「イライラが募る…」リプハーゲン オランダ史上最悪の戦犯 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
イライラが募る…
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何でこんな奴に皆騙されるんだろうと、リプハーゲンの悪行も然ることながら、周囲の騙されっぷりにイライラしてしまった。妻がいながらヴェッチェに想いを寄せるヤンの甘さにももどかしさを感じた。リプバーゲンは助けるふりしてユダヤ人に近付き、金品を奪った挙げ句に追放するという悪行を重ね、妻をも騙していた。妻が不憫でならない。さも助けたようにユダヤ人たちと写真を撮っていたことが用意周到で、こうした徹底ぶりが人々を騙す才能なのだろう。保身に走った共産主義者であるサンダースもとんでもない糞男。その後ものうのうと生きていたとは処刑された人々が浮かばれない。
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