春に散るのレビュー・感想・評価
全250件中、81~100件目を表示
同性でも、カッコいいと惚れてしまう(笑)
トレーナーの佐藤浩市さん、ボクサーの横浜流星さん、対戦相手の窪田正孝さんに惚れてしまった。カッコいい‼️窪田正孝さんはちょっと気の弱い役というのをよく観てたから、ギャップがスゴくて❗佐藤浩市さんは年齢を重ねるごとに重厚感のある役を演じられて、安心感がある。横浜流星さん、鍛え上げられた身体に躍動感のある役を演じてスゴかったです。
交錯するそれぞれの想いが焦点を結ぶ
沢木耕太郎の小説が映画化されるのは初めてとのこと。原作は新聞連載時に読んでいた。
原作では佐藤浩市演じる広岡が単独主役だが、今回の映画化では、横浜流星演じる黒木がダブル主役の扱いになっている。
かつての仲間を訪ね歩いて、「元ボクサーの養老院」を作るまでの過程も、原作では読み応えのあるところだが、そこはすっぽり省いて、その分、黒木のキャラクターをかなり膨らませている。それでも、ボクシングのテクニック、マッチメイキングの裏事情などの描写を含めて、沢木耕太郎ならではのテイストはちゃんと残っている。
映画としての時間的制約のせいか、人物造形は浅い感じがするが、戦う者たち、そしてそれを見守る者たちのそれぞれの想いが交錯し、最後にはタイトルマッチの一戦に焦点を結ぶ。一瞬に賭ける姿の清々しさ。敗者が試合後、相手に「強かったよ」と言うあたりも、原作者の思いをしっかり受け止めている感じがした。
佐藤浩市は枯れた味わいを出せるようになってきた。横浜流星と窪田正孝の本物感も見事。山口智子と坂井真紀もいい味を出していた。哀川翔は、原作での二人分を合わせた役で、ちょっと無理があった。
ラストシーンは、黒木にスポットを当てた映画としての創作で、なるほどと思いつつも、なかった方がすっきりしただろうにと思った。
怖くはなかったです。
原作も読んで無く、予備知識も無しでの観賞でした。
それなので、血やウラ社会の怖い映画かな?と勝手に思っていましたが、
ちゃんとしたボクシングがテーマの映画でした。
昔のアニメ「あしたのジョー」を思い出しました。
何と言っても、横浜流星君の身体能力、鍛えられた身体、そこは見所だと思います。
後半は中西役の窪田君との試合に長く時間を取っていて、
「春に散る」のタイトルから、「もしかして流星君が逝っちゃうのか??」と
心配になりました。
あと、希望としては
女優陣との絡みを、もう少し描いて欲しかったかな。
環奈ちゃんと流星君の気持ちが通じ合うシーンがあっても、良かったと思いました。
それから、山口智子さんが「広岡君」って呼ぶのは、やはりオーナーの娘さんだから??
年齢は広岡の方が、かなり上ですよね?
山口智子さんのキャラ的には、「君呼び」は格好良くサマになってるんだけど、
年配の広岡に対し、まるで同級生を呼ぶような感じは、ちょっと違和感がありました。
また、ボクシングは頭脳プレーではく、考える前に身体が動くような、
動物的勘のスポーツなのではないか?
根性と練習、それに尽きる!
試合のシーンでは、自分も身体が動いてしまい、
画面にかなり引き込まれました。
タイトルでラストの結末が予想出来てしまう邦画。 本年度ベスト級。
期待していた作品だったけど自分にはあまり刺さらず。
予告編が良かったけど結末を予想出来るタイトルで案の定の結果に()
タイトル変えていた方が満足度が上がっていたかもしれません。
横浜流星さんと佐藤浩市さんの2人がメイン。
ボクシングを諦めた2人が力を合わせ世界を目指していくストーリー。
とにかく横浜流星さんのボクシングの迫力が凄かった!
対戦相手の窪田正孝さんも同様。
相手を小バカにした様な態度がハマってた。
片岡鶴太郎と哀川翔さん。
これに佐藤浩市さんが加わったオヤジ3人のトリオが良い感じ。
人生終わった感があったのに皆ボクシングに再び熱くなる姿が良かった。
橋本環奈さんも登場するけど彼女の存在意義がよく解らない(笑)
あまり刺さらなかった理由はよく解らないけどシーンが切り替わる時の不自然な感じが気になる。
ボクシングのシーンも派手な音楽ではなくスローテンポの曲も気になった。
練習のシーンのパンチは迫力があったのに試合の時の迫力も欠けていた感じ。
でも横浜流星さんの右目が腫れ上がった顔はメッチャリアル!
タイトルマッチの時にライバルジムの山口智子さんが横浜流星さんを応援する姿が熱い!
ラストで橋本環奈さんの存在意義が発揮された感じでした( ´∀`)
細かい適当な部分が気になってしまった。
ムショを出たばかりかつ生活が荒れてる役の哀川翔の身なりが子綺麗なのがすごく気になってあまり物語に入り込めなかった。その点、片岡鶴太郎は頬がこけていて清潔感のない髪をしていて役を全うしていたと思う。
また、序盤に久しぶりに3人が家で揃ったシーンで哀川翔が怒って暴れていたはずなのに横浜流星が出てきた瞬間急に怒りが収まって2人にヤイヤイとヤジを入れる側になっていて人物描写が適当だなと思った。
原作未読なのでなんとも言えないが橋本環奈いらなくない?と感じた。軽く恋愛要素も入れたかった気持ちは分かるが影も薄く存在感がないので2時間という尺を考えるといなくても良かったのではないかと思う。
アツい展開の映画はクサイセリフが付きもので少しクサイくらいがちょうど良いと思ってるが何故かこの映画はクサイセリフがちゃんとクサくて苦手だった。まあ、話の大筋は面白かったと思います。
(๑˃̵ᴗ˂̵)もっと丁寧な人物描写を
もっと丁寧な人物描写をしてほしかった。特に対戦相手の中西や大塚の性格とか背景をもっと描いてほしかった気がします。ボクシングシーンは迫力があり、ジャッジのシーンでは拍手でした。最後、佐藤浩一は死んでたのか?それとも酔っ払って寝ちゃったのか?誰か教えてください。よくわかりませんでした。
何で拍手をできたか?それは客が私1人だったからです。本編前の予告でエクソシストと禁じられた遊びというホラー映画の予告を見てしまい、1人では鑑賞が無理だと思いましたが頑張ってみてきました。常に後ろに誰かいる感じがしてキョロキョロしてました。
あー怖かった。
恋愛要素必要?
ストーリーは予告編でほぼ予想できる内容で、特筆すべきところはない。
(ボクシング物の王道ともいえる)
この映画の見所はやはり試合シーン。
特に横浜流星と窪田正孝のラストバトルといって良い。
2人とも体作りがすごいし、試合も本当に殴ってね?と思うくらい真に迫っていた。
窪田のキャラや佇まいは良かったし、流星の体は本物の格闘家みたいだった。
(プロテスト合格したらしい)
タイトル戦のマッチングはいくらなんでも無理あるんじゃね?と思ったが、
『クリード3』も無理あったし、映画なら多少はね。
地味キャラのハシカンは新鮮ではあったが、
流星と恋愛関係になる流れがよくわからなかった。
試合の場面は息を呑んで声が出そうになった
あらすじを読んでもあまり惹かれず、ただレビューが高いので観に行きました。
佐藤浩一さんと山口智子さん以外の方の演技はちょっとわざとらしさを感じつつも(個人の感想なので許してください)最後の試合は見入ってしまいました。
下手に音楽を入れず、ただ本当にリングに上がって自分が戦っているように、観客の声が気持ち遠く、セコンドの声がわずかに大きく入ってくる。
途中いい一発入ったところで声が出そうになるも、そこが最終Rじゃないことに気づき王道ストーリー通りに勝てるのか?と不安にさせてくれたところがまたいい。
ボクシングについては素人なのですが試合は本当におもしろかったです!
にしても、2人とも身体の仕上がり具合がやばくて、役作り大変だったんだろうなとたまに現実に引き戻された...
緊張感を感じず。
横浜流星が出演した「ビレッジ」がよかったので鑑賞しました。
淡々とした感じで私的には感情移入しづらかった。内容的には世界タイトルマッチ戦の相手選手の深堀が甘いと感じました。
全体的には波状もなくいい内容ですが、映画ではなくNHKテレビの不定期で放送する特別ドラマといった趣きでリビングで家族そろって視聴後、誰かが「いいものを見せて貰った」と言いそうな感じの内容と個人的には思いました。
予想以上におもしろかった!
とにもかくにも横浜流星さんの演技が凄まじかった。
ボクサー役としての肉体改造やトレーニングの成果が確実に出ていた。
黒木翔吾という人物が本当にこの世に存在していて、スクリーンの中にそのまま現れたような錯覚を覚えたほど。
不条理な世の中を恨み、自分の至らなさに憤り、それでもボクシングに将来を託して、がむしゃらに突っ走る。
今年度の日本アカデミー賞にノミネートされるであろう迫真の演技だった。
ボクシングの敗者側にもほのかな光を当てている描写が新鮮だった。
題材的に大ヒットしづらいだろうけれど、観てよかったと思うし、できるだけ多くの観客の目に止まるといいな。
不公平な判定負けをした同じ境遇を持つボクサーと元ボクサー。 荒々し...
不公平な判定負けをした同じ境遇を持つボクサーと元ボクサー。
荒々しい横浜流星の役柄は、また幅が広がっていくなと感心。佐藤浩市も良かった。横浜隆盛は格闘技経験があることは有名だが、ライバル役の窪田正孝もけっこうすごくてびっくり。
ストーリーはよくありがちで、展開の唐突さに違和感があるものの、キャストの演技が良かったです。
横浜流星と窪田正孝の圧巻のボクシングシーン
なんといっても横浜流星である。
不思議な役者で、印象的な顔とたくさんの作品に出ているからか、最初は他作品のイメージに引っ張られて合わなそう、という印象を持つ。しかし、ものの10分ほどみると、彼が役になりきって彼じゃないとだめだ、となる。
この作品も、やんちゃなようで誠実さと芯の強さを持つ主人公を見事に演じている。
なによりボクサーの体つきと動きが(素人目からみたら)ほとんど違和感がなかった。
相当な努力をしたんだと思う。
窪田正孝も同様、『ある男』同様のボクサー役として、ひとくせあるライバル役を良いバランスで演じている。
そのふたりによるボクシングシーンは圧巻であった。本物の試合を観ているようで、これほどまで熱くなれる二人が羨ましく感じる。
体と心の限界まですり減らして、「楽しい」という感覚。ボクシングをしたくなる。
このシーンだけでも見る価値があった。
ただ、それ以外はというと、悪くはないが、至って普通、という感じである。タイトル的にもさきは読めているし、病気じたいはありふれた展開ではあるので、なぞっている感じにもなる。
瀬々敬久監督の作品はちょいちょいみるのだが、なんとも惜しい感覚である。
2023年劇場鑑賞86本目
チャンプを目指すな、人生を学べ! 己が戦う意味を知る。
すぐ暮れる ヒグラシ騒ぐ 夏のあと
いよいよ 夏休みも終わりっすね。
そんな中「春に散る」噂の作品を観に行きましたよん。
春にチル~ 夏なのに今ナンデ?とは思いましたよ・・・
いや~ マジで良かったですよ。
観る前からこの手の作品は苦手だな~とちょっと思ってたんですが、
流石 瀬々敬久監督ですね。中々なボクシングの打ち合いのシーンと
それぞれの人物像が心に秘めた思いを上手く引き出し表現されてたと思います。
原作:沢木耕太郎氏
監督:瀬々敬久氏
--MC--
・広岡仁一(主人公、元ボクサ、米国帰り):佐藤浩市さん
頭が白髪で、温泉?入浴場面の上半身裸体がお父様の三國 連太郎さん似と思った。年々風格が似てきたかな。味のある役ところ。
桜の木の下で亡くなるのは最初から読めてたけど、それも味かな。
・黒木翔吾(若いボクサ-):横浜流星さん
ここ数作、彼の出演作を観てきたが一番彼らしい感じがしたかな。目線は良いと思う。中西との壮絶な打ち合い場面は良かった。顔もパンパンに腫れた演出もグッド。中々大変な役作りだったと感じました。
・広岡佳菜子(主人公の姪):橋本環奈さん
こんな役の彼女が観たかったベストワンかもです。今まで色んな役でしっくりした感じが無かった気がしますが 今作役は凄く合ってて良いですね。大分訛りも自然な感じで目線もイイ。特に父親の出棺時 追いかけて”ウォ-ッ”て叫ぶところね。環奈さんらしさだったと思いますね。育った家の解体、出棺と。こう言う演出が監督の冥利と感じます。
・大塚俊(黒木のライバル):坂東龍汰さん
今後の活躍が楽しみ
・佐瀬健三(かつてのボクサ仲間1):片岡鶴太郎さん
実際にボクサ-を育てられてたんで、そう言う意味ではこれ以上無いハマり役。
広岡と黒木が目の事で試合出場でもめた時、
”ボクシングってもっと良いもんだろう~” さらりと言うセリフがステキ。
・藤原次郎(かつてのボクサ仲間2):哀川翔さん
何で出てるのか微妙にわからなかったけど。
もう少し役柄に個性ある味が欲しかったかな。暴れん坊のイメ-ジしか残ってない。そこが惜しい。
・中西利男(現チャンプ):窪田正孝さん
最後の壮絶な試合で、前歯が半分折れてのドツキ合いが いい感じ。
実際のチャンプがこんな軽い無作法者とは思えないけど これも演出ね。
・真田令子(ジムのオーナ-):山口智子さん
ビジネスチックに経営してる感が演出だけど ちょっと違和感あった。
もちょっとボクシング選手が この上なく好きである思いが欲しいと感じたな。
-----
(思った事)
・とにかくボクシングの打ち合いが結構本格的にやってます。しかも長め。通常 カット入れまくりの部分繋ぎの構成にしたのが多いのですが 長く回し撮って繋いでるので試合自体に白熱さを感じました。そこが他作には無い所かと感じます。
顔の傷とか腫れ、常に目線がボクサ-選手になってて 礼儀などシッカリ描かれてて試合が終わった後、心に熱いものを感じますね。そこがとっても心地良いです。
・”パパ頑張って” 妻と子の泣きながらの応援・・・その選手を相手に黒木が一瞬躊躇してしまう。 ここの演出 心にジーンときたわ。広岡が”ボクシング何てやめちまえ” 捨てセリフを吐く。
こういう場面って実際良くあると思うのよ。見かけだけでなく実に良く捉えたシーンと思うわ。なんか 負けたけどあの親子がメッチャ気に成ったよ。
・人生とはそんなに上手くは行かないもの。それを説いている。一つを成就すると次の難関がまたやってくる。それの繰り返しであると感じます。
監督の過去作はどれも登場人物像の人間模様が 最後まで示しておらず、中途留りの印象が多いけど、人の人生は常に変わっていくもの。観念を固定的にせず、最後は少し浮かせ気味の方が 良い味がするのかも知れません。それに気が付いた次第。
・最終試合に 勝つ方が良いか?、負ける方が良いか?
ここは非常に悩む展開の岐路。どちらにしても広岡は死ぬだろうし。
人生と全く同じで、勝って得られるものと、無くしたもの。もし負けても得られたものと やはり無くすものが有ると思う。
大塚は引退した。そして何かをこの先 得るだろうきっと。
中西はどうか。きっと彼も負ける事で得るものが有ったろう。
黒木はどうか。勝っても 目がダメに。もうボクシングは出来ない。
でも、そこから始まる事があると思う。 きっとそれが人生だ!
ご興味のある方は
是非 劇場へどうぞ!!
"まったく熱くなれないボクシング映画…"な映画
胸に来るものが全くありませんでしたね…。
瀬々敬久監督作は『菊とギロチン』でも感じたことですが、登場人物たちは皆個性のあるキャラクターばかりなのに、全然印象に残らないというか、心理描写が甘いなと…そのキャラクターが背負っているものがまるで見えて来ないんです。
この作品であれば、例えば、橋本環奈演じる女性(佐藤浩一演じる男の姪役)ですが…父の看病やらで長年自分の人生をフイにして来た彼女が、父の葬式後、やっと解放された事に対して感情を大声で爆発させます。しかし、全然共感出来ないんですよね…彼女にまつわるエピソードの一つをただ垂れ流して、らしい"台詞"を言わせているだけ…にしか映らなかった。子ども食堂の場面も同様です。不幸な人生を送って来たこの女性は、同じく不幸の中にいるだろう子どもの姉弟に優しい、そんな女性だ…というエピソードを単に垂れ流しているだけなんですよね。各配役の各々のエピソードについても同様です(哀川翔演じる男はとても重要な役柄であったとは思うんですが、最後は何だか取ってつけたような感じになってしまってました。そして、横浜流星演じる主人公はただただやかましいだけでした)。
各エピソードが積もって行った先に最後のあの"格闘"があるはずなのに、残念ながら、そのエピソードの数々がこの作品になんの深みも与えていない。結局、横浜流星と窪田正孝の体の仕上げ具合が素晴らしいな…ぐらいの感想しか出て来ませんでした。
ラスト、桜の木の下で亡くなる佐藤浩一も、それこそ取ってつけたような場面で、そういうシナリオだからそういう場面を撮りましたという様な終わり方で、つまらない映画を観せられたな…という感想しか湧き起こらなかったですね。
瀬々敬久監督の作品は、映像作品としてはちょっと平凡過ぎるのでは?と改めて思いました。
渋くて熱い
ボクシングは痛そうだし、何であんなにみんなが好きなのか分からないと思っていた。
しかしこの映画を見てその理由が少しだけ分かった気もした。
翔吾の「何もかもぶっ壊してめちゃくちゃに燃えたいからボクシングはじめたんだろ」というセリフにハッとさせられた。そして恐らく仁一も。
日常に溢れる沢山の不満ややるせなさを吹き飛ばしたいという気持ちは誰にでも
ある。ただひたすらに練習に打ち込む翔吾の姿とそれを見守る仁一の姿に胸を打たれ、自然と涙ぐんでいた。
今、この瞬間を真剣に生きようとする刹那をこの映画に感じた。
試合シーンは本物にしか見えず、息を飲む展開の連続で、ボクサー役の役者さんの本気度が素晴らしかった。
特に横浜流星さんの自堕落な生活から凛々しく再生していく姿は圧巻の一言です。
この瞬間に全てをかけて
通常スクリーンで鑑賞。
原作は未読。
横浜流星と佐藤浩市の演技が筆舌に尽くしがたいほど素晴らしく、ライバル役の窪田正孝もすごい存在感でした。ボクシングの試合シーンの迫力も言わずもがな。感動も一入!
今この瞬間に全てを懸けて生きる主人公たちの想いが鋭いストレートとなって私の心を打ち抜き、思わず己の生き方を省みました。こんな風に全身の血を滾らせることをしてみたい。
持てる力の全部を注ぎ込む主人公たちのアツさが周囲に伝播して興奮と声援の渦を生み出す瞬間に感動。魂を燃やす生き様は美しく、否応無しに惹きつけられてしまうものだな、と…
「ケイコ 目を澄ませて」に続き、ボクシング映画の名編に出会えた喜びを噛み締めました。正直、今年度ナンバーワン作品です。是非とも賞レースを席巻して欲しいと思いました。
※修正(2024/06/24)
ボクシングシーンが最高
ボクシング映画好きにとって、横浜流星が主役となれば当然観たい映画だ。見事に期待に応えてくれた。
サンドバッグを打つシーンもミット打ちも縄跳びシーンまで、めちゃカッコよかった。世界戦の相手役となる窪田正孝は予想外にすごくて試合も本物のような迫力があった。
そして、脇を固めるベテラン陣がお見事。佐藤浩一,片岡鶴太郎,哀川翔の3人トリオはそれぞれのキャラが立っていて,物語の良いスパイスになっていた。佐藤浩一のミット捌き,この年齢でこれをやるのは大したものだ。久しぶりの山口智子も相変わらずの存在感で素敵だった。
佐藤浩一と横浜流星の2人が同じような判定負けの経験を経て出会うというストーリー,そこはあまり語られていない。原作を読みたくなった。
桜🌸
40年振りに日本に帰国した元ボクサーと居酒屋で偶々知り合い、その殴られたパンチの感触が忘れられず、そのボクサーに弟子入りを懇願しトレーナーになって貰い頂上を目指す物語。
プロテストに合格するまでバキバキに鍛え上げた
横浜流星さんにはストイックで称賛する。
対戦相手の窪田正孝さんも良かった。
ジム通いもしてるし、ボクシングオタクなんだね。
周りを固める俳優の方々も素晴らしい。
佐藤浩一さん、片岡鶴太郎さんは円熟味が増して
渋かった。橋本環奈さんのボクシングを観る
切なさと安心感の表情は見ててほっとする。
さすがは黄金対比の顔立ち。
タイトル通り、頂上体験を味わった二人には
切なさと満足感が入り混じった結末。
本当にその一瞬だけ生きたんだね。
あの試合での殴り合うシーンは、何故か鑑賞側も
力が入り歯を食い縛ってしまった。
それだけ魅了された映画だったと気付く。
見応えある作品をありがとうございました。
ボクシング映画は大変だ
あんなノーガード打ち合いの世界戦とかあったらやばいなーと思いつつ、横浜流星も窪田正孝もかっこよかったーいい体だ。
久しぶりに佐藤浩一のしぶいカッコよさにも触れたなぁ。
人生の輝く瞬間。スラムダンクの俺はいまなんだよって感じ。
全250件中、81~100件目を表示