてはモヤモヤする感じになりましたが、韓国映画のエンタメ性の高さには今年も唸ることになりそうです。
鑑賞日 1/6
鑑賞時間 15:25〜18:00
座席 H-12
そんなに日本が嫌いかよ
K-POPアイドルみたいな不審人物が空港ターミナルで怪しい行動。
とある親子に目を付けテロの目標にハワイ行きの飛行機に搭乗。
この時点でテロ計画失敗決定。
K国ドラマ四天王(笑)の顔くらい覚えとけ。そいつイ・ビョンホンだぜ。
早速機内で持参したウィルス散布開始。
WCに割り込んでズルをしたファーストクラスの乗客から感染し
気の毒なCAも巻き添えで機内に拡散。
ところで搭乗シーンで台詞のある乗客の紹介がない。
『普通』は老夫婦、妊婦、心臓移植待ってる重病人、傲慢な金持ち
離婚寸前の夫婦、喘息持ちの子供とかが不在なのはなんで?
航空機パニック映画の常識を分かってないな。
一方地上では犯行声明を見た刑事が犯人宅の家宅捜索で
謎の遺体を発見しテロを察知し政府も動き出す。
機内では感染者が増え続け米国に着陸を拒否られ引き返す事に。
ここまでは普通のパニック映画だったのにこの後明らかに日本への
悪意のある脚本で全て台無し。エンタメ界まで“NO JAPAN”とは。
そのままK国に戻れば良かったのに燃料の問題で成田に着陸要請。
ところが我らが日本政府は着陸拒否。
しかも空自スクランブル発進して進路妨害、更に威嚇射撃!!
おいおいおいおい!自衛隊の基本理念である専守防衛は何処へ?
極悪非道日帝の脅威から逃れK国の空港を目指すが(燃料残り僅かでは?)
今度は周辺住民が着陸拒否。国民性が出ますね。
横断幕やプラカードまで用意してデモ活動。他人批判に抜かりなし。
中盤で判明したウィルスを所持していた会社が作っていたワクチンが
鍵を握るのだがその有効性で一悶着。
先ほどの刑事が命を懸けてワクチン接種し効果を実証したら
手のひらを返して着陸OKで感動の結末ってなんかなあ。
『たまたま』元パイロットが乗っていたのも出来過ぎ。
それにしてもフィクションでまで我が国を避難するとは
まだレーダー照射の件を反省してないな。遺憾の意を表明したい。
後半墜落事故
強引度高い
非常に不誠実
「責任をとるのが我々の仕事」
ソン•ガンホが主役と思っていたが、元機長や大臣、副機長など群像劇のような内容でした。
イノは刑事としての見せ場はない(手掛りはすべて都合のよい通報、被疑者にも逃走を許す)が、夫としての姿で魅せる。
しかしこれ、ウイルスを投与させて治験するというものでしたが、それ、元のウイルスですよね。
「変異してるかも」ということの解決にならないのでは。。
(犯人の部屋で感染・発症→治験だと自発性に欠けたからだろうけど)
その他にも違和感は多数。
・わざわざ現地で体内にウイルス仕込む犯人
・血管破裂するはずが、最初の人だけ
・威嚇とはいえ、発砲はしないだろ(しかも海上ですらなく国土上空で)
・燃料もたないはずが、自国で余裕の旋回
・デモ対応早すぎ
・墜落からの拡散が一番怖いハズなのに、そこは誰も触れない
明らかに日本人じゃないイントネーションの日本人も気になった。
また、長尺にも関わらず離陸前からBGMが常に不穏さを煽っており、メリハリ不足。
犯人問題→ウイルス問題→着陸問題と一つずつ解決していくので、間延びした印象も。
しかし、演技は総じて素晴らしく、子役にも目を瞠った。
(アトピーでからかわれ、他人の目に敏感になるのもリアル)
墜落しかけた際の機内描写も非常にリアルで、ここが一番怖かったかもしれない。
電波の問題で時折止まりながらの『最後の言葉』は、真に迫っていて印象に残りました。
最近の事件でも行動や動機の理解できないものが多いので、犯人の描写は違和感なし。
個人的には女性大臣が一番好きでした。
ウイルスの感染時間個人差ありすぎちゃうか笑
結構、展開がスムーズに進んで行くから面白かった。だが、解決策見出すのにまたかよ〜ってなるね。飛行機内の重力や血とかリアルで良かった。ウイルスが毛細血管と関係してるから顔に登ってくる血管の膨れ具合などリアル。韓国こういうの得意よね。乗客はホントにこういう事態が起こったらこういう人達で別れるんだなぁって感じですごく関心。そしていちばん良かったのが悪役の気持ち悪さ。しつこくてきんもくて最高。
人の本性
終始面白かったです!!
まず韓国映画特有?のセリフの遊びが好きです!序盤の「ハーゲンダッツは経費で落ちないぞ」と子供達に言うシーン、日本映画ではない感じのセリフ遊び。
昨年公開された犯罪都市も遊びのセリフがあって笑えました。
犯罪都市という作品に出会ってからNetflixで意識的に韓国映画観てるんですけど何かこの韓国映画のこの遊び何か好きです!
え~っと私それなりに人生生きてますが高所恐怖症もあり飛行機乗った事ありません(笑)
海外旅行も行ってみたいとも思うんですが・・・この映画観て尚更乗ることはないなと思いました(笑)
ウイルスを巻かれた機内、いざという時人の本性が出ますね、作品ではあるけどリアルもきっとこうなるんだろうな!と思いました。
自分本意の者、無駄に騒ぐ者、冷静に1歩下がって周りを見れる者、他人の為に行動できる者、何かこういう人の部分もリアルに描写されてたなと思いました。
深く考えないで見れば
深く考えないで見れば、すっごく面白い! 配役も演出もよかったと思う。
特に、航空機パニック映画として墜落しそうになるところはよくあるシーンだけど
実際にこうなるのかなって思わせるほど臨場感があってみたことがない新しい映像だった。
ここだけでも見る価値はあるような気がする。
ただ、アメリカはともかく日本が着陸許可を拒否して自衛隊が威嚇射撃するなんていう脚本は
いまだに韓国の人が日本ってこんな国???って勘違いされそうなのでやめてほしい
間違った教育を受けた人の妄想なのかなって思ってしまう。
飛行機乗る前に観るな
良くも悪くも韓国映画。
犯人の意味はあれで良かったと思うけれど、日本ならああいう展開にならなかったかな。お国柄はこんなに違うんだなぁ。
飛行機が急降下したり、カーチェイスのシーンは撮り方が凄かった!
こういう映画を観るたびに、どうして日本には撮れないのだろうと悔しく思う。
脚本が微妙で、お話はご都合主義なところと、テンポ良い前半に比べると後半ちょっと引っ張りすぎなところはあるけど、お正月エンタメにふさわしい映画。
主役2人のベテラン安心感はもちろんのこと、犯人と子役、チーフパーサーの演技が良かった。
演技・アクションは素晴らしいが脚本がダメ過ぎる
なぜ犯人は検査が厳しい航空機内へのウイルス持ち込みにこだわったのか?
自分込みで大勢を殺す「拡大自殺」が目的なら、空港の待合室で撒けばよいのに。
脚本家が飛行機内のパニックを書きたかったからだ。
なぜホノルル行きの航空機内で異変が発生したのに、サンフランシスコを目指す?
本来なら韓国に戻るのが順当だろうに(途中、仙台や新千歳着陸の可能性も含め)。
脚本家がアメリカで着陸を断られる話を書きたかったからだ。
(それが日本でも韓国でも着陸を断られる話の伏線になる)
俳優たちの演技やアクションは素晴らしいが、脚本が残念だった。
機内パニック映画はどの時代も面白い!!
機内ウイルスパニックとお決まりの燃料残少はお決まりといえばお決まりです。でも、わかっていても面白い。今回は新しいシチュエーションというより撮影技法であったり機内だけでなく地上の主刑事の捜査目線があったりと飽きさせない工夫があったと思います。特に機体が制御を失い海に落下していくシーンは画面反転技法で映画席がまるで同調しているようにも感じられます。日本も話中に出てきます、というのも韓国ソウルからハワイホノルルのフライトで結局国間で着陸許可が得られず、急遽成田国際空港に着陸を試みました。しかし、我ら日本でも未知のウイルスに国民の安全第一のため許可を得られず結局韓国に戻ることになります。そんな母国の韓国でも抗ウイルス剤の効果未定であったりと国民からも着陸の可否がわかれ、どんどん助かる望みが無くなっていきます。その結末はいかに。
準主役の一般人だが元機長は私の好きなイ・ビョンホン!
アジア人代表と言ってもいい。
今回のウイルステロの男性もかっこよかったです。
新年1発目にしては当たりの映画です。
所詮フィクションですが、ウイルスが感染してから後半につれ結構症状出てなくないか?!それとなんだかんだ燃料もってるやん。
女優のキム・ソジンは、本仮屋ユイカに似てる
前半はワクワク
怖くて泣ける。しばらく飛行機乗れない、、
韓国のパニック映画が凄い!
韓国映画界のトップスターの二代共演ソン・ガンホとイ・ビョンホン、演じる役者でハズレは無いと確信。
何処にも着陸出来ないバイオテロは時間の経過と共にスクリーンに釘付けされるのでした。
思えば「バイオハザード」や「ハドソン川の奇跡」「感染列島」などを盛り込んだ様な映画であった。
日米韓の同盟国を意識し外交交渉を踏まえながら日本国とは懇切丁寧なコンメントをしてたりと安全保障についても配慮されていたけど成田の自衛隊の威嚇射撃は余計だったね。
それにしてもリアルな地上と上空での恐怖を見事に映し出されていた。
コロナ禍にあって身近なテーマ「生命の価値」を問いかけたいたと思う。
全295件中、181~200件目を表示