「”The 映画“ って感じ」フェイブルマンズ まっさんさんの映画レビュー(感想・評価)
”The 映画“ って感じ
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久しぶりの映画館での映画。アカデミー賞作品賞にもノミネートされてるので見てみた。
まず、最初に翻訳が”戸田奈津子”って書いててビックリした。前にテレビで戸田さんが、トップガンマーベリックで翻訳はしない的なことを言ってたから、マーベリックで終わりやと思ってたけど、トムクルーズの作品はもう翻訳しないってことやったのかなぁ??
スピルバーグがアリゾナに住んでる時に映画サークルみたいな感じでたくさんの友達と映画を撮影してるのが、とても本格的ですごいなぁと思った。現代はどの映像もとても高画質で美しいが、昔のような荒めのフィルムも味があってそれはそれで趣があって良いなぁと感じた。
作中にスピルバーグの母が父の友人ベニーのことを好きになって、不倫まではいかないがそのおかげで母がおかしくなっていったりするシーンが多かったから、映画を見ている間ずーっとなんだか心が締めつけられるというか、気まずいというか、モアモアするというか、少なくとも見ていて気持ちは良くなかった。
アメリカってユダヤ人系の人が結構多いイメージやったけど、作品の中ではユダヤ人であるスピルバーグが差別されたりいじめられたるとかされるんだなぁ。現代もそうゆうのが残ってるのだとしたら日本人もアメリカに行きづらいなぁと少し思った。
この作品はいかにもアカデミー賞とか取りそうな感じで、王道の”The 映画”という感じがして、久しぶりの映画館での映画がこの作品で良かったと思う。
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