Pearl パールのレビュー・感想・評価
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ハワードは戦場へ行った。
ハワードは戦場へ行った。
次作は、
レベル違いの戦場の凄惨さから始まるのだろうか。
帰ったハワードは、
おー!
子どものイタズラと、
笑顔を返すのか。
そんな事はさておき。
各見せ場はおもしろいし、
技術もたかい。
ルック、トーン、
彩色は、
前作同様、
RGBでいうと、
寒い色の、
青い成分をやや落として、
暖かい色の、
赤や緑の成分を、
際立たせて、
60年代前後の、
ハリウッド映画黄金期のルックで印象をまとめている。
茶色が立ってくる70年、80年以前のルック。
前作は上記に、
プラス、
レンズ、アングルのXにしかないテイストがあった。
凄惨なシーンもお見事だが、
静かなシーンの技術も高い。
義妹?に、
ハワードへの思いを、
語るシーンも地味だか、
素晴らしい。
単なる顔の寄り、
相手に最後までカメラを切り返さない、
セリフと表情だけて魅せ切る。
スラッシュ的にも、
技術は高いが、
○好きなひと。
○久しぶりにスクリーンでみるひと。
○初見のひと。
○苦手なひと。
で、
意見は分かれるだろう。
前作と比較すると、
おもしろいアイデアの数は減っている。
次作も期待。
ガッカリだよ。
前作『X』がまぁまぁ面白かったので、当然前日譚の今作も観た。
えぇ・・・
映画前半・・・いや、中盤以降まで人が死なないし死ぬ人数も少ない。
眠くなる。
グロさも無ければ意外な殺しかたも無い。
ホラー映画の見せ場の殺される場面がアッサリ過ぎていく。
前作のようなホラーが観たかったのに全く怖くない。
これはかなりの肩透かしをくらった!
もちろん『X』の前日譚としてパールの変化を丁寧に描きたかったのは理解するけど、テレビドラマじゃなくてお金を払って観る映画なんだから、ホラー映画を観に来ているお客さんの期待にも応えてほしい。
穿った見かたをすれば、パールと言うキャラクターを見せたいと言うよりも、ミア・ゴス自身が『私の演技スゴいでしょ!?私を観て!』って言ってるようにも感じられる。
今回からミア・ゴスが製作総指揮に入ってるしね。
次回、三部作の最後は期待しても良いのですかねぇ?
Pearl見ると怖さが増すX
Xの前日譚。殺人鬼パールおばさんはどうやって誕生したのか!
新婚なのに夫が出征、なのになぜ実家の農場で両親と暮らしてるのかというと、夫がぼんぼんなのに農場に婿入りしてるんですね。Xではハワード爺さん、パールに一目惚れしたからと言ってました。
前半はあひるを池のワニの餌にするくらいでそこまで残虐な性格には見えないパール。とはいえ、殺すことにはためらいも何もなさそうなところは垣間見えます。
体が不自由で口もきけない車椅子の父、ドイツ語でいつも怒ってる母。映画スターを夢見て飼ってる家畜の前で踊るパール。
夫の妹(同い年くらい)からダンサーのオーディションの話を聞いて俄然盛り上がるパール。
後半は、キレて殺す。イケイケどんどん。気に入らなきゃやっちまえ。殺人で困るのは死体の処理らしいけど、池には大食らいのワニがいるし!
一線越えちゃったパールの元に愛する夫が帰還。しかし彼が見たものは、死体の義両親が腐った料理を囲む食卓。一生懸命笑う愛妻パール。この生活が、Xまであと50年以上続いたんですね、と思い至るとぞわーっときます。
3作目はマキシンのカルトのパパをやっつけろな話になる…?ならないだろうなあ
ミッツィー役のエマ・ジェンキンス・プーロとケイトリン・デヴァー(ブックスマート卒業前夜の)似てない?
1950年代頃の昔の映画に寄せたタイトルバックのデザインで、1918年ごろの第一次世界大戦中が舞台でした。まだみていない(見逃した)映画 X(エックス)の前日譚。
先に観ちゃいました。
ミア・ゴス 顔芸すごいです。
案山子に乗っかってました。
てっきりお嬢さん役かと思ってたら、なんとミセスなのでした。
親切で風来坊のイケメン映写技師さんかわいそうでした。
昔のアダルト映画は本物?
ワニのなまえはゼオでしたっけ?
ミッツィー役のエマ・ジェンキンス・プーロはケイトリン・デヴァー(ブックスマート卒業前夜のパーティーデビュー)だと思って最後まで見ていました。
ちょっと目がキャメロン・ディアスっぽいオデコちゃんで、ブロンドヘアー。
ホラー映画にでる新人さんをいちいち覚えてられませんけど、これからもちょくちょく見るようになるかもね。
心に闇をかかえ、衝動を全然抑えないパールは妬み嫉みの塊で、気持ちがいいほど気持ち悪かったです。
私の後ろには高校生の女子四人組がわさわさしながら、ポップコーンポリポリしながら観始めたのですが、最後シーンとなって、大人しくお帰りになったのが、ちょっと愉快でした。
ミヤ・ゴスの怪演
X エックスシリーズ第2作で、X エックスが1979年だったのに対し、その約60年前、第一次世界大戦中の1918年のこと。X エックスに登場した老婆パールが若い時、どんな娘で、いかにしてシリアルキラーへとなったのかを見せてくれる作品。
映画のスクリーンの中で踊る華やかなダンサーに憧れていたパールは、厳格な母親と病気の父親と人里離れた農場で暮らしていた。若くして結婚したパールの夫は戦争へ出征中で、父親の世話と家畜たちの世話をするだけの毎日に嫌気がさしていた。ある日、父親の薬を買いにでかけた町で、ダンス映画を見たパールは、ますます農場の外の世界へのあこがれを強めていった。そして、母親から、一生農場から出さない、と言われたのをきっかけに、抑圧されてた気持ちが弾けてしまった。パールはどう行動するのか、Xエックスへどう繋がるのか、という話。
ちょうど1年前観賞した、Xエックス、の約60年前、老婆パールの覚醒?が見れると興味津々だった。なるほど、とわかったし、ミア・ゴスは今回も素晴らしく、狂気爆発の所など素晴らしかった。一つ残念だったのは、前作で魅せてくれたエロさが今回はほとんど無かった事くらい。
3部作らしいので、次回作も楽しみ。
と言っても、パールの過去を描いたら、次は何を描くのだろう???
ガンガン人殺すアメリ
夢見る夢子のパールが夢を見てるだけなら可愛いのに承認欲求モンスターな上に殺す快感を覚えてしまってもうほんまにタチが悪いとしか言いようがない。
作品として記憶に残りやすいとは思ったけど、面白いかというと微妙であらゆる映画の女性を切り取ってきてツギハギしたような本当に俳優さんの演技が素晴らしいとしかいえない。
本作だけでなく、女の殺人鬼を描く時にヒステリーに感情的に描く描写が多いなと思う。
女性の虎視眈々系殺人鬼はよ
顔芸がすごかった
プリクエルはいつも退屈
今そこにある危機‼️❓
怖いというよりは
シリアルキラー老婆の若く激しい生き様と前作から見た原点
ついに前作Xの続編、時系列的には過去のお話ですが、パールおばあちゃんの若き物語。パールおばあちゃんの10代若かりし時はXの住居と変わらず田舎の家で、母親は現実主義の保守的、父親は病でほぼ動けなく恋人は戦争へ出向き、日々はつらつとしていない日々。そんなパールの楽しみは買い物ついでに映画館で映画を観ること。そこでダンスをする映像に心動かされ、いつしかダンサーとしての人生を夢見る。将来の彼がいながらも、映画館の映写技師と関係を結び、友人から共にダンサーオーディションの誘いを受け、パールの辛い両親の田舎生活から脱出し、ヨーロッパに行く一世一代の夢へのチャレンジが始まる。
パールは元から少しモラルがずれており、とても衝動的。なので殺人を犯すのも基本躊躇なく、成功している自分である姿しか認められない。パールにとって人生の障害になりうるものであればそれは排除対象、なぜなら自分の人生は成功している状態でなければならないのだから。
終盤10分ぐらい友人に今までの過ちを告白するシーン。画角はパールのみを捉えておりかなりの長台詞、見入ってしまいました。ラスト戦争から恋人が帰るも食卓に死んだ父、母を椅子座らせ、パールが笑顔でで迎える。その後エンドロールになりますが、なんとパールの笑顔映像がバック。人間あそこまで笑顔だとやっぱり恐怖ですね。
今年ホラー映画ベスト10には入ると思います。
2022年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️✨
いやぁ、なかなか震えるストーリーでした!
と言うか…これ、…
ここ十数年来の、どころか歴代ホラー作品の中でも、間違いなくベストの1つと言っても良いぐらいのホラー名作でしょう!笑
『悪魔のいけにえ』にかなりインスパイアされているとはいえ、正に『悪魔のいけにえ』を初めて観た時のような"狂気"を、スクリーンを通して感じることが出来ました…大袈裟でなく笑
*殺人がいくつか繰り返されますが、ラストの斧を持って追っかける場面の、なんと名場面なことよ!この監督のセンス最高です!
*ミア・ゴスの演技が素晴らしかった…個人的にはアカデミー賞もんでしたね!笑
*今回は本編終了後に、三部作最終作の予告編がありませんでしたが、映画パンフレットにタイトルだけ記載されていますね。
*次作がもう楽しみ過ぎ!ですわ…笑
【”オズの魔法使、血塗れヴァージョン。”常人の殻を破って、狂気に侵されて行くサイコキラーのヒロイン。エンドロールでのミア・ゴスの笑いから引き攣った泣き笑いに変化していく表情は忘れ難き作品。】
ー 舞台は1918年のアメリカの農場。ミュージカル映画を見たパール(ミア・ゴス)は毎日の鬱屈とした気持ちを紛らわせていた。-
◆感想
・パールも怖いが、パールの厳格なドイツ系の母のパールに対する態度が怖い。父は全身麻痺だし・・。パール一家自体がおかしいのである。
・オープニングロールは、完全にミュージカル映画調である。
ー そして、映画を愛する彼女は映写技師と恋に落ちるが、家まで送ってくれた技師を刺し殺す。”私の苦しみを味わわせてやる!”サイコキラーと常人が入れ替わり出現する多重人格者であろう。楽しそうに映写技師を沼に沈める。-
・パールはその前、鵞鳥を串刺しにし、池に住むワニに楽しそうに餌として与えている。
序でに、口うるさい母とオーディションの事で争い、母は火だるまに。父も序でに窒息死させる。
・パールは念願のオーディションに不合格。義理の妹、ミッツィーは隠していたが合格していた・・。
ー その後、彼女が第一次世界大戦に出征している夫の妹ミッツィーにパールが超長廻し台詞で喋っている時に、彼女が小さな生き物から殺していた事が分かる。
因みに、この長台詞のシーンのミア・ゴスの演技は鳥肌モノである。-
・そして、パールは逃げるミッツィーを斧で追いかけ頭を叩き割って殺害。
ー だから、サイコキラーになっているパールに背を向けては駄目だって!で、又楽しそうに沼にバラバラにしたミッツィーを投げ込む-
■一番怖かった所
・戦場から無事戻って来た夫が、家の中で見たモノ。それは焼けただれ腐乱した母と、父が腐った蛆が這いまわる豚の丸焼きが乗ったテーブルに向かって座って居る姿である。
そして、現れたパールの満面の笑顔から、エンドロールが流れる中、引き攣った泣き笑いになる表情の変化が物凄く怖いし、ここもミア・ゴスの演技炸裂シーンである。
<今作は、ミア・ゴスの演技の凄さ、気持ち悪さ、怖さに引き込まれる作品である。
いやあ、日曜日の朝から凄いの観ちゃったなあ・・。全然、腹が減りません・・。>
前作は鑑賞していません。
サイコパスというより軽度の知的障害者にみえた。
母親は娘の異常性に気付いていて、それで農場に閉じ込めてこめているような事を言っていたが、そんな母親も相当闇が深い。資質もあるだろうが環境が彼女を作った感もある。
オズの魔法使いみたいと思っていたら残虐行為、ギャップがいいわ。
ヒステリックなメンヘラ女
ミア・ゴスの顔芸がお見事👏
しかし、そこまで🤣
個人的には「X エックス」はそこそこに←
好きだっただけに、その前日譚となる本作は
とても楽しみにしていた分
全然怖くないホラー映画になっていて
致命的です😫
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🔻 🔻 ここからネタバレあり🔻 🔻
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夢見る少女が如何にしてシリアルキラーへと
変貌したかが本作のキーポイント🗝𓈒 𓏸
厳格な母親から抑圧され続けたからか?と
思わせといて
実のところ、母親はパールの中の邪悪な衝動を
見抜いていてそれを抑えていた。
なんなら母親関係なく初めからサイコパス💦
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女優になりたい。
有名になりたい。
みんなから愛されたい。
承認欲求の化け物。
自分の思うようにならないと
ぶちギレて大暴れの大発狂
ただのメンヘラ女子🤣
あ、でも「X」を見返すと
パールとマキシーンの
承認欲求の強さは同じだし
パールはマキシーンに自分を重ねてたね🤔
三部作「MaXXXine」
XXXは本格的なポルノ映画を
指すレベルらしいので
マキシーンはあの事件後も
ポルノ業界で花咲かせるのか🤔
んなわけないか💦
ヤバい女
彼女は如何にして殺人鬼となりし乎
あの〔X エックス(2022年)〕の前日譚。
同作は劇場には行けてないものの「WOWOW」では視聴。
史上最高齢?の殺人鬼『パール(ミア・ゴス)』と、
彼女に追い回される『マキシーン(ミア・ゴス)』は
単に一人二役なだけでなく、
実は同じ(漠然とした)夢を持つことでも共通。
ラストシーンは、ある種の「親殺し」。
先に生まれた者を越えて行くための
儀式であったわけだが。
本作では、シリアルキラーとして『パール』が産み出された発端について語られる。
そして、タイトルの「X」の意味についても。
『パール(ミア・ゴス)』の生まれは1900年とした方が
計算がし易いか。
舞台となる1918年は「第一次世界大戦」が11月には終結し、
一方で「スペイン風邪」は1920年まで猛威を振るう。
彼女はテキサスの田舎町の農場で両親と三人暮らし。
結婚はしているものの夫は出征中。
身体の不自由な父親の介護と家畜の世話に忙殺される日々。
そんな中での僅かな楽しみは映画を観ること。
昂じて映画スターになる漠然とした夢を持つ。
しかし厳格な母親には抑圧にも近い躾を受け、
外出も思うにならず抑鬱感は溜まるばかり。
その憂さを晴らすように、小動物を殺しては
裏の湖に住む鰐(あの!鰐!!)に与えるのは
後の彼女の片鱗が垣間見え。
一家がなまじドイツからの移民なばかりに、
当時は敵国人と見做されぬよう、息を潜め暮らすのは
母親の『ルース(タンディ・ライト)』の方針。
とは言え、既に結婚もしているのに
実家に住まい、且つ実母からは自由も効かぬほどに支配され
束縛させる暮らしに甘んじているのは
なんとも解せぬところ。
が、おそらく母親も、同じようなコントロールを受けて育ったのだろう。
農場に縛り付けられ、自己の夢も諦めさせられて。
そうした憤懣が、あることを契機に一気に爆発する。
もっとも『パール』は手あたり次第の殺人者ではなく、
自身の夢を阻害する者だけを執拗に排除した帰結。
なので戦地から帰還する夫の『ハワード(アリステア・シーウェル)』はその対象とはなり得ない。
彼女の性欲も夢も全て肯定し、受け入れるのだから。
エンディングからエンドロールの中盤までは圧巻。
主人公のアップがアイリスアウトになるまで延々と続く長回し。
表情は次第に変化し、しかし彼女の時間は既にして止まってしまったことが示される。
おそらくこうした落とし込みをするための、
一昔目前の全盛期の{ハリウッド映画}を模した全体の造り。
「総天然色」とテロップを出して欲しいほど、
鮮やかな色調が惨劇の描写にも嵌っている。
そしてそれは、『パール』が夢見た世界でもある。
そのまんまヴィンテージ
ビジュアルだけじゃなくて映画のシナリオやスピード感もヴィンテージで個人的には好き。
家の壁紙や家具、衣装もおしゃれで色々楽しませて貰った。
でも、カカシの上に乗って〇〇〇するシーンは絶対いらないだろ?私の中ではこういう無駄な女性のエロシーンがあるとかなり映画の評価が下がる。
毒親に育てられたパールがシリアルキラーへと変貌を遂げて行くスピード感に迷いが無くて好きだしパールちゃん推せるんだけど、私はやっぱり最後ミッツィと付き合ってミッツィと一緒にハワードをやっつけるハッピーエンドが良かったな〜。
パールちゃん幸せになってよ〜😣
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