劇場公開日 2023年6月30日

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「18世紀後半、大飢饉に見舞われた東北の山村で一人の少女が必死に運命に抗います。「遠野物語」の世界感を知った上で鑑賞すると、より深く理解できる気がします。」山女 もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)

4.018世紀後半、大飢饉に見舞われた東北の山村で一人の少女が必死に運命に抗います。「遠野物語」の世界感を知った上で鑑賞すると、より深く理解できる気がします。

2023年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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もりのいぶき
りかさんのコメント
2024年3月31日

共感とコメントありがとうございます😊
山の神様は女神様だったのですね。だから女人禁制。
あの占いババア!の一言で、生け贄という解決策?になってしまって。『遠野物語』もお調べになられて。カッパ淵と馬小屋ぐらいしか知りませんので。凛が助かって良かったです🦁

りか
りかさんのコメント
2024年3月31日

こんにちは♪
詳しく楽しいレビューをありがとうございます😊

今、心に残っているのは、

🔮村の占いババア🔮です。
無責任❗️極まりない。
山田杏奈さん凄い方ですね。🦁

りか
NOBUさんのコメント
2023年8月30日

今晩は。
 ”そもそも、山の神は女神サマなのです。”
 仰る通りですね。私は東北の2000m級の山は全て登っていますが、マタギの方が記した本を読むと、オコゼ(醜女の代わり)をお供えしたり、奥深い山に登るとその様な形跡を時折観ました。(で、丁寧にお祈りをする。大切な事です。)
 私は、今作は天によって生かされた娘は村人たちの畏敬の念の中フラフラと歩いて行きますが、”この人は、山の神になるんだろうな”と思いながら観ていました。「アイヌモシリ」も偶々観ましたが、日本の土着性ある民俗学的な映画は好きですね。
 私は、柳田国男より、宮本常一の作品が好きで学生時代から社会人に掛けてほぼ全て読みましたが、凄い民俗学者がいたモノだと思います。
 宮本常一の「忘れられた日本人」の中の一編「土佐源氏」をもしお読みでなかったら、お勧めです。では。

NOBU