「中島みゆきのライヴ映画~第2弾」中島みゆき 劇場版 ライヴ・ヒストリー2 たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
中島みゆきのライヴ映画~第2弾
新宿ピカデリーにて鑑賞。
中島みゆきライヴ劇場版を初めて観た『歌旅』(2007年ツアー)からだいぶ経って、これまでのライヴから選曲した「中島みゆきライヴ映画」がスクリーン上映で観られるのは嬉しい。
こうしたライヴ映像は、自宅DVDで観るのと違って、とにかく音響が素晴らしい!
そして、なにより、中島みゆきの熱唱の迫力に圧倒されるだけでなく、歌詞が身体にじんわり来て感動させられる。
ライヴは、中島みゆきが52歳(LAライヴ)~68歳(結果オーライ)まで幅広いが、声量の衰えが見られないあたりは素晴らしい!
【セットリスト】
◆「L.A.スタジオ・ライヴ(2004年)」より
1.銀の龍の背に乗って …DVD持っているが、さすが映画館の音が物凄く良い!風の演出。
2.夜行
3.歌姫 …この曲にふれるといつも思うが、「男はいつも嘘が上手い」かなぁ?(笑)
◆「歌旅(2007年)」より
4.一期一会
5.with
6.命の別名
7.ホームにて
8.蕎麦屋
◆「縁会(2012~13年)」より
9.あした
10.最後の女神
11.化粧
12.地上の星
◆「一会(2015~16年)」より
13.MEGAMIv
14.Why & No …
◆「結果オーライ(2020ラストツアー)」より
15.誕生 …コロナ禍での中島みゆき~最後のライヴツアーからこの名曲。リハ映像あり。
映画館から退場しても、ついつい「♪誕生」を口ずさんでしまう余韻が心地良かった。
ただ、90分はやはり短い気がするので、もっと詰め込んで欲しかった。そのあたりはマイナスポイントか…。それでも、個人的には、満点に近い感覚…(笑)
もともとThe BeatlesからDeeep Purple、Rainbow、Led Zeppelin、Scorpions … HR/HMの流れで2020年3月にも久しぶりのHeavy Metal LIVE(LOVEBITES…5人組のヘビメタバンド)を後楽園で観て……という音楽趣味の個人的な王道路線がある。
それと並行して、才能のあるミュージシャンと出会ってしまった場合は、とことん聴く。中島みゆきも天才シンガーソングライター。だいぶ前、スペイン・サッカーが見たくてWOWOW加入していた頃、何気なく見ていた『中島みゆき 劇場版 歌旅』で「この人は天才だ!」と感動して、CDレンタルしまくって「中島みゆきワールド」に浸ってしまった。
あれ以来、『中島みゆき 劇場版 〇〇〇〇』が上映されると観に行っては、感動している。
本日、瞬きするのも勿体ない気持ちでスクリーンをじっくりと、中島みゆきの表現豊かな表情・しぐさを観ながら、圧倒的な声に包まれながら、「幸せ」を感じる濃密な時間であった。
<映倫No.123682>