「山にしか」山女 りかさんの映画レビュー(感想・評価)
山にしか
江戸から明治の頃、東北、山の麓の村、
産まれたての自身の子の首を捻り殺す父親。
三代前に火事を出した家の田畑を没収して
差別しまくる村人と村長。
村に差別される父親と凛は屍体の片付けなど
いわゆる汚れ仕事でしか生計を立てられない。
またこの父親、米を盗んで咎められた時、
庇ってくれた凛をこっぴどく殴り続ける。
目が見えない弟の世話を気にしつつも、
かねてから憧れ続けて来た早池峰山に
身を引こうと入った凛は、
山男と出会えて楽しく暮らしていた。
が、鈍い泰造が連れ戻しに来て山男が殺され、
凛は村に戻され、
日の照らない村の犠牲として人柱にされる。
その見返りに田畑を返してもらえると
喜ぶ父親。
助けに来た泰造の誘いを断り運命を受け入れる凛。
火炙りになるので雨が降ればいいなぁ、と
思っていたら、雷鳴が轟き‥‥☔️
助かった凛を見て、許して許してと喚く村人。
悪いとわかりつつ、凛の命を奪おうとしてた。
いくら生活に困窮した村であるとはいえ、
父親もろともあまりじゃないか、と思った
凛の立場。
負けずに運命を受け入れて生きて来たが、
これからどうするのだろう。
凛には、山男が来ていたのが見えていたようで
話しかけていたようだ。なので‥‥。
りかさん、コメントありがとうございます。
キングコングはヒロインが現地人によって生贄にされそうなときに助ける・・・というか、元々コングに対する生贄だったんですけどね。
何だかキングコング=山の神というイメージが残りました。
こちらこそ、たくさんのコメントありがとうございました。
早池峰山は岩手県のほぼ中央に位置する日本百名山です。
岩手山や八幡平などと他の百名山と一緒に登りました。
引き続きよろしくお願いします。
コメントありがとうございます。
早池峰山は車で遠征して山登りした事が有るんですが、山頂に立派な祠が有りました。
信仰の山なんだと思いました。
その山の近くでの話、感慨深い作品でした。
引き続きよろしくお願いします。
人柱、誰かを生贄にするというのも色々な話が有りますよね。
占い師や村長が悪いのは確かだと思いますが、科学的知見の無い時代、迷信や言い伝え、宗教などに頼っていただろうと想像します。
食べる事が大変だった時代、人命は軽かったんでしょうね。
切ないです。
りかさん、共感&コメントありがとうございます。
>村の占いババア
ヤなバーサンでしたね。ほんとに。
占いオババとは大違い。・-・
(あ 亀仙人の姉です。念のため)
あの豪雨と雷、もしかしたら山男が「凜を助けてほしい」
と願い、早池峰山の女神が聞き届けてあげたのかも。
りかさんのレビューを読んで、改めてそんな風に思いました。
イヤイヤ、好色とはそう言った意味ありではなく、リアルって事でしょうか?溝口健二監督の『赤線地帯』って言う映画の様な好色です。好色は誤解がありますね。色気です。
誤解を与える様な表現ですみませんでした。今後はきちんと理由を見つけて共感させて頂きます。申し訳ございませんでした。
但し、このサイトでの道徳を遵守して、本音でレビューさせて頂きます。
共感、コメントありがとうございました。
なんか言葉選び間違えたような気がしました。
言われてみれば、役にたたない、はちょっと不適切だったかもしれないですね。
昔は姥捨山があったり、ミッドサマーなどでも年配の人から先に、ってのが普通だったので。
ちょっと書き方変えました。