コ死 デスロワイアルのレビュー・感想・評価
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クラスの仲間が一人ずつ殺されていく・・・
意味深なプールのシーン。
てっきり心霊ものかと思ったんですが、犯人捜しの要素も含めたサスペンスでした。
この手の作品は、あまり知識をいれずに見た方が楽しめますね。
とは言え、年配の自分は名前と顔が覚えられなくて、よくわからないままストーリーが展開していってしまった気がします。最後で理解できましたが・・・
ところで「コ死」って何?
【ネタバレ】
教育実習の女性教師については、最初から何かありそうだって感じはしてたんですが、まさかあんな過去があるなんて・・・
ある意味、計画的なリベンジものでした。
グロッぽい表現もあって、ホラーとしても楽しめました。でもね、本当に怖いのは・・・
韓国にもこんなカーストみたいなのあるんですね。まぁ、ドラマ、フィクションには違いないんでしょうが、優等生の集まりで集団レイプですか。それも女生徒も一緒になって・・・
校内放送によって犯人が女性教師だって分かったとき、真っ先に放送室に向かって、暴力で報復に出る。それも当然のように行われ、楽しんでいるようにも見えた。
この二点において、自分は恐怖を感じました。邦画でも見られる場面なのかもしれないけど、何故だろう?
「コ死」とはkossyのことではない
登場人物の女子の中では一番の美人だった教育実習のパク先生。彼女は最初から怪しいと感じたけど、ここまで血みどろの復讐劇になっているとは想像もつかなかった。スプラッターホラーの様相を呈しているものの幽霊話なんかではなく、人間による猟奇犯罪だと徐々に明かされていく物語。明らかに人間の手による殺人だもんなぁ・・・
序盤から名札による登場人物紹介があり、生徒なんかはとにかく名前を覚えるのに苦労する。オープニングでは水泳選手だったチョン・テヨンが目立っていたけど、彼女は自殺により死んでしまっていて、一応主人公のイ・セヒとは義姉妹の関係(しかし、他の生徒にはその事実を隠している)。やがて成績優秀者30人による特別授業+合宿が始まるが、校内放送で「これから一人ずつクラスメートが死んでいく」と不気味な声でアナウンスされる。
ヨンナム、その恋人JKが次々殺され、幻覚症状を視る眼鏡っ子ヒョナが泡を吹いて死んでしまう。そして時限装置による矢でスイルが・・・多種多様の殺し方。血の量も半端ないし、恐怖でドキドキしてしまうが、実はある事件に絡んだ復讐劇だったと判明。「次はわたしだ・・・」と優等生ジユンが逃げ惑う。
イ・セヒが孤独感を味わい、皆からも仲間外れっぽく扱われていたが、彼女を好いている男子もいた。ラストを感動的にするために、もうちょっとこの男子をクローズアップしてくれたらいいのにな。そして、優秀な生徒たちの割には変態男がいたり、セックスのことしか頭にないカップルもいたり、犯人の作戦にまんまと引っ掛かる様子をみると、やっぱりホラーの王道を行っていたのだとわかりました。
それにしても真犯人のジョンボム君。パク先生が姉であるということや、恋人のテヨン殺しの犯人にされたとか・・・ちょっと無理があったかな。
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