「オープニングがかっこよくて引き込まれた」ハート・オブ・ストーン かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
オープニングがかっこよくて引き込まれた
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オープニングがかっこよくて引き込まれた。短い尺の中でレイチェルが実は凄腕のスパイだということと、ハートの性能を分らせてくれる。ここでハートの性能を知ってるからこそ、終盤敵にハートが渡ったときの脅威がデカくなりピンチ感が増して面白い。0%で山に戻れなくなるオチもクスっと笑える。
パーカー役の吹き替え(津田健次郎)が、手段を選ばない非道な悪役とぴったりだった。序盤はレイチェルと良い感じになるんかなーと思わせてからの、仲間2人の頭ぶち抜きはびびる。老人・子ども問わず殺戮していく様は胸糞わるいけどヒール役としては合格。恋愛要素が好きじゃないから、途中で心変わりしてレイチェルと接近するみたいな展開にならなかったのも良かった。
気になったのは、パーカーとケヤの過去と関係の掘り下げが薄いこと。
2人の過去はさらっとしか触れられないので、パーカーが凶行に走った理由と、ケヤとの関係性がよく分からなかった。
ケヤは中盤でレイチェルと行動を共にし、最後は組織の一員に。その割には出番が少なく、序盤~中盤でパーカーの付き人って印象だけが残る。パーカーとケヤ側をもう少し描写していれば面白くなったかもしれない。
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