「純文学そのもの…!」パラダイス 半島 きょんさんの映画レビュー(感想・評価)
純文学そのもの…!
行間の多い、純文学的な短編小説をそのまま映像に映し出したような感じでした。
そういう小説を好んで読むため、個人的にはすごく好きなテイストです。
収まるべきところに収まっていないような、そんな違和感を抱きつつ過ごす日常は、客観的に見るとこんなにも異様に映るのかと、改めて認識させられた映画でした。
その日常は、不安定な世の中を生きる現代人そのもののようで、静かに深いところで共感できました。
また、演者の皆さまの演技がどうにもくせになり、何度でも観に行きたくなります。
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