「わかっていても観てしまう。」「ウルトラセブン」55周年記念 4K特別上映 鹿野安兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)
わかっていても観てしまう。
何で「ノンマルトの使者」がないの?って感じてる人もいますが、セレモニーの方で放映済みだそうです。
最終話のドラマチックな結末もさることながら、
隣国や東欧でのタイムリーな世界情勢を考えさせられる「超兵器R1号」が胸に刺さりました。
強力な放射性物質で豹変したギエロン星獣の滑稽な動きに哀れさを感じさせ、最後は喉笛を切断され絶命する展開、そして黄色い返り血を顔面に浴びるセブンは子供の頃に観たのと、今どきの動物愛護というフィルターを透して観るのでは全てが異作品に見えます。
コメントする