劇場公開日 2023年8月25日

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春に散るのレビュー・感想・評価

全256件中、201~220件目を表示

4.0情熱を傾けられるものを見つけたくなる

2023年8月27日
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今回は横浜流星さんの役作りが話題になっていたのもあり観てみました。
初期のころは、年齢のわりにえらい色気のある役者さんだなあとしか思ってなかったのですが、作品を見るたびに演技の成長が著しくて…ずーっと努力を重ねてきたんだなあと何か親のような目線で見てしまいます。

人生のなかで、夢中になれるものを見つけて没頭できることってそう何度もあることじゃないし、見つけられずに人生を終える人もいると思います。
この作品を見ると、いくつになっても、
情熱を傾けられる何かを見つけたいって思います。
鶴太郎さん(役)なんてやさぐれた初めのころからは別人になっちゃいました。
ほかの登場人物のキャラクターもそれぞれ際立っててみんな良かったです。
ボクシング自体はよく知らないので語れませんが、最後の試合は、本当の試合のように見てて苦しくなってきました。
それだけの臨場感を感じさせてくれた窪田正孝さんも今回個人的に推したいです。

ちょっと長めですが、長尺を感じさせない映画でした。
あらゆる年代の方にオススメしたいですね。

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ぞの

4.0横浜流星の動き

2023年8月27日
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マジなやつやね。緊迫感があってよかったです。
窪田正孝も減量カスカス感があってリアルでした 笑

ちょっと気になったのが、時代設定がいつか分かりませんが、会場の盛り上がりとしては世界戦というより日本タイトルぐらいですかね。。。

でも、内容としてはとても面白かったです。

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オート

3.0ボクサーの背負った因縁が今一つ胸に迫って来ない

2023年8月27日
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登場人物たちが何を考えているのかよく分からず、なかなか感情移入が難しかった。
特に、佐藤浩市演じる老トレーナーについては、どうして、あそこまで頑なに若者の弟子入りを拒んだのかや、心臓の手術をしようとしないのかが理解できないし、「噛ませ犬」にはさせないとか、失明のおそれがあるとかで反対していた試合を、いともあっさりと受け入れたことにも納得できなかった。
ひょっとしたら、彼の過去のボクシングの試合やアメリカでの生活に、そのヒントが隠されているのかもしれないが、そうしたことは語られずじまいで、説明不足の感は否めない。
横浜流星演じる若者にしても、プロのボクサーが素人に手を出してはいけないことぐらい分かっているはずなのに、いくら母親を守りたいからといって、あれでは軽率のそしりを免れないだろう。
片岡鶴太郎や哀川翔演じる老人たちや、橋本環奈演じる少女にしても、どういう理由でそうしているのかが分からないことが多かった。
その一方で、ボクシングの試合については、俳優たちの頑張りもあって、なかなか見応えのあるシーンになっている。
ただし、ラストの世界タイトル戦については、東洋太平洋タイトル戦での「キドニー狙い」のような戦術が明確でなく、勝負のポイントが分かりにくかったのが惜しまれる。いっそのこと、クロスカウンターで決着をつけた方が良かったのではないだろうか?
それから、スローモーションのように見せかけて、顔面にゆっくりとパンチを当てているシーンには、さすがに興醒めしてしまった。ここは、やはり、本当のパンチをスローモーションで撮影するべきだっただろう。
横浜流星や窪田正孝が、しっかりとボクサーの体を作って、ちゃんとボクシングの動きをしていただけに、そうした本物らしさを台無しにしてしまったこのシーンは、残念としか言いようがない。
いずれにしても、リングの上での戦いは、戦う者が背負っている因縁や「しがらみ」が分かってこそ、胸に迫って来るものだが、この映画は、そこのところが今一つ弱かったように思えるのである。

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tomato

日本映画史に残るファイトシーン、ただし僕は格闘技は未経験で、見ることも無いから、かなり割り引いて考えてもらっていい。ドラマ部分は感動しない。【再鑑賞】黒木vs中西戦と橋本環奈を見るために再鑑賞。

2023年8月27日
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興奮

ラストのファイトシーン、しばしばホントのボクシングの試合のような錯覚に陥ってしまうほどの迫力だ。
僕はどっちがKOされても、判定か両者ノックダウンで引き分けでも、タオルが投げ込まれても全部納得いったと思う。それぐらい試合に引き込まれた。

横浜流星さんは水墨画家の役で半紙と、窪田正孝さんは作曲家の役で五線譜と格闘していたイメージが残っていて、どちらもヤサ男だった。だけど、グローブ着けてリングでまみえるとホントのボクサーにしか見えない。
特にリングの外での窪田正孝の余裕な態度なんか、正に世界チャンピオンの余裕に見えてしまった。

ドラマ部分はあまり感動しない。それぞれの人生が深く描かれてないからだが、2時間だから仕方ない。おそらく原作は各自の人生が深く描かれてるのだろう。せめて世界チャンピオン中西(窪田正孝)の背景をもう少し詳しく描くか、黒木(横浜流星)と中西の間に過去の因縁でもあれば試合ももっと盛り上がるのにと思った。
佐藤浩市、鶴ちゃん、哀川翔、山口智子の若い頃の関係、エピソード、人物像の描写があればドラマ部分にも引き込まれたと思う。

特に橋本環奈さん。出てるの知らなかったのでラッキー。はかなげで少し不幸な感じが新鮮でとても良かったし、僕はもっと出番が多いほうが嬉しかった。だけど物語としては、いなくても全く支障がないし、一体何だったんだと思った。個人的には嬉しかったが。

佐藤浩市の心疾患もいらないし、最後はどちらでもお好きにと思った。

【再鑑賞・追記】
黒木VS中西戦を、 も1度見たいので再鑑賞。やっぱし迫力満点。この試合を見るためだけでもこの映画を見る価値がある。だけど、スロー部分は白けてしまう。橋本環奈を見れるのも個人的には嬉しい。
図書館で原作を借りた。上下巻で800ページ。やはり2時間ではもっと登場人物を減らしてドラマ部分のエピソードを佐藤浩市、横浜流星、窪田正孝に絞ったほうが試合も盛り上がるし浅くならなかったと思う。

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マサヒロ

4.0王道のボクシング映画‼️

2023年8月27日
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若き日に夢敗れた初老の元ボクサーと、血気に流行るボクサーの若者が世界タイトルを目指すまでを、彼らを取り巻く人々の人生模様を絡めながら描いた作品‼️佐藤浩市が心臓に病を抱えていたり、横浜流星が網膜剥離の危険性、坂井真紀が受けるDV、橋本環奈ちゃんの家庭環境、片岡鶴太郎、哀川翔ら昔の仲間たちの人間ドラマなども含めて、ヒネリも何もない王道のボクシングドラマとしてそれなりに良く出来ているとは思います。ただ主役の2人以外のドラマは掘り下げ不足で中途半端な印象。役者陣では横浜流星くんは、実際にプロのライセンスを取っただけあってプロボクサーも顔負けのボクシングスキルを見せつけていて見事‼️窪田正孝くんは佇まいは何を考えているのかイマイチ分からない怪しいチャンピオン像を創り上げてはいましたが、肝心のボクシングテクニックでは、横浜流星が圧倒的に上かな。そんな2人のタイトルマッチのシーンは監督の演出力不足か、迫力はあるんですが、カタルシスというかイマイチ盛り上がりに欠けていて残念。ラスト、桜の樹の下で散る佐藤浩市さんのカットと、再び走り出す横浜流星のカットは良かった‼️

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活動写真愛好家

2.5感動と言うか

2023年8月27日
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アトレイル

5.0気分爽快になる

2023年8月26日
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楽しい

興奮

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ボクサーの闘争心、根性、鍛錬の姿がミットの音と共にビシバシ伝わって胸が熱くなった。佐藤浩市さんの静かで熱い闘争心が上手い。流星くん、窪田くん、坂東くんが本物のボクサーみたいで声援を送りたくなる。大人しく健気な環奈ちゃんも良かった。

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みほ

4.0キャスト最高

2023年8月26日
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クライマックスのボクシング世界戦シーンの本気度が凄すぎ!!!
窪田正孝さん横浜流星さんというキャスティングの力も相まって迫力のファイトシーンが観られます
11Rはお2人のアドリブで撮られたとのこと!
怪我も事故もなくやりきったお2人と支えてくれたスタッフの方達に脱帽です
(なので惜しむらくはその後の12Rの余計な演出…あれ賛否両論あるけど私は否の方ですね…)

佐藤浩市さん 原作広岡仁一の優しくクレバーな雰囲気が滲み出る演技がとても良かった

横浜流星さん 体つきから目つきから目力まで荒削りのボクサー黒木翔吾そのもの

窪田正孝さん 圧倒的なチャンピオンボクサーとしての存在感は窪田さんだからこそ

片岡鶴太郎さん この方がリング脇にいるだけでボクシングシーンにさらにリアリティが感じられました

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kaoriiiina_ry

5.0俳優たちの本物の演技

2023年8月26日
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興奮

佐藤浩一の演技に何度も泣かされた。
横浜流星のボクシングシーンのリアルさに驚かれされた。本物さながらの試合のエモーショナルは、周りの俳優たち、観客たちを巻き込む感動的なシーンとして仕上がっていた。ボクシング映画の代表作となるであろう。

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うたこ

4.5とてもよかった

2023年8月26日
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ひぐらし2(ひぐらしから引継ぎ)

4.0ボクシング映画の王道展開

2023年8月26日
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単純

幸せ

萌える

展開はベタです。
原作あるのでその通りなのかもしれませんが、もう少し期待を裏切って欲しいところ。

ただ、演出も役者も良かった。
鶴太郎だけ本物(笑)

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だるまん

3.5横浜流星くん

2023年8月26日
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楽しい

単純

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コンブ

4.0楽しい映画

2023年8月26日
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迫力もあり楽しい映画。
ボクシング頑張りましたなという感じ。
ただ色々とリアリティにかけるかな。
スマホの時代に設定してるんであれば、あの昭和感はちょっとね。
今の世界戦は、基本は配信だからね。
あと、哀川翔はちょっと可哀そうかな。

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khapphom

3.0今を生きる

2023年8月26日
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今の一瞬だけにすべてを捧げて生きると決めたボクサーたちの生き様を描いたヒューマンドラマ。夢破れて苦悩する若者が人生の再起を賭けてボクシングに挑む姿を上手く描いている。主演・横浜流星の魂を感じるようなボクシングシーンは見応え充分で今を生きる人生の素晴らしさを感じる。

2023-128

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隣組

5.0人が道を求める時

2023年8月26日
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興奮

幸せ

人が真剣に何かを追い求める時、人生には運命の出会いが訪れる。
心に響く熱い映画でした。
役者陣の重厚な演技も素晴らしく、 ボクサー役の方々はリアリティーを追求し体を鍛え抜かれ努力されたことが伝わってくるリアルさでした。
拳闘もので日本でこんな映画が生まれたことに感激しました。

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キック

4.0まさに一瞬を生きた二人

2023年8月26日
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興奮

元ボクサーと現役ボクサー。運命的に出会った二人の男。
ボクシングのファイトシーン圧巻でした。
広岡さんの頭で考えるだけのボクシングじゃだめなんだと言う言葉通り、倒れても何度でも立ち上がりチャンピオンに立ち向かう翔吾。覚悟を決めて闘う人間の強さ。
翔吾の悔いはないですと言う言葉に集約されたように一瞬を生きた二人。窪田正孝や橋本環奈を始めとした俳優陣も素晴らしく、秀逸の作品でした。
ただ、世界戦の舞台となる会場にしては小さすぎるのではと感じたのですが。

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たつのこ

5.0窪田正孝、横浜流星の身体能力が素晴らしい

2023年8月26日
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橋本環奈も良い。これで賞が獲れるのでは

もちろん佐藤浩一も渋い

片岡鶴太郎も、哀川翔も良い味

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haitanio

5.0気づいたら身体に力が入り、泣いていた

2023年8月26日
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泣ける

単純

興奮

1日1日全力で生きていきたいなと思えた。
描写が美しく、最後まで飽きることなく間延びすることなく見ることができました。
熱い気持ちにさせてくれる、明日からまた仕事がんばろって思えました。

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ツナとアスパラ

5.0今を生きる

2023年8月26日
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興奮

自分も極真空手をやっていたため、同じ極真空手経験者の横浜流星が主演ということで楽しみに観にいきました。
【今しかない】ほんとにその通りだと映画と自分の経験を重ねて再度痛感させられました。
ボクシングをやったことがない人も観られる映画だと思います。観て良かったです!

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じゃすみん

4.0熱い男のドラマが胸を打つ

2023年8月26日
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泣ける

単純

興奮

佐藤浩市さん、横浜流星くんのダブル主演ということで、濃厚なドラマが観られるのではと期待して鑑賞してきました。期待どおり、ボクシングにかける男の生きざまが感じられる素敵な作品でした。

ストーリーは、かつて不公平な判定負けを機に日本ボクシング界を去り、今やすっかり老いた元ボクサーの広岡が、同様の思いを抱えて腐っていたボクサーの黒木からコーチをしてほしいと懇願され、かつてのジムの仲間とともに黒木を鍛え、世界をめざす中で、強い絆が結ばれていくというもの。

ボクシングで世界チャンピオンをめざす物語の中で、広岡と黒木の師弟関係、広岡と佐瀬や藤原の友情、黒木と大塚や中西のライバル関係など、ボクシングという過酷なスポーツに魅入られた男たちのドラマを展開していて、どんどん引き込まれていきます。私は痛いのは嫌いですし、拳で語り合うとかよくわからないので、実はボクシングはそれほど興味がないです。でも、そこに全てをかける熱い姿、育まれる絆には胸を打たれます。夢破れて、試合に負けて、体を壊して…リングを降りる理由はさまざまあれど、そこにかけた思いや結んだ絆は、これからもずっと引き継がれていくのでしょう。華やかに咲いた桜が潔く散り、次の春にまた芽吹くように。

そんな熱い男たちのドラマの裏側で、黒木の実家に見るシングルマザーの苦労、佳菜子の実家に見るヤングケアラーやバイト先に見る貧困家庭の問題、令子のジムに見る事業継承の問題などを、自然な形で盛り込んでいます。ボクサーやトレーナーはすべて男で、裏に苦労する女性がいるという構図は、やや古いイメージに感じますが、物語の重厚感を増していたと思います。

このような内容を、全体的に過剰な演出と余計なBGMを排して、ドラマで魅せようとする感じがとてもよかったです。おかげで、肝心のファイトシーンも、本物の迫力がダイレクトに伝わってきました。それなのにファイナルラウンドだけは、スローとBGMの多用がこれまでの雰囲気を壊し、興を削がれたのはちょっとだけ残念でした。

主演は佐藤浩市さんと横浜流星くんで、本物の師弟のようでした。特に横浜流星くんは、ここ数年はダーティーな役にも積極的に挑戦し、演技の幅を広げていると感じます。脇を固めるのは、片岡鶴太郎さん、哀川翔さん、小澤征悦さん、窪田正孝さん、山口智子さん、坂井真紀さん、橋本環奈さんら。橋本環奈さんは、目の下にクマがあってもかわいかったです。

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おじゃる