劇場公開日 2023年3月3日

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フェイブルマンズのレビュー・感想・評価

全307件中、201~220件目を表示

3.5もっと老成した映画が見たかった

2023年3月5日
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この映画に限らず最近の映画は長すぎる。昔のスピルバーグの編集技術の手腕なら、90分とは言わないけれど、2時間以内に収められたのでは?
自分は、スピルバーグ映画で育った世代なんだけど、シンドラーのリストやミュンヘンの後あたりから、この監督の映画を続けて見る意欲がなぜかなくなってしまいました。
かなり話がずれますが、その昔「リプレイ」と言うタイムリープ物のSF小説があって、繰り返し時空を飛ぶ主人公が、深遠な映画を作って人々に感動を与えると言うくだりがあって、「未知との遭遇」を作った頃のスピルバーグは、まさにいわゆる「降りてきた」的な存在だったと思ったことがありました。
何が言いたいかと言うと、巨匠と呼ばれる監督が、晩年に作る自伝的な映画としては、ちょっと残念と言う印象でした。
スピルバーグには、もう一山超えて頂き、もっと円熟した傑作を残してもらいたい。

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かぜ

4.5巨匠は巨匠を知る

2023年3月5日
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楽しい

興奮

 『地平線が下にあるといい画が出来る。上にあってもいいのが出来る。しかし真ん中だとくだらない作品になる』スピルバーグは終盤にジョン・フォード監督を登場させているがフォードは概ね同世代のアルフレッド・ヒッチコックやハワード・ホークスと較べても構図における地平線へのこだわりが強かったようだ。
 西部劇の神様を相手にしても少しも物怖じしないように見える駆け出しのサミー・フェイブルマンは立派だ。

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JR

3.5映画制作じゃなく家族愛物語

2023年3月5日
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スピルバーグの自伝的なお話しなので、映画制作者になるまでの苦労話で、メンタルやテクニックの勉強になるかもって思いながら着席。
小さい頃、家族で映画館へ行きアクション映画を鑑賞し、感銘したサミーがフイルム撮影にはまる。そこから困難な監督への道がスタートかと思いきや、彼の作る映像が最初から素晴らしすぎる。そっか、カメラワークや演出は天才だから細かい勉強はしなくてもできちゃうってことなんだな。てな訳で彼の作品についての批判は無しで、ストーリーは展開していく。
ユダヤ系の家族。父はできる技術者、ピアニストの母、可愛い妹達。心暖まるとても素敵な家族。そんな中、父親が転職する事になる。ん?母ちゃんの言動!まさかそりゃ無いよ。カリフォルニアに引っ越したサミーはユダヤ系ってだけでイジメの対象になる。フェイブルマンはベーグルマンか、クスッ。60年代のアメリカがそうだったのか、今もそうなのか知りたいわ?
仲の良さそうな両親だったのに最後は…。お互いの幸せの為の選択?お父さん、気づいていたのかもね。
いろいろな事件はあったけど、サミーの作るムービーのお陰で、皆んな幸せになれる。映画の力って凄いよね。ハラハラドキドキは無いけれど、フワフワジワジワでずっとウルウルしてました。最後のジョン・フォード監督、まさかあの監督だったとはビックリ。とっても楽しかったです。

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涼介

4.0アートの呪い

2023年3月5日
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業が深く、呪いにも似た生き様の映画でした。
映画以外に生きる場所がない人間が、夢を追うことの孤独や葛藤、苦しみを延々と描いていました。

監督としてのいわゆるサクセスストーリーとは程遠く。
また、複数形が示すように、ばらばらにそれぞれの道を選んで歩いていく家族の姿でもあり。
そういう歩みが、スピルバーグを作ったという明示でもあり。

そして、その映画作りの撮影技術が見抜いてしまった、母の裏切り…
スピルバーグにとって、両親の離婚はショックだったんだなぁとか、子ども時代のユダヤ人差別は酷かったんだなとか、月並みな感想しか出てきませんでしたが……

まぁ、私はキリスト教ってやっぱカルトで、差別主義者の吹き溜まりだなって感想が一番強かったです。

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コージィ日本犬

3.0スピルバーグの遺書じゃなかったのでよかった

2023年3月5日
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私は小学校3年生時、スティーヴン・スピルバーグ監督作品「ジョーズ」のロードショーを見て、映画の面白さ、アメリカ映画のスケールデカさに驚き、映画ファンになりました。だからスティーヴン・スピルバーグは僕にとって映画の神様みたいな人で、その神様が自分の幼年期をモデルで映画を作ったので、「スティーヴン・スピルバーグからの遺言書」なんだろうと思い、実は結構構えて見にく事にしました。(近年には「ウエストサイト物語」のリメイクを作ったりしていたので)

しかし、見終って、そうでない事に気がつきホッとした状況です。

映画の内容の方は、スティーヴン・スピルバーグ監督の幼年期(大学生になる頃まで)のお話を題材にしたある意味青春映画、お話の前半は、意外に人間ドラマのような要素でしたが、後半になるほど青春映画の雰囲気になります。

もう少し、映画に対してコアな内容なのかなと思っていましたが、意外にそうではなく、人間ドラマと言うか家族ドラマの方に力が入っているかな・・・

しかし、本作品、本当のお話であるのなら、友達と映画を作る際の部分は羨ましいぐらい本格的に8mmで映画を作っていて、出来れば、そう言った作品が存在しているのなら、ソフト化する時に特典に付けて貰いたい思うような作品で見てみたいな・・・

映画全編のお話を通して言えば、特にメリハリのついたお話ではなく、あくまでも「遺書」ではなく、自分の体験をお話にしてみようと作った作品が本作品なんだろうと・・・・

76歳でしょ、あと20本は撮れると思うので、これからも楽しみにしている。

ゴールデングローブ賞の作品賞をとっただけはあります。凡人には、「凄く」いい作品なんだろうと理解は難しいね・・・・

ま、作品として楽しめます。

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sally

3.0才能とはこういうことをいうのでしょう

2023年3月5日
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 そのことに寝食を忘れて没頭できる、苦労を厭わない(こういう人はそれを苦労と思わないでしょうが)。そういうことを才能というのだと思いました。私のような凡人はちょっとすると面倒に感じてしまう。
そこなんでしょうね

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旅行者

4.0これがわたしの生きる道

2023年3月5日
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鑑賞方法:映画館

スピルバーグ監督の自伝的作品ですが、全体の印象は家族の物語です。ユダヤ系の優秀な科学者である父親、ピアノの才能があり奔放な母親、映画に魅せられた長男と妹3人、それぞれが自分の生き方を模索する話です。
論理的で理性的な夫は感性のままに自由に生きる妻を愛するが、二人は歩み寄ることは出来ない。それを敏感に感じ取る母親似の息子、という所は吉田秋生さんの「カリフォルニア物語」(漫画)を思い出しました。

初めて映画を観て列車事故のシーンに衝撃を受けたサミーが、模型を使って再現し、異常なくらい何度も繰り返すシーンは、スピルバーグ監督なんだなあ、と感心します。
成長して自主映画を作る時の様々なアイディアが面白いですが、それだけでなく、カメラは対象をリアルに映し出すという特徴ゆえに、残酷でもあるし、作り手の意図で受け手の印象を変えることが出来るという両面を持っているというメッセージもありました。
ゲスト出演者に注目してください。

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ゆり。

3.5映画

2023年3月5日
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楽しい

知的

幸せ

が好き。

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コンブ

5.0デヴィット・リンチ…だと…?

2023年3月5日
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誰だっけ、この眼帯のおっさん。なんか見たことあるけど…と思っていたら、とんでもねえお人でしたね。
だが、この作品はスピルバーグ監督作。前作ウエストサイド某の悪夢(個人的に旧作が素晴らしすぎたことと、丁寧だけど説教くさい話の運びが気に入らなかったのですが、あくまでいち個人の意見ですと強調)のトラウマにより、今作はどうかとかなり構えて観に行きましたが。

いやあ、良かった。素晴らしかった。

一見していち映画マニアの話かと思いきや、ちょっと複雑な関係性にある家族の話だったり、芸は身を助く話だったり。
監督の自伝的な内容とのことで、どこまでが本当かはわかりません。ただ、どの世代にも満遍なく刺さる内容だと思いました。
個人的に(なるほどなあ)と思ってしまったのが、家族には理解されないけれど、趣味や熱中しているものが共通している他人ほど、自分のことを理解してくれるということ。
好きだから分かり合える。あるいは同じ血を引いているから分かり合える、ということではないんですよね。
そこを、ある程度の妥協点を見つけて歩み寄れるか。
歩み寄らずに己が道を行くか。

ラスト付近の父ちゃんの、とある決断。
家族だけど、自分とは考え方も生き方の選択も違う主人公に向けて、よくあの決断をされたなと少し感動してしまいました。
我が子だけど、自分とは違う一人の人間として尊重すること。
わりと多くの大人たちが出来ていないことだと思います。私もそうですが。

母ちゃんは…うん。
どこからどこまでが演技で、どこからどこまでが本音だったのか。
それはあのデカいイケメンにも言えますが。

やっぱり自分の得意なことを褒められるって、自分が認められたと思えるし、最強に嬉しいことだよなあと感じたお話でした。
監督。今作はとてつもなく良い話でした。はい。

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BONNA

4.0フェイブルマン一家(家族)の話

2023年3月4日
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スピルバーグの自伝的な話というのだけど頭に入れて観に行った。だからなんとなく、男の子が主人公かと思ったけど、実際は母親の方がメインだったようだ。これも、監督の主観なのだろう。
欲を言えば、映画作りの方の話をもっと見たかったけど、それなりに面白かったと思う。

それはそうと、PROレビュアーの方が、フェイブルマンズというタイトルを意味不明と書いてあるけど、複数にする事で、家族という意味になることも知らんのかな。恥ずかしい。

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Route193

2.5へーそうなんだー

2023年3月4日
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幸せ

スピルバーグが幼い頃映画に出会い魅せられて、映画界で踏み出すまでの話。

ファンキーなピアニストのママと集積回路のエンジニアのパパと姉妹に囲まれたサミー君が、8ミリで映像を撮りまくり、卒業し、そして再びという物語で、スピルバーグの自伝的作品ということでなるほどね、とはなるけれど、これといって見どころらしい見どころはなし。
強いて言えばジョン・フォードぐらい?
その割にみていられたけれど。

何ともつかみどころがない感じの作品だった。

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Bacchus

3.5思ってたのと違ったけど良い映画

2023年3月4日
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最も大好きな映画監督の一人、スピルバーグの自伝的作品とのことだったので、てっきり映画監督として成功するまでのサクセスストーリーだと思ってたら、少年時代の物語でした。

ユダヤ教であったことや家庭環境など、たくさん悩みや苦労があったなかでも、彼が作る映画はどれも煌めいて、ファミリーでのキャンプや高校の遠足が、素敵な一つのストーリーになっているのが天才過ぎてさすがです。
サムの映画作りに夢中になっていく表情がとても良くて、目をキラキラさせて撮影したり編集したりしているのを見るとこちらまでワクワクしてきます。クラスメイトや妹たちと映画撮影して、みんなが楽しんでくれるのを見て嬉しそうなところ、良かったな〜。

サムの成長と共に描かれる家族の物語は、優しくて天才科学者のパパと破天荒で芸術家のママという正反対の両親が中心でしたが、後半はママの行動にサムと同じくモヤモヤしてしまった…。
でも最後のパパとサムのやり取りはグッと来ましたし、未来へ向かって歩くサムの背中は希望に満ちてキラキラしていて、ここからあの名作映画が生まれていくんだなぁと胸が熱くなります。

スピルバーグ作品のオマージュもたくさんで、少年期の経験が彼の映画に繋がっていることが感じられたのも面白かったです。
心が温かくなる良い映画でした。

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まだまだぼのぼの

4.5家族の物語

2023年3月4日
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The Fablemans、つまり「フェイブルマン一家」ということで、家族のストーリーでした。

スピルバーグを忘れてしまうほど、家族の物語に没頭し、そういえば、bergとかcamp とかで終わる姓はユダヤ系だったな、と途中で思い出しました。

Fable=寓話から、話をつむぐ監督に繋がっていく話かと思いましたが、違いました。

超大作!とか感動作!より、こういう話のほうが好きです。

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Mikikar

4.5観客の心を惹きつけまくります

2023年3月4日
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アカデミー賞で作品、監督、脚本、主演女優(ミシェル・ウィリアムズ)、助演男優(ジャド・ハーシュ)ほか計7部門にノミネートされています。
さすがスピルバーグ監督です。
観客の心を惹きつけまくります。
スピルバーグの自伝的物語ですが
スピルバーグが映画と出会った出来事や
両親とりわけ母親の愛情にまつわるストーリーが秀逸です。
映画の力、映画の功罪、映画の夢を物語で教えてくれました。
母親役のミシェル・ウィリアムズが素晴らしい演技でした。
また最後に出会った人物が最高に素晴らしかった。

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tom

0.5スピルバーグの自伝的な映画だが

2023年3月4日
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何にも伝わらない自己満足映画でしかない、

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ムーラン

4.0心のままならなさ

2023年3月4日
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心のままならなさを描いた映画と感じた。

主人公サミーは映画に、母親は恋に、父親は仕事に、どうしようもなく惹かれている。
そのままならなさは母親のエピソードがわかりやすいと感じる。
母親は、惹かれすぎて家庭が壊れそうになり、一悶着後、壊れないように努力した結果、逆に自分の心が壊れそうになり、結局、家庭を壊す決断をする。

主人公サミーは映画に惹かれ、映画の魅力と同時に怖さを経験しながら、映画の道を進んでゆく。
本作は、サミーが社会人として映画業界に足を踏み入れたところで終了するが、彼がスピルバーグの代替である以上、その後も映画に携わり、今も携わり続けているとわかる。
彼がその後、具体的にどういうままならなさを経験したかは映画からは不明だが、今も魅了されているのだろう。

本作はそういう話を物語に落とし込み、そういう話に興味がない者も退屈させないように、最後には明るく前向きな気持ちになれるように、観る者に多大な配慮をして作られているように感じた。
多大な配慮がされているのはどの映画もそうだろうが、本作は、興味深く、最後には心に晴れ間を作ってくれるような映画と感じた。

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みや

5.0温かなトーンの上に積み重なるドラマ

2023年3月4日
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芸術に携わる人は、抉られるような気持ちになるのではないでしょうか。
心に刺さるシーン、セリフ、感情が山ほど詰まっていて、胸が苦しくレビューが書けません…。
『心を満たして生きていないと、嫌な女になってしまう』
母親が終始素敵な女性であったことに救いを感じました。

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ゆる

2.5映画しかない男が映画の職を掴むまでのお話なんだけど・・・

2023年3月4日
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映画の事故シーンが怖かったトラウマを映画を撮ることで克服させるって、フィクションの裏側を教えると言う意味では良い方法だと思うが、バリバリの技術者の父親ではなく芸術系の母親が勧めたことが興味深く、のちにジョーズやプライベートライアンなど血まみれの映画を撮ることとの対比としても面白いエピソードだと思った。

母親は家族のために我慢していたが最後は自分に正直になり好きな人の元へ行くが、夫が見ている前でも構わずイチャつき、自由人として家庭を崩壊させる原因のように描かれており、スピルバーグ自身本当は心から許していないのではないかと思った。

父親は一見すると被害者者のようだが、家庭を守りたいが為にそれに気付かないふりをし平静を装い解決を先延ばしにするなど責任の一端は十分にあると思った。

実は嫌われてたおじさんが両親よりも一番サムのことや世間の事を良くわかっている。

プロムの彼女可愛いけどどうしたかったのか良くわからなかった。

高校のいじめっ子が映像を観て泣き喚いていたのは面白かったが、大したことではない現実でも映像で素晴らしく見せるという才能が開花した瞬間があれだったのかもしれない。
そしてアメリカ映画のイジメシーンはいつ見てもエゲツない。

スピルバーグの自伝的映画だが、ユダヤ人家庭の内向的な少年と言うこともあり、広い交友関係があるわけでもなく、ほぼ家族、特に母親と自身との関係を描いた部分が多く、もっと映画制作、作風、方向性に影響を与えたきっかけみたいなものを見てみたかった。
撮影でリアリティを出すための色々な工夫は面白かったけど。

デビッド・リンチ演じる何故か血だらけのジョン・フォードは笑えたが、なんかよくわからない地平線の話はサムには刺さったみたいで、これが史上最高の映画監督誕生の大きなきっかけとなったとしたら最高のエピソードだと思った。

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カツベン二郎

3.5スピルバーグ

2023年3月4日
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映画監督になるまでの自伝映画
映画監督は心がズタズタになる。
あの言葉すごく響いたんでしょうね
科学と芸術のハイブリッド
だからこそ思うことも多かったんですね。
より好きになりました。

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ビタミン

4.5タイトルなし

2023年3月4日
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鑑賞方法:映画館

 完成度の点で、消化されきれてない感。が、文学性という点では素晴らしかった。ミシェル・ウィリアムズはとても好きな女優さんで、癖もある人だけれど、違う人かと思うほど、役に融け込んでいた。非常に難しい役だった。天才でもあり、天才になれなかった落伍者でもあった。その苦しさが伝わる。あれだけ手放してはいけないとし、愛してるとした夫では満たされなかった彼女のあり方はとても複雑。
 スピルバーグは、恋愛要素は弱い人で、母親の影も感じていた。小さいときの母との秘密のやり取りは、とてもセクシー。
 少年の恋愛もめちゃめちゃ。面白い。
 そして、彼が高校で撮った映画の、スポーツ少年とのやり取りの物語も深い。
 最初の衝撃の映画、女の子がキャーキャー言う映画、精神分析的解釈もありだろう。

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えみり