「ちょっと悲しい愛の物語」ファイブ・デビルズ arlecchinoさんの映画レビュー(感想・評価)
ちょっと悲しい愛の物語
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匂いにとても敏感なヴィッキーは特定の匂いでタイムリープしてしまうようになる。両親、叔母ジュリアの過去を覗いてしまうのだが....
母親とジュリアはレズビアンの関係だったのだが、そのジュリアだけにタイムリープしたヴィッキーが見えるために彼女は精神異常と思われてしまい、悲劇を引き起こすのだ。それにより母親とジュリアは別れることになり、ジュリアの兄との間に生まれたのがヴィッキー。悲劇の原因はヴィッキーなのだが、それがなければヴィッキーはいないというタイムパラドックス。まあSF的にはツッコミどころかもしれませんが、ストーリーにとってあまり重要ではありません。
なかなか面白い設定でした。しかしジュリアの「ヴィッキーが見える」に対する振る舞いってどうよ?異常者に見えるような反応をする必要があったのか?というのがこの映画の瑕疵だと思うが、そこがまともだとストーリー自体成り立たないから致し方なし。
アデルさんご無沙汰です。彼女はいい感じです。
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