百姓の百の声

お百姓さんについて何も知りませんでした。
お百姓さんは、農家の方という意味だと思っていました。
「百姓」という言葉がかつてネガティブな意味を持っていたことも知りませんでした。
放送禁止用語なんですね。

日本に生まれ、育っていても知らないことってたくさんありますね。

あと、クリエイティブな部分というか、魂的な部分というか大好きなハワイ…alohaの精神を感じることができたように思います。

本映画は農業の大事さや重要性、応援していることが伝わる心がふんわりと優しくなれる作品でした。

冒頭に書いた通り、知らない部分も知れ、応援歌のような内容にも触れられて、観て良かったと思いました。
前向きで元気になれる感じです。
一生懸命生きる人、生き様って心揺さぶられるものですね。
（まじめに書いてますが、すっごく面白い映画でした笑）
自分という人間がどう生きるかということについても考える機会となりました。

農業に携わる方も、農業という仕事にあまり触れたことのない人もぜひ観てほしいなと思う作品でした。
そういう素朴なところ、魂的な部分はハワイなんて全然関係ないのに「aloha」の大切な部分を感じます。

もしかしたら国など関係なく、懸命に生きる人の魂に、美しいもののそばにalohaは宿っているのかもしれませんね。

農協ではなく農文協
家の光ではなく現代農業ですかぁ
農家は天候に左右されて大変と漠然と考えていましたが、
観察眼、創意工夫が要求される理系なお仕事。自然には自然で対抗、編み出した方法も惜しみなく情報共有する　政策に振り回されるも自助で克服、努力が並大抵ではない
名人達の高齢化が気になってしまいましたが、やはり職業という時点で心得は会社勤めのフィロソフィにも活かせるのではないかと　日本農業賞とかあるらしいけど叙勲とかも対象にして欲しいな

今見ずしていつ観る？と声を張り上げたくなる作品だった。「百姓」と聞くと、ちょっとドンくさく聞こえる節もあるが全く予想と違って、スクリーンに現れる人たちはみんなカッコいい。日本の食料自給率の低さがウロ戦争でようやく「これやばいんじゃない？」と気づき始めた人も多いのではないかと思う。国内の農業を支えてくれるのは、ここに登場するようなコツコツと日々土と向き合い誠実に作物を作り続けてくれる人たち。それが「百姓」。全く現実とかけ離れた政策で農業をダメにして行く政治家や官僚たち。勉強だけ出来て机上の理論立の力は有っても、地に足をつけた政策を打ち出すことは不可能に近いと映画を観て改めて感じた。一人でも多くの人にこの作品を観てもらい「農業の大切さ」「農家の苦労」「農家の底力」を理解して欲しい。

学生さんからお年寄りまで、幅広い客層のお客さんで満席でした。