「イライラが募る…」リプハーゲン オランダ史上最悪の戦犯 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
イライラが募る…
クリックして本文を読む
何でこんな奴に皆騙されるんだろうと、リプハーゲンの悪行も然ることながら、周囲の騙されっぷりにイライラしてしまった。妻がいながらヴェッチェに想いを寄せるヤンの甘さにももどかしさを感じた。リプバーゲンは助けるふりしてユダヤ人に近付き、金品を奪った挙げ句に追放するという悪行を重ね、妻をも騙していた。妻が不憫でならない。さも助けたようにユダヤ人たちと写真を撮っていたことが用意周到で、こうした徹底ぶりが人々を騙す才能なのだろう。保身に走った共産主義者であるサンダースもとんでもない糞男。その後ものうのうと生きていたとは処刑された人々が浮かばれない。
コメントする
When I am 75♥️さんのコメント
2023年2月11日
この映画はオランダ人の言い訳映画だと思います。なにしろ、アンネはこう言った人々に拘束されて、命を落としてのですから。現在のオランダ人に責任はないでしょうが、ナチスドイツやそれに協力的だった人々ばかりが悪い訳ではないと言う事でしょうか?
日本にもそう言って歴史はありますし。それが戦争だと思います。