浦安魚市場のことのレビュー・感想・評価
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市場が閉鎖される前の、人々のドキュメンタリー。 閉鎖が決まってから...
市場が閉鎖される前の、人々のドキュメンタリー。
閉鎖が決まってからでは遅い、ふだん買いに行かないと、と。
そういえば、個人商店が減る一方だったり、ほぼシャッターの商店街とか、近所にも心当りがたくさん…。
"自宅以上に自宅だった" "喋ってちょっと買って帰る"
市場が人々の暮らしや憩いや会話の場だったこと、その深み。
満席を超える盛況、終演後は涙ぐむ人複数、拍手もちらほら、
あとでお子さんが "か!つ!お!" と歌いながら歩いてる、
静かながら、熱量の凄い鑑賞体験でした。
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心が温まったなぁ
監督の舞台挨拶あり。
監督の映画への思いを聞くと、また、違った見え方してくるなぁと思った。
とても、人情感じた。
市場の歴史が感じられる映像がたくさんあって、それぞれの市場に対する思いが伝わった。
時代とともになくなってしまうものがあり、仕方ないと思う反面、寂しさとか、切なさとか、怒りとか色んな感情が湧き出てくるなぁ。
この映画を機に市場が復活したり、また、別の形で再開したりするといいのになぁ……
美味しい魚食べたくなりました。とくにクジラが……
一所懸命。
お仕事ドキュメンタリーはどこまで仕事人に迫って行けるかの勝負。歌川監督はそこそこ成功し、信頼を築いていたようだ。小賢しいナレーションは一切使わず、淡々と家族や仲間の会話で、主人公を際立たせていく編集が抑制的でいい。平成31年3月末で閉場となった浦安魚市場。コロナの前での閉場は幸福だったかもしれない。12月中旬公開。
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