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解説
2022年・第35回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門上映作品。
2022年製作/107分/ロシア・スロベニア・トルコ・ウズベキスタン合作
原題または英題:Produkty 24
2022年・第35回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門上映作品。
2022年製作/107分/ロシア・スロベニア・トルコ・ウズベキスタン合作
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2022年9月27日モスクワ郊外のコンビニで働くウズベキスタン人の女性が主人公。そこにはワケありの男女が劣悪な環境下で強制的に働かされて故郷に帰ることも許されない。ムカバトは同僚の男性の子供を身籠もりコンビニの中で結婚、出産するが子供をオーナーに取り上げられてしまい・・・。
コンビニの中にあるのは凄惨な奴隷制度。オーナーの命令に従わないと容赦なく体罰が浴びせられ、どこにも逃げ場がない現況はロシア社会の縮図であり今や世界中の至る所に転がっている風景。格差社会の底辺だけ切り取っても絶望的な主従関係は存在し、抜け出すことは容易ではない。そんな世界で主人公が打って出る行動は意外なものですが、それよりももっと意外なのは本作のオチ。冒頭近くの何気ない会話が伏線だったことに驚かされるヤケクソ極まりないエンディングに開いた口が塞がりませんでした。ロシア映画、恐るべし。