Pearl パールのレビュー・感想・評価
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ガンガン人殺すアメリ
夢見る夢子のパールが夢を見てるだけなら可愛いのに承認欲求モンスターな上に殺す快感を覚えてしまってもうほんまにタチが悪いとしか言いようがない。
作品として記憶に残りやすいとは思ったけど、面白いかというと微妙であらゆる映画の女性を切り取ってきてツギハギしたような本当に俳優さんの演技が素晴らしいとしかいえない。
本作だけでなく、女の殺人鬼を描く時にヒステリーに感情的に描く描写が多いなと思う。
女性の虎視眈々系殺人鬼はよ
顔芸がすごかった
プリクエルはいつも退屈
今そこにある危機‼️❓
怖いというよりは
シリアルキラー老婆の若く激しい生き様と前作から見た原点
ついに前作Xの続編、時系列的には過去のお話ですが、パールおばあちゃんの若き物語。パールおばあちゃんの10代若かりし時はXの住居と変わらず田舎の家で、母親は現実主義の保守的、父親は病でほぼ動けなく恋人は戦争へ出向き、日々はつらつとしていない日々。そんなパールの楽しみは買い物ついでに映画館で映画を観ること。そこでダンスをする映像に心動かされ、いつしかダンサーとしての人生を夢見る。将来の彼がいながらも、映画館の映写技師と関係を結び、友人から共にダンサーオーディションの誘いを受け、パールの辛い両親の田舎生活から脱出し、ヨーロッパに行く一世一代の夢へのチャレンジが始まる。
パールは元から少しモラルがずれており、とても衝動的。なので殺人を犯すのも基本躊躇なく、成功している自分である姿しか認められない。パールにとって人生の障害になりうるものであればそれは排除対象、なぜなら自分の人生は成功している状態でなければならないのだから。
終盤10分ぐらい友人に今までの過ちを告白するシーン。画角はパールのみを捉えておりかなりの長台詞、見入ってしまいました。ラスト戦争から恋人が帰るも食卓に死んだ父、母を椅子座らせ、パールが笑顔でで迎える。その後エンドロールになりますが、なんとパールの笑顔映像がバック。人間あそこまで笑顔だとやっぱり恐怖ですね。
今年ホラー映画ベスト10には入ると思います。
2022年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨
いやぁ、なかなか震えるストーリーでした!
と言うか…これ、…
ここ十数年来の、どころか歴代ホラー作品の中でも、間違いなくベストの1つと言っても良いぐらいのホラー名作でしょう!笑
『悪魔のいけにえ』にかなりインスパイアされているとはいえ、正に『悪魔のいけにえ』を初めて観た時のような"狂気"を、スクリーンを通して感じることが出来ました…大袈裟でなく笑
*殺人がいくつか繰り返されますが、ラストの斧を持って追っかける場面の、なんと名場面なことよ!この監督のセンス最高です!
*ミア・ゴスの演技が素晴らしかった…個人的にはアカデミー賞もんでしたね!笑
*今回は本編終了後に、三部作最終作の予告編がありませんでしたが、映画パンフレットにタイトルだけ記載されていますね。
*次作がもう楽しみ過ぎ!ですわ…笑
【”オズの魔法使、血塗れヴァージョン。”常人の殻を破って、狂気に侵されて行くサイコキラーのヒロイン。エンドロールでのミア・ゴスの笑いから引き攣った泣き笑いに変化していく表情は忘れ難き作品。】
ー 舞台は1918年のアメリカの農場。ミュージカル映画を見たパール(ミア・ゴス)は毎日の鬱屈とした気持ちを紛らわせていた。-
◆感想
・パールも怖いが、パールの厳格なドイツ系の母のパールに対する態度が怖い。父は全身麻痺だし・・。パール一家自体がおかしいのである。
・オープニングロールは、完全にミュージカル映画調である。
ー そして、映画を愛する彼女は映写技師と恋に落ちるが、家まで送ってくれた技師を刺し殺す。”私の苦しみを味わわせてやる!”サイコキラーと常人が入れ替わり出現する多重人格者であろう。楽しそうに映写技師を沼に沈める。-
・パールはその前、鵞鳥を串刺しにし、池に住むワニに楽しそうに餌として与えている。
序でに、口うるさい母とオーディションの事で争い、母は火だるまに。父も序でに窒息死させる。
・パールは念願のオーディションに不合格。義理の妹、ミッツィーは隠していたが合格していた・・。
ー その後、彼女が第一次世界大戦に出征している夫の妹ミッツィーにパールが超長廻し台詞で喋っている時に、彼女が小さな生き物から殺していた事が分かる。
因みに、この長台詞のシーンのミア・ゴスの演技は鳥肌モノである。-
・そして、パールは逃げるミッツィーを斧で追いかけ頭を叩き割って殺害。
ー だから、サイコキラーになっているパールに背を向けては駄目だって!で、又楽しそうに沼にバラバラにしたミッツィーを投げ込む-
■一番怖かった所
・戦場から無事戻って来た夫が、家の中で見たモノ。それは焼けただれ腐乱した母と、父が腐った蛆が這いまわる豚の丸焼きが乗ったテーブルに向かって座って居る姿である。
そして、現れたパールの満面の笑顔から、エンドロールが流れる中、引き攣った泣き笑いになる表情の変化が物凄く怖いし、ここもミア・ゴスの演技炸裂シーンである。
<今作は、ミア・ゴスの演技の凄さ、気持ち悪さ、怖さに引き込まれる作品である。
いやあ、日曜日の朝から凄いの観ちゃったなあ・・。全然、腹が減りません・・。>
前作は鑑賞していません。
サイコパスというより軽度の知的障害者にみえた。
母親は娘の異常性に気付いていて、それで農場に閉じ込めてこめているような事を言っていたが、そんな母親も相当闇が深い。資質もあるだろうが環境が彼女を作った感もある。
オズの魔法使いみたいと思っていたら残虐行為、ギャップがいいわ。
ヒステリックなメンヘラ女
ミア・ゴスの顔芸がお見事👏
しかし、そこまで🤣
個人的には「X エックス」はそこそこに←
好きだっただけに、その前日譚となる本作は
とても楽しみにしていた分
全然怖くないホラー映画になっていて
致命的です😫
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🔻 🔻 ここからネタバレあり🔻 🔻
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夢見る少女が如何にしてシリアルキラーへと
変貌したかが本作のキーポイント🗝𓈒 𓏸
厳格な母親から抑圧され続けたからか?と
思わせといて
実のところ、母親はパールの中の邪悪な衝動を
見抜いていてそれを抑えていた。
なんなら母親関係なく初めからサイコパス💦
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女優になりたい。
有名になりたい。
みんなから愛されたい。
承認欲求の化け物。
自分の思うようにならないと
ぶちギレて大暴れの大発狂
ただのメンヘラ女子🤣
あ、でも「X」を見返すと
パールとマキシーンの
承認欲求の強さは同じだし
パールはマキシーンに自分を重ねてたね🤔
三部作「MaXXXine」
XXXは本格的なポルノ映画を
指すレベルらしいので
マキシーンはあの事件後も
ポルノ業界で花咲かせるのか🤔
んなわけないか💦
ヤバい女
彼女は如何にして殺人鬼となりし乎
あの〔X エックス(2022年)〕の前日譚。
同作は劇場には行けてないものの「WOWOW」では視聴。
史上最高齢?の殺人鬼『パール(ミア・ゴス)』と、
彼女に追い回される『マキシーン(ミア・ゴス)』は
単に一人二役なだけでなく、
実は同じ(漠然とした)夢を持つことでも共通。
ラストシーンは、ある種の「親殺し」。
先に生まれた者を越えて行くための
儀式であったわけだが。
本作では、シリアルキラーとして『パール』が産み出された発端について語られる。
そして、タイトルの「X」の意味についても。
『パール(ミア・ゴス)』の生まれは1900年とした方が
計算がし易いか。
舞台となる1918年は「第一次世界大戦」が11月には終結し、
一方で「スペイン風邪」は1920年まで猛威を振るう。
彼女はテキサスの田舎町の農場で両親と三人暮らし。
結婚はしているものの夫は出征中。
身体の不自由な父親の介護と家畜の世話に忙殺される日々。
そんな中での僅かな楽しみは映画を観ること。
昂じて映画スターになる漠然とした夢を持つ。
しかし厳格な母親には抑圧にも近い躾を受け、
外出も思うにならず抑鬱感は溜まるばかり。
その憂さを晴らすように、小動物を殺しては
裏の湖に住む鰐(あの!鰐!!)に与えるのは
後の彼女の片鱗が垣間見え。
一家がなまじドイツからの移民なばかりに、
当時は敵国人と見做されぬよう、息を潜め暮らすのは
母親の『ルース(タンディ・ライト)』の方針。
とは言え、既に結婚もしているのに
実家に住まい、且つ実母からは自由も効かぬほどに支配され
束縛させる暮らしに甘んじているのは
なんとも解せぬところ。
が、おそらく母親も、同じようなコントロールを受けて育ったのだろう。
農場に縛り付けられ、自己の夢も諦めさせられて。
そうした憤懣が、あることを契機に一気に爆発する。
もっとも『パール』は手あたり次第の殺人者ではなく、
自身の夢を阻害する者だけを執拗に排除した帰結。
なので戦地から帰還する夫の『ハワード(アリステア・シーウェル)』はその対象とはなり得ない。
彼女の性欲も夢も全て肯定し、受け入れるのだから。
エンディングからエンドロールの中盤までは圧巻。
主人公のアップがアイリスアウトになるまで延々と続く長回し。
表情は次第に変化し、しかし彼女の時間は既にして止まってしまったことが示される。
おそらくこうした落とし込みをするための、
一昔目前の全盛期の{ハリウッド映画}を模した全体の造り。
「総天然色」とテロップを出して欲しいほど、
鮮やかな色調が惨劇の描写にも嵌っている。
そしてそれは、『パール』が夢見た世界でもある。
そのまんまヴィンテージ
ビジュアルだけじゃなくて映画のシナリオやスピード感もヴィンテージで個人的には好き。
家の壁紙や家具、衣装もおしゃれで色々楽しませて貰った。
でも、カカシの上に乗って〇〇〇するシーンは絶対いらないだろ?私の中ではこういう無駄な女性のエロシーンがあるとかなり映画の評価が下がる。
毒親に育てられたパールがシリアルキラーへと変貌を遂げて行くスピード感に迷いが無くて好きだしパールちゃん推せるんだけど、私はやっぱり最後ミッツィと付き合ってミッツィと一緒にハワードをやっつけるハッピーエンドが良かったな〜。
パールちゃん幸せになってよ〜😣
普通
元々このジャンルの作品を好んで観る方ではないけれど、
ポスターの写真が印象的だったので気になり鑑賞。
率直な感想は「至って普通」。
「昔々ある村にちょっと変な女がいました。何かやらかしそう
だなと思ったら、やっぱり殺(や)っちゃいました。」とさ。
物語に凝っている訳でもなく、こうなるだろうなと思った通り
の展開。見せ場がもっとえげつないものを想像していたので
衝撃の度合いも弱かった。殺られる人間は結構簡単に
殺られてしまったし。
良かったのはパールを演じたミア・ゴス。何かやらかしそうな
雰囲気を醸し出していて、感受性や物事の判断基準が普通と
違う若妻の役にぴったりだった。
一人で長々と語る場面の感情表現など、観て良かったと思うのは
ミア・ゴスの存在抜きではあり得なかった。
願わくば前半でパールの境遇を描く場面がもう少しテンポ良く
観客を惹き付けるものであって欲しかった。102分という
程良い上映時間だったが前半は少し退屈だった。
あと、シリアルキラーと紹介されているがこの映画単体で観る
限りはサイコパスと言った方がしっくり来るのは自分だけか。
これはコメディ?!
思ったほどのゴア描写は少なかったかわりに、笑っちゃいそうなシーンが結構ありました。ミアの、あまりに捨て身の演技で圧倒されました。
音楽が非常に仰々しく、1918年風な曲で、また色彩も鮮やかな所が前作とは全く異なる作風でした。
お母さんは厳しいけど、間違ったことは言ってなかったし1番哀れに感じました。いくら虐げられても、人生思い通りにいかなくとも、殺したらまずいと思いますけど、。それとXに繋げるならもっと性欲過多に描かないと、と思いました。で、なんで腐った豚を食卓にもっていくかな?単にグロさ、狂気を見せるため?
にしてもオーディション後、泣いていて上げた顔や、ラストの悲喜交々の表情笑っていいのか複雑な気分になりました。正に怪演、すごい女優さんです!
「X」の関連作品であることを知らないと理解がハマるので注意
今年226本目(合計877本目/今月(2023年7月度)12本目)。
(参考)前期214本目(合計865本目/今月(2023年6月度まで))。
まず多くの方が書かれている通り、関連作品である「X」を見ていることがほぼほぼ前提になってしまいます(見ていないと理解がかなり下がります)。
そのうえで、家(農家というより、牧畜業?)を出て働きたいという女性と、それを認めない母親という対話から精神的に病んでしまい…という趣旨のホラー映画です。
「X」を見ていれば、Xの明かされていなかった部分やぼんやりとしていた部分は「こういうことだったのね」ということがわかりますが、単独でみると何がなんだかわからない間に始まって、職業選択がどうだの(一部、憲法論的なお話)といったところから、いきなりホラー化するという事情もあり理解度がかなり下がる上に、単独でみると評価がかなり下がるタイプの作品です(かといって、「X」もリバイバル上映はされていない)。
少なくとも「X」を見ているか、見ていなくてもこのサイトや他の評価サイト等で、あらすじがどういうものなのか、という点を知らないと理解がきわめて落ちるので注意が必要です。
その観点(ここでも「X」の関連作品、ということは示されている)にたてば、積極的に意味不明、ということはなく(まぁ、あえていえば、「X」のリバイバル上映は欲しかったなと思うものの、放映権ほかは映画館がどうこうできる権利のものではない)、これらまで考えてフルスコアにしています。
なお、R15の扱いですが、一部の性表現や、大半の残酷な描写が引っ掛かったものと思われます(特に前者は脈略なく始まる上に、回数は少ないものの妙に変なタイミングでどきついものを始めるので注意)。
キュートなサイコパスの誕生
面白かったけど、キモい
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